ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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Part141 夏でもイチャイチャ~歯止めの効かないバカップル~

早朝の5時半頃、ランニングを終えた俺は1人川沿いを歩いていた。

 

汗をかいた身体に涼しい風が入り込み凄く心地がいい 家に帰れば木綿季もいる こんなに幸せなことも無い

 

「さて、そろそろ帰ってやらないとだな。」

 

朝のランニング時はあまり帰りが遅いと木綿季が心配して帰った時に突撃される恐れがある それを危惧して帰ったのだが・・・・・・

 

「むにゃむにゃ・・・♪」

 

「お、おいおい・・・」

 

基本木綿季と寝る時は俺の布団と木綿季の布団で分けてはいるのだけど、畳んだはずの俺の布団に木綿季は包まりそれは幸せそうに眠っていた。

 

「わざわざ起きて俺の布団出して・・・ほんとに、俺のことを好きでいてありがとう 木綿季。」

 

木綿季の頬にキスをし、この後起きた時に汗臭いと言われない為にシャワーを浴びに風呂場へ向かい服を脱いでいると、急に背後に感じる可愛らしい抱擁。

 

「木綿季?」

 

「おはよ哲也・・・ふぁ~・・・」

 

眠そうに欠伸をする木綿季 あぁ可愛い 今の木綿季を皆に見せてやりたいくらいだ。

 

「おはよ、シャワー浴びちゃうから待ってて。」

 

「・・・・・・ん・・・・・・」

 

木綿季はそういうと寝ぼけながらも腕を広げてきたので、それに応えるために軽く抱きしめてやった。

 

「よしよし でも今汗臭いからまた後でね。」

 

少し名残惜しいが木綿季の頭を軽く撫で、改めてシャワーを浴びることに。

 

『てつや早く~・・・』

 

「わ、分かった分かった 急いで洗っちゃうから。」

 

どうやら今日は甘えたがりの日らしい、それに応えるために急ぎ身体や頭を洗い終え風呂場から出ると、なんと木綿季は立ちながら眠っていた。

 

「す、すげぇな・・・」

 

身体の水気を拭き取り衣類を身につけ、寝てる木綿季をお姫様抱っこで部屋まで運び、先程まで寝てた俺の布団に寝かせてあげた。

 

木綿季が起きるまでの間、携帯で少し時間を潰すことにした俺は木綿季の手を握りながら目覚めを待った。

 

「良いなぁ甲子園・・・俺も行きてぇなぁ・・・」

 

同年代のヤツらでも既に夢の舞台に行ってるやつもいるんだ 今年は仕方ないにしろ来年こそは そう意気込んでいると握ってた手が少しだが強くなってるのを感じ、視線を移すと木綿季がまた目覚めていた。

 

「おはよ木綿季、起きた?」

 

「うん・・・ぎゅーってして・・・?」

 

ご所望通り木綿季を抱きしめ、木綿季の背中を優しく撫でてると、しっかり目覚めた時にしかやらないほっぺすりすりをしてきた これはちゃんと起きれたな。

 

「えへへ~♪」

 

「よし、じゃあ布団片付けちゃうな。」

 

「え~?今日部活も休みだし何も無いからもっとゴロゴロしてようよ~」

 

「じゃあせめて俺のだけでも片付けさせて。」

 

「やっ!哲也の布団がいい!」

 

木綿季はそう言うと俺から離れ布団にダイブしたと思うと、布団に包まりまるでミノムシみたいになっていた。

 

「あーあー・・・ったく、ユキが見たら笑われるぞ?」

 

「はっ!?ぼ、ボクそんな事しないもん!」

 

その一言だけでユウキは布団からすぽんっと飛び出すと急ぎ布団を片付け始めていた。

 

「出来る奥さんなのかぐーたらな彼女なのか・・・ま、それも木綿季らしいっちゃらしいけどさ。」

 

布団を片付け終えて褒めて褒めてと見てくる木綿季を優しく撫でるとアホ毛がぶんぶん揺れている 嬉しいのが分かりやすくて愛らしい。

 

