IS〈インフィニット・ストラトス〉~未来へと繋ぐ英雄達~   作:武御雷参型

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ハァ~長かったぞ‼ なんでここまで長くしたんだよ‼ 責任者は誰だ‼ あっ、俺だったわ。
まぁ、冗談は此処までにして。
お待たせしました。書き上げましたので投稿します‼ 今回は最後に思わぬ人物が登場します。
そして、今回はいつもより短いです。申し訳ありません。

と言う事で、本編に逝きます‼


第八話~隕石破壊作戦後

疾風雷四隻になる艦隊の攻撃を受けたのは、メテオブレイカーを設置し終わってからの事であった。

 

「キラ‼ 拙いぞ、このままでは艦隊が‼」

 

「アスラン、大丈夫だよ。既に増援が来ている頃だから」

 

「なに?」

 

キラの言葉の意味が判らず、アスランは顔を傾げる。その時、疾風雷からの通信が届いた。

 

『こちら即席宇宙軍旗艦疾風雷だ。ヤマト隊長、聞こえるか?』

 

「聞こえます。こちらはいつでも爆発させることが可能です」

 

『判った。こちらも委員会からの増援艦一隻と一緒にそちらに向かっている』

 

「判りました、我々も今からそちらに向かいます。聞いたね、皆」

 

キラの言葉の意味が判ると、全員が一息をついた。

 

「キラ、こういう事は前もって言ってくれ。肝が冷えたぞ?」

 

「ごめんね、でも、どこのだれかが聞いているかも知れない状況で、そんな事をしてしまったら元も子も無いでしょ?」

 

「それもそうだが……」

 

「アスラン、終わった事だ。今更気にしても仕方が無いだろ?」

 

「シンっ‼」

 

シンがそう言うとルナが言葉を強くする。だが、シンは笑いながら謝るのだった。

 

「さぁ、僕達も戻ろう‼」

 

『了解‼』

 

キラ達はすぐに残った残骸の隕石から離れるのであった。しかし、まだキラ達は気付いていなかった。また、世界は暗黒の闇に包まれる事を………。

 

 

 

 

キラ達は疾風雷に着艦すると、起爆装置を発動させ、隕石を完全に破壊する。残り僅かであった隕石も塵となり、大気圏で燃え尽きるほどの大きさになっていた。

これにより、隕石破壊作戦は終了となった。全艦が地球に戻る頃には、オーブから全世界に向けて通信がなされていた。

 

『皆さま、オーブ首長国のカガリ・ユラ・アスハです。先ほど、我々オーブが所有する宇宙ステーションから隕石の破壊を確認したと通信がありました。これにより、地球に迫る危機は拭い去られた事になります‼ オーブ軍は隕石による各国に受けた被害に対する救援物資を送る準備をしています。まだ予断が許される状況ではありません。隕石の破片が残っているからです。我々オーブはこれより、隕石の残骸を破壊する為、MSIS部隊を派遣します。尚、宇宙軍に出ている各国の部隊は、オーブに到着後、各国に返還させて頂きます。各国の皆様。地球の為に一丸となった事を喜びましょう‼』

 

カガリの演説により、各国はすぐに残りの軍を出撃準備をしていた。また、中国、韓国軍は国際裁判により解体される事が決まり、当面の間はアメリカ、日本、ロシアの三国で治安維持する事が決定された。そして、オーブはアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ドイツ、イタリアとの連合国を結成する事が決まった。日本は未だに戦争反対する市民団体からの抗議デモを受け、連合国加入には至らなかった。しかし、それでもオーブ軍は日本にも救援物資を送るのであった。

 

 

 

 

 

キラ達は地球に戻ると、すぐに委員会に向かった。委員会は今回の襲撃についてどう対処していくかを話し合う為である。この話し合いには、各国の首脳陣が参列している。日本、アメリカ、ロシア、イタリア、ドイツ、フランス、イギリスである。

 

「急な招集にも関わらず、参加して下さり感謝します」

 

委員長席に座るギルバートは、首脳陣を見回しながら言う。

 

「それで、宇宙での戦闘については説明してくれると言う事ですな?」

 

日本から来ている首相がギルに質問を投げかける。ギルは、それに対して頷くとキラに目配せをする。キラも、ギルの目配せを感じ、室内を暗くしモニターに戦闘記録を映し出す。

どれも、各部隊のMSIS部隊が録画されている物で、委員会に到着し次第にすべてのデータをコピーし委員会で保管する事になっている。また、この映像を見る為には機密国家レベルの秘匿性がある為、一部の人間でしか見る事が出来なくなっている。

 

「この機体は全て先の旧IS学園攻防戦で使用されていた機体だぞ⁉」

 

「まさか、ロゴスがまだ生きていると言う事か‼」

 

それぞれの国家の首脳陣が映像を見ながら言葉を呟いていく。

そして、映像がすべて終了するとキラが室内を明るくさせ、モニターを自動で収納させると、ギルの横に立ち状況説明を行った。

 

