生徒会長イッセーと鳥さんと猫   作:超人類DX

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平和な日々へと戻ったかと思いきや、目安箱にひとつの依頼書が……。


ストーカーは犯罪です

 甘い取り決めだったかもしれないが、今回の戦闘によって完全に自信をつける事が出来た元士郎は見違える程の精神的進化を果たせた。

 それは学園生活にも現れており、生徒会副会長としても敏腕を振るっていた。

 

 そして赤い龍の妨害を何とかする為に『元へと戻った』イッセーはといえば、やはり造り上げていたキャラとは違って色々と口調から何からが軽いせいか当初多くの生徒達に困惑されたのだが、結局はその仕事っぷりは変わらない為、自然と受け入れられていった。

 

 

「おう元浜に松田、今日も手伝ってくれるのか?」

 

「あ、うん……」

 

「何だかんだ習慣化しちゃってるからな」

 

「そいつは助かるぜ、一応全役員を揃えたとはいってもやる事は多いしな。手伝ってくれるのならありがたいってもんだ」

 

 

 何だかんだ完全に生徒会の役員が揃った今でも、自然と手伝いに行くようになってしまった元浜と松田なんかは、休み明けから妙にノリが軽くなってるイッセーにちょっとまだ慣れて無い感はあった。

 

 

「連休明けからやっぱり変わっただろお前?」

 

「んぁ? 何が?」

 

「口調とか、雰囲気の軽さっつーかよ」

 

「ちょっと色々とあってな」

 

 

 とはいえ、以前より微妙に絡みやすくなったので、やがて二人も慣れてきて、軽い猥談をするぐらいにはなったとか。

 そんなこんなで生徒会はますます隆盛を誇り、過去の柵についてもある程度解決して言うこと無し―――に思えたのだが……。

 

 

 

 

 

「リアス・グレモリーからの投書?」

 

「うん、目安箱(めだかボックス)をチェックしたら入ってて」

 

「見せてみ」

 

 

 大体が色々と若干軽くなってるイッセーが認知され始めたある日の生徒会。

 目安箱と書いてめだかボックスと呼ぶようになった箱をチェックした祐斗が持ってきたのは、例のリアス・グレモリー名の投書であり、例の決着以降、学園内では一切関わることの無かった彼女等からの初めてのコンタクトだった。

 

 

「読むのか? どうせ碌でもない事しか書いてないんじゃねーの?」

 

「そうかもしれないけど、投書した以上は無視できないからな――ええっと何々?」

 

 

 リアス・グレモリーからと聞いた瞬間、微妙に嫌そうな顔をする元士郎を宥めつつ、小さな便箋に書かれた文字に目を通していくイッセー

 実の所内心では本人も面倒な臭いがプンプンしそうだとは思っている。

 

 

「生徒会に来て直接話がしたいんだそうだ」

 

「は? まさかそれが依頼内容って訳じゃねーよな?」

 

「あり得ないとは言い切れないね、完全に接触を厳禁させたとはいえ、未だにイッセー君が手放したマイナスにすがりたいとは思っているだろうし」

 

 

 会って直接依頼内容を話したいと書かれた紙を机の上に置いたイッセーに元士郎が眉を寄せ、祐斗は厳禁される前のリアスとソーナ達のしつこさについてを思い出しながら渋い顔をしていると、同じく聞いていたレイヴェルと白音が口を開く。

 

 

「どうなさいますかイッセー様? 突き返そうと思えば可能ではございませんが」

 

「なんでしたから私が言ってきましょうか? 元は眷属でしたし」

 

 

 椅子の背凭れに背中を思いきり預けながら天井を見上げるイッセーに断りに直接行っても良いと提案する二人。

 ギャスパーはかつての主の名前を聞いた瞬間、ビクビクしていて、恐らく声には出さないが顔を合わせ辛いと思っているだろう。

 

 

「私と黒歌は生徒会じゃないから事の成り行きを見ているだけしかできんが、どちらにせよ油断はしないほうが良いかもしれない」

 

「同じく。もっとも、また同じ事をイッセーにせがんたら流石にぶちのめすかもしれないけど」

 

