ネギま! 紋章が輝き願いの満ちる時   作:ディアズ・R

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第3話 幼馴染ができました。

【レイside】

 

俺の名前はクレイズ・V(ヴェイジャ)・メルフィスタだ!

自分でつけた訳じゃねえぞ?神を名乗る爺に面白そうだからって理由で、元の世界での存在を消されて転生させられたんだ!その時に名前を変えられて元の名前を思い出せなくされた。

まあ、代わりに行く世界はネギま!にしてもらったけど……あんま、チートじゃないんだよな~

ナギとかラカンとかと同期になるように頼んどいたから……アイツ等、素がバグってんだもん。

そんなことを考えて森の中を歩いていたら、結構大きな屋敷を見つけた。

 

「今がいつだか教えてもらうかな」

 

魔法世界大戦開始まで暇かもだしな!

扉の前に立ち、ドアをノックする。

 

「こんにちは~誰かいませんか~」

 

こんな所に住んでる奴なんて大抵偏屈爺さんだろうけどな~

なるべく情報が聞けるように、第一印象は大事にしないとな!

扉が少し開いてひょこりと顔を出す人物。

 

「やべえ……惚れた……」

「どちらさま?」

 

鼻血出そう……可愛過ぎる!!

鎖骨からうなじ、太腿を下品にならない様に露出しつつ、フワフワとした服がマッチして、妖艶さと可愛らしさを前面に押し出している。

月の如く透き通る様な美しい銀髪、100人中100が振り返るであろう整った顔立ち。

小柄であり、胸はそれほど無いが女として素晴らしいほど整ったスタイル。

そして見た目に反した言動や仕草!これこそが、美・少・女!

 

「自分、クレイズ・V・メルフィスタと言います!レイと呼んでください!」

「……レイ?」

 

首を少し傾けながら小さいながらもしっかりとした響きのある声で言う。

超可愛いんですけどぉぉぉ!お持ち帰りぃぃぃ!!

 

「……」

 

扉を少し開けたまま家に戻っていく。

そうか、親御さんを呼ぶんだな……よく見せなくては!

そして出てきたのは―――

 

「敵じゃねーか!?」

「「?」」

 

出て来たのは、完全なる世界のフェイト・アーウェルンクスその人だった。

 

 

 

 

 

【フェイトside】

 

フェイト・P(プリームム)・アーウェルンクスと、ライフメーカーに勝手に改名されたのが三日前の僕だ。

一発殴りたくなった僕は悪くない。

ライフメーカー曰く、僕の忠誠心や目的意識を設定していないらしいので、やっぱり僕は悪くない。

 

「……フェイト、お客さん?」

「また木精の亜人達かい?」

「ん……人間?」

 

パタパタとこちらに来てシエラが言う。

どうやら人間が尋ねてきたらしい。

あと、お兄ちゃんと言っていたのはなんとかフェイトと呼ぶようにした。

 

「まあ、一応会っておいた方が良いかな?」

 

読書をやめて玄関まで小走りで行く。

シエラもパタパタと付いて来たが問題ないだろう。

ライフメーカーもこんな時に出かけるなんて……今度落とし穴でもしかけて見ようか?

玄関を開けて客人を見ると、驚愕したと同時に叫んだ。

 

「敵じゃねーか!?」

「「?」」

 

いきなりわけのわからないことを叫ぶ客人?にシエラと共に首を傾げる。

客人をよく観察してみる。

金髪蒼眼の美青年と呼べる見た目だが、なんと言うか、外見と内面が一致していない違和感を感じる。

こう言うのを残念イケメンっていうんだよね。

 

「何が敵なのか知らないけど、用件を聞いてもいいかい??」

「え?ん?あ~今、何年か聞いても良いか?」

「それはこちらの年号かな?それとも旧世界の?」

「あ、そっか……えっと、確か原作開始が旧世界の西暦2003年だったはずだから……とりあえず、旧世界の方で」

 

小声で何か言っていたけど、ホントになんなんだろう?

魔法世界のどこかで修行でもしていたのかな?

それとも辺境で暮らそうとでもしているのかな?

まあ、多分馬鹿なんだろうね。

 

「旧世界は今、西暦900年だったかな?」

「1100年以上先じゃねぇーか!!あのクソ野郎!!」

「「?」」

 

ホントに意味の分からない人だね。

あ、もしかしてこの人も不老不死なのかな?

でも、普通の人間にしか見えないけど……

 

「ここら辺には町も村もないし、よかったら泊っていくかい?」

「い、いいのか!?」

「本来の家主は出かけているし、中の物を壊したりしなければ問題無いと思うよ」

「じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな!あ、俺の名前はクレイズ・V・メルフィスタ!レイって呼んでくれよな!二人の名前を聞いても良いか?」

「シエラ・ミケーネ」

「僕はフェイト・P・アーウェルンクス」

「フェイトの名前なんか増えてる……」

 

そんなこんなで、翌日。

 

「シエラがいないわ!?」

「数分前まで貴女の前にいたのに、何でですか!?」

「そんなのこっちが聞きたいわよ!!」

「とにかくすぐにシエラを探さないと!レイ!君も手伝え!」

「あ、はい……この二人ってこんなんでいいのか?」

 

新たな住人及びシエラの護衛が一人増えたのだった。




フェイトが括弧付けてしまいそうだ。
それはいかん。
それはさておき、紋章紹介~



誘惑と狂気を司る《月の紋章》
この紋章を宿せば一部の攻撃(夜の紋章など)以外が効かなくなる。
食事の必要がなくなる。
普通の存在を吸血鬼にして不老の存在にできる。
紋章の宿主の精神に異常を与える効果がある。
常時発動型。
複数の生命を代償に一人に強力な呪いをかけられる。
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