死を経験した俺の生きる時間   作:天空を見上げる猫

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十四話

クラス代表決定戦があった放課後、イチカとセシリアは現在アリーナで対峙していた。しかしセシリアをよく見るとイチカと色違いのドライバーをしていた。

 

 

(イチカファイト~。)

 

 

(Master頑張ってください!)

 

 

(マスター頑張ってね!)

 

「(あぁ!さてと。)まさか俺と似たような奴が居るとは思わなかったな。」

 

「それは此方も同じですわ。」

 

 

「さて…そろそろ始めるか?」

 

 

「そうですわね。」

 

 

二人は眼魂を取りだしスイッチを押してドライバーにセットした。

 

 

[[アーイ!]]

 

 

イチカのドライバーからオレンジのライン、セシリアのドライバーからは青のラインが入ったパーカーゴーストが出て来て互いにぶつかり合っている。

 

 

[バッチリミナー!バッチリミナー!バッチリミナー!バッチリミナー!]

 

 

[バッチリミロー!バッチリミロー!バッチリミロー!バッチリミロー!]

 

 

セシリアのドライバーからはイチカとは別の待機音声が鳴っている。

 

 

「「変身。」」

 

 

[開眼!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!]

 

 

[開眼!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!]

 

 

二人は変身と同時に武器を出現させた。イチカはガンガンセイバーに二刀流モードにし、セシリアに向かって走り出した。それを迎え撃とうとセシリアは青い銃を構えイチカに発砲した。

 

 

「…。」

 

 

しかし、イチカは止まる事は無く放たれたエネルギー弾を全て斬り裂きながら近づき、セシリアに斬りかかったが青い銃で防がれイチカはカウンターを喰らってしまった。

 

 

「くっ!なら!」

 

 

[アーイ!バッチリミナー!開眼!ロビンフッド!ハロー!アロー!森で会おう!]

 

 

「はぁ!」

 

 

イチカは緑のパーカーゴーストを纏うとガンガンセイバーとコルーを連結させたアローモードでセシリアに向かって矢を十数本放った。しかし、セシリアは難なく矢を全て打ち落とした。

 

 

「う~ん、流石は代表候補生だな。まさか全部打ち落とすなんて思いもしなかった。」

 

 

「ありがとうございます。ですが此方としては弓を使えるのは驚きましたわ。」

 

 

「手数を増やせば戦術も拡がるからな。」

 

 

「一理ありますわね。ならば私も。」

 

 

セシリアは水色の眼魂を取りだしドライバーにセットし、トリガーを引いた。

 

 

[アーイ!バッチリミロー!開眼!ツタンカーメン!ピラミッドは三角!王家の資格!]

 

 

セシリアは水色のパーカーゴーストを纏い、青い銃が機械的なコブラと連結し鎌の様な武器になった。

 

 

「やっぱりゴーストチェンジも出来たか…。」

 

 

「えぇ。それでは…覚悟!」

 

 

「!」

 

 

セシリアは斬りかかったて来たがイチカはそれを後ろに回避し、矢を放った。しかし難なく回避されてしまった。

 

 

「喰らえ!」

 

 

「!?」

 

 

イチカはガンガンセイバーをアローモードからソードモードに戻し凄まじい速さでガンガンセイバーを振った。 イチカの振ったがガンガンセイバーはセシリアに届いていないがセシリアはダメージを受けた。だがそこでタイムアップとなり二人は変身を解いた。

 

 

「先程のは…衝撃波?」

 

 

「正確には斬撃波だけどな。」

 

 

「これは便利ですわね。」

 

 

「って言ってもまだ俺の奴は未熟だから最大五メートルが限界だな。」

 

 

「未熟…と言う事は誰かに習っているのですか?」

 

 

「あぁ。俺と比べ物にならないくらい強い人に。」

 

 

「どれくらいお強いのですか?」

 

 

「どれくらいって言われれば…。…ISを竹刀一本で圧倒出来るくらいだな。あ、因みに女性だから。」

「…凄いですわね。それほどの方ならば普通にモンドグロッソ等で有名になっている筈ですのに。」

 

 

「その人ISには乗ってないからな。」

 

 

「何故ですの?」

 

 

「何でもISがその人の動きに着いてこれないらしい。」

 

 

「なるほど。それより話は変わるのですけれど。」

 

 

「うん?」

 

 

「あの試合が終わってから何があったのですか?」

 

 

「あー、実は…」

 

 

イチカ回想

イチカが試合を終え戻ると千冬が何かを企んでいる顔をして仁王立ちしていた。そしてイチカにあることを言った。

 

 

「ミューゼル、貴様の機体を寄越せ。」

 

 

「は?言っている意味が分かりません。」

 

 

「織斑先生何を言って…」

 

 

「貴様に拒否権は無い。貴様の機体は明らかに第三世代の性能を越えている。因みに企業に許可は取っている。」

 

 

「(は~、企業が許可をすれば操縦者に直ぐに連絡が来る筈だし、何より企業の情報を簡単に渡す分けないだろ。しかも理由が第三世代の性能を越えている? 一体何を観ていたんだ?)山田先生、織斑先生が言っている事は本当ですか?」

 

 

「いいえ、織斑先生はただ試合を観ているだけでした。それに織斑先生、第三世代の性能を越えていると言っていましたが何処がですか?説明をお願いします。」

 

 

「…。」

 

 

「は~、ミューゼル君貴方は戻って構いません。私は学園長に今日の事を報告に行きますので。」

 

 

「分かりました。では失礼します。」

回想終了

 

「と言う事があった。」

 

 

「織斑先生は子供ですの?」

 

 

「さぁ?」

 

 

「イチカ~、お疲れ~。」

 

 

「ユルセン?見せていいのか?」

 

 

「良いんだろ別に~。」

 

 

「…まぁ、ユルセンが良いなら。あ、セシリア、紹介す…セシリア?」

 

 

「イチカ~、助けろ~!」

 

 

「ユルセン?何が…」

 

 

イチカが声の方向を見ると笑顔でユルセンの頭を撫でているセシリアの姿があった。

 

 

「イチカさん!この可愛くて憎たらしいこの子はなんと言うのですか!?」

 

 

「ユ、ユルセンって言う奴だ…。」

 

 

「ユルセンと言うのですか!名前も可愛いらしいですね!」

 

 

(…デジャブだ。)




「やっとセシリアがスペクターに変身したな」

「そうですね。でも少し変更点があります。」

「変更点?」

「はい、まずはゴーストドライバーのカバーが白から青になっていて名前がスペクタードライバーに変わっています。」

「変える必要あるのか?」

「とりあえず分かりやすくするためです。本編じゃスペクターがエジソンを使った時はバッチリミロー!って鳴るけど実際にはなりませんからね。ですので、あえて色を変えてスペクタードライバーにしたんです。」

「ふーん。」

「…何でそんなに元気無いんですか?」

「別に。」

「次回パーティーがあって鈴ちゃんが出ますよ。」

「よし、作者俺に締めさせてくれ!」

「良いですよ。」

「それでは次回もお楽しみに!」
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