 

 生徒会役員では無いものの来ていたゼノヴィアと黒歌がどちらにしても油断はすべきでは無いと意見するのを耳に入れたイッセーはだらけた姿勢を戻して座り直すと、祐斗と白音に命じた。

 

 

「聞くだけ聞いてやろう。だから連れて来てくれ、一応生徒だしな彼女等も」

 

「了解」

 

「多分部室に居ると思いますので直ぐに連れてきます」

 

 

 生徒である以上は目安箱に投書する権利がある事を優先し、リアスを連れてくる様に元眷属である二人に頼む。

 ちなみにギャスパーには無理をさせるべきじゃないと思ってこの場に待機させた。

 

 

「連れてきました」

 

 

 そして待つ事数分で戻ってきた白音と祐斗がリアスと――何故かアーシア・アルジェントを連れてきた訳だが……。

 

 

「失礼するわ……」

 

「失礼します……」

 

「?」

 

 

 以前冥界で元士郎にぶちのめされた時以上に疲弊した様子で入ってきた二人にイッセーは待機していた他の仲間と顔を見合わせながら首を傾げる。

 

 

「そこに座ってください、あぁ、今お茶出しますから――レイヴェル」

 

「了解しましたわ」

 

 

 元士郎も微妙にやつれてすら見える二人が気になるのか、応接用ソファに座らせた二人とテーブルを挟んだ反対側に座るイッセーの後ろに立ち、無言で観察をする。

 

 

「どうぞ」

 

「あ、ありがとう…」

 

「頂きます……」

 

 

 事務的な態度のレイヴェルがお茶を出した後、元士郎と同じ様にイッセーの後ろに立ち、リアスと何故なのか分からないが同行しているアーシアがお茶を一口のんで一息入れた所で、恐らく初めてかもしれないまともかもしれないトークが始まった。

 

 

目安箱(めだかボックス)に投書されていたので読んだんスけど、直接会って話がしたいその内容ってのはなんでしょうか?」

 

「めだかボックス?」

 

「や、やっぱり違う……」

 

「俺達がこの目安箱を勝手にそう呼んでるだけなんであんまり気にしないで結構だし、違うと違和感持ってるのは、あの生徒会モードキャラが怠くなっただけなんで早いとこ内容を」

 

 

 誰彼構わず偉そうな口調だったイッセーの、かなり砕けきったものとはいえ、一応所々に敬語を混ぜた話し方に、リアスとアーシアは違和感を感じるも、さっさと話せと言われてしまい、考える暇を潰された二人は慌てて話始めた。

 

 

「えっと、まずは先日は色々と申し訳なかったというか……特に匙君には迷惑を……」

 

「俺の事なんかどうでも良いっすよ。吹っ切れたんですから」

 

「そ、そうみたいね」

 

「そういえばもう一人の元士郎の主だった方の悪魔はどうしたのかしら?」

 

「ソーナの事? ソーナはちょっとここに連れてこられない状態というか……。多分連れてきたら兵藤君と匙君にヒステリックを起こす可能性が……」

 

「ハッ、まだ喚いてるのかアレは?」

 

 

 黒歌がソーナが居ないことに対して質問し、それに対してリアスは連れてこれない理由を微妙に疲れぎみな顔で話し、それを聞いた匙はどうしようもないなと吐き捨てる。

 

 

「流石に私もあの男の子供を産まなくちゃいけないって現実をアナタに何とかして貰ったというのだけは本当に解ってるし、あれだけ徹底的に匙君に負ければ考えるわ。

……けどソーナはそれでもやっぱり受け入れられないみたいで」

 

「ふーん、意外な事に融通聞かない性格だったのはソーナ・シトリーだった訳だ」

 

「どうしても匙君を取り戻したいとかずっと聞かないのよ、そしてアナタが匙君を奪ったって…」

 

「救いようが無いバカな悪魔女だ」

 

 

 ソーナの現状を知り、バカだと扱き下ろす元士郎にリアスは流石に擁護できない。

 というのもこの疲弊の半分がソーナのせいであるのだから。

 

 

