一応半分は出来てたんだけど、なかなか思い付かない。
毎日更新してる人とか、どうやってるのか。
てか、何故これを更新したのか、これがわからない。
あ、今話はオリジナル伏線の閑話的な感じになってる様に見えるかもしれませんが、深い考えはないです。
いつも通り、何となく書いてるので(笑)
視点・???
そこはモニターに囲まれた部屋で、その主はウサ耳を動かしながら唸っていた。
「う~ん……んん?なんか変だよ~」
「何が変なのですか、束様」
「あ、クーちゃん」
部屋の主たるウサ耳の女性、篠ノ之束は掛けられた声に反応する。
視線の先には、黒の眼球に金の瞳を持ち流れるような銀髪の少女がいた。
クロエ・クロニクル、かの大天災が唯一行動を共にしている人物である。
「それがね、ISのコアネットワークが作動してない子がいくつかあるみたいでね~」
「それは……かなり不味いのでは?」
「束さん程じゃなくてもそれなりの秀才君が何かしようとしてるみたいだね~」
「止めますか?」
その質問は篠ノ之束がどう答えるのか予想しながらのモノだった。
そして、その予想は現実となる。
「放っておいていいかな」
「理由を聞いても?」
「システム自体に問題はないみたいだからね~」
「そうですか」
そう、ISのコアネットワーク
しかし、最も重要なシステムへは制作者である篠ノ之束以外見ることすらできない。
ゆえに不干渉。
「まあ、不愉快なのは間違いないし調べるだけ調べておいて~」
「かしこまりました」
そして大天災は元の作業へ戻る。
親友の弟へどうちょっかいをかけるかを考えるために。
クロエ・クロニクルも篠ノ之束の命令を遂行するために動き始める。
これにより歯車が一つ埋まる。
しかし、その歯車はまだ回らない。
◆◆◆
視点・???
「初めまして、
「……えぇ、初めまして」
亡国機業、裏の世界で暗躍する秘密結社。
そんな組織の実働部隊【モノクローム・アバター】を率いる女性幹部、スコール・ミューゼル。
長身で美しい金髪とバストを併せ持った、セレブ然とした抜群の美貌。
そんな彼女が普段の余裕のある表情を崩し不愉快気に表情を歪ませて相対するのは、眼鏡と白衣を研究者の様に着こなす黒髪の美女。
その女は見た目とは裏腹に嫌悪感を感じさせる何かがあった。
「そんな顔しないでくださいよ~仲良くしましょう?」
「仲良くだぁ!?どの口で言いやがる!!」
「オータム」
「ッ……」
スコールの右腕であり恋人でもある女性、オータム。
彼女が憤る理由は至ってシンプル。
自分達が襲撃されたのだ、目の前の女に。
「オータムを黙らせるのは良いが、こいつは敵では?」
燃え盛る自身たちの拠点を背景に、ISを展開しながらその少女は武器を女に向ける。
少女のコードネームは【エム】、そのIS展開速度、機体制御、気迫から国家代表以上の実力を感じさせる。
「いえ……
「……了解」
「
そう言いながらヘラヘラ笑う女を三人は油断無く見据える。
「フフフ……そろそろ本題といきましょうか。亡国機業の皆さん、私の実験に協力してもらえませんか?」
狂気を感じさせる笑みを浮かべながら手を差し出してくる白衣の女。
見つめるだけで動かない三人。
それを見て残念そうに手を引っ込めて、思い出したかのように手を打つ女。
「あぁ!私としたことが、自己紹介してませんでしたね~私の名前は
楽しそうに笑う女の後ろで、10機のISが浮かんでいた。
この瞬間、二つ目の歯車が埋まる。
しかし、まだ歯車は回らない。
◆◆◆
視点・デュノア社長
心から愛した女性の忘れ形見たるシャルロットとほんの少し歩み寄れた数日前、それが恋しくなるほど我が社は慌ただしく動いていた。
不正したり横領していた社員達の一斉解雇。
そんな人員が足りない状況で、第三世代のIS開発に難航し経営難になりかけていた我が社に救いの手を差し伸べたのは、日本の魅神。
魅神独自のIS、エンジェルシリーズの一部技術提供及び技術者の派遣により第三世代機の目処がたったのだ。
それもこれもIS学園に送ったシャルロットが、魅神の娘と友人となったから訪れた幸運だった。
正直、娘と話し終わった後何を要求されるのかと緊張したものだが、初めからそれ以外に興味がないかのようなシンプルな要求だった。
今回の立役者たる魅神の娘、魅神癒螺の要求はただ一つ……
「女を一人探してほしい、か……」
正直なところ、魅神の情報収集能力で見つけられないものをウチで見つけられるとも思えないが、人海戦術と言うことなのだと納得している。
それを要求されたときにはそう思っていた。
「まさか、ウチにいたとは……」
そう、魅神が探していた人物が一月前まで我が社の社員として平然と働いていたのだ。
しかし、その人物はすでにいなく、それを聞いた魅神は何をしていたのかを調べるように言ってきたのだ。
「そして見つかったのがこの資料か……」
全てのデータは削除され、我が社に残された資料は今私の手元にあるものだけ。
まるで見つけて欲しかったかのように堂々と残されたその資料にはこうかかれていた……
「……
