ソードアート・オンライン~死神と呼ばれた剣士~   作:畜生ペンギン

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えー先日こちらの作品の紹介文の所にも書かしてもらいましたが今1度お詫びさせていただきます

今回の話を執筆するのにあたり テストやら課題やら何やらで時間が全く取れませんでした 取れても30分くらいなので少しづつ進める作業が続いてしまい 約1ヶ月の間投稿できないことになっていました・・・

楽しみに待っていた方々には本当に申し訳ないです!!!!本当にすみませんでした!!!!!!!!


それでは久しぶりの本編をお楽しみにください


part31 真実~悲痛の叫び~

『ねぇテツヤ!』

 

『ん?どうしたんだ?』

 

『だーいすき!』

 

『ふふふ 俺もだよ ありがとな』

 

『えへへ~♪』

 

 

 

 

 

いつからだろうか 俺がこんな事を考えなくなったのか

 

『なぁ ユウキ』

 

 

いつからだろうか 俺があいつを好きになったのは

 

『なぁに?』

 

 

いつからだろうか 俺があいつを嫌いになり 拒絶反応を起こすようになったのは

 

 

『ごめん・・・・・・やっぱり俺はお前のこと嫌いだ・・・・・・・・・』

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・いつからだろうか・・・・・・・・・全ての歯車が狂い始めたのは・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

『そっか それなら仕方ないね』

 

 

 

『うん』

 

 

 

『じゃあ ボクもう行くね』

 

 

 

『さっさと行け 消え失せろ』

 

 

 

 

『・・・・・・・・・バイバイ・・・・・・・・・大好きなテツヤ・・・・・・・・・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「おい!!!聞いてんのか哲也!!!!!」

 

哲也「っ!!!!!」

 

俺は翔に体を揺られ はっと目が覚めた

 

 

気づいたら 俺はベンチにいて 目の前にはキャッチャー道具を着けた翔がいた

 

 

翔「はぁ・・・・・・試合前だってのによく寝れるな・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・・・・悪いな・・・・・・・・・・・・」

 

翔「まぁいいや じゃあサインの確認すんぞ?」

 

哲也「OK」

 

 

なぁ・・・・・・どこだよ・・・・・・どこで俺の人生は狂っちまったんだよ・・・・・・教えてくれよ・・・・・・なぁ・・・・・・

 

 

気持ちよく朝起きてぇよ・・・・・・美味しく飯を食いたいよ・・・・・・楽しく皆と話して 遊んで、野球がしたいよ・・・・・・

 

 

 

──────君と一緒に・・・・・・・・・──────

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

サイン確認の後 主審のコールと共に試合は始まった 俺達は先攻 だから俺は少なく見繕っても9回裏までは好調ならば投げられる計算だ

 

ちなみに 今回の試合ベンチには俺と翔の他に和人と姉ちゃんが入っている 親父は『少し用事があるから出る 試合中盤頃には戻れる筈だ』

と言って車を飛ばしていった

 

哲也「さぁガンガン打ってこうぜ!!」

 

和人「凄いな・・・なんだか雰囲気が全く違う・・・」

 

渚「ふふふ でもすぐ慣れるよ 今は哲也達の応援を頑張ろ?」

 

和人「はい!」

 

 

そうだ この雰囲気だ この緊張感溢れる雰囲気 これさえあれば俺はあんな悩みに惑わされなくなる 自分自身が思うようにできる

 

出来ることならずっとこの雰囲気のまま生きていきたい そうすれば俺はあいつを思い出すことは・・・・・・

 

 

───テツヤ!───

 

・・・・・・駄目だ・・・・・・考えてたらまたあいつは出てくるんだ・・・・・・無心になれ・・・・・・今は試合に集中を・・・・・・

 

渚「哲也ったら!!!!!!」

 

哲也「おわぁ!?んだよ!!びっくりさせんな!!」

 

渚「あんたが無視するからでしょうが!ほら!初回は三者凡退だったからあんたの出番! 早くマウンドに行きなさい!」

 

哲也「ありゃ まじか んじゃあ行ってくるよ」

 

 

んだよ 俺を呼んだのは姉ちゃんだったのか・・・・・・余計な深読みしちまった・・・・・・

 

まぁいい あいつが出ないって事は俺も平常心を保ってられるってことだ

 

さぁて!俺の出番だ! 行くか!!

 

 

 

 

