「おっと、投げるなよな。....なにこれ」
「もちろん、バレンタイチョコだよ♪」
「バレンタイン....。あぁ、あれか。お菓子会社の戦略に踊らされたリア充がチョコで一喜一憂してるのを見なきゃならない日か」
「シロの中のバレンタインってそんなイメージなの!?」
「違うのか?」
「それは、極一部の認識だと思うんだよね....」
「なるほどな。....しかし、俺もチョコを貰う側になるとはな....」
「嬉しい?」
「あぁ、嬉しいぞ」
「〜♪」
「やばい、束が天使だ」
「何か言った?」
「いや、なんでもない」
バレンタインの一幕。
「おー、いっくん。おはよー」
「...おはよう黒猫」
「おーおー、元気ないじゃん。どしたの?」
「どしたの?...じゃねーよ!黒猫の訓練のせいでこうなってんだよ!」
「そんなに疲れる訓練したかね?
「それが異常だって言うんだよ...。おかげで筋肉痛だ」
「いっくんが強くなりたいって言ったんじゃないか。俺はそれに答えただけだ。あれが一番手っ取り早いんだよ。恨むなら自分を恨みな」
「ぐっ...」
「じゃあ、やめるかい?」
「...やるよ」
「なら、文句言わないことだな」
「...あー!わかったよやればいいんだろやれば!」
「うんうん、それでいいのさ」
こんな感じの朝の一幕でした。
いっくんは疲れて授業中に寝そうだったけどねーちゃんに出席簿叩かれてた。あれいてーんだよなぁ....俺が痛いとかどんな威力してるわけ?
++++++++++
そんなこんなで放課後。俺は約束通りいっくんと訓練だ。
「ほらほら、集中切れてるよ。自分の身体がどうすればどう動くのかしっかり意識しな」
今日も昨日と同じことをやらせてます。
「ぐっ...!」
「歩くときでも気を抜くなよ、重心の移動の仕方を効率化するだけでも違うんだ。一つ一つが自分の糧になると思え」
そんなこんなで基礎動作訓練は続いた。
「ま、今日はこんなもんかね」
「はぁ...はぁ...」
おーおー、疲れてますなー。俺も最初はキツかったからなぁ...(遠い目)。束マジ鬼畜。
「よし。いっくん、今日はこれで終わりだ。帰ってしっかり休むんだぞ、休むのも強くなるのには必要だからな」
「...了...解」
いや、ほんとに大丈夫なの?
「いっくん、大丈夫か?」
「大丈夫....だ」
「そう?なら、いいけど。気をつけて帰りな、じゃ、また明日とか」
+++++++++++
「ただいま、束」
「おかえり、シロ。ご飯にする?お風呂にする?それとも....わ・た・s「ご飯で」....最後まで言わせてよ〜」
束の台詞を遮って俺がそう言うと束は頬を膨らませて抗議する。俺の胸をポカポカと叩くおまけ付きで。うむ。
「その反応が見たかった」
「....シロのいじわる」
「おっと、心の声が出てたか」
そんなことがあった帰宅直後の一幕。
「そういえば、見てたよ〜。いっくんとの訓練、中々に厳しいことするじゃない」
「いやー、いっくんがどうしても強くなりたいって言うからさー、つい」
「つい、であそこまでやるんだからシロは鬼畜さんだよ」
「何言ってんだか、お前だって俺にやらせただろ」
「私はシロならできるって信じてたからね!」
束は満面の笑みで言う。....敵わないな。
「一般人にはあの訓練は難しいと思うよ?」
「俺も一般人なんだが?」
「普通は
「お前もだろうが」
「そうだねー。だから、シロは私と一緒で逸般人、もしくは人外だね!」
「まじかー」
「まじまじ」
そんなこともありましたとさ。
一日遅れで申し訳ありません。バレンタインネタをどうしてもやりたくて....。
如何でしたか?
誤字脱字などあれば報告お願いいたします。感想、評価も待ってますよー!
現在活動報告にて、英雄の案募集中です。
では、また次回お会いしましょう!