念のために魅神に知らせる前に目を通したが、これは人が手を出してはいけない類いのモノだった。
結果だけを見るなら確かに素晴らしいモノだろう。
だが、これを実行して得たものにどれほどの価値があると言うのか。
少なくとも、私に言わせればヘドが出る。
魅神にこの資料のことを伝えたとき、すぐに破棄するように言われた理由がよくわかる。
「こんなものを考えるなど、何を考えている?」
持っていた資料を燃やす。
これで統合移行について知るのは私と見つけた側近のみ。
「……」
何かが起ころうとしている。
それも、白騎士事件の時のような世界が動く可能性がある何かが。
「こんな時、君はシャルロットになんと言うのかな……」
そう呟くと同時に扉がノックされる。
「入れ」
「失礼します。新型機についての報告を持って参りました」
「御苦労」
秘書が持ってきた資料を受け取り目を通す。
今現在、デュノアが全力でもって作成している第三世代ISについての資料。
テストパイロットの欄が空白になっているが、どの社員に見せても疑問一つ抱かない理由があった。
「ハァ……やっぱり誰も乗らんか」
「正直、シャルロットお嬢様以外にこのISにふさわしい方はおりませんので……それに、社員に大人気ですからね」
「まったく……これでは私が無意味に娘に冷たくしていただけじゃないか……一応理由があったんだぞ?」
「それが家族より仕事を選んだ父親の末路です。では、私はこれで」
「……言いたいことだけ言って逃げるな」
秘書が出て行って再度溜息を吐き、今一度資料に目を通す。
第三世代機『コスモス』
……そしてページをめくりもう一つ。
第三世代機『ケイオス』
前者はデュノア社で元から設計していた機体で、後者は魅神からの技術提供で作られることになった機体。
この二つどうするか、今日も頭を悩ませるのだった。
三つ目の歯車が嵌る。
しかし、未だ歯車は動かない。
◆◆◆
視点・???
「……待って」
それは夢。
「お願い、だから……」
忘れられぬ―――
「いかないで……」
忘れてはいけない―――
「私を置いてかないで!」
過去の悪夢―――
「
伸ばした手は、一番大切なモノを掴めない。
『……生きて』
そして目の前から、この世で一番大切な人が……消えた。
■
「……」
目覚めた彼女はすぐに気づく。
ぼんやりと天井を見つめながら、無表情に涙を流す。
「……ごめんね」
目を閉じてあの光景を思い出す。
「……必ず、終わらせるから」
改めて目を開いたとき、涙は止まっていた。
そして最後の歯車が嵌る。
ゆっくり、ゆっくりと歯車は動き出した。
◇◇◇
視点・一夏
シャルが父親と歩み寄ってから数日、そろそろ夏休みが終わる。
それと、何をしたのかよくわからなかったがユラ、セシリア、ラウラの三人がシャルの為に凄く頑張ったのは分かった。
俺、箒、鈴の三人は何かが出来るわけでもなく、ほんの少し手伝いをするのが精一杯だった。
だから、何をするでもなくアリーナで【キャノンボールファスト】の特訓をしている上級生を眺めていた。
「……はぁ」
「どうした一夏?」
「いや、何も出来ないんだなって」
「……それは私も同じだ」
それもそうかとお互いに苦笑いする。
ここにはいないが、鈴も同じ気持ちだろうと容易に予想出来た。
「そう言えば夏休みが終わってしばらくしたら文化祭があるらしいぞ」
「ぶんかさい?……文化祭!?」
夏休み後なのに!?
いや、まあ、テストとか先にあるんだろうけど……IS学園の授業日程がわからん。
「文化祭ね~……あの夏祭り、参考にできるかな?」
「ふむ……一夏がいるから一夏メインになるんじゃないか?あまりそういうのに詳しくないが、コスプレ喫茶みたいな」
「あーやっぱそうかな?」
ユラ達に協力したいけど、何もできないから……なら、出来ることに全力投球しなきゃだな!
頬を叩いて気合いを入れる。
「よし!剣道の練習でもするか!」
「フフ、なら私が相手をしよう。鈴も呼んでおくか?」
「そうだな……違う相手と試合をするのも良いかもな。なんならISでの試合をしてもらえば良いし」
「そうか。なら私から連絡しておく」
「おう!」
笑顔で鈴に連絡する箒をみながら思う。
箒も変わったよな……いや、変わったというより柔らかくなったか?
……怒らなくなったよな、言ったら怒るだろうけど。
「すぐに来るそうだ。先に道場の方へ行くぞ」
「あぁ……何て言うか」
「ん?」
「箒、自然に笑うようになってきたよな」
「そうか?」
「間違いない。んー入学当初は抜き身の刀みたいだったけど、今は鞘にしっかり収まってる、みたいな?」
「あの一夏がそういうことに気がつくなんて……明日は槍が降るかもしれんな」
「えぇ……一応誉めたのに」
「フッ冗談だ」
さて、ここから先何が起こるかわからないし、俺は俺に出来る精一杯をやらなきゃな!
皆の足を引っ張らないように、ユラの期待を裏切らないように、千冬姉の恥になら無いように。
「よっしゃ!頑張りますか!」
次は何時書けるか……出来る限り頑張ります。
他も更新しないと(´・ω・`)