あ、後FGOでようやく☆5が出ました!単発でなんとなく休憩時間に引いてみたらなんと玉藻が…ええ、狂喜しました。因みにその後の引いたらキャットの方が出てきてたりしてます。
「ピースくんは私を置いて帰る気なの!?」
「俺の仕事どころか本来はそっちがやるような仕事まで今日は殆ど終わらした。だからあと少しやったら俺は人生最初で最後になるかも知れない早帰りが出来るんだ…だから帰る!」
「手伝ってよ~!今日は私だって早く帰んなきゃいけないのー!」
「たかが一山でしょう!頑張って一人でやればそっちも早く帰れるって」
仕事が終わったら帰る宣言をすると高町なのはが縋りついて来た。
正直、こっちは全体の七割をやっているので許してほしい所だ。それにこの機会が最後になるかもしれない早帰りのチャンスを俺はなんとしても掴みたい。
すると、そんなこちらの様子を見かねたのか八神はやてが口を出してきた。
「…よし、分かった。じゃあこうすればええ」
「ふぇぇ?」
「何だいきなり…?」
自信満々そうな顔をしている八神はやて…ああ、あの顔は多分ろくでもない事を考えている。なんていうか、こっちに仕事を押し付ける前のウチの上司と同じ顔…つまり、俺に何かしら被害が来るような事を考えている顔だ。
八神はやては仰々しく手を大きくあげて演説でもするかのように言う。
「まずなのはちゃんや。なのはちゃんの、書類の束を見てみい?簡単なやつばかりやろ?」
「あ、本当なの」
「ピースくんは楽な奴を残しておいてくれる…いや、難しい書類ばっかやる習性みたいのがあるんや。いやー、御蔭で昔は楽やった」
「俺にそんな癖あったのか…」
「多分このこと知ってんのは私と君の上司さんくらいやと思うで?つくづく社畜向きやわ」
まさか簡単な書類をやらずに残してしまう癖があるとは…全く知らなかった。もしかして書類やっててたまに凄く時間がかかるのはこの癖の所為だったんだろうか…
「それなら直ぐに終わるやろ。それでもまだ時間がキツイっていうならヴィータを増援として呼んだるわ」
「じゃあお願い!」
「決断速いな…」
何でだろう…ヴィータって人はよく分からないのだが間違いなく同じような俺と同類の人間な気がする…。社畜的な意味じゃなくてこう、振り回されてる的な意味で。とにかく、呼ばれることになったヴィータって人に合掌。
まあ、なんとかして話はまとまったみたいだ。これで俺も帰れ―――
「それで、ヴィータを貸す代わりにピースくんは私が借りてくで」
「ちょっと待て」
え、いやマジでどういうこと?なんで俺が関わってくるの?普通そこは二人の間で済むことじゃない?なのに何で俺が関わるの?Why?
「実は一日オフでも誰も居なくて…正直言うとこの後も暇なんや」
「それに俺を巻き込むんじゃねえ!」
「ええやろ~?君と私の仲やんか」
「関係性で言えば元仕事仲間なくらいだろ…後は………ゆ…」
あっぶない…危うく友人なんて言いそうになった。言ったが最後、多分今日はいろんなところを連れまわされる気がする。
しかし、獲物が尻尾を出したと言うかのように八神はやてはニィと顔を歪めた。
「ゆ…なんやゆって?」
「……」
喋るな…喋ったら最後、きっと俺はコイツにズルズルと引っ張られてどこかに行くことが決まってしまう!
だが、そんな抵抗は意味をなさなかった。正確には崩された。
八神が、耳元に近づいてボソリと呟いた。
「…素直に喋らんと…二度と地球のプラモデル買ってきてやらんで。それに君の家の模型も全部粉砕するわ」
「八神はやては俺の友人です!」
「おお、嬉しい事言ってくれるやないか」
「酷いマッチポンプを見たの。後、はやてちゃんは一体何を言ったの?」
聞くな高町なのは、そして子狸も教えようとするなよ。何がピースくんを従わせる魔法の言葉だ。
その後、残った仕事を最低限こなして俺と八神はやては高町なのはを残して管理局を後にした。
突然だが、今の気持ちを語ろう。…最悪だ。
現在、仕事と全く変わらない。苦行を受けさせられている最中だ。その苦行とは――
「ぷはー、夕方から呑むお酒はええもんやな!」
酒のみ…というか飲みにケーションだ。間違いない、だって被害者である俺がそう言うんだ、きっとあってる。
本来なら、あのまま仕事を終わらした後に家でゆっくりと模型を作りながら将来の夢について考えるはずだったのに、こうして六時にもなってないのに開いている気合の入った居酒屋に連れてこられたわけだ。
これでは仕事が早く終わって先に職場から居なくなったって別の場所で仕事をするのと同じだ。早帰り何てやっぱり社畜にはなかった。あったとしてもそれは外でのお仕事残業の時だけだ。今日、そう学習した。
「なんや、ピースくんものみぃや。それ水やろ?」
「知ってるだろ…俺が酒苦手なの」
言った通りに俺は酒が得意ではない。ほんの少し、飲む程度なら平気なのだがコップ一杯分飲めばもう出来上がりだ。だからあまり飲まない。それに酔った時のあの感覚もあんまり好きではないのだ。
八神はやてはそれくらい俺が酒に弱いことを知ってるはずだが…それでも進めて来るのは間違いなく酔った俺の様をみて楽しむつもりだからだろう。
「ほら、私がお酌したるよ?」
「いい、要らん。その持ってヤツ度数が高い奴だろ、注ぐんじゃねえ」
「ノリ悪いな~、もっと楽しんだ方がええで?」
「酒飲んで楽しめるならもう飲んでるだろうよ、ストレス解消にな」
八神はやてはそこそこ酒に強い。それは前に一緒に飲みに行ったことが有るから分かる。現に、もう一瓶近く開けてるのに酔いは顔にほんの少し赤みがさした程度だ。
ウワバミの人間は羨ましくなる。だってこうして飲みにケーションに付き合わされたって別に酒を飲んでも平気なのだからまだストレスは低いだろう。それなのにこうして連れてこられる下戸は一体どうしたらいいのか…何か、本当に仕事やってた方が、高町なのはの手伝いをしてた方がマシな気がしてきたぞ?
