バカと忠義の狂戦士   作:練火

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ハイハ~~~~~~~~~~イッ!!

………ゼェハアッ

練火です!!( ̄▽ ̄;)

珍しくの二週連続投稿。………もしや、これは天変地異の前触れ………!?


恩返しを………

場所はAクラスの教室。

周りにはAクラス勢とFクラス勢の全員が観戦している。

その中心には計10人の選ばれし戦士。

その横の映画館並みのモニターから名前が出てきている。

 

Aクラス

大将

霧島(きりしま)翔子(しょうこ)

副将

久保(くぼ)利光(としみつ)

中堅

工藤(くどう)愛子(あいこ)

次峰

佐藤(さとう)美穂(みほ)

先鋒

木下(きのした)優子(ゆうこ)

 

 

 

Fクラス

大将

坂本(さかもと)雄二(ゆうじ)

副将

姫路(ひめじ)瑞希(みずき)

中堅

土屋(つちや)康太(こうた)

次峰

吉井(よしい)明久(あきひさ)

先鋒

木下(きのした)秀吉(ひでよし)

 

 

へぇ、こんな感じなのか…

 

…

 

……

 

………

 

…………

 

……………

 

………………

 

俺の名前は!!?

 

榊は驚いてモニターを二度見する。

これには坂本も予想外だったのか、この試合の審判役であるAクラスの高橋先生と鉄人こと西村先生に抗議する。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ!!何で先鋒と次峰の名前が違っているんだ!?」

 

坂本の書いた紙では

先鋒が吉井で次峰が榊の筈である。

だが、高橋先生は紙をもう一度見るが

 

「いえ、確かにこの順番の通りに書かれていますが?」

 

「なん…だと……?」

 

(いったい誰がこんな最悪な手段を……!!!!)

坂本は歯がギチギチと不穏な音を鳴らせながら考え込むが、

 

「それでは、両者先鋒は前へ」

 

その間に試合が始まった。坂本は狼狽えながら

 

「なっ!?ま、待ってく」

 

「待ちません、もうお互いのメンバーは確認されています」

 

「それでもーー」

 

「でもも何もありません、さっ、Fクラスの先鋒は前へ」

 

坂本や榊が苦虫を噛み潰した顔をする。と榊の肩にポンっと手が置かれた。

 

「そう悲観せんでも良いじゃろ。ここはワシに任せるのじゃ」

 

秀吉が真剣な眼差しで榊に告げた。

 

「ここでお主に助けてもらった恩返しをせんとな」

 

そう言うと秀吉は前へと赴く。

 

「恩返し…?」

 

そんな記憶は無いんだが………

榊は首を傾げ?マークを出していた。

 

△▼△▼△▼

 

中心には既に秀吉の姉、木下優子が待っていた。

 

「なに?あんたを出すってことは相当Fクラスは雑魚ばっかりなのね」

 

蔑みの顔で弟の秀吉を見るが

 

「姉上、余り驕らんことじゃな」

 

「へぇ?生意気言うじゃないの」

 

秀吉の真剣な表情で優子は苛つきながら返した。

 

『それでは先鋒戦、教科は何にしますか?』

 

スピーカーから流れる高橋先生の問いに秀吉が口を開く。

 

「国語で願いたいのじゃ」

 

『了解しました。それでは初めてください』

 

高橋先生がそう締めると先に優子が召喚獣を召喚する。

優子の召喚獣は鎧に片手槍と盾と言う欧米風の武装だ

 

 

 

【木下優子・国語379点】

 

 

 

 

 

「ま、どの教科でもアンタはアタシには勝てないわ」

 

上から目線の優子に秀吉は流すように言う。

 

「それはどうかの?試獣召喚(サモン)!」

 

秀吉も召喚獣を召喚する。その見た目は袴に薙刀と和風の武装だ。

そして、

 

 

 

 

 

 

【木下秀吉・国語289点】

 

 

 

 

 

 

ーーーBクラス上位以上の点数であった。

 

「秀吉…アンタ……」

 

優子は秀吉が予想以上に点数を取っていた事に驚いている。それは、榊や坂本、Fクラス勢もだが。

 

「ワシだって、この機会……逃すわけには行かないのじゃ!!」

 

秀吉の決意に優子は目を一瞬閉じ、少し深呼吸すると

 

「……成る程、なら油断はしないわ。直ぐに」

 

目を開いたと同時に、召喚獣(優子)が突撃した!!

 

「ーーーーー終わらせて上げる!!」

 

召喚獣(秀吉)はそれをサイドステップで避けると、今度はお返しとばかりにその後ろ姿を薙刀で斬りつける。

切っ先がすこし掠り、召喚獣(優子)の点数が削られた。

 

【木下優子・国語336点】

 

その勢いのまま、追撃をしようとする召喚獣(秀吉)だが、召喚獣(優子)の方が早く転身し、盾でその猛攻を防ぐ。

 

【木下優子・国語326点】

 

盾で一つ防ぐが微妙に点数が削られる。

そして、返し様の二つ!!

 

【木下優子・国語321点】

 

突きの三つ!!!

 

【木下優子・国語317点】

 

突いた状態から上に振り上げ四つ!!!!

 

【木下優子・国語312点】

 

そこで召喚獣(優子)の体が後ろに大きくたたらを踏み、バランスを崩した!

 

「ーーーしまった!!」

 

「ーーーーーもらったのじゃ!!!!」

 

そのチャンスを秀吉は逃さなかった。

上に大きく振りかぶった状態の召喚獣(秀吉)は刃を裏返し。上段で構え、振り下ろした!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーだから、アンタはバカなのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが罠だとは思わずに………

 

召喚獣(優子)は上段から迫る薙刀を盾で防ぎ、ガラ空きになった頭、喉、心臓の三点を構えていた槍で順に突き刺した。

 

【木下秀吉・国語dead】

 

「勝者、先鋒木下優子」

 

高橋先生の言葉にAクラス勢が盛大な拍手と雄叫びを挙げた。

優子はそれを聞きながら、膝から倒れ堕ちた秀吉の元まで歩み一言呟く。

 

「ーアンタはバカなのかしら?」

 

秀吉は答えない。いや…答えられない。自分が功を焦ったことでの敗北なのだから、

それを構わず優子は続ける。

 

「姉の私に勝てると思ったのかしら?そう言うのーーーー(目障りで鬱陶しいのよ)。だから、アンタは隅っこでおとなしくしておきなさい」

 

そう言うと優子は踵を返し、チームメンバーの元へ帰っていった。

秀吉もゆっくりと立ち上がるとそのままAクラスの教室から出ていった。

吉井はそれを止めようとしたが

 

「ひ、秀吉待ってt」

 

「次は次峰の方、前へ」

 

高橋先生に呼ばれ、吉井は一瞬悩んだのち、直ぐ様雄二達の所へ戻っていった。

 

(僕が必ず、秀吉の仇を取ってあげるからね!)

 

 

△▼△▼△▼

 

 

秀吉はAクラスから出て、一人、廊下をゾンビの如く歩いていた。

その頭の中には自責の念で一杯であり、もしもそれで自分が殺せるなら少なくとも十回は自殺しているレベルである。

Fクラスのドアを開け中に入ろうとすると。

 

ボスンッ

 

何かが顔にぶつかり、秀吉は一歩下がってその正体を確かめると、

 

「さ、榊………??」

 

「ーーーよう」

 

それは一人の男(榊 恭介)であった。




次はオリジナルかな~~と思う今日この頃

それではまた次回でアディオ~ス
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