新たな時代は戦国時代!?   作:練火

5 / 6
こんばんはー!!

練火ですΣ(ノд<)

まだ4話だけなのに、五十人がお気に入りとは……凄く緊張する…

あっ。因みに、オリキャラでます。


山越え

俺と紗恵は美濃へ移動している。

だって、この時代の稲葉山城を見てみたいからね。いや、現代では岐阜城って呼んでたっけ?

さて、行くにあたり一つ困った事があった。

 

 

それは…………

 

「関所かぁ~、どうするかなぁ?」

 

美濃に行くには関所を通らなければならないが、俺と紗恵はどう見ても怪しい。

俺の身なりは、黒のジャージのズボンとTシャツ+手提げ鞄(神様に返して貰った)

紗恵の身なりは、前の衣服がボロボロだったので、鞄に入っていたTシャツを着ている。

俺は冷静に判断した後

 

「………うん、捕まるな」

 

答えに辿り着いた。

 

「ど、ど、する、の?お、兄ちゃ、ん」

 

俺は少し悩んだ後

 

「ーーーーそうだ、山を登ろう」

 

そして、俺達は関所を迂回して山越えをする事にした。

 

 

 

ーーーのだが

 

 

 

 

 

~1時間後~

 

 

「どうしてこうなったんだろう?」

 

現在、俺と紗恵は

 

 

『逃がすんじゃねぇぞっ』

 

 

ーー山賊に囲まれております。

山を舐めるんじゃなかったな……失敗した。

 

「お、お兄、ちゃんっ(ギュッ)」

 

紗恵は俺の後ろに隠れている。

リーゼントっぽい頭をした山賊が此方に向かって叫んだ。

 

「おい優男!金になりそうなもんを置いていきな!」

 

「却下」

 

「んだとコラァ!!」

 

即答で返答したら、チンピラの如く言われました。

俺達の後ろにいた山賊が紗恵を指して

 

「頭ァ!!この化け者はどうしやすか?」

 

「やっぱり、見せ物にしやすか?それとも売りにだしやすか?」

 

『『『ガッハッハッハッハッハッ!!!!』』』

 

山賊達のゲスな笑い声の合唱が響く。

紗恵は怖いのか、目に涙をためてズボンを掴む力を強めた。

それを見て、俺は紗恵の目線までしゃがみ頭を撫でながら

 

「大丈夫だよ(ナデナデ)♪こんな奴らすぐにいなくなるから…………ちょっと目を閉じてて?」

 

そして、立ち上がり目の前の奴らを睨み付けながら

 

「テメェら………俺の家族を見せ物にするだぁ?売りにだすだぁ?……ふざけんじゃねぇぞ!!ボケがぁッ!!!!」

 

「手前は黙ってろっ!!」

 

山賊の一人が刀で斬りかかって来た。

 

「ーーー絶刀(ゼットウ)ーーー(カンナ)ーーー」

 

そう言うと、右手に一本の刀が出てきた、俺は鉋を裏返してそのまま斬りかかってきた山賊を刀ごと全力で叩きつけた。

 

「んな!?」

 

山賊は驚きのまま意識を手放す。

俺は鉋を地面に刺し、大声で

 

「命の惜しくない奴から!!かかってこいっ!!!」

 

その瞬間、左右から二人ずつ襲い掛かってきた。

俺は鉋を抜くとその場で一回転をし、襲い掛かってきた四人の胴に叩き込み、地面に沈めた。

俺はうっすら笑みを浮かべ

 

「……確かに忠告したぞ?だからーーーーー『僕は悪くない』」

 

その光景を見て、山賊達は誰一人動けなくなった。

 

「お前等がが動かねぇんなら、俺らが行くしかないよな」

 

声の方に顔を向けると、ついさっきのリーゼントっぽい頭をした山賊と

 

「どうやら死にでぇらじいな」

 

もう一人の山賊は、身長は約2メートル前後、体重は約百キロ前後って所だろうか、大男が前に出る。

俺は手のひらを上に向けて、クイックイッと曲げながら

 

「かかってこいよ」

 

「言われなぐでも殺じてやるわいっ!!」

 

普通の刀の三倍は太く大きい刀を持ち上げ、降り下ろした。

俺は少し横に移動して攻撃をかわし、距離をとり

 

報復絶刀(ホウフクゼットウ)!!」

 

全体重を鉋にのせ、大男めがけて突きを放った。

 

「ぞんな刀、折ってぐれるわぁ!!」

 

大男の山賊は横に避け、鉋の真上に大刀を降り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

バキンッ!!!

