友人「へへへ………」
ピザ「…………こぽぉ……」
男「……………ふっ」
女「………ねぇ」
男「………なんだ?」
女「ちょっと聞きたいんだけど」
男「今忙しいから手短にな」
女「………なんでエロ本読んでんの?」
男「なんだ?藪から棒に」
女「違うよね?そんな意外なタイミングじゃないよね?寧ろ当然の疑問だよね?なんで逆にそんな顔できるの?」
男「エロ本じゃないから大丈夫だ」
女「………じゃあ何?」
男「『く○み○テクニック』だ」
女「何が大丈夫なの?えっ?何をもって大丈夫って言ったの?ねぇ?」
男「阿部さんだからセーフだ」
女「馬鹿なの?ねぇ、馬鹿なの?」
友人「うるさいなぁ!今良いとこなんだから邪魔すんなよ!」
女「…………アンタは何見てんの?」
友人「『快○天』」
女「ガチじゃん!」
友人「セーフセーフ、『失○天』じゃないからセーフ」
女「アンタらのその基準はなんなの…………?」
ピザ「そうでござるよ?校内でエロ本を開くなど………二人とも自重するでござる!」
女「………アンタはスマホで何してたの?」
ピザ「ア○速巡回してたでござる」
男・友人「「お前が一番ガチじゃねーか!」」
女「えっ、なに?○グ速?何それ?」
男「止めとけ、俺ですら偶に無理だアレは」
友人「上級者の紳士じゃねーとありゃ無理だぜ………俺は絶対無理」
ピザ「拙者は九割いけるでござる」
男「俺は6〜7割だな」
女「その前によく女子の前で堂々と読めるね。そしてその後に猥談だもんなぁ………」
友人(俺は知っている。こいつは本屋のBLコーナーで半日ニヤニヤできる猛者だと)
男(奇遇だな。俺はこいつから色々と借りてる)
友人(おまっ…………直接脳内に⁉︎てかお前ホモかよ!)
ピザ(男殿は確か超・雑食だっただけでござるよ)
友人(こいつもっ…………!直接だと⁉︎)
女「………なんでエロ本なんて読むわけ?」
男「なんで、だと?」
女「溜まるなら直接発散すれば良いじゃん。アンタら外見で十分騙せるでしょ?男は黙れば硬派な男前、友人は黙ればイケメン、ピザも痩せればハンサム、全員特に問題ないでしょ?」
友人「………理屈じゃねぇよなぁ」
ピザ「おにぎりだけでは飽きるでござる。偶にはパンも食べくなるのでござるよ。………いや、おにぎり食べた事ないでござるが」
男「性癖の問題だな」
女「男へ置いておくとして………アンタらそれ、使うの?」
友人「俺は後で」
ピザ「拙者はオカズを捜しているだけでござる」
女「うん。聞いた私も馬鹿だけどアンタらやっぱかなりアレだからね?………男は?」
男「ニヤニヤするだけだ」
女「使うとかはないの?」
男「俺は特殊なんだよ」
女「はぁ?」
友人「こいつさ…………ロリコンとマザコンとショタコンとファザコンを併発してんだよ」
女「」
ピザ「その上バイでござる故、普通のオカズは口にもしないのでござる」
女「………アンタら好きな人とかいないわけ?」
友人「○ゼ」
ピザ「キュア○ニー」
男「武○P」
友人・ピザ「「⁉︎」」
女「2次元じゃなくて!実際にいないの⁉︎」
友人「声優の○城み○き」
ピザ「とうの昔に見限ったでござる」
男「……………クラスメイト」
女「!男!誰!」
友人「…………まさかお前」
ピザ「先月の………」
男「……………元気っ娘」
元気っ娘「なにー?よんだー?」
男「!よ、呼んでない………」
元気っ娘「そっかー、じゃね!」
男「…………」
女「なんでなんで⁉︎すごい気になる!」
友人「お、おいおい………あんま突っ込んでやんなよ……」
女「だってあの男だよ⁉︎浴衣とつなぎが似合う硬派代表だよ⁉︎」
ピザ「先月にハンカチを拾ってもらttブベェラァッ⁉︎」
男「どうした?ピザいきなり倒れて吹き飛んで。顔がすごい事になってるぞ」
ピザ「あわわわわわわ……………せ、拙者なにも言ってないでござる!」
友人「とんでもない速度の裏拳………しかもそれを容赦無く顔面に放つとは………」
女「どこに惹かれたの?ねぇ?ねえってば!」
男「………なんか………子犬みたいだから」
友人「さっきも言った通り、こいつを構成する要素の中には『ロリコン』が存在する」