「ほれ、早く飲んで綺麗なピースくんになるんや」
「何だ綺麗な俺って…いつでも綺麗だろう。ほら、仕事は残さないし」
「トコトン君は社畜やなぁ…昔と殆ど変ってないわ」
「いや、昔はもっとこう…自由だっただろ。あの頃はただのバイトだったし」
そう、俺が八神はやてと出会ったのは大体六年くらい前だ。その頃の俺は若くにして事務処理の資格を持っていたから管理局でバイトをしていた。確か、このバイトを経験して意地でも管理局には勤めない!なんて思っていたころが懐かしい。
俺がこうして管理局の事務員をやってるなんてきっと過去の俺は考えもしなかっただろう。あの頃は八神はやてともその時限りの付き合いだって思ってたし…それが今はこれだが。
「なー、そこそこ酔いも回ったから君の家いこうや~、久しぶりに君の作った模型が見たいわ」
「絶対連れてかねぇ。酔いが回ってない頃ならまだ連れてっても良かったが、今のお前を連れてけば絶対に家の物を何かしら破壊していくだろ」
「そんなことあらへんよ~」
鏡を見ろ、大分目がトロンとして酔ってるのが分かるぞ?それに気付けばもう何本も酒が開けられていた。それもどれも度数が高い酒ばかり。これはウワバミでも酔うだろう。
しかし、少し失敗したな。八神はやてがこうなる状態に別れようと思ってたのに…
このウワバミは珍しく酔うと果てしなく面倒だ。だって……
「ええやろ~」
「でぇい!抱き付くな!」
「嫌よ嫌よも好きの内や」
「それ、どうやったら好きになるんだよ」
――絡み酒、それが八神はやての酒癖だ。
この状態になった八神はやては酷く面倒で相手にするのが面倒になる。何度、こいつと酒を飲みに行ったときに被害に遭った事か。
周りから見ればきっと羨ましく見える光景だろう。八神はやては美人だ、そんな人に絡まれてるのだから男なら羨ましがるだろう。俺も八神はやてじゃない美人がそうやって他の奴に抱き付いていたりしたら羨ましいと思う。だが、それと酔っぱらいの相手は違うのだ。例えるなら仕事が終わったタイミングで上司から追加の仕事を渡されるのと、まだ仕事が終わってないのに追加されるくらい違うのだ。どっちも変わらない気がするがこう、絶望感の種類が違う。まだ、終わってない時に追加された方が気が楽だ。
何て思っていれば八神はやては机に突っ伏し始めて、
「う、うーん。何か眠くなって来てもうた……( ˘ω˘)スヤァ」
「寝るんじゃねぇッ!いや、確かに寝てくれた方が楽ではあるけどこの後のことを含めると面倒で堪らないんだよ!」
と言いだす始末。マジで寝られたら困る、一体どうすればいいんだよ。
例え美人と酒を飲めようが、仕事場から早く出れようが、こうして面倒な相手(例えば上司または友人)の相手をしなければならない時もある。
哀しいけどこれ、飲みにケーションなのよね
と言う事で、今日の結論。
『NO!飲みにケーション』
これに尽きる。
因みに、寝てしまった八神はやてはチキュウに詳しい友人に教えてもらった魔法の言葉で跳ね起きた。
起きたときに叫んだ言葉はこうだった。
『なんでや!阪神関係ないやろ!』
感想、大募集中です。もうめっさ募集してます。
後、活動報告にてアンケートを取りたいと思います。内容は恋愛要素を入れるか入れないかです。アンケートを取る必要ないだろって思うでしょうが、私は優柔不断な正確なため皆様に決めて頂きたいと思います。スイマセン、優柔不断で。
小ネタ
ピース「ああー、全自動で書類をやってくれるロボットでも出来ないかな~あ、インテリジェントデバイスのAI使えば出来る…?」
ピース「よし!インテリジェントデバイスを買って作ってみよう!」
○○○○○○←事務員を殺す数字
ピース「よし!普通に仕事やろ!」