 

 

 

 

 

 

ーーーーー折れたのは大刀の方だった。

 

 

 

 

 

「な、何でだっ!?」

 

 

驚いている大男の腹に峰打ちで気絶させ、そのまま、リーゼント頭に向かって走った。

 

「チッ!この野郎がぁ!!」

 

リーゼント頭が刀を横なぎに払おうとするが

それより先にジャンプして空中から

 

報復絶刀(ホウフクゼットウ)っ!!」

 

鉋を降り下ろそうとするのを見て、すぐさま刀で防御の構えをとったが、鉋を刀で受けた瞬間

 

 

 

 

 

ペキンッ!!

 

刀が折れて、鉋はリーゼント頭の目の前で止まった。

 

「「「大将っ!!」」」

 

周りにいる山賊達が声を上げ、目の前にいる大将と呼ばれたリーゼント頭も

 

「…………おい、なぜ殺さねぇ?」

 

さっさと殺せ。と言う目付きで訊いてくる。

 

「…一つ聞いても良いか?」

 

「無視すんじゃねぇよっ!?」

 

俺はその言葉を無視して

 

「もしかして、何処かに仕官してた元侍か?お前達」

 

「何で、ぞれが分がっだんだ?」

 

その言葉を返したのはついさっきまで気絶していた大男だった。

つーか、よく起き上がれたな。一応、今日一日は意識を失う威力を叩き込んだんだが……

俺は鉋を地面に刺した

 

「いや、普通に見た目で分かるぞ?」

 

俺がのした山賊とまだ生き残っている山賊は身なりが鎧と言う。有り得そうに無い装備だ。

その上、山賊をやり始めて短いのか。俺に刀を向ける時に一々、やりたくねぇなあ。みたいな顔でくるし。

だから、『殺す』じゃなくて、『落とす』に急遽変更したんだしな。

 

ーーーー多分…だが…

 

「多分、落武者の集団ってところか?」

 

リーゼント頭は舌打ちをして

 

「チッ……ああ、そうだよ。俺達の殿様は死んじまった………生き残るにはこれしか方法はねぇんだよ!!」

 

自棄気味に答えるリーゼント頭に周りは小さく頷く。

 

「………そうか」

 

俺は手提げ鞄から、この時代のお金(神様に貰った)が入った袋(二袋)の内、一袋をリーゼント頭に投げて渡した。

リーゼント頭は中を見て、気に入らないと言う顔をしながら

 

「………何のマネだ?」

 

「その金を使ってもう一度、仕官したら良い」

 

俺が率直に告げると、馬鹿にされたと思ったのか

 

「ふざけんじゃねぇぞっ!!!」

 

リーゼント頭は叫んだ。それにビックリしたのか、紗恵は俺の後ろに隠れた。俺はリーゼント頭の胸ぐらを掴みながら

 

「ふざけてはいないっ!!お前達は生きているーーーーだったらやり直せるはずなんだよっ!!」

 

転生(?)されて、元の時代に戻れない俺にとっては、やり直しが出来ないのは凄くツライ。

そんな人を増やしたくはないから、俺はやり直しをすすめた。

その言葉が通じたのか、

 

「ーーー礼は言わねぇぞ………行くぞ!!」

 

その言葉と同時に山賊達はどこかへ行った。

 

「こっちも行こうか」

 

「………う、ん(コクッ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

~20分後~

 

目の前に町が見えた。

 

「紗恵、もうすぐ着くから、頑張れ」

 

「う、ん………頑張、る」

 

 

ガサガサガサッ!!