───頑張ってね!テツヤ!!───

 

~~~~~~~~~~

 

哲也「っら!」ビシュッ!

 

ズバンとゆう重い音が翔の構えるミットに響く

 

今現在投球練習中 今日は肩も軽いし体も軽いから本当にノーヒットノーランできちまうかもな

 

いっそのこと狙うか!これですっきりして 久しぶりに気持ちよく食える飯にありつこう!!

 

翔「さぁ!しまってくぞ!!」

 

和人「おぉ・・・翔が大きな声出してるとこなんて久しぶりに見たかも」

 

渚「まぁキャッチャーってゆうポジションは色々と大変だからねぇ~ 大事な時には哲也の気持ちをなだめなきゃ行けないしね~」

 

和人「へぇ~やっぱし野球って大変なんだな~・・・・・・」

 

渚(・・・・・・大丈夫なのかな・・・・・・哲也・・・・・・・・・)

 

哲也「うっし!さぁ行こうぜ!!」

 

 

何ヶ月ぶりに登ったのだろうか・・・・・・約2年とちょいか?

 

2年ぶりのマウンドか・・・・・・なんかビシッと引き締まるな・・・・・・

 

 

 

でも・・・・・・・・・マウンドって・・・・・・こんなに゛孤独゛な感じしたっけ・・・・・・?

 

 

哲也「うらぁ!!」 俺は翔の構えるミットめがけストレートを投げ込んだ

すると相手の打者は手も出せずにまずストライクを取れた

 

「随分と早いの投げるな~」

 

「うーん・・・115は出てるんじゃないかな? ブランク開けなんて考えられないね」

 

渚「ふふふ 相手の人達も哲也のボールにびっくりしてるわね 姉としてなんだか嬉しいわ♪」

 

和人「・・・・・・・・・・・・」

 

渚「どうしたの?そんな険しい顔して」

 

和人「あ、い、いや 何でもないですよ」

 

渚「そう?なら良かったわ」

 

和人(何かが違う・・・・・・前見た哲也とは違う・・・・・・どうしたんだ・・・・・・?)

 

その後 何球か挟み カウント2ストライク1ボール

 

翔(よし ここはフォークで球数を減らそう)

 

翔はフォークのサインを出してきた けど俺はそのサインに首を降った

 

翔(?ならストレートか?)

 

ストレート・・・・・・そうだ それでいいんだ

 

俺は振りかぶり ストレートを投げ込んだ すると相手の打者は勢いよく空を切り空振り 俺は空振り三振を奪った

 

哲也「うっしゃあ!!!!まず一つ!!!」

 

和人「ほんとだ・・・・・・凄い気迫だな・・・・・・」

 

渚「余計な心配だったかな・・・・・・・・・頑張んなさい哲也!!!!」

 

哲也「さぁ!!どんどん行こうぜ!!!!」

 

 

 

結局 俺は1回、2回とパーフェクトで抑えた まぁ俺らもまだノーヒットだから早く点を取らなきゃな・・・・・・

 

和人「お疲れ様 哲也」

 

哲也「おう サンキュー」

 

渚「どう?調子は」

 

哲也「絶好調!なっはっは!!!」

 

渚「全く調子乗っちゃって・・・・・・なんかあったらすぐ言いなさいよ 今日の私は一応チームのマネージャー的役割なんだから」

 

哲也「へいへい まぁ姉ちゃんの出番はねぇかな?」

 

渚「だといいけどね」

 

「バッターアウト!!チェンジ!!」

 

そう言った審判の声が聞こえてきた そして翔が悔しげに帰ってきた

 

翔「すまん・・・・・・」

 

哲也「あっちゃ~・・・・・・まぁしゃあねぇ! さぁ抑えるぞ翔!!」

 

翔「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからだった 俺の心が野球をやっていても蝕まれていき 壊れかけていったのは

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

哲也「ふぅ・・・・・・さぁ3回もパーフェクトで行くぞ!!!!」

 

俺はそう言って 意気込んだ そのおかげかこの回も無難に2アウトまで抑えた

 

哲也「うーん調子が良過ぎて怖いぜ・・・・・・」

 

翔(まずはストレートから・・・・・・)

 

哲也「了解・・・・・・」

 

俺はサイン通り ストレートを投げた すると相手バッターは俺のストレートを巧みに打ち返した

 

でも その打球はショートに転がり内野ゴロになった

 

「あっ!!」

 

しかし ショートがボールをファンブルしてしまい 打ったバッターはエラー出塁とゆう形になった

 

哲也「ありゃ~・・・」

 

「すまんすまん・・・・・・」

 

翔「まぁ気にすんな 2アウトなんだ バッター集中で行こう」

 

哲也「OK~」

 

まぁ誰にだってミスはある 仕方ない事だ 切り替えていこう 切り替えて

 

だけど 俺は結局次の打者に四球を出してしまい 歩かせてしまい 1打先制のピンチになってしまった

 

哲也「ちっ・・・」

 

翔「落ち着け落ち着け いつも通り投げろ この程度のピンチ 体張ってたあの世界と比べたらへでもねぇだろ?」

 

哲也「・・・・・・ふっ・・・・・・そうだな・・・・・・さぁ抑えていこうぜ!!」

 

翔「おう!!」

 

翔は急ぎ足で守備位置まで戻った 俺のその背中をずっと見ていた

 

ピンチになっちまったのはしょうがない 抑えりゃいいんだ 抑えりゃ

 

 

俺は一呼吸置き 目を瞑り落ち着きに入った そして少しして目を開けた

 

すると 何故か相手打者の姿が霞んで見えた 翔はきちんと見えてるのに・・・・・・どうしたんだ?

 

俺は目を擦りもう1度確認した すると 少しずつだが相手の姿がくっきりと見えてきた

 

 

 

その姿は俺が2度と見たくない姿だった

 

 

哲也「なっ!?」

 

 

 

 

『さぁこいテツヤ!!!!!!』

 

 

な、なんでだよ・・・・・・・・・てめぇはなんでそこにいんだよ・・・・・・・・・!!!!

 

 

 

何なんだよお前は・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!どうしてそこまでして俺の邪魔をしたがるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

そんなに俺が嫌いか!!!!!!!!!!!そんなに殺されたのが憎いか!!!!!!!!!!!!

 

 

 

『早く~!』

 

 

 

 

 

 

哲也「っ・・・・・・・・・クソッタレが!!!!!!!!!」

 

 

俺は目の前の幻影を消し去るように全力でストレートを投げた

 

 

しかし その幻影は球がミットに収まった後もまだ俺の目の前に現れていた

 

 

 

『うはぁ~!凄いな~!!でも次こそは!!!!』

 

 

 

 

なんでまだそこにいんだよ・・・・・・・・・・・・・・・なんでだ・・・・・・・・・・・・・・・なんでなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

