死を経験した俺の生きる時間   作:天空を見上げる猫

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セイバー見ました。凄く私好みで、これからが楽しみです。CGも綺麗で感動すら覚えました。(予算に眼を反らしつつ)


そして、セイバー視聴した日にある夢を見ました。箒が作家になっててセイバーに変身してました。…つまりそう言う事ですよね?これはそう言う事ですよね?


四十八話 家族と共に

シャルロットがIS委員会への報告と合同訓練を終えて訓練所の前でスマホを弄りながら時間を潰していた。すると訓練所の前に一台のリムジンが停車し、シャルロットはスマホを仕舞い迷う事無くそのリムジンに乗り込むと既に銀髪の女性が一人席に座っていた。彼女の名はマリア・デュノア、シャルロットの義母に当たる人物である。 

 

 

「待たせてごめんね、シャルちゃん。道が混んでたみたいで約束の時間に間に合わなくて。」

 

 

「気にしてないよ。マリーさんから遅れるって連絡が来たから事情は知ってからね。処で…お父さんは?」

 

 

「まだ…来れないみたい。何でも合わせる顔も資格も無いからって…。」

 

 

「えぇ…めんどくさ…と言うかまだ引きずってるの?お母さんは気にして無かったんだから普通にすれば良いのに。と言うよりお父さんは考えすぎなんだよ。(…ま、お父さんの事だから心配する必要も無いけどね。)」

 

 

「でも…仕方無い事だと思うな。アルベールさんはヴァレリーさんとシャルちゃんの事に関しては不器用だから。」

 

 

「確かにそうだね。僕達の生活が苦しくない様に匿名で自分のポケットマネーからお母さんの口座に振り込むくらいだからね。勿論、マリーさんもね。」

 

 

「!…気付いてたんだ。」

 

 

「まぁね。と言ってもマリーさんのは後から知ったんだけどね。と言うか、これのお陰でね。」

 

 

「それって…」

 

 

シャルロットは自身のバッグからシンプルな封筒を取り出してマリアに見せる。その封筒はマリア自身がシャルロット達に匿名で書いた手紙だった。

 

 

「最初は名前が書いていなくて分からなかったけどマリーさんの字を見て確信したんだよ。まぁ、そのお金を使う事は無かったんだけどね。」

 

 

「どうして?もしかして誰から送られてきたか分からなかったから?」

 

 

「違うよ。お母さんの収入とお父さんの振り込みで生活出来てたって言うのもあるけど。お母さんは自分が居なくなってから僕が不自由無く過ごせる様にあえて使わなかったんだ。ま、お母さんは『人は死に至る事で美しく完結する!と言う訳で手術は要らん。私は残りの余生を謳歌する。』って担当医に言って喧嘩して、弱みを見つけて脅したくらいだからね。」

 

 

「えぇ…。ヴァレリーさんってアルベールさんから聞いていた以上に無茶苦茶な人だったんだね…。」

 

 

「うん、僕以上に狂ってて無茶苦茶だったけどそれでも僕の自慢のお母さんだよ。」

 

 

「そっか。私はヴァレリーさんに会った事は無いけど二人の話を聞いて本当に大切な人だって分かるよ。…私も一度で良いから会ってお話とかしてみたかったなぁ。そう言えばアルベールさんにヴァレリーさんに会ってみたいと言ったら辞めた方が良いって言われたなぁ。」

 

 

シャルロットとマリアは血は繋がっていないが親子関係であるが二人ともフレンドリーに話しているため、端から見たら少し年の離れた友人関係に見えるだろう。そして、マリアはシャルロットの母親に会ってみたいと言うとシャルロットは驚き呆れた顔をする。

 

 

「えぇ…お父さんの言う通り辞めた方が良いよ。マリーさんがお母さんと会ったら絶対に大変な目に合うよ。例えばシスターとかメイドみたいな色んな格好で色んな事されると思うよ?」

 

 

「待って?服装もそうだけど色んな事が気になるよ?」

 

 

「知らない方が良いと思うよ?お母さんの性癖のオンパレードみたいな銀髪童顔のマリーさんは特に。あ、でもマリーさんのシスター姿は見てみたいかも。」

 

 

「うん、性癖云々の話は聞かなかった事にするよ。あ、でもシスターの服なら持ってるよ。」

 

 

「…え?…まさか、お父さんにそんな特殊な性癖があったなんて…自分は神父になってシスター姿のマリーさんと背徳的な行為を…」

 

 

「言っておくけどアルベールさんは関係無いからね?ただ学生時代の制服なだけだから。」

 

 

「なーんだ…ねぇ、マリーさん?まだその制服残ってる?残ってるなら見てみたいんだけど。」

 

 

「それは構わないけど…普通の修道服だから見てもそんなに面白く無いよ?」

 

 

「良いの良いの、僕はただマリーさんのシスター姿が見たいだけだから。」

 

 

シャルロットとマリアはお互いの事、シャルロットの両親の事等を楽しそうに話ながら道中で必要な物を購入して目的地に向かった。

 

 

「ん…ハァ、此処に来るのも久し振りな感じがするな~。」

 

 

「そうなの?」

 

 

「うん。って言っても日本に渡る前に一回来たからそんなに経っては無いんだけどね。あっちでの生活が楽しかったからそう感じるんだと思う。あ、マリーさんは此処に来るのは初めてだっけ?」

 

 

「うん。何度か来ようかと思ったんだけど…やっぱり此処に来るのはシャルちゃんと一緒の方が良いと思ったんだ。本当はあの人も居た方がもっと良かったんだけど…。」

 

 

「お父さんが来れないって言うなら別に良いと思うよ?まぁ、お父さんが本当に来れなかったらの話だけどね。ね?お父さん?」

 