「それでグレモリー先輩がそんな疲れた顔をしてる……ってだけでも無いようですが?」

 

「ええ、寧ろこっちの方が私にとって手が無いというか……。この子――アーシアの事は知ってるわね?」

 

「ん? あぁ、あの偽兄にひっついてた者の一人だろ?」

 

「っ!」

 

 

 リアスが隣に座るアーシアを紹介すると、イッセーは偽兄……つまり本当の名前すら知らない転生者にひっついてた女の一人と揶揄した瞬間、アーシアが思わず立ち上がって顔を嫌悪に歪める。

 

 

「アーシア、座りなさい」

 

「す、すいません」

 

 

 リアスに言われ、何度も深呼吸しながら心を落ち着かせる事で座り直したが、どうやら洗脳から解放されてから一番ダメージが大きいのがこのリアスとアーシアとこの場に居ないソーナらしいと、素に戻ってから余計に友達とフェニックス家以外はどうでもよくなってるイッセーは他人事の様に思う。

 

 

「ごめんなさい、話を続けるわ。それでこのアーシアは、最近は私の家で一緒に生活しているのよ」

 

「あぁ、俺の元両親の記憶から偽兄と俺は消えてるからな、住めるわけもないか」

 

「………………。で、そのアーシアに最近冥界宛から何通も手紙やらプレゼントが送られてきて……」

 

 

 やっぱり完全にイッセーの性格が変わってると、若干チクリと刺さる言葉を受けながらリアスは気にしないふりをして直接会って話がしたかった内容を話した。

 

 

「プレゼント?」

 

「そう。でもアーシアは嫌がっていてね……。プレゼントもそうだけど同封されている手紙の内容が……」

 

 

 『これなんだけど』と言ってテーブルの上に小さい封筒を置いたリアスに、イッセーが他の者達が後ろから覗いてくるのを背に手紙を読む

 

 

 

この日がやっと来た。

そう、僕と君とが再会する日だ。

 

いつも君を思っていた。

君こそは僕が待っていた人だと。

 

君もそうだろう?

君も僕を待っていた。

だから君は僕を救いに来てくれたんだ。

 

ああ、愛しているよ、アーシア。

 

この出会いを、この永遠の愛の

始まりを記念して僕の大切な人形を

君にあげたいと思う。

ああ、君が喜んでいる姿が

目に見えるようだ。

 

 

『………………………わぉ』

 

 

 取り敢えず読んだ後、イッセーや他の者達は思わず声を揃えてしまった。

 それほどに、なんというか……アレな手紙だったのだから。

 しかしリアスは『まだあるわ』と別の手紙をテーブルの上に置くのでイッセー達は再び読んだ。

 

 

全ては意味を持たなくては

存在する理由がない。

君が僕のために存在しているように。

 

でも、君は何で僕が送った人形を持っていかないんだ?

照れているのだろうか……

ふふ、そこも可愛いよアーシア。

 

 

『…………』

 

「まだあるわ」

 

 

君はまだ自分の本当の気持ちに気付いていないのかもしれない。

でも無意識ではわかっているんだ。

 

だから君は僕に近づこうと努力している。

それは美徳だ、楽園に至る道だ。

 

でも惜しいかな。僕はそっちにはいない。

じらしているのかな?

待ちこがれているのに、君はひどい人だ。

だけど愛しいよ、アーシア。

 

 

「流石にキモいんだけど」

 

「これは……ちょっと」

 

「なんでちょっと詩人風なんだよ、もっと普通に書けや」

 

「そこに突っ込むところじゃないにゃん」

 

「まだあるわ」

 

「まだあるのか!?」

 

 

そうだ僕も書くことにしようか?