ピザ「も、元々………三人の中で最も童貞力が高い男殿でござる。ハンカチを拾ってもらって、その上笑顔で話しかけられたら簡単に落ちると言うもの」
友人「元気っ娘の外見も『艦これ』の『稲妻』そっくりのロリ体型だ。バリバリ日本人的趣向の男からして見れば天使にでも見えるんじゃないか?」
男「天使じゃない、女神だ」
友人「ほら、末期だろ?」
女「………うん、かなりアレだね」
ピザ「まぁ、これらの理由で男殿は恋をしているのでござるよ」
女「…………敢えて突っ込まなかったけど、ロリコンなんだ?」
男「………正確には『アリス・コンプレックス』の気も存在すると言うだけだ」
友人「あぁ………『ロリコン』じゃない!って主張だろ?実際はお前かなりのロリコンじゃないか」
男「………一般層から見る幼児体型の女性への求愛感情、それを纏めて『ロリコン』と言う間違った集団認識がある」
ピザ「あぁー………確か元ネタの小説があって、そこから来たんでござるな」
男「そもそも人間の雄と言う生き物は本能に従って行動する」
女「ロリコンが偉そうに………」
男「アダムとイブ、この二人は食べる事を禁止されていた『知恵の実』を食べてしまい、生命の終わりという罰と羞恥心という名の罰でありご褒美でもある制約を手に入れる」
ピザ「旧約聖書の内容でござるな」
友人「おかしい所あったよな?」
男「この羞恥心と言う感情が芽生えた二人はイチジクの葉で陰部を隠し、そのまま人類は衣服を身に纏うようになっていく」
女「うん、ご褒美以外は基本的に正しい事言ってるね」
男「『チラチズム』と言う言葉がある。これは現代の風潮で解釈すれば、見えそうで見えないと言う人間の探究心をくすぐる奥の深い嗜好の事を言う」
友人「ブラの下とかな」
ピザ「スカートの中もでござる」
女「へそとか?」
男「そうだ。オープンになっている所を見ても大して興奮はできない。普段からよく見ている顔のパーツを見て興奮するか?鼻を見て、耳を見て性的興奮を起こすか?普段から隠している衣服の下の部分など見るから興奮するのだ」
友人「?それなら別に巨乳のねーちゃんでも良いだろ?お前がロリコンなのは関係ないんじゃ……」
男「さっきも言ったが隠すと言う事は言いかえると『見せてはいけない』ということだ」
ピザ「確かに」
男「人間にとって最も甘い蜜、それは『禁忌を犯す』という事なのだ」
女「…………やっちゃいけない事をやるって事?」
男「そうだ。そして江戸時代以降、日本では生殖適齢期の年齢を迎えた年齢でないと子をなす事は許されておらず、法的に結ばれる事に関しては生殖適齢期を一回り超えた年齢でなければ倫理的にも許されない。そして、例え生殖適齢期を迎えて立派な淑女になったとしても体型が幼ければ倫理的にアウトというふざけたルールも存在する」
ピザ「ダメな事をする。………確かに教科書など、『見ても良い物』を見ても興奮など微塵も起きないでござるが、エロ本などの『見てはいけない物』もしくは『見えないようにしてある物』を見ると興奮は起こるでござる」
男「そしてその二つを結びつける。そうすると『あらゆる意味で生殖適齢期ではない女性と結ばれる』=『してはいけない事』、『してはいけない事』=『興奮する』、この事から『ロリと結ばれる』=『興奮不可避』という方程式が成り立つ。そしてこれらから、いけない行為を望む雄の本能をくすぐるロリ体型の女性に対して興奮を覚える事は雄の本能であるという理論が成立する!」
友人「おおっ!なんかそれっぽい!」
女「間違ってはないと思うけど」
ピザ「ロリコンが力説してるだけでござるからな」
女「でもいいの?」
男「何がだ?」
女「元気っ娘後ろにいるけど」
男「」
元気っ娘「……………」
男「」
元気っ娘「……………」
男「」
元気っ娘「……………きも」
男「」
元気っ娘「……………死ねば?」
男「」
友人「……………これは」
ピザ「惨すぎる……あまりにも惨い」
男「はぁはぁ、…………イイ………すごくイイ」
友人・男・女『⁉︎』
元気っ娘(男君は変態だったんだ…………あたしの
男『変態は程々にな!あんまり我が道を行くと戻れなくなるぞ!』