そろそろ、私の冬休みが終わってしまいます...。課題が終わってないのですよ...!皆さんは課題は計画的に...ですね!
俺は
「さてさて、IS操縦二回目のいっくんにはどの英雄を当てようかね?」
『マスター、この英雄はどうですか?』
アーサーがそう言うと同時に目の前にウィンドウが出てくる。そこに表示されていたのは.........
「...こいつはいい。...よしこれで行くか」
『
「モードの移行にはどれくらいかかる?」
『五秒あれば十分でございます』
「オーケー。...さぁ、行くぜ!」
そして、俺はアリーナへと飛び出した。
アリーナ
俺がアリーナに飛び出した瞬間、元から大きかった歓声がさらに大きくなった。
「待ってたぜ、黒猫!」
「おー、待たせたな」
いっくんは第一形態に移行した白式に身を包み先にアリーナに出ていた。機体の色がちゃんと白だ...。
「黒猫には悪いけど勝たせてもらうぜ!」
え、さっきの試合見て力量差を感じなかったの?あ、オルコットが弱かったからわかんなかったのかな?
「威勢がいいねー。ま、頑張りな」
++++++++++
そう言って白は一夏から距離をとる。
試合開始のカウントダウンが始まる。
3......2......1......0
「先手は貰うぞ!」
「ぐっ!」
カウントがゼロになると同時に白は
「アーサー!モード【無謬弓】!」
『
一瞬、アリーナを光が包む。光が収まり、そこには黒い機体に身を包み手に弓を持つ白がいた。
「なっ!?」
一夏が驚く。
「さぁ!今から君が相手にするのは円卓の騎士が一席トリスタン!その矢、無駄撃ち無しと謳われたこの矢、君に躱すことが出来るか?!」
++++++++++
(さて、弓を使うのは初めてだが上手くいくかね?)
【無謬弓】を展開した俺は試合開始前に見たこのモードのスペックを思い出す。
形態【無謬弓】
武装【無謬弓】
限定解放【フェイルノート】
「さぁ、行くぜいっくん!」
そう言って俺はいっくんに矢を放つ。
「そう簡単に当たるかよ!」
真っ直ぐに放たれた矢をいっくんがなんとか躱す。確か、【無謬弓】の特性は...
「がっ!」
「必中の矢...ってね」
いっくんが確かに避けたはずの矢はそのまま地面は向かわず、途中で方向を変えていっくんの背中に当たった。
「なん...で、俺は確かに避けたはず...」
「それが【無謬弓】の特性だよ。所謂
「なんだよそれ...」
「ISの武装じゃなくてもホーミング性能を持ったミサイルだってあるんだ。別に矢があっても不思議じゃないだろ?」
と、さも、この矢は必中だといっくんに言ってみたものの、実はこの弓矢、必中ではない。要はハッタリだ。ホーミング性能こそあるものの完全追尾というわけではない。センサーが捉えきれない速さで方向転換されたり、ある程度の距離逃げられたりすると、流石に矢に内蔵されているエネルギーが尽きて矢が落ちる。まぁ、そんなことしなくても打ち落とされれば矢は止まるけどな。まぁ、稼働二回目のいっくんじゃまず避けれないだろ。
「さぁ、どんどん行くぜー」
少し気の抜けた声を出しながら移動し始める。流石にあの場に留まってたらいっくんが突っ込んで来るでしょ。
「逃がすか!」
ほらね。
「予想通りでなによりだよ!」
すかさず、後退して攻撃を躱す。頭に血が上ってるのか攻撃が単調だ。
「太刀筋が単純すぎるよー。そんなんじゃ、簡単に反撃もらうよ?...こんな風にね! 」
大振りの切り上げをスウェーで躱しがら空きの胴体に蹴りを入れる。その衝撃でいっくんが下がるがあまりダメージはないようだ。やっぱり、手足にも武装が欲しいな...。
「そら!ぼーっとしてていいのかな!」
そうこう考えながらも矢をつがえて放つ。同時に四本を。
「げっ!」
いっくんがめっちゃ嫌そうな顔をしながら避ける。...が、それだけでは無謬弓は止まらない。
「ちぃっ!」
いっくんが矢に向かって剣を振るう。矢は叩き落とされた。
「へぇ、やればできるじゃないか。本当に稼働二回目か?」
口ではこんなこと言っている俺だが、内心物凄いびっくりしていた。
(やっべー。マジでいっくん舐めてた、なんで二回目の稼働であんなに動けんの?)