 

マリアはこの場に自分の夫でもあるシャルロットの父親が居ない事で寂しそうな表情をしており、シャルロットが父親の考えを肯定するかの様に呟き、近くにあった木の方を向き話し掛ける。すると一人の男性が木の後ろから姿を表す。

 

 

「…久し振りだな、シャルロット。」

 

 

「…え?アルベールさん?どうして…此処に?」

 

 

「…。」

 

 

「普通に考えればお墓参りだよね、お母さんの。合わせる顔も資格も無い?良く言うよ、毎月の様に此処に来てたくせに。それもご丁寧にお母さんの好きな花を添えてさ。どうせ、会社の為にマリーさんと結婚してお母さんの事が好きなのにマリーさんに惹かれていった事に悩んでるんでしょ?良いじゃん二人共愛してるで。別にどちらか選ぶ必要無いでしょ。」

 

 

「しかし…」

 

 

「あぁ!もう!本っ当に面倒だね!?お父さんはお母さんとマリーさんを愛した、二人もお父さんの事を愛して二人共その事実を受けいているんだよ?だったら当の本人が悩む必要無いでしょ。…お母さんから口止めされてたけど最期に『私が愛した2人とあの人を想ってくれる人に幸せが訪れますように』って言ったんだよ。だからさ、何時までも昔の事引きずってないで前に進めば?こんなにお父さんを想ってくれる素敵な人がいるんだからさ。」

 

 

「シャルロット…良い事を言っているが笑顔で親指を人差し指と中指で挟むのは辞めなさい。…意味が分かってない人も居るから辞めなさい。」

 

 

「いやだよ♪」

 

 

「アルベールさん、シャルちゃんのしてる仕草って何か意味があるんですか?良かったら教えて貰えませんか?」

 

 

「…駄目だ。」

 

 

マリアはシャルロットのしている仕草の意味を理解していない為にアルベールに質問する。しかし質問された本人は意味を知っているが教えなかった。その光景をシャルロットは満面の笑みを浮かべながら見ていた。

 

 

「どうしてですか?私だけ仲間外れは嫌です。」

 

 

「いや、そう言う訳では無く…」

 

 

「マリーさん、僕がお父さんの代わりにこの仕草の意味を教えてあげるよw」

 

 

「ホントッ!?じゃあお願い!」

 

 

「おい!?マリア!?シャルロットも辞めろ!?」

 

 

「さっき僕がしてた仕草の意味はね…」

 

 

「うん。」

 

 

「…………だよ♪」

 

 

「えっ…その……///」

 

 

シャルロットはマリアに近付き耳打ちで先程してた仕草の意味を教える。そして意味を聞いたマリアは驚き狼狽えて顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしていた。

 

 

「さて…ただいま、お母さん。今日は初めてお父さんとマリーさんと三人一緒に来たよ。まぁ、お父さんは毎月来てたみたいだけどね。実はね、向こうで素敵な玩具(友達)沢山出来て凄く楽しいよ。」

 

 

「…ヴァレリー、シャルロットからお前の最期の言葉を聞いたよ。まさか娘に説教されるとは思っては居なかったがな。言葉の通りに幸せになってみせるよ、私達の娘のシャルロットと最愛の妻であるマリアと共に。そしてヴァレリー、私はお前を今でもマリアと同じくらい愛している。」

 

 

「えっと…初めまして?マリア・デュノアです。ヴァレリーさんの事はアルベールさんとシャルちゃんから沢山聞いてます。…私はシャルちゃんの親…と言うよりは友人に近い関係ですが大切な家族です。ですから、これからも見守ってください。」

 

 

三人はヴァレリーの墓でそれぞれ挨拶を済ませ帰路に着いていた。その道中で三人は様々な話をしていた。その光景は間違いなく家族と言える光景だろう。

 

 

『…やっと前に進み始めたのか。さっさと私の事を忘れて幸せになれば良いのに私との思い出に囚われるとか女々しすぎだろ…しかも普通妻が横に居るのに同じくらい元カノを愛しているとか本当に馬鹿な男だな。…まぁ、その馬鹿な男を愛している私は狂っているな。それにしてもマリア…だったか?アハハ♪あの美しい銀髪に少女の様な幼さを残した顔に細身の体、そして大きすぎない小振りな胸…何とも私好みの娘だなぁ♪生前出会えて無いのが悔やまれるな…出会っていればあの娘を私の思い通りに調教出来たんだがなぁ…メイド服なんかを着せて歪んだ主従関係を築くのも良いな…いや、あの娘にはシスターの服が似合いそうだ、そして私が神父になって背徳的な行為を…あぁ…ヤバい…あの娘を着せ替え人形にしたい、自分の物にしたい、傷を付けずに手元に置いておきたい、綺麗な顔を歪ませたい、私に強く依存させたい、私の声だけに反応する様にしたい、私を見ただけで欲情出来る様にしたい、あの娘を…無茶苦茶に犯したい♪そしてシャルロット…数ヶ月見なかっただけなのに随分と綺麗に魅力的に狂気的になったな。私が生きていれば間違いなく犯して居たな…チッ!あのウザイ担当医に従わなかった事を死んでから後悔するとはな…しかもそれが血の繋がった実の娘に欲情して犯したいと言うのが理由か…アハハハハハハハハ!ハァ…やはり私は盛大に狂っている…だが…それで良い…人は狂って、狂気に満ちて、絶望して、死に至る事で美しく完結する!…さて、シャルロットが気になる事を言っていたな。日本で玩具(友達)が出来た…か。アハハハハハハハハ!そうか遂にシャルロットにも出来たのか!…それは気になるなぁ…そうだ…着いていくかぁ♪』




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