哲也「んなろぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

俺はまた気迫を込め投げた しかし それでもまだあいつは消えない それどころか あいつはニッコリとした笑顔を描いていた

 

 

 

『むぅ~・・・・・・でも流石だね♪』

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・何が流石だねだ!!!!!!!!!!!ぶち殺されてぇのかてめぇは!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

殺されてぇなら今すぐにでも殺してやる・・・・・・・・・・・・!!!!

 

 

 

哲也「死ね・・・・・・・・・この野郎!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

最後に投げた球は翔の構えたミットのド真ん中に決まりストライク 三振を奪いこの回が終わった

 

 

 

 

哲也「2度とそのキモイ面見せんじゃねぇ糞野郎が!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

なんでだよ・・・・・・!!!!!!!!!野球さえやってれば・・・・・・!!!!!俺は・・・・・・!!!!!!!!!

 

 

 

いったいどうなっちまったんだよ・・・!!!!!!!!!俺の身体は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

あの後 俺のピッチングは無難に続いていった

 

4回 ~7回をノーヒットに抑え 更には翔の援護もあり1点先制

 

1―0のまま 8回の裏を迎えていた

 

 

 

 

 

───そして同時に俺の心も回を追う事に蝕まれ続けた───

 

 

 

 

 

哲也「ちっ・・・・・・またかよ・・・・・・!!!!!!!!!」

 

 

『打つぞ~!!』

 

 

 

俺がマウンドに登ると 相手の打者はもはや敵ではない 全部が全部あいつに見えた

 

 

あいつの姿を見れば見るほど 俺の精神と気持ちは壊されていき 今では正直言ってここに立つのもままならない

 

 

 

 

なんでだ なんでこんな苦しい目に会わなきゃ行けねぇんだよ・・・・・・

 

 

俺は何をしたんだ? 俺はあの世界を救って 皆を救い出したんだ・・・・・・ いわば言っちまえば英雄みたいなやつなんだろ?

 

 

なのになんでこんなに苦しんで苦しんで生きていかなきゃ行けねぇんだ・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・所詮英雄なんかその程度の末路だってのか・・・・・・・・・・・・安く見られたもんだな・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

翔「おい!!!!哲也!!!!」

 

哲也「っ!!!!!!!!!」

 

翔「聞いたか?こっからのピッチ どうすんだ?」

 

哲也「あ・・・・・・・・・あぁ・・・・・・・・・こっからはまぁストレート主体で行こう」

 

翔「了解 んじゃあ残り2回張り切ってくぞ!」

 

哲也「おう!!!!!」

 

 

 

 

・・・・・・すまねぇな翔・・・・・・・・・・・・残り2回も張り切れるか分かんねぇよ・・・・・・・・・・・・

 

 

 

だってよぉ・・・・・・・・・・・・なんでなんだよ・・・・・・・・・・・・なんで俺はくたばった奴の相手を延々と続けなきゃ行けねぇんだ・・・・・・・・・・・・?

 

 

 

翔・・・・・・・・・・・・俺はなんであの世界に行っちまったのかな・・・・・・・・・

 

 

 

なんであいつに出会っちまったのかな・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

なんであいつと付き合い始めちまったのかな・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

もう・・・・・・・・・・・・なんだか全てがどうでもよくなってきたよ・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

哲也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

俺は翔のサイン通りに投げ 構えた所に投げ込む これを淡々と繰り返した

 

 

 

気づけば8回裏もノーヒットで終了 俺は素早くベンチに戻った

 

 

 

和人「ナイスピッチング ほら アクエリアスだ」

 

哲也「ん・・・・・・ありがとな・・・・・・・・・・・・」

 

渚「・・・・・・・・・翔君 ちょっと来て」

 

翔「へ?は、はい」

 

 

 

 

 

 

渚「・・・・・・・・・・・・翔君 お願い 哲也をこれ以上投げさすのはやめて」

 

翔「・・・・・・・・・・・・やっぱし渚さんも気づいてましたか・・・・・・・・・あいつの異変に・・・・・・・・・」

 

和人「そんなの俺だって気づいてるよ・・・・・・・・・明らかに今のあいつはあいつじゃない・・・・・・・・・」

 

翔「和人・・・・・・・・・」

 

和人「昨日教えてもらったんだ・・・・・・・・・あいつには目標の選手がいて その選手は気迫が凄いって だからあいつもそれを真似してるんだって でも・・・・・・・・・今のあいつからは気迫の気の字も感じられないほど気が抜けてる・・・・・・・・・あいつが変なのは明らかだ・・・・・・・・・」

 

翔「・・・・・・・・・俺だって止めたいさ・・・・・・・・・あいつが変になったのは様に口調が変わり始めた3回辺りから・・・・・・・・・でも・・・・・・やっと手に入れた現実でやれる野球なんだ・・・・・・・・・俺はあいつから大好き

野球を奪うなんてことは・・・・・・・・・!!!!」

 

渚「でも!!!!!!!!!」

 

翔「すんません・・・・・・次俺の打順なんで行ってきます・・・・・・!!!!」

 

渚「あ!翔君!!!」

 

和人「・・・・・・翔・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

翔「哲也・・・・・・大丈夫か・・・・・・・・・?」

 

哲也「あ・・・・・・・・・大丈夫大丈夫・・・・・・絶好調だぜ・・・・・・・・・?こんな程度で疲れてたまるかよ・・・・・・・・・」

 

 

翔(・・・・・・やっぱり今の哲也からは何か生きた気を感じない・・・・・何があったんだ・・・・・・?)

 

哲也「・・・・・早く終わんねぇかな・・・・・この試合・・・・・」

 

 