『マスター。落ち着いてください。マスターもさほど変わりません』
そりゃ、俺には優秀な相棒がついてるからな。
『お褒めに預かり光栄です』
頼りにしてるぜ。さて、まだまだ行くぜ。
『了解しました』
アーサー、
『後、半分くらいかと』
「オーケー!すぐに終わらす!」
「そう簡単にやられてたまるかよ!」
いっくんがこっちに向かってくる。
「アーサー!頼むぜ!」
『了解しました。十二時、三時、九時、7時の方向に放ってください』
「速射とか、無茶言うぜ!」
無茶ぶりするアーサーに少し文句を言いながらもしっかりと指示通りに射つ。
『マスターなら出来ると信じておりますから』
マスター冥利に尽きるねぇ!
「どこに向かって射ってんだよ!」
いっくんに向かって射たなかったからか馬鹿正直に向かってくる。
「もう忘れたのか?俺の無謬弓は必中なんだぜ!」
一回くらいなら切り返し出来るからな。ってかいっくん忘れちゃダメだろ。
「ぐあっ!」
背後から矢を喰らったいっくんは動きを止める。
「戦場で動きを止めるのは馬鹿のやることだぜ!」
いっくんに接近し至近距離で矢を放つ。弓だからって近接戦が出来ないわけじゃないんだぜ?
「がぁっ!」
「ははっ!さっきまでの威勢はどうした!」
(アーサー、どうだ?)
『条件達成しました。いつでもいけます』
バック・ブーストでいっくんから距離をとる。
「さぁ!これに耐えられるか?
「
いっくんが向かってくる...が
「無駄だぜ!フェイルノートはもう発動してるんだよ!」
「なに...?...ぐあっ!」
いっくんの背後から矢が飛んできた。
「なん...で...?」
「折角だから教えてやるよ。フェイルノートは俺が放った矢をビット兵器と同じように思考制御することが出来るっていう能力だ」
ついでに言うと条件は矢を十本以上放つことだ。
「は、ははっ...反則だろ...」
「ここで諦めんならお前の決意もそこまでのものなんだろうよ」
「...っ!そんなわけあるか...俺は...俺の家族を守るんだ!」
「よく言った!...だが、それにはもっと実力をつけないとな」
俺はいっくんに手のひらを向け...
「これで...」
「...っ!しまった!」
いっくんが気付いたときには周りを矢が包囲していた。...いっくんに向けていたその手を握る。
「...終わりだ」
全方位からいっくんに矢が襲いかかる。その矢は白式のシールドエネルギーを削り切る。
ビッーーー!!
《試合終了 勝者 黒猫 白》
勝負が決した。
会場を歓声が包む。
「くそ...!」
俯いているいっくんに話しかける。
「なーに俯いてんだよ」
「なぁ、黒猫...俺は弱い...のか?」
「あぁ、弱いね」
「...っ!」
「だけど、そんなの当たり前だろ。いっくんはまだ子供でIS動かして二回目なんだ。弱いのは当たり前、まぁ、目標は高すぎるとは思うけどな。世界最強を守るなんてな」
「俺には無理だってのか!?」
「誰もそんなこと言ってないさ。安心しろ、守りたいものがあるやつは強くなれるさ。いっくんだってそうさ。強くなれるよ君なら」
「...あぁ!」
頑張れよー、と言葉をかけてピットに戻った。
「次が楽しみだな」
『えぇ、本当に。あのような芯がしっかりしている方は強くなりますよ。マスターと一緒で』
「よせよ、照れるじゃねぇか」
俺は会場を包む歓声を受け、アーサーと話しながらアリーナを後にした。
如何でしたか?
今回は新しい英雄を出してみました。あくまでもベースはアーサーなので人格は変わりません。新たな英雄も出したいのですがなかなかいい英雄が見つからないのが悩みですね。
誤字脱字など気づいた点あれば報告お願いします。感想や評価も待ってますよー!
では、また次回お会いしましょう!