この胸に。この心を切り開いて見せられない、その代わりに。

『アイ・ラブ・アーシア』と。

 

いや、もう少し気の利いた

言葉にしよう。それっぽっちじゃ、

まだ僕の思いに足りない。

ああ、これはとても甘美な気持ちになれる想像だね。

 

 

「内容からして、アルジェントさんに思いを寄せている様ですが、好きならストレートに行けば良いでしょうに……」

 

「まったくですね、ヘタレですか書いた奴は」

 

「あーぁ、草食系男子ってのも困るわぁ」

 

「……………俺を見て言うのはやめてくれ」

 

「まだあるわ」

 

「まだ!?」

 

 

 

君の打ち振る、輝くブロンド髪

夜空が如く、香を撒き

 

胸に掻き鳴る、我が鼓動

嵐の如く、弄ぶ

 

君の無垢なる、眼差しが

宴が如く、微笑めば

 

想い荒ぶる、我が息吹

阿片の如く、狂わせる

 

僕が考えた詩だけどどうだい?

君との愛に溺れるのは

素晴らしく楽しいことだ……て意味なんだ。

 

でも君は、何で僕の愛情の証を受け取ってくれないんだろう?

遠慮することはないんだ。

 

僕と君とはいずれ一つになる存在なのだから。

君にあげるということは、僕にあげるのと同じことなんだ。

愛してるよアーシア

 

 

「カテレアさんと文通するけど、こんな内容の手紙書いたら即嫌われると思う」

 

「偶々見たけど、先輩とカテレアさんのって手紙の中でも初な中学生みたいな感じですもんね」

 

「ほっとけ!!」

 

「これが最新よ……」

 

「……逆に気になってきましたわ」

 

 

アーシア、神聖なる恋人よ。

僕は君をいつも見ている。

君がどこにいようとも、何をしていようとも、僕は君を見失うことはない。

 

君がつらく寂しい思いをしていることもわかっている。

なのに、たかが身分も顔も偽ったゴミにそれを邪魔されるなんて、こんな理不尽なことはないと僕も思うよ。

 

でも長い間二人は出会えなかったんだ。後少しの時間だから、我慢して欲しい。

僕だって我慢しているんだ、君をこの手に抱きしめたいからね。

 

だからそろそろ会いに行くよアーシア。

そうしたらキミを誰にも届かない場所で僕だけが永久に愛してあげるから。

 

 

 

 

『…………』

 

 

 どう読んだってストーカーが考えそうな内容の手紙を読み終えたイッセー達は、何故だかわからないけど妙な達成感を感じながら、顔を青くしながら震えるアーシアを見る。

 

 

「まぁ、反応を察するに怖いってのはわかります」

 

「すっかり怯えちゃってご飯も喉を通らないのよ」

 

「でしょうね、てか誰から送られてるのかはわかるんですか?」

 

「わかっているわ、ディオドラ・アスタロトという純血悪魔よ」

 

「あぁ、彼ですか……ストーカー気質とは恐れ入りましたわ」

 

 

 ディオドラ・アスタロトなる悪魔がやってると聞き、レイヴェルが呆れた顔をする。

 

 

「要するに、アルジェント先輩がディオドラ・アスタロトにストーカーされているので相談に来たという事ですわね?」

 

「そうだわ、私の失態のせいで私の名も力も地に落ちた今、私だけではアーシアは守れないと思って貴方達の力を貸して貰いたいと……」

 

「なるほど、割りと真面目な内容だった訳ですか」

 

「…………」

 

 

 今の自分の無力さではアーシアは守れないと自覚しているからこその判断にイッセーは意外と客観視してるんだなと感心する。

 

 

「ストーカーはなぁ……よくねーわな」

 

 

 それにストーカー……まぁ、相手が相手なので別に被害者な気にはなっていないが、似たような経験が多いイッセーとしても他人事では無い気がして、ついつい黒歌を見てしまう。

 

 

「? 何で私を見るの? ムラムラしちゃった? ふふん、おっぱいで挟んであげよっか?」

 

「……………………」

 

 

 例えば体操服が盗まれたりとか、布団をビッシャビシャにされたりとか、スキルをフル稼働させて下半身をこねこねされたりとかとかとか。

 別に黒歌だから許してる感はあるが、他人だったら本気で蹴り飛ばす案件に似たような事をアーシアが受けている……。

 

 

「なぁ、キミに聞くけど私物が無くなってるってのは無いよな?」

 

「え、あ、私物は特に―――――あ、そ、そう言えば三日前体育があった時に着ていた体操着が無くなって……」

 