 

 

「!?誰だ!!」

 

 

俺は紗恵を後ろに隠し、草むらに目を向けると。

 

「待て待てッ!待ってくれっ!!!」

 

草むらの中から、ついさっきのリーゼント頭と大男が出てきて

 

「なんだ?金ならもう出さないよ?」

 

「違う。ぞうじゃないっ!」

 

大男がそう言うと、二人は示し合わせたかのように、

 

「頼む!!アンタの子分にしてくれ!!」

 

同時に頭を下げた。

 

「ハイ?」

 

え?………何?子分にしてくれ?何故?いや、ほんとに何で?

混乱に陥りながらも、何とか声を出した。

 

「えっと………何故に?」

 

「アンタは俺達にやり直せと言って、命を救ったよな?」

 

確かに言った。命を救ったかは別にして

 

「いや………そうだけど………」

 

「だったらこの命!アンタのために使いてぇ!」

 

リーゼント頭は自分の胸をドンッと叩きながら言った。

 

「………他の人達は?」

 

「アンタに貰った金を渡して国に帰らせた。だから」

 

二人が地面に座り、正座して

 

「お願いじまずっ!」

 

「ーーー頼むっ!!」

 

土下座で頼んできた。

俺はどうするか悩んでいると、

 

「お兄、ちゃん、い、入れ、てあげ、て……お、お願、い」

 

紗恵も頼んできた。

 

「いきなりどうしたの?」

 

「こ、この人、達、わ、悪い、人には、見えな、い」

 

「だけどなぁ」

 

「お、お願、いっ!!」

 

紗恵も頭を下げた。俺はため息をつき

 

「……分かったよ」

 

その言葉に三人は顔を上げた。

 

「ただし!!子分は嫌だから家族ってことで良いか?」

 

「「ありがと(ど)うございます(ず)ッ!!」」

 

「あ、ありが、とう」

 

二人はその場で自己紹介を始めた。

 

「俺の名は前田(マエダ)雪之丞(ユキノジョウ)

 

「オデば蛮頭(バンドウ)凪切(ナギリ)でずだ」

 

リーゼント頭が雪之丞で、大男が蛮頭か…………アレ?どこかで聞いたって言うより、何処かのマンガで見たことあるぞ…てより聞いたことある名なんだが…?ーーーーま、良いか

 

「俺は白崎勇信、それとこっちの娘が」

 

「は、蜂、須賀、紗恵、です」

 

紗恵は俺の後ろに隠れながら恥ずかしそうに答えた。

 

「それで、兄貴……今からどこに行くんで?」

 

「ん~取り敢えず美濃で働いてみようと思う」

 

「兄者ば仕官ずるんでずか?」

 

「いや、仕官する気はないよ」

 

っと言うより

雪之丞→兄貴

蛮頭→兄者

紗恵→お兄ちゃん

 

「…………俺は兄属性でも有るのか?」

 

「「「??」」」

 

「何でもないよ………さぁ、行こうか」

 

目の前には美濃が見える。

 




はいお疲れさまー!

今回出てきた二人の名は好きなマンガのキャラから一部貰いました!!
だってこのキャラ好きなんだもん!!
因みに、これから後の話しはオリキャラを出すつもりは一切ありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《刀情報》

絶刀(ゼットウ)(カンナ)

前所有者
真庭(マニワ)蝙蝠(コウモリ)
この刀は折れず・曲がらず・切れ味が落ちないの三つが主体の刀
本当は違う人物(美濃の(ナミダ)磊落(ライラク))が持っていたが、とがめの奇策と蝙蝠の能力で殺して奪った。だが、国が買えるぐらいの価値があると知り。真庭()の里ごと行方をくらました。
この刀に鞘が無いので、蝙蝠は自分の体内に入れていた。
四季崎記紀の完成形変体刀十二本の内最初の一刀である。

神様補正
触れた武器の弱体化
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。