~~~~~~~~~~~

 

遂にこの試合も終わりに近づいてきた 9回の裏 ここを押さえれば俺はようやく苦しい思いをせずにすむ

 

さっさと終わらせよう そうすればあいつの面を水にすむ

 

嬉しい やっと終われる やっと やっと

 

哲也「翔・・・・・・この回もパーフェクトで行くぞ・・・・・・」

 

翔「お、おう 期待してるぞ!」

 

翔は急いでマウンドを降りていく そして バッターボックスにはやはりあの野郎が立った

 

くそ・・・・・・こうなったら三者連続三振でちゃちゃっと終わらせてやる!!!!!!

 

哲也「うらぁ!!!!!!」

 

翔(っ! 哲也の気迫が回復した・・・・・・!球もまだまだ死んでないしこのまま行けば本気でパーフェクトありえるぞ!)

 

『むぅ~!!早いよ~!!!』

 

 

焦るな 落ち着け あの野郎の戯言には付き合うな 所詮は死人 あいつは幻なんだ

 

 

 

・・・・・・そんなことは分かってるのに・・・・・・なんで俺の胸はズキズキいってんだよ・・・・・・!!!!

 

 

哲也「っくそがぁ!!!!!!!!」

 

 

 

 

『怖いよ~ もっと楽しもうよ~!!!』

 

 

 

 

黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

哲也「いい加減にくたばりやがれぇ!!!!!!!!!」

 

 

 

俺の投げた渾身のストレートは翔のミットに綺麗に収まりまず一つ三振を奪った

 

 

 

哲也「っしゃあおらぁ!!!!!!!!」

 

 

 

 

見たか!!!!これにこりたらさっさと消えちまえ!!!!!!!!

 

 

 

 

『・・・・・・・・・やっぱり凄いな・・・・・・テツヤは・・・・・・・・・』

 

 

『ボクももう心残りはないよ・・・・・・・・・・・・ばいばい・・・・・・本当に本当のお別れだよ・・・・・・』

 

 

 

あぁそうか!!!!せいせいするぜ!!!!!!さっさと消えちまえな!!!!!!!2度と俺の前に現れんな!!!!!!!!!

 

 

 

 

『・・・・・・・・・・・・じゃあね・・・・・・・・・・・・君がなんと言おうと大好きだからね・・・・・・・・・・・・・・・さよなら・・・・・・・・・・・・・・・テツヤ・・・・・・・・・・・・』

 

 

 

 

 

 

よし・・・・・・よしよしよしよしよしよしよし・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

やっと消えたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺の前から悪夢が消えた!!!!!!!!!やっと俺の心の闇が晴れた!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

翔「おい!!!!いい加減にしろお前は!!!!!何度もスルーしやがって!!!!!!!!!」

 

俺は翔に1発軽くしばかれ はっと我に帰った

 

哲也「あ・・・わりわり! さぁ抑えるぞ!さっさと付け翔!!」

 

翔「の前にさっさと゛泣きやめ゛!!!!!!!!!てめぇが大泣きしてるからこっちが心配してきたんだろうがよ!!!!」

 

 

っ!?大泣き!?俺が!? なんでそんな必要が!?

 

 

俺は恐る恐る自分の目を擦った すると今朝よりも尋常じゃないほどの涙が俺のユニフォームに付着した

 

哲也「っ!?」

 

翔「大丈夫なのかよ・・・・・・変えてもらうか?」

 

哲也「は!まさか!?このまま続投だ!!!一応俺の奪三振も8だ! あと2個で10個なんだから投げさせろや!!」

 

翔「・・・・・・・・・わかったよ・・・・・・・・・なんかあったらすぐ言えよ」

 

哲也「おう!!!」

 

 

 

 

 

さぁて・・・・・・後続もバッタバッタと・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・あれ・・・・・・・・・・・・涙が止まんねぇ・・・・・・・・・・・・前が霞んで翔のサインが見えない・・・・・・・・・・・・

 

 

哲也「くそ!!!!」

 

 

駄目だ・・・・・・球に力が伝わらないし・・・・・・コントロールも定まらない・・・・・・!!!!!

 

 

どうしちまったんだよ・・・!!!!!俺が涙を流す必要性なんかあったか!?

 

 

 

 

哲也「らぁ!!!」

 

俺の投げたストレートはど真ん中の超打ち安い球になってしまった

 

 

「いただき!!!」

 

 

相手の打者はそのストレートを打ち返し ライト前に ここで俺のノーヒットノーランの夢は潰えてしまった

 

 

 

 

哲也「はぁ・・・!!!!はぁ・・・!!!!!くそ!!!!なんでだよ・・・!!!!!」

 

 

次こそは抑えてやる・・・・・・!!!!!涙なんかもう気にしない・・・・・・!!!

 

 

 

 

『ボクが消えたから涙を流してるくせに・・・・・・何言ってるの・・・?』

 

 

 

っ!?お前は!? 違う!!!!!!!!!俺がお前なんぞのために涙なんか!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

『違う』『君は』『ボクで』『涙を』『流した』『弱者なんだ』

 

 

 

 

 

哲也「っ!?」

 

気づけば俺の周りには 大人数のあいつがたっていた

 

打者 ファーストランナー 翔 ファースト セカンド サード ショート レフト センター ライト それだけでなくベンチにいる姉ちゃんや和人 試合に誘ってくれたあの人まで 全員があいつに見えた

 

 

 

『弱虫』 『泣き虫』『本当は弱いくせに』『調子に乗るのも大概にしなよ』

 

 

やめろ・・・・・・!!!!!やめろやめろやめろやめろやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

哲也「くそ!!!!!!」ビシュッ!