「さて、木綿季も起きたし朝飯にすっか。」

 

「うん!ボクお腹ぺこぺこ~♪」

 

こうして、俺達の今日が始まった。

 

~~~~~~~~~~

 

朝食や皿洗い等も終えた俺と木綿季はただ何もせずのんびりすることに。

 

寝転がりながら漫画を読む木綿季のお尻に頭を乗せ、俺も漫画を読み始めた。

 

「ほんとに哲也ってお尻が好きなの~?詩乃と鈴奈のお尻に顔突っ込んだって言ってたし・・・」

 

「だから、詩乃というかシノンの時は訓練中にまだ自由に飛べないシノンが俺に突っ込んできて、顔上げたらソレ、鈴奈のは狭い路地なのに飛び蹴りして、それで互いに体制崩して顔上げたら・・・って、事故だって何度も説明したろ?」

 

「ふーん、まぁボクの傍にいるなら良いけど♪」

 

「へいへい 木綿季の嫉妬には恐れ入るよ。」

 

にしても木綿季のお尻はぷにぷにして気持ちいいな ずっとここで寝てたいかもしれん。

 

お互い何も発しないで漫画に読み耽る時間は特にイチャつきもせずだがただそれが至福だった

 

途中俺が体制を変えると、木綿季も俺の傍に来て続きを読んでたりして 会話はしないけどお互いにただそこにいるって言うだけの時間を楽しんでいた。

 

「あ、そういや今日夜飯何も買ってねぇんだった 木綿季?何かリクエストある?」

 

「うーん、やきそば?」

 

「や、やきそば?」

 

「なんかパッと出てきた!」

 

「じゃあ木綿季の直感に従おうか。」

 

「わーい♪ボク哲也の作るご飯ならなんでも好き~♡」

 

木綿季はそう言うとこの時間初めて視線を漫画から俺に移すと、俺に抱きついてきた さっきのような時間も幸せだが、直接触れ合う時間はそれより遥かに上だ。

 

「よーしよし♪」

 

「ねぇね。」

 

俺の服を掴みながらじーと見つめてきたと思うと目を閉じた木綿季 何をして欲しいのか察して優しく木綿季にキスをした。

 

だが、それが不満なようで木綿季は頬を膨らませていた。

 

「むぅ、もっとちゃんとしたのがいい!」

 

「それは夜までお預け 木綿季、やきそば用の具材買いに行こ。」

 

「うん!」

 

木綿季の手を引き、近所に出かけられる用の服装に着替えてスーパーに向かった。

 

「とりあえず3人前買って2人で1.5ずつにするか、食えるだろ木綿季?」

 

「当然!哲也のご飯なら何杯でも食べられるよ!」

 

「褒めてくれてありがとう木綿季、後は具材なんだが・・・」

 

そう思い持っていた買い物かごを見てみると、入れた覚えのないおかしが幾つか入っていた。

 

「あっ!?またやったな!?」

 

「ボクしーらない♪」

 

「ったく、木綿季?お菓子買うなら今日の夜イチャイチャするのは無し、買わないなら木綿季の好きなように甘えていい。」

 

「じゃあお菓子戻す!」

 

そう言うとお菓子数個を一目散にもとある場所に戻しに行ったと思うと、まるで最初からそこにいたかのように木綿季が戻ってきた。

 

「食い気より俺を取ってくれて嬉しいよ木綿季。」

 

「当たり前だよ!ボクの行動原理の第1位は哲也!」

 

「なら俺もそうだ 木綿季の為なら何でもする。」

 

「だからって死にかけないでよね・・・ゲームでもリアルでも無茶ばっかりするんだもん・・・」

 

寂しそうに手を繋いでくる木綿季の姿は何時まで経とうが変わらない、俺が守りたいと決めた木綿季そのままだった。

 

「悪い悪い 行くよ木綿季。」

 

木綿季の手を引きながら買い物を終わらせ、2人仲良く帰路に着く

 

俺と繋ぐ手を大きく振りながら歩き、鼻歌を歌う木綿季はご機嫌そうだ。

 

「ご機嫌だね木綿季。」

 

「うん♪大好きな哲也と一緒なんだもん♪」

 

「なら俺だってそうだよ 大大大好きすきな木綿季と一緒で嬉しいよ。」

 

「ボクは超大好きだもんね!」

 

「なら俺は超超大好きだ!」

 

そう言いながら手を1度離し木綿季の腰に手を回すと、少し照れくさそうにしながら腕を絡ませるように抱きついてきた。

 

「えへへ・・・/////」

 

甘えん坊なのに、照れ屋な所も変わらない でもそれが木綿季なんだ

可愛らしい彼女との歩ける幸せを噛み締めながら家に着いたのだった。

 

