死を経験した俺の生きる時間   作:天空を見上げる猫

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「オーイ、イチカー。」

「どうした作者。」

「お気に入り登録が250、UAが30,000超えました!」

「マジか!」

「皆様のお陰です!本当にありがとうございます!」

「これからも頑張れよ。」

「はい!これを記念に番外編を少しずつ投稿したいと思います。」

「「それではどうぞ!」」


十話

「いいな!私が勝ったら貴様は剣道部に入れ!」

 

「…何故そうなる。」

 

イチカ・ミューゼルだ。今俺は篠ノ之に強制連行され剣道部の道場に来ている。俺はやる事があると言って断ったがそれを無視して連行された。何故コイツは人の話を聞かないんだ?更には、いきなり剣道部の入れと言ってきた、俺は興味が無いと言ったら勝負を仕掛けてきた。意味がわからん…。

 

「話を聞いていたか?俺は剣道に興味がない。」

 

「ならば私と勝負しろ!そして剣道部に入れ!」

 

「(俺が負けることは確定か…。)ならば俺が勝てば俺に関わるな。」

 

「良いから準備しろ!」

 

(…コイツ本当に何様だよ?)

 

(イチカ~、頑張れよ~。)

 

(あぁ。)

 

「おい一夏!貴様ふざけているのか!」

 

「何がだ?」

 

「何故防具を着けない!」

 

「はぁ~。お前バカか?」

 

「何だと!?」

 

「元々IS学園は女子校だ。女子のサイズが俺に入ると思うか?」

 

「…。」

 

「そろそろ始めるぞ。すみませんが誰か審判をお願いできますか?」

 

「では私が。」

 

「ならお願いします。それと俺がやるのは剣道では無いので。」

 

「わかりました。篠ノ之さん始めて宜しいでしょうか?」

 

「えぇ。お願いします。」

 

「それでは…始め!」

 

「めーーん!!!」

 

「…。」

 

篠ノ之は勢い良く打ち込んできたがイチカはそれを難なく回避した。それが4回ほど続くといきなり篠ノ之が。

 

「貴様!剣道をする気はあるのか!?」

 

「言った筈だ俺がやるのは剣道ではないと。」

 

「ふざけるな!貴様は剣道を黙ってやればいい!」

 

(もはや命令だな。)

 

(もう終わらせれば~?)

 

(だな。)

 

「今度は避けるなよ!」

 

「あぁ。(避けはしないさ。避けはな。)」

 

「(ようやく剣道をする気になったか。)めーーん!!」

 

バシッ!!

 

篠ノ之はもう一度打ち込んできたがイチカは竹刀で篠ノ之の竹刀を叩き落とした。

 

「!?」

 

「面。」

 

「面あり!勝者イチカ・ミューゼル!」

 

「ありがとうございました。」

 

「今の試合は無効だ!」

 

イチカが礼をし退場しようとすると篠ノ之が審判をした女子に異議を申し立てていた。

 

「?篠ノ之さん何故今の試合が無効なのですか?」

 

「貴女は私が竹刀を落とされたのに試合を止めずに続けたからでしょう!」

 

「なら試合を落とした貴女が反則を1回貰いますよ?それにミューゼル君はやるのは剣道では無いと言っていた筈ですよ?この時点で剣道のルールは適用されません。それと剣道に興味がない人を無理に剣道部に入れるのは賛成できませんね。」

 

(な~イチカ、モップテールって何様なんだ~?)

 

(さぁな?)

 

「私は篠ノ之束の妹ですよ!」

 

(うわ~、アイツ言いやがった~。)

 

(まー、アイツは束さんに縁を切られた事を知らないからな。周りが騒いでいる中あの人がどう対応するかだ…。)

 

「それで?」

「え?」

 

「篠ノ之博士の妹だから何でしょうか?もしかして篠ノ之博士の妹だって言えば言うこと聞くと思ってるのですか?もしそうなら随分嘗められたものですね。凄いのは篠ノ之博士であって貴女ではありません。」

 

「貴女では話になりません!」

 

「そうですか。」

 

「なので眠っておいてください!」

 

篠ノ之は少女に竹刀を降り下ろした。

 

「オイ!?」

 

「これで正当防衛ですね。」

 

「なっ!?」

 

少女は篠ノ之にボディーブローを喰らわせた。

 

「さて、保健室に運ぶとしますか。」

 

((((((何で平気なの!?))))))

 

「あ、そうだ、ミューゼル君。」

 

「何でしょうか?」

 

「時間がある時で良いから手合わせをお願いできますか?」

 

「わかりました。えーと…。」

 

「黒姫、黒姫刹那です。二年生です。」

 

「知ってると思いますがイチカ・ミューゼルです。では再来週くらいに。」

 

「えぇ、では気を付けて。」

 

「ありがとうございます。」

 

イチカとユルセンは道場を出て職員室に寮の鍵を受け取りに向かった。

 

「はい、これが寮の鍵になります。」

 

「ありがとうございます。山田先生。」

 

「いえいえ、でも良かったんですか?」

 

「?何がですか?」

 

「来週には一人部屋が出来るのに今日から住んで良かったんですか?」

 

「あぁ、その事ですか。今日から住まないと織斑先生が面倒そうなので…。」

 

「あー、なるほど。」

 

「では寮に向かいますね。」

 

「道草したらいけませんよ。」

 

「わかりました。ではまた明日。」

 

イチカは職員室を出て寮に向かった。




「なぁ、作者。」

「どうしたんですか?」

「黒姫先輩ってもしかして…。」

「考えている通りだと思いますけど本人に聞いた方がはやいです。」

「それって…。」

「つまり私はゲストということです。」

「く、黒姫先輩!?一体何処から?」

「内緒です。」

「そ、そうですか。」

「はい、ゲストは黒姫刹那さんです。」

「よろしくお願いします。」

「よろしくお願いします。まず、黒姫先輩ってもしかして七話に出た黒姫さんの妹なんですか?」

「えぇ、私達は姉妹です。姉の名前は黒姫永久《くろひめとわ》といいます。」

「それよりも竹刀で叩かれて大丈夫だったんですか?」

「大丈夫ですよ。姉との訓練で馴れてますから。」

「訓練って何をそうしたらそうなるんですか?」

「簡単な事ですよ、防具を着けずに試合ですよ。」

「えー。」

「話すのも良いけどそろそろ時間だよ。と言うわけで最後に黒姫刹那さんに締めてもらいます。」

「わかりました。それでは次回も楽しんでください。」
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