「……………。あー、ビンゴだそれ。

多分、そのディオドラなんたら本人が直接パクったじゃないにせよ、その手の者が盗んだ可能性が……」

 

「っ!? ぬ、盗んだって、な、何に使うんですか……?」

 

「そりゃあ…………なあ?」

 

「俺に振るなよ」

 

「僕を見ても答えに困るよ……」

 

 

 しかも既に脱ぎたて服までパクられてると来れば最早云うまでもないストーカーだった。

 

 

「……。なぁ、三人に聞くけど、仮にもし俺が脱いだばっかの体操着が置かれてたらどうする?」

 

 

 だからイッセーはアーシアの体操着が盗まれたと聞いた瞬間に察し祐斗と元士郎が返答に困って目を逸らした代わりに、自分を例えにしてレイヴェル、白音、黒歌に振ってみると……。

 

 

「お洗濯をするまえにまず着ますわ」

 

「匂いをかぎまくります、そうしたらまずお腹が熱くなるので」

 

「そして一人でイッセーに犯されまくる想像しながら指が止まらなくなるのは間違いなし!!」

 

 

 予想通りの答えが即答で返ってきたので、何故か三人に申し訳ない気持ちになりながら、引いてるリアスとアーシアを見る。

 

 

「ま、まぁそんな感じな事を、そのディオドラなんとかってのはしてるんじゃないかな?」

 

「…………」

 

「じゃ、じゃあ私の体操着を着て、匂いを嗅いで、ひ、一人で……?

ひぃぃっ!! い、嫌! 嫌です!!」

 

 

 誠八の件もトラウマになっているのか、全力で拒絶反応を示すアーシア。

 後ろで話を振られて妄想してしまったのか、三人でヒソヒソと良からぬ事を話し合ってるのが聞こえた気がしたもののイッセーは聞かなかった事にした。

 

 

「取り敢えず依頼は受けましょう。

と、いっても相当骨が折れそうですがね」

 

「あ、ありがとう……!」

 

「お、お願いします! も、もう男の人なんてこりごりなんです!」

 

「そりゃあそうだろうよ……」

 

 

 ストーカー撃退を。

 

 

「カテレアさんにそんな事されてたらそれはそれでと思ってしまう俺は駄目なのだろうか……」

 

「いや、僕もほんのちょっと思ったから大丈夫だよ。

というか、そんな真似を毎日三人からされてるイッセー君のメンタルが強すぎるんだよ」

 

 

 

「ふざけるも大概にしなさい! イッセー様に泣いても孕むまで犯されるのは私だけですわ!!」

 

「大丈夫だよレイヴェル、アナタが居ない間に死ぬほど犯されてあげるから」

 

「それはもう獣みたいに……にゃ?」

 

「三人して声がデカい!!」

 

 

 

 

 

 

「くしゅん!」

 

「? 風邪ですかガブリエル様?」

 

「いえ、そんな筈は……」

 

「おい、ルフェイ、俺のYシャツが消えたのだが知らないか?」

 

「へ? 昨日洗濯籠に入れましたけど……」

 

「……………………………………」

 

「む、そうか。一応聞くけどガブリエルは何か――」

 

「し、知るわけないでしょう!? 洗濯籠に入っていたYシャツを私が取って着てるとかする訳がありませんからっ!!」

 

「あ、あぁ? 突然なんだお前は?」

 

 

ストーカーはよくないのだ。




補足
ストーカーレベルというか方向性が余計ヤバイ事になりましたとさ。
故に現状の自分では守りきれないと生徒会に依頼した結果、何とか協力して貰えるようにはなった。

しかし、自分に黙って生徒会――つまり匙きゅんと接触したと聞いたソーナはその後ヒステリックを起こしたのだとか。

その2
ディオドラの部下的存在に体操着を盗ませ、一人部屋でハスハスとしてたらしい……やばいね。


その3
でも三人娘も既にイッセーの体操着やらパンツやらで、アレしてたらしいので、何か微妙にマシに思えなくもない。

ガブリーちゃんもコカビーの私服で似たような事し始めてるし、ストーカーばっかりだ!!
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