気付けばお気に入りが150を突破していました!ヽ( ´ ▽ ` )ノ有難うございます!
そして、評価してくださった皆様も有難うございます!
評価や、感想が私の原動力です。
あれから一週間、クラスメイトと話した以外特筆するようなこともなく決闘の日がやってきた。敢えて書くなら束が篠ノ之に呆れてたくらいか。
IS学園アリーナBピット
織斑先生が俺といっくんに向かって話しかける。
「さて、これから決闘なわけだが、黒猫!」
「はい」
「織斑の専用機は今しがた届いたばかりで初期化と最適化すら済んでいない。よって、お前が先にオルコットと戦ってこい」
「先に戦うのはいいですけど...すぐに終わりますよ?」
「......10分くらいは手を抜いてやってくれ。そうすれば、織斑が戦ってる最中に終わるだろう」
「りょーかい。んじゃ、そろそろ行きますかね」
一応、IS学園にきて初めての実戦だからかテンションが上がってるっぽい。俺って戦闘狂じゃないんだけどな...。
「黒猫!頑張れよ!」
さっきまで空気だったいっくんが声をかけてくる。
「おう、ちゃんと見とけよ?お手本ってやつを見せてやるよ」
行けるよな、アーサー?
『もちろんでございます。マスター』
「こいっ!
展開する。基本的な装甲に加え腰部に装甲、背部にはマントを模したスラスター、そして、腰に装備している黄金の鞘。これが【騎士王】の
スラスターを起動、マントを模したスラスターがたなびく。
そして、カタパルトを使いアリーナへ飛び出した。
アリーナに出るともう既にオルコットは来ていた。
「貴方に最後のチャンスを差し上げますわ」
ライフルを向けてくる。
「チャンス...?なんのことだ?」
「今この場で謝れば少しは手加減して差し上げますわ」
「いらん気遣いだな。そもそも、俺はお前に謝る気などない」
「そうですか...」
『マスター、ロックオンされています。警戒を』
アーサーが警告してくる。俺があんなのを喰らうとでも?
『いいえ。ですが、一応です』
オーケー。油断はしないさ。
「なら、後悔しながら墜ちなさい!」
ライフルからレーザーが放たれる。俺はそれを危なげなく躱す。
「なっ!初撃を躱しましたの!?」
「さて、オルコット。貴様が相手にするのはお前の国の英雄だ。貴様が国を背負ってるというのならこの【騎士王】を乗り越えてみせろ!」
黄金の鞘から剣を抜き放つ。
『マスター、現在の武装です』
形態【騎士王】
武装【カリバーン】【黄金の鞘】
目の前に表示が現れる。おぉ、便利だな。
アーサー!何これ!
『シールドエネルギーの半分を消費して使う限定開放武装です。その威力もさることながら武装によっては特殊機能もついているそうです。【騎士王】にある【エクスカリバー】は、曰く、勝利の剣、だそうですよ』
なにそれ、かっこいい。ってか束が言ってたのはこれか!
「くっ...!今度こそ当てますわ!」
呑気に武装の確認をしていたらオルコットから追撃が来た。まぁ、当たらないけど。
「ちょこまかと...!行きなさい!ブルー・ティアーズ!」
オルコットがそう叫ぶと4機のビットが現れる。
お、やっと本領発揮か?イギリスの第三世代、BT兵器の力見せてもらおうか。
ブルー・ティアーズがそれぞれ別の動きをしながら俺にレーザーを放つ。
「逃げているばかりでは勝てませんわよ!」
「そういうことは一撃でも俺に当ててから言え」
「そんなことがいつまで言えるか見ものですわ!」
ブルー・ティアーズがレーザーを放ってくるが当たらない。これなら、カタログスペックで見た方が強そうだったぞ?
『マスター、カタログスペックはBT兵器を完全に使いこなせたときの予想数値です。偏向射撃どころかビットを動かしている間自身が動けないような相手を比べても意味がありません』
なるほどな、じゃあ、せいぜいいっくんのために時間を稼ぐとしますか。
「よっ、ほっ、とっ」
空中で跳ねるようにレーザーを躱す。
「どうして攻撃してきませんの!?」
オルコットが俺が攻撃をする意思がないことに気付き叫ぶ。そろそろ、10分経ったな。
「いや、これからだ。お望み通り攻撃をしてやるよ」
右手を前に翳す。
「
極光が辺りを包む。
光が晴れると俺の右手には黄金の剣があった。
「さて、この剣は勝利の剣だそうだ
簡単に負けてくれるなよ?」
突如として、途轍もないプレッシャーがオルコットを襲う。
(あれは...不味いですわ!)
「くっ...ティアーズ!」
オルコットはビットを操り俺に攻撃を仕掛ける。
「さっきよりはビットの動きが良くなったな。...だが無意味だ...アーサー」
『
本当にお前は優秀なやつだよ。アーサー。
『お褒めに預かり光栄です。カウント5秒前...4...3...2...1...』
「さて、俺は貴様を...」
『今』
一機目を破壊する。
「プライドがズタズタになるまで...」
『今』
二機目を破壊。
「完膚なきまでに...」
『今』
三機目。
「叩き潰す」
『今...。
四機目を破壊し、再びオルコットに向き直り剣を向ける。
「覚悟しろよ?」
スラスターの出力を一瞬で最大に、
「これで終わりだ」
黄金の剣を振りかぶる。
「くっ、インターセプターァァァァァァア!」
口頭コールで近接武器を呼びたすオルコット。だが...
「遅い!」
インターセプターを弾き飛ばす。
「しまっ...!」
そのまま返す刃でオルコットを切り裂く。
ビーーーッ!!
《試合終了 勝者 黒猫 白》
ワァァァァァア!
その瞬間観客席から溢れんばかりの歓声があがる。...それは、勝者を褒め称えるもので、敗者に敗北を完全に突きつけるものだった。
「これに懲りたら誰彼構わず喧嘩を売るのはやめろよ。...さ、次は織斑一夏だ。ピットに戻りな」
そう言って俺は自分のピットに戻る。
...少しやりすぎたかな...。
『あれくらいでダメになるようだったら代表候補生なんてなれていませんよ』
それもそうか。......そうだ、お疲れ、アーサー。
『マスターこそ、お疲れ様です』
さて、いっくんはちゃんと見てたかな?
そんなことを考えながら俺はピットに戻った。
如何でしたか?
私の苦手とする戦闘描写でございます。じゃあ、なんでバトル入る作品書いてんだよって思う方もいらっしゃると思いますが、全ては束さんが可愛いのがいけないんです!
えー、現在クリスマス特別短編を執筆中でございます。更新は勿論十二月二十五日です。
この英雄を使って欲しいなどの意見も募集中なので気軽にお寄せください!
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