~~~~~~~~~~

 

家に帰ってからも俺達は相も変わらずのんべんだらり

木綿季は俺の膝の上に座りながら携帯を弄っていた。

 

「なにしてんの木綿季。」

 

「今明日奈にRAIN返してるの、今日は和人と会えなくて少し寂しいんだって。」

 

「そうなのか、それは寂しいだろうな 2人が同居したら俺達みたいになるかな?」

 

「どうだろうね~ でもボクは哲也がプロに行く日まではずっとずっとず~っと一緒だよ♡」

 

「あぁ、一緒にいような木綿季♪」

 

その一言の後、明日奈とのやり取りを追えた木綿季は携帯を置くと俺の方へ振り向き強く抱きついてきた

 

アホ毛がぶんぶん動くその様はまさにわんこ、何度見ようが可愛くてたまらない姿だ。

 

「ねぇ哲也 ボクのこと好き?」

 

「あぁ、好きで好きで堪らない 木綿季はどうだ?」

 

「ボクも大好き!哲也がいるなら他の人がどうなってもいいくらい哲也が好き!あ、でも明日奈や琴音がいなくなるのは嫌だなぁ・・・」

 

「欲張りだな木綿季は、でも大丈夫 もう俺はいなくならないよ。」

 

「うん!ボクの哲也は最強だもんね♪」

 

木綿季の嬉しそうな笑みについ我慢が効かず、夜まで我慢と言ったはずのに俺は木綿季と深い愛の交換をしていた。

 

「んっ・・・てつ・・・好き・・・大好き・・・♡」

 

目を閉じてるから分からないけど、今目の前の木綿季はどんなに幸せそうな顔をしてるのだろうか それが伝わるだけで良い、それがキスなんだ。

 

「っはぁ・・・もっかい・・・♡」

 

「もっかいは夜まで・・・と思ってけど、もうキスくらいなら良いか!飽きるまでするぞ木綿季♪」

 

「わーい♪じゃあさ・・・これ耳元で言ってから無理やりキスして欲しいな・・・/////」

 

木綿季はそう言うと俺に言って欲しいワードを耳打ちしてきた 少しこっ恥ずかしいけど求められたなら応えるのが彼氏としての筋だろう。

 

「おい木綿季・・・」

 

「はい・・・」

 

「他の男に目向けてみろ 束縛して、もう二度と俺以外に会えないようにしてやるからな。」

 

顎クイしてからそれを言うと、木綿季は顔を真っ赤にしながら嬉しそうにしていた、やはり木綿季はマゾっけがあるらしいし、どこかヤンデレ風味な言葉も彼女が捉える愛情の本懐なのだろう。

 

そして、お望み通り無理やりなキスをする

普段の優しいそれではないけど、木綿季はそれにも応じてくれた。

 

「えへへ・・・ボク哲也に束縛されちゃうんだ・・・/////」

 

「普通束縛って嫌がるんじゃねぇか・・・?」

 

「哲也は普通じゃないの!だから許せるし・・・その、ボクは何時でも良いよ・・・/////」

 

「とは言っても木綿季は俺と違って他の男に目移りしないじゃん 近寄ろうとする男は俺が全員追い払ってるけどさ。」

 