 

翔「っ!?やばい!!!!」

 

哲也「っ!?しまっ!?」

 

 

気が動転してた俺の投げたボールは相手の打者に当たった すなわちデッドボールを与えてしまった

 

 

『痛いよ・・・・・・・・・なんでそんなことするの・・・・・・?』

 

違う・・・・・・わざとなんかじゃ!!!

 

『わざとに決まってる』『嘘つき』『死んじゃえばいいのに』『地獄に落ちちゃえ』

 

 

 

 

 

違う・・・・・・俺は・・・・・・!!!!!!!!!俺は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

哲也「・・・・・・・・・ちくしょぉ・・・・・・・・・なんで・・・・・・・・・こんなめに・・・・・・!!!!」

 

 

 

こんなことになるために俺はマウンドにあがったんじゃない!!!!!!!!!

 

 

 

俺は勝つために!!!!!!!!好きな野球をやるために!!!!!!!ここにあがってるんだよ!!!!!!!

 

 

 

なのに・・・・・・!!!!!!!!!!なんでこんな苦しい目に会わなきゃいけねぇんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

哲也「ごんにゃろぉ!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

バシーン!!!!!! この試合恐らく最速のストレートが相手の打者の空を切った

 

 

 

哲也「俺は・・・・・・!!!!!!!!!お前なんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

バシーン!!!!!!!

 

 

 

『テツヤ!!!』

 

 

 

 

哲也「てめぇなんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

バシーン!!!!!!!!! ストライクバッターアウト!!!!!

 

 

 

 

 

 

翔(ツーアウト・・・・・・・・・けど明らかに様子が・・・・・・・・・)

 

 

 

 

『ボクのこと好き?』

 

 

 

 

 

哲也「てめぇなんか大嫌いだ!!!!!!」

 

 

 

 

バシーン!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

『ボクは好きなのに~?』

 

 

 

 

 

 

哲也「嫌いだっつてんだよ!!!!!!!!!!!!!しつけぇんだよ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

バシーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

翔(ツーストライク・・・・・・・・・)

 

 

 

 

『ねぇ~ テツヤったら~!!!』

 

 

『無視~!?』

 

 

『ねぇってば~!!!!返事してよ~!!!!!!!』

 

 

 

 

 

なんでだ・・・・・・・・・・・・なんでだ・・・・・・・・・・・・・・・こいつはどうして現れんだよ・・・・・・・・・!!!!!!!!!!

 

 

 

 

嫌いだっつてんだろ!? 消えろっつてんだろ!? なのに・・・・・・!!!!!なのにどうしてめぇは!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

『そんなの決まってるじゃん!!!!!!!!!!だってボクは~・・・・・・・・・』

 

 

 

 

 

 

─────テツヤのことが大好きなんだもん!!!!!!────

 

 

 

 

『でも・・・・・・・・・そんなに消えろ消えろ言われてたら・・・・・・・・・テツヤの気持ちは変わっちゃったんだね・・・・・・・・・ならボクは本当に消えるよ・・・・・・・・・』

 

 

 

 

あぁ消えろ消えろ!!!!!!!!!出来る事ならもう一回くたばって2度と現れんな!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

『さよなら テツヤ』

 

 

 

 

 

 

あいつの姿はどんどん見えなくなっていった これで本当の本当に消えた 正真正銘の最後だ これで2度と俺は苦しまないですむ

 

 

 

 

 

 

嬉しい・・・・・・・・・嬉しいはず・・・・・・・・・・・・なのに・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

この胸の痛みと涙はなんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

『テツヤ!!!』

 

 

『テーツーヤ!』

 

 

『好きぃ~♪』

 

 

『むぅ~!!!馬鹿馬鹿!!』

 

 

 

 

 

俺は・・・・・・・・・俺は・・・・・・・・・!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

『さようなら・・・・・・テツヤ!!!!!』

 

 

 

 

 

哲也「さようなら・・・・・・ユウキ・・・・・・・・・」

 

 

 

腕を大きく振り上げ 最後の1球を投じる哲也

 

 

 

その男の瞳には止まらない涙があり 投げたと同時に その涙はキラリと輝き消えていった

 

 

 

 

バシーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

「ストライク!!!!バッターアウト!!!!!ゲームセット!!!!!」

 

 

 

 

翔「よし!!!!やったな哲也!!!!」

 

 

 

 

 

哲也「・・・・・・・・・・・・」ドサッ

 

 

 

 

 

翔「っ!?哲也!?」

 

 

渚「っ!!!!!哲也!!!!!!!!!!!」

 

 

「なんてこった!!!!和人君は救急車呼んで!!!!!大至急!!!!!」

 

 

和人「は、はい!!!!!」

 

 

 

 

 

疲れたぁ・・・・・・・・・・・・やっと終わった・・・・・・・・・・・・もう終わったんだ・・・・・・・・・・・・俺だってお前みたいに寝てもいいよな・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰も寝ても怒らねぇよな・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

おやすみなさい 皆

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

俺はあの世界で一体何を得て 何を学んだんだ?

 

 

絶望感か? 人に対する殺意の湧き方か?