「この映像をご覧になられたのでお判りになるかと思われますが、隕石破壊作戦にてロゴスと思われる部隊と戦闘になりました。我々、委員会の部隊は隕石の残りを破壊する為に出撃し、この戦闘には介入していません。ですが、篠ノ乃束博士からの報告では、ロゴスが使っていたMSISと同じ構造をしていると言う事でしたので、今回の戦闘介入して来た部隊はロゴスと考えて良いと思われます。また、これはまだ未確認情報ですが、亡国企業がロゴスとは別に動いていると言う情報も入って来ています」

 

キラが説明を終えると、ギルはキラに一言お礼を言い、ギルが席から立ちあがった。

 

「今回の事を受け、我々国際IS委員会は正式にオーブを中心に活動をする事にします。そして、一度解散した第三独立遊撃部隊を再度、結成しそれを特別遊撃部隊とする事とします。また、彼らには国際IS学園の教師として赴任してもらう事になります。また、現在慰安ライブに出ているラクス・クラインに関しては疾風雷級ISコア搭載型強襲揚陸戦闘艦二番艦雷華の艦長に任命する事とし、キラ・ヤマトを隊長とした特別遊撃部隊を結成します。異議の無い方はご起立ください」

 

ギルの言葉を受け、全員が席から立ちあがり可決される事となった。

 

「全員のご起立を確認しました。本日より特別遊撃隊は活動を開始します。良いかね、キラ君?」

 

「ハッ‼ 判りました」

 

ギルに向かってキラはオーブ式の敬礼をするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃。ロゴスではアガメムノン級四隻が地球に戻って来ていた。無人MSISはすぐに修理に出され、カレン・バーリングは機体の改良を打診していた。

 

「技術長‼ ブラック・デュエルの改良をして下さい‼」

 

「無茶言うなっ⁉ これ以上、性能を上げたら嬢ちゃんの体が持たないぞ‼」

 

「判っています‼ ですが、先の宇宙での戦闘ではこの機体速度では委員会と真面に相手が出来ないんです‼」

 

ブラック・デュエルの前でカレンと技術長が口論をする。現在のブラック・デュエルは性能的にはキラの前の機体であるストライク・フリーダム並みの性能を持っていた。しかし、それ以上に技術を上げている委員会では過去の産物に近い性能であった。播磨一隻を撃沈させる為にはブラック・デュエルを十機は必要であった。それだけ、播磨はある意味で最強であった。

 

「だがよ、考えてみろ? 今状態でも戦えねぇってわけじゃねぇんだろ?」

 

「そうですが………」

 

「だったら、こいつを信じてやれ。そしたら、こいつだって嬢ちゃんの事を信頼してくれて性能が上がるかも知れねぇぞ?」

 

「………」

 

技術長の言葉を受けカレンはブラック・デュエルを見つめる。

 

「ハァ~、判りました。今はこのままで良いです。ですが、いつの日にかは改良して下さいよ‼」

 

そう言うとカレンは自分の部屋に帰って行くのであった。

 

 

「嬢ちゃんはなぁ~少し意地っ張りな所があるからな~、まぁ、改修案が無い訳でも無いんだがな」

 

そう言うと技術長は端末を操作させるとブラック・デュエルの改良機を映し出す。

 

「だが、これをすると言う事は嬢ちゃんの命を削ると言うリスクもあるんだ………我慢してくれ」

 

技術長はそう言うと他の機体の所に行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、とある島に一隻の戦艦が停泊していた。島の至る所では、何かを作る為の製造所の様な物が建造されていた。

 

「社長、もう間も無く例の物が製造できると言う事です」

 

「そうか………長かったな。ロゴスから逃げる形でここまで来たが、漸くか」

 

「はい、漸く我々の悲願が叶います」

 

「そうだな」

 

「我々は貴方様にいつまでもついて行くと志した者ばかりです。委員会と似た理想ですが、ロゴスとは真逆の理想です。そうですよね? ハルバートン社長」

 

「ああ、我々が目指すのは女性主義社会の壊滅だ。その為にも今は戦力の増強が必要となっている」

 

ハルバートンはそう言うと、何枚かクリップで留められている用紙を見る。そこにはGATシリーズが記載されていた。

 

「ストライク、デュエル、バスター、ブリッツ、イージス。これだけでも製造が出来たらロゴスと真面では無いがそれなりには戦えると思う」

 

「はい、我々もそう考えています。ですが………」

 

「判っている、皆まで言うな。私だって思っているんだ。数が少な過ぎると。だが、今はこれだけの事しか出来ないのだ。判ってくれ」

 

「承知の上です。バーナード級についてですが、さすがに潜水艦と言う形でしか運用が出来ないようです」

 

「そうか………だが、それでも少しは違うであろう。ブリッツのミラージュコロイドを搭載する事が可能か調べてくれ」

 

「承知しました」

 

ハルバートンの側近はそう言うと部屋から出て行く。

 

「ジブリールの思惑が進むとは思わない事だな」

 

ハルバートンは誰もいない部屋で呟くのであった。




誤字脱字、感想、指摘、質問等ございましたらどしどし送ってください。

また、SEED系で出してほしいMSがあればメッセージでお願いします。感想欄で書かれても、採用しませんので。
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