「俺と違ってってやっぱり浮気性じゃんか~!哲也のバカバカバカ!」

 

「い、痛い痛い!だ、だってしょうがないといえばしょうがないだろ!?俺が意図しないでそうなっちまうし・・・でも、最後にいるのはお前の前だ 木綿季。」

 

左手を木綿季の頬に添えようとしたら、木綿季は俺の薬指を甘噛みしてきた。

 

「お、おい木綿季 汚いからやめなさい。」

 

「きちゃなきゅにゃいよ~♪」

 

そう言いながらめ薬指を食み続ける木綿季 流石にやらせ続ける訳には行かず手を離すと、薬指に歯型が薄くできていた。

 

「えへへ~♪マーキングせいこー♪」

 

「マーキング?」

 

「左手の薬指は結婚指輪を付けるところなのは知ってるでしょ?こうしておけば哲也に近づく不届き者も減るかなって♪」

 

「じゃあ俺にも付けさせろ。」

 

「じゃあお手柔らかに・・・/////」

 

と、木綿季のマーキングから始まりキスも忘れマーキングの付け合いに発展していた。

 

「んっ・・・/////」

 

指の後は木綿季の首筋にキスマークを付けたり、お返しにとやり返さたり、、それはもうお互い夢中になってしまった。

 

「・・・・・・どうすんだよおい・・・・・・」

 

「て、哲也こそ~・・・/////」

 

結局、互いの頬や身体には相手の愛情がこれでもかと色濃く付けられていた。

 

「ど、どうすんのさ~!?背中にもいっぱいつけてたよね!?明日部活の着替えの時琴音になんて説明すればいいの!?」

 

「し、知らん!大体木綿季だって歯型付けすぎだろ!?新井達に絶対白い目で見られんぞ!?」

 

俺と木綿季は2人して、愛する人に対しては加減が効かないらしい

反省は・・・・・・一応してるつもりだ。

 

「・・・最後にもひとつ・・・」

 