 

 

そんなんじゃない 俺があの世界で学んだのはもっと人として・・・・・・1人の男として大切な・・・・・・・・・

 

 

 

哲也「あ・・・・・・・・・れ・・・・・・・・・ここは・・・・・・・・・?」

 

 

目が覚めると 俺の前にはどことなく見たことのある 風景が広がっていた そう 俺や翔の肉体が2年間をここで過ごし さらには今現在も明日奈が入院しているあの病院だ

 

 

美咲「っ!!!哲也!!!!!!」

 

哲也「母・・・・・・さん・・・・・・?」

 

美咲「良かった・・・!!起きてくれて本当に良かった・・・!!」

 

母さんは涙を流しながら俺を抱きしめてきた 本当に何があったんだっけ

 

周りを見渡すと 翔や和人 姉ちゃんが心配そうな顔をして立っていた ひとまず翔に状況を聞いてみるか・・・

 

哲也「・・・・・・翔・・・・・・俺はあの後どうなったんだ?」

 

翔「・・・お前はあの後 ぶっ倒れて 元に戻らないまま3時間ちょい気絶してたんだよ」

 

哲也「・・・・・・そうか・・・・・・」

 

渚「あんたねぇ!!!そんなになるまで具合が悪いなら言いなさいよ!!!!馬鹿じゃないの!?」

 

哲也「・・・・・・わり・・・・・・」

 

渚「ったく・・・・・・ともかく無事で良かったわ」

 

「ところがどっこい ちょいと哲也は危険な状態だったらしいぞ?」

 

そう言いながら親父は病室に入ってきた

 

哲也「親父・・・・・・」

 

一輝「お前が寝てる間に お前の精神が壊れてないか調べていたらしい 聞いたぜ? お前試合中に泣き出すわ関係ない事も叫んでたんだって?・・・・・・にしてもすげぇよな!!最近の医療は!!精神が壊れてるか壊れてないかすら分かるなんてな!!」

 

美咲「あなた・・・・・・危険ってどうゆうこと!?」

 

一輝「・・・・・・単刀直入に言おう 哲也 お前しばらく病院に入院だ」

 

哲也「なっ!?なんでだよ!?」

 

一輝「最近の医療で精神がどうのこうのって言ったろ? それで危険かどうかの調べとったところ・・・・・・」

 

 

 

 

 

一輝「お前は後数歩で死ぬレベルにまで陥ってんぞ 哲也」

 

哲也「っ!?」

 

死ぬ・・・!?俺がか!?

 

渚「ちょ・・・・・・どうゆうこと!?」

 

一輝「どうやらこいつは自分で意識しない内に ゛1人の人間゛の事を思い込み それが影響していもしないのにその人がいるように思い込まされてんだ それが影響したのかこいつの脳が少し変な反応起こしてたんだ」

 

哲也「・・・・・・・・・」

 

いもしない人間・・・まさか・・・・・・

 

一輝「でも良かったな哲也 」

 

 

 

 

一輝「病院の方でその人間との関わりや記憶 全てを消してくれるってよ」

 

哲也「っ!!!?」

 

 

記憶を消すって・・・・・・冗談だろ!?

 

 

哲也「ふざけんな!!!!なんで消さなきゃなんねぇんだよ!!!」

 

一輝「仕方ないだろ・・・これもお前を生かせるためだ・・・すまないな・・・・・・お前を辛い目に遭わせたくは無いんだが・・・・・・」

 

 

 

 

記憶が消える・・・・・・・・・

 

 

 

 

そんなの後免だ!!!!!!

 

 

 

 

記憶が消えちまうくらいなら・・・・・・!!!!!

 

 

哲也「ふざけんな!!!!!!!」

 

 

俺は俺のことを抱きしめていた母さんをどけ 立ち上がりドアまで近づいた

 

哲也「記憶を消されるくらいなら・・・・・・俺は死を選ぶ!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

俺は病室を飛び出し 屋上へと向かった

 

 

一輝「おい!!!哲也!!!!」

 

 

和人「翔!!!」

 

 

翔「行くぞ!!和人!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和人・翔「哲也!!!!」バーン!!!

 

 

2人が勢いよく扉を開けると そこには哲也が1人空を見上げ立っていた

 

哲也「・・・・・・・・・」

 

和人「・・・・・・哲也・・・・・・」

 

翔「なぁ・・・・・・お前が思い込んでた1人の人間って・・・・・・」

 

哲也「ふっ・・・・・・みんなもご存知 ユウキだよ」

 

哲也「あいつがさ 最後迎えた時 すげぇ笑顔で俺にさよならって言ったんだぜ? それも今まで見たことのない最高の笑顔でだ 不思議だよな人間って 好きって思えるやつには何だって出来るんだからな」

 

哲也「そんでだ 俺は生き延びたさ それで 俺を最初に襲ったのはあいつとの記憶だったんだ いもしないあいつが見えて 声が聞こえて はっと目が覚める誰もいねぇんだ もうそんな生活に嫌気がさしてた俺はあいつの事を忘れようと努力したよ 嫌いになれるよう努力したよ その結果 今まで以上にあいつは現れるようになり 俺は今までの倍苦しむようになった」

 

和人「そんなことが・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・出来ることなら記憶を消したい・・・・・・あいつとの全部・・・・・・でもあいつとの記憶消したら・・・・・・多分俺はお前らとの2年間も失いそうで・・・・・・」

 

哲也「あーあ こんなことなら恋なんかしなきゃ良かったかな キリトとアスナのカップルを見守ってるだけでも良かったかな」

 

