天才と天災   作:柊ナタ

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皆さんどうも柊ナタでございます。

寒くなってきましたね。こちらでは少し遅めの初雪となりました。皆さんも風邪をひかないようお気をつけください。

今回の話の始めに我らが主人公黒猫 白くんのプロフィールなるものがありますのでそれも読んでいただけるとありがたいです。




追記
御指摘があり話に齟齬がないようにこちらを修正、加筆しました。


IS学園―クラス代表決定戦!
第一話


主人公設定

 

黒猫 白(こくびょう はく)

 

誕生日 8月9日 小説段階で24歳

 

身長 180cm

 

体重 55kg

 

専用機 【名も無き英雄】(アンノウン・ヒーロー)

 

本作の主人公。

黒髪のショートカット。くせっ毛なのか両側が少しはねていて猫耳(垂れ耳)のようになっている。容姿は整っておりかなりのイケメン。なお、本人に自覚はない模様。そのため、フラグを建て平然と叩きおるフラグクラッシャーで被害に遭う人が増加すると思われる。白には束がいるため他の女性と深く関わらないようにしているフシがある。それでも、惚れる人は惚れる。

身体の歪さのせいで努力が実りにくかったが何倍も努力して天才の域にまで達した所謂『努力の天才』。中学校の時に束を初めて見た。同じクラスで他を寄せ付けない才能、天災とまで言われる束に惹かれる。それから束に根気よく話続け拒絶されながらも会話ができるくらいにはなった。ある日、束から悩みと夢を打ち明けられて守りたいと思うようになる。そして、束がしっかりと白を認識するようになる。その後、白騎士事件をきっかけに束と逃亡する(この時まだ14歳)。それから10年間束と互いを意識し合いながらも告白せず、白がIS学園に行くのを聞いた束が暴走して告白、それにつられて白も告白し、ようやく恋仲に。なお、結婚は手続きなどが必要なためしていない(逃亡中につき役所とかに行けないため)。

身体の歪さを直すために実験段階だった生体同期型ISを利用して修正した。そのため、今まで培った努力が現れたため、束や千冬と同じく人間を逸脱したスペックとなっている。また、生体同期型ISのせいかははっきりしていないが体重が軽すぎるのが悩みらしい。物事を考えるときに自動的にISコアが作動するため思考速度も人間をやめている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「んじゃ、束、行ってくる」

 

「うん。いってらっしゃい」

 

俺はそう言って進みながら後ろを向いて束に手を振る。束の胸元にはネックレスがそして、俺にも。ネックレスといっても簡単なもので指輪に銀のチェーンを通しただけのもの。それでも、束の繋がりを感じた気がして思わずにやける。実はこのペンダント、ISの待機形態のダミーでもある。俺は自身にコアが埋め込まれてるから待機形態なんかいらないのだが、生身で待機形態らしきものがない状態でISを展開したら確実に怪しまれる。そのためのダミーだ。

 

「さて、少し急ぐか」

 

IS学園校門前

 

「此処がIS学園...でかいな。そして、転入だから俺を案内してくれる人がいるって話だったんだが...」

 

周りを見る。

 

「誰もいねぇぞおい」

 

「そんなわけ無いだろう。馬鹿者」

 

ゴンッ!

 

「いって」

 

後ろから何かで叩かれたらしい。振り向いた先にいたのは...

 

「げ...」

 

「ほう...わざわざ迎えに来てやったというのにその態度か...。いい度胸だな、黒猫」

 

「織斑...千冬」

 

「何年ぶりだ?」

 

「じゅ、10年くらいかな〜...」

 

「ほうほう、覚えていたようで何よりだ」

 

「貴方を忘れるわけないでしょう。ねぇ、【世界最強】(ブリュンヒルデ)?」

 

「その名で呼ぶな」

 

「ありゃ、この呼び方はお好きではないか...。じゃあ、ちーちゃんで」

 

その瞬間目にも止まらぬ早さで出席簿が振り抜かれる。さっきも思ったけどなんで持ってんの?

 

ドゴォッ!!

 

「〜〜っ!!」

 

(いってぇ!あれほんとに出席簿なのか!?俺の身体で痛いとか普通の人なら死ぬぞ!?)

 

「一般人にこの威力で叩くわけないだろう。安心しろ、束とお前だけだ」

 

さらっと心を読んでくるあたり恐ろしいな...。しかも、一般人なら即死レベルの打撃を躊躇なく打ち込むとは...。鬼か。俺が一般人スペックだったらどうするつもりだ。

 

ピリリリ、ピリリリ

 

突然、