2015年 4月
今日から俺は高2になった。
相変わらず人間に馴染めず、1年の時も友達なんかいなかった。
ましてや自分から声をかけるなど時間の無駄である。
今更友達が出来たところで得があるとも思えない。
「死にたい」
いるなぁ、クラスにそー言ってる奴。
まぁ確かに現実なんてゲームに比べればこれっぽっちも楽しくない。
実際俺も死んでもいいとか思うけど死んだらゲームができなくなるから避けたい。
「なんで由宇射くんっていつも喋らないのー?」
俺が知ったことか。
話しかけてくる方こそ俺なんかに時間を費やしない方がいいぞ。
てかお前胸元開けすぎ、気色悪い。
「雨木くんの事が気になってます」
なんでか知らないが話したこともない奴に告白される。
周りの噂からすると、少し長めの天然黒髪、理系みたいな黒縁眼鏡、175cmの身長、細すぎず太すぎずの体、だそうだ。
なんで俺なんだ?趣味悪い。
とにかく、現実は下らない。
俺をお前らの視界に入れないでくれ頼むから。
「・・・・どうせ、また同じ日々を過ごすだけだ。」
そう呟いて、新しい教室を後にした。
この時から、俺は変わらなきゃいけない運命だったのかもしれない。
いや、何かに期待をしていた。
ー翌朝ー
今日は雨か。
湿気で膨張するから髪切りたいけど面倒。
いいやボサボサで。
学校までは徒歩3分。
登下校中に誰にも会いたくないから早く登校する。
教室には・・・なんか化粧濃い奴が一人、地味めな眼鏡女子一人・・・
って、女子だけじゃねーか、凄いアウェイ感。
「おっはよ~、由宇射く~ん」
なんだこいつは。
化粧濃いわ香水強いわスカート短いわ・・・
だから女子は嫌いなんだ!あっち行け!
「何?」
冷たく言い放ったが・・・・
「由宇射くんってクールでいいよね~」
血管がプチプチいってるんだが。頭痛いんだが。
これがもしRPGだったらファイア放つか逃げるで回避だろ。
とにかくこの場から去ろう。
「君、うるさいから」
間髪入れず呟き、即去った。
さぁどこに行こうか・・・・。
あぁ、そういや屋上が開いてたな・・・。
長い階段を一段飛ばしで駆け上がった。
重たい扉を開いたら、どしゃぶりの雨が降り注いでいた。
「今日は雨だったか、まぁいいや」
冷たい、冷たすぎる。
風邪決定、ポーションが欲しいところだ。
適当にボーっとしてから教室に戻った。
さっきよりは人が増えている。
今日もつまらない授業と、下らない会話が同じ空間で繰り広げられるのか。
いいや寝よう。
一時限目から7時限目まで全部寝た。
お初です。
グダーっと更新していきます。
主人公の雨木くんは腹黒美形男子。
悪態つきまくってます。
この物語は周囲の人物の一言によりどんどん展開が変わっていきます。
モブキャラがいつかは主要に、なんてことも有り得ますね。
それでは。