翔「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

和人「哲也・・・・・・・・・俺・・・・・・・・・痛いほどお前の気持ちがわかるよ・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・・・・」

 

和人「明日奈があいつの手の内にある限りは俺も明日奈とは何も出来ない・・・・・・好きな人と何も出来ないってのは辛いよな・・・・・・哲也・・・・・・」

 

哲也「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

和人「・・・・・・哲也 俺でよかったらいつでも相談に乗るからな なんかあったらすぐ言えよ」

 

哲也「・・・・・・舐めてんのかてめぇ・・・・・・」

 

和人「へ・・・?」

 

哲也「舐めてんのって聞いてんだよこの野郎!!!!!!!!!!!!!」

 

和人「ぐはっ!?」

 

俺は和人の顔面を思いっきりぶん殴った すると和人は地面に叩きつけられ 鼻血も微量だが出ていた

 

翔「っ!?おい!!!何やってんだよ!!!!」翔は俺のことを抑えてきた

 

哲也「離せ!!!!」 俺は抑えた翔を無理やり押しのけ 横になっている和人の胸ぐらを掴んだ

 

哲也「答えろよ!!!!!舐めてんのかお前は!!!!!!!!!あ!?何がお前の気持ちは分かるだ!!!!!!!!!!!偽善者ぶんのも大概にしやがれ!!!!!!!!!!!!!」

 

翔「哲也!!!!止めろ!!!!」

 

哲也「黙ってろ!!!!!!!!殺されてぇのか!!!!!!!!!!!!!!」

 

哲也「いいか・・・・・・!!!!!!!!!お前が愛した明日奈は今どこにいる・・・・・・!?なぁ!!!答えろよ!!!!!!!!!」

 

和人「ぐっ・・・・・・明日奈は・・・・・・今も病院で・・・・・・」

 

哲也「そうだよなぁ!?病院で!!!!!!きちんと心臓が鼓動していて!!!!!!!肉体もそこにあって!!!!!!!!要は生きてんだよなぁ!?明日奈は今もよぉ!!!!!!!」

 

和人「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

哲也「そのくせ何が痛いほどわかるだ!!!!!てめぇがのほほんと生きている間俺はずっと生き地獄を見てきたさ!!!!!!!!!何度も何度もくたばったあいつが出てきて!!!!!!!!それこそ死ぬほど辛かったよ!!!!!!!」

 

和人「だから・・・・・・俺もそれくらい辛いって事を・・・!!!!」

 

哲也「だからそうゆうのがウザイってんだよ!!!!!!!!!!」

 

俺は再度和人の顔面を殴った すると横にいた翔が和人を庇い出した

 

翔「止めろ!!!!!!!!!どうしたんだよ!?いつものお前らしくないぞ!?」

 

哲也「はぁはぁ・・・・・・てめぇが辛く感じてようがな・・・・・・明日奈は今も生きてんだよ・・・・・・!!!!!!!!!つまりだ!!!!!!!!てめぇの頑張り次第ではもう1度会うことだって可能だ!!!!!!!!!!!!」

 

 

哲也「でも・・・・・・!!!!!!!!俺はそんなことも出来ない!!!!!!!!!!!俺がどんなに足掻いて!!!!!!泣きわめいて!!!!!!!!神に祈ってもだ!!!!!!!!!!!あいつは完璧に死んだんだよ・・・・・・!!!!!!!! もう2度と会えねぇんだよぉ!!!!!!!!!!!!!」

 

翔「哲也・・・・・・」

 

和人「・・・・・・すまなかった・・・・・・まさかお前がそんなに追い詰められてるなんて・・・・・・」

 

哲也「もういい!!!!!!!!どっかいけお前ら!!!!!!!もううんざりだ!!!!!!!!!!!!」

 

翔「・・・・・・行くぞ・・・・・・和人・・・・・・」

 

和人「っ!?でも!!」

 

翔「黙って俺の言うことを聞け!!!!!お前の判断能力はどこまで鈍ってんだ馬鹿野郎!!!!!!!!!」

 

和人「っ・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

あの後 俺は30分近くした後病室に戻った

 

もうその時には皆いなくなっていて俺1人の状態だった

 

医者からは運動禁止 あまり外部の人と関わるのも極力無し とこの2つをかっせられた

 

でも やはり予定通り少しづつ 記憶は消えていくそうだ

 

まぁ これはこれでいいのかな 俺の新しい人生のスタートと思えばいいしな

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・本当にそれでいいのか・・・・・・・・・・・・?

 

 

 

~哲也の病室~

 

コンコン 「荒波さーん そろそろ就寝のお時間で・・・・・・ってえぇ!?いない!?だ、誰かぁ!!荒波さんがぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

哲也「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

・・・・・・なぁ・・・・・・聞いたか・・・・・・俺さ・・・・・・お前との記憶・・・・・・全部消えちまうんだとよ・・・・・・

 

 

 

何もかもだ お前との出会い お前との思い出 全部だ

 

 

 

哲也「・・・・・・・・・くそ!!!!!!!!!」

 

 

俺は持っていたボールを病院の壁に投げつけた そして、帰ってきたボールをまた投げ 投げを繰り返した

 

 

哲也「てめぇが毎回毎回出てくるせいで!!!!!!なんで俺が被害受けなきゃいけねぇんだよ!!!!!!」

 

 

 

『ボクの名前はユウキ!!よろしくね!!』

 

『こちらこそよろしくな!!!』

 

 

 

 

哲也「なんで・・・・・・!!!!なんでなんだよ!!!!!!!!!」

 