「んっ・・・♡」

 

~~~~~~~~~~

 

「~♪んーおいひぃ~♡」

 

「あんがと木綿季♪」

 

あれから結局気にしないことにしてイチャイチャしてた俺達だが、夕食の時間になり木綿季のリクエストのやきそばを2人で食べていた。

 

木綿季は薄着で食べてるため、素晴らしい目の保養 眼福眼福♪

 

「何ジロジロみてるのえっち。」

 

「良いじゃん別に、やきそばの後は木綿季を食べちゃおうかな~♪」

 

「そ、それは嬉しいけど待った!さ、先色々と済ませてからね・・・?」

 

「いや、そりゃそうだろ 何を思ったんだ木綿季?」

 

「だ、だってほら、クーラー付けずに2人でくっついてたから汗でベタベタだし、やきそばの後なんて青のり歯についてて哲也に幻滅されたくないし・・・」

 

「別に気にしないけど・・・」

 

「ボクが気にするの!好きな人には綺麗な姿を見て欲しい気持ちが哲也には分からないかな!」

 

「ま、まぁ分からなくは無いけども・・・でも確かに汗かいたから飯食って後片付けしたら風呂入るか。」

 

木綿季の提案もあり、食べ終えた後は皿洗い等も済ませ、風呂に入ろうとしたのだが、木綿季がいきなり俺に飛びついてきた。

 

「えへへ~哲也の匂い~♡」

 

「お、おい木綿季?さっき汗がどうのうこうのって言わなかったか?」

 

「ボクは哲也が汗かいててもいいもーん♡」

 

木綿季は果たして匂いフェチなのだろうか、そう言えば木綿季のフェチって聞いたことないな

 

「なぁ木綿季 木綿季って匂いフェチ?」

 

「匂いも好きだけどボクは哲也フェチ~♡」

 

「こいつぅ♪」

 

あまりにも可愛い宣言につい木綿季を強く抱き締めてしまう 汗をかいてる事で普段よりも木綿季が強く感じられてここで死んだって良いと感じるほどだ。

 

「うーんもっと堪能したいけどちゅー出来ないのも嫌だから先に歯を磨いてからお風呂入ろ♪」

 

「木綿季の仰せのままに。」

 

木綿季の提案で先に歯を磨いてから風呂に入ることにした、これは風呂場で大イチャつきの日だな

 

その予想通りというか、木綿季は忙しなく俺の身体にまとわりついてくるので身体や頭が洗い辛い。

 

「木綿季、ちょっとは落ち着け 湯船でも抱きつけるんだから。」

 

「やだ!」

 

「全くこの甘ったれめ・・・好きなのやってやるから落ち着け。」

 

「わーい♪」

 

好きなのの一言でじっとするところがまさに木綿季らしいしいおバカなわんこっぽい それが可愛いけどさ

 

そんな感じで木綿季の頭を優しく洗ってやると、心地よさそうに声を漏らしてた。

 

「この前明日奈にもやって貰ってけどやっぱり哲也にしてもらうのが1番気持ちいいや~♪」

 

「そっか、そりゃ何よりだ。」

 

「それにしても哲也も慣れたよね~ボクの髪洗うの、長くて大変なのに。」

 

「愛妻の為ならこんくらいちょちょいのちょいだよ 目閉じて、流すよ。」

 

木綿季の髪の毛や身体についた泡を洗い流してやると、ちゃんと抱きつけるようになった木綿季が改めて抱きついてきた。

 

「えへへ~♪」

 

「湯船入ってて、俺も洗うから。」

 

木綿季を先に湯船に浸からせ、頭や身体を洗うのだが視線を凄く感じる 薄目で見ると木綿季が俺をじーっと見つめていた。

 

「ど、どうした?何か気になる?」

 

「ううん?ボクの哲也は素敵だなぁって♪」

 

「お褒めの言葉ありがとう♪」

 

その言葉を聞きつつシャワーで洗い流してやっと木綿季と合流。

 

木綿季が立ち上がり、先程までいた場所に俺が座ると木綿季が俺の上に座ってきた為、そんな木綿季の髪の毛に手を入れると 心地よさそうに俺に身体を預けてきた。

 

「それ好き・・・♪」

 

「知ってる でもこっちの方が好きだろ?」

 

直接頭皮を刺激するような軽いマッサージをしてやると、もっと木綿季が沈んでいく。

 

「ふぇ~♡」

 

「お、おい 溺れんなよ?」

 

「じゃあこうする~♡」

 

こっちを向いたと思うと首筋に腕を回し、足を俺の胴体にまとわりつかせてくる。

 

「お、おい、自爆する気か?」

 

「哲也と心中するのだ~♪」

 

なんて、有り得もしないことは放っておき 引き続き木綿季のマッサージをしてやると嬉しそうな声が風呂場に反響していた。

 

「気持ちよすぎて寝ちゃいそうだよ~♪」

 

「褒めてくれてありがとよ 木綿季、そろそろ出るよ。」

 

「えぇ~もうちょっと~」

 

「とは言ってももうかれこれ30分だぞ?風呂上がって麦茶でも飲もうぜ。」

 

「あ!麦茶飲みたい!」

 

その一言に木綿季は急いで立ち上がると俺の手を引いてきた

 

「ねぇねぇ早く行こ行こ!」

 

「わ、わかったから 忙しないな木綿季は。」

 

風呂から上がり、先程の通り2人で風呂上がりの麦茶を飲む 隣にいる木綿季は腰に手を付けまるで風呂上がりのサラリーマンがビールを飲むように麦茶を飲んでいた。

 

「ぷはぁ!これだ!」

 

「麦茶でそれが出来るとは安上がりだな木綿季は よし、髪乾かしてやる。」

 

「待ってました!」

 

ドライヤーで髪を乾かすのも木綿季は好きみたいで、俺に何かをしてもらえたりしてくれるのが嬉しいのだろう それだけでこっちもつられて笑顔になる。

 

「でも確かに最初は苦戦してたけど今じゃ慣れたもんだなぁ。」

 

「何が?」

 

「ドライヤー中に木綿季に抱きつかれること。」

 

「じゃあもっとぎゅーってしちゃお♪」

 

とにかく、風呂だろうが風呂上がりでも 俺達の愛は止まることを知らなかった。

 

~~~~~~~~~~

 

あれから布団も敷いた俺達は、寝転がりながら携帯を弄ったり漫画を読んでいた。

 

「・・・・・・木綿季、次の巻ある?」

 

「今ボク読んでる~」

 

「あいよー」

 

木綿季が読み終えるまでは携帯の時間 木綿季を抱き寄せて携帯で明日の日程確認や目覚ましの設定もしていると、木綿季が急に笑いだした。

 

「どうした?そんな面白いシーンあったの?」

 

「う、うん・・・哲也も早く読んでよ~」

 

「木綿季が呼んでるから読めないんだろ?そんなこと言う木綿季には・・・」

 

俺は木綿季の弱点でもある脇腹をくすぐった すると直ぐに木綿季は身を捩らせ始めた。

 

「にゃぁ!?や、やめてよぉ~!?」

 

「木綿季のやめては『もっとして♡』って意味だって前言ってたよな~♪」

 

「そ、それは哲也が意地悪するから~!」

 

結局、木綿季をくすぐり続けた結果、頬も高揚し、着ていたパジャマも乱れ、少しセクシーな状態になっていた

 

そんな木綿季を見て、思わず固唾を飲んでしまった。

 

「もぉ・・・えっちなんだから・・・どさくさ紛れに・・・/////」

 

「い、いやぁその・・・ほら、沖縄から帰ってから・・・な 木綿季。」

 

そんな木綿季の頬に手を添えるが、普段なら乗ってくる木綿季がぷいっと顔を横にした。

 

「あ、ありゃ?」

 

「いじわるな哲也にはお仕置!今日はなし!」

 

「えぇ~!?木綿季とイチャイチャしたい~!」

 

「しーらない!」

 

「ねぇ機嫌直してよ木綿季~ほら、木綿季の好きなことしてあげるからさ~」

 

「ふんだ!」

 

これはやらかしたかもしれない、木綿季が意地になった時は中々折れないから今日は無しか・・・

 

「わ、わかったよ、じゃあまた今度・・・」

 

諦めてまた携帯を見ようとした時、木綿季が服の袖を掴んできた

何かと思い振り向くと、そこにはYES枕を持った木綿季がいた。

 

「え?」

 

「・・・・・・ばか・・・・・・/////」

 

以前木綿季が作ったYESYES枕 それを見せてくるということは・・・

 

木綿季に近寄り、彼女を布団に押し倒してキスをすると、なんの抵抗もなかった。

 

「珍しいじゃん 木綿季がそれ使うの。」

 

「・・・・・・たまにはボクだってムードが欲しいんだもん・・・・・・/////」

 

「・・・・・・木綿季・・・・・・」

 

「・・・・・・来て・・・・・・ボクと一緒になろ・・・・・・♡」

 

こうして、俺達の1日は甘く始まり、更に甘く終わる

木綿季、これから先もずっとずっと一緒にいようね

 

「愛してるよ木綿季・・・」

 

「大好き・・・哲也・・・♡」

 

電気を消した後のことは、皆には見せられないな

決まってんだろ?俺だけの木綿季なんだからな。




あーあー木綿季とこれでもかとイチャイチャしやがって羨ましいな!

久方ぶりのテツユウオンリー回は如何だったでしょうか?
2人の甘々っぷりを感じていただけたのであれば何よりです

余談ですが Part68の春でもイチャイチャの様に、春夏秋冬で2人がイチャイチャする回は春イチャ投稿段階で考えていたのですが、春の次の夏を投稿するのにとんでもない時間を要してしまいました・・・

さて、次回はどうやら結成されたばかりの哲也大好き同盟が本確始動するとかしないとか?

次回もお楽しみに!
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