 

 

『俺と付き合ってくれ!!!!!!ユウキ!!!!!!!』

 

『・・・・・・はい!!!!喜んで!!!!!!』

 

 

 

 

哲也「くそ!!!!出てくんな!!!!!失せろ!!!!!!」

 

 

 

 

『うん!今日の飯も美味い!!!』

 

『えへへ~♪ありがとね♪』

 

 

 

 

 

哲也「くそ!止まれこの涙!!!!流す必要なんかねぇだろうが!!!!!俺はお前なんか嫌いだ!!!!!!!嫌いなんだよ!!!!!!!!!!!!」

 

『テーツヤ♪』

 

『テツヤ!!!!!!』

 

『テーツーヤー・・・・・・!!!!』

 

 

 

 

 

 

『だーいすき!!!!!』

 

 

哲也「くそ!!!!くそ!!!!くそ!!!!くそ!!!!くそ!!!!くそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

俺は怒らく50回目の投球を終え 膝から崩れ落ちた

 

 

哲也「・・・・・・もう・・・・・・・・・無理だ・・・・・・・・・自分に嘘をつくのも限界だ・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

哲也「俺は・・・!!!!!俺は!!!!」

 

 

 

 

 

『ボク特製オムライスだよ♪』

 

『好きぃ~♪』

 

『ずっと一緒にいようね♪』

 

 

 

 

 

哲也「・・・・・・・・・忘れられねぇよぉ・・・・・・忘れられるわけねぇじゃねぇかよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

哲也「もう限界だ・・・!!!!!!俺は・・・俺は・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

哲也「お前が大好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!ユウキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

俺は 久しく自分に素直になった もうこの間には俺の涙は止まらなくなっていた

 

そして、次第に強い雨が降り出してきた 悲劇的な雨が俺を打ち付けていた

 

 

 

哲也「もう一度お前に会いたい・・・・・・!!!!!!!もう一度お前と話したい!!!もう一度お前の料理が食べたい!!!!!!もう一度お前と一緒に寝たい!!!!!もう一度・・・・・・・・・お前と暮らしていたい!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

哲也「俺はお前を守るって・・・!!!!守るって言ったのに・・・!!!!結局俺は・・・・・・守れなかった!!!!!!!!!!!」

 

哲也「くそ!!!!なんで俺がのうのうと生きていて・・・!!!!!!!お前だけが死んじまってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺は左腕で コンクリートの地面をおもいきり殴った 色々な意味を込めて殴った

 

自分へのやり場のない怒り 悲壮感 2度と会えないという現実 これら踏まえて何度も何度もぶん殴った そして 拭こうが拭こうが止まらない程の涙が先程から流れていた

 

哲也「ぢぎじょぉ・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!ユウキィ・・・ユウキィ!!!!!!!」

 

 

 

 

俺は 何度殴ったかわからないくらい殴った しばらくすると 俺の手の感覚は消え去り 指の皮膚がボロボロになっていて それどころか 恐らく指が折れてる程指は赤く腫れていた それ程に 俺は全力で殴り続けた

 

 

哲也「神様!!!!!!!!!!!!!!!!!!お願いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺の右腕をくれてやる!!!!!!!!!!だから!!!!!ユウキを!!!!!!!!!ユウキを助けてやってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺がそんなことを叫ぼうが 周りからしたら頭のおかしいやつに見えるだけ 絶対にユウキは帰っては来ない

 

 

例え大切な右腕が消え去ろうと、片方の目が見えなくなっても、指が二、三本消え去ろうと、車椅子生活になろうと、寝たきりの生活になろうが ユウキが帰って来て、あいつの笑顔が見れて、あいつが甘えてくるなら俺は何でもする 殺人だろうが 強盗だろうが 詐欺だろうが だけどいくらそんな事を言おうが 無駄なんだ いくら俺が会いたいと願おうが無駄なんだ

 

 

哲也「なぁ・・・今までのことは謝る・・・!!!!今までのこと含めて全部だ!!!!!!!!!だから・・・!!!!!!!!!もう1度現れてくれ!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺がそう言おうと 今までは来て欲しくない時には出てきたユウキは 初めて出てきて欲しいと思った時には出ない やっぱしあの時行っちまったのか・・・ 全部俺のせいなのか・・・あいつが死んだのも・・・なにもかも・・・

 

 

哲也「記憶を消すなんて・・・!!!!!!!!!!!!!!記憶なんか消したくない・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!ずっとお前との記憶を心に留めておきたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

あぁ・・・なんだか意識が朦朧としてきたな・・・・・・この雨のせいかな・・・・・・それとも今までの不眠症だとかの疲れからなんかな・・・・・・・・・

 

 

哲也「ユウキ・・・・・・!!!!ユウキ・・・・・・ユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキユウキ・・・!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

意識が朦朧としてる中 俺は最後に空に向け 悲痛の言葉を叫んだ

 

 

 

 

 

 

 

哲也「ユゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

哲也の強く、そして悲痛な叫びは 病院内の全員に聞こえた

 

 

数分後 体中が濡れ、左手がボロボロになり 倒れた哲也が病院の外で発見された

 

 

 

 

 

 

 

 

哲也が目を覚ましたのはその実に2日後 しかし 目を覚ました哲也は今までの哲也とは比べ物にならないくらい豹変してしまっていた




遂に 自分への嘘を隠し通せなくなり ユウキへの愛を叫んだ哲也

しかし その哲也はあらぬ姿へと変わっていってしまっていた・・・

次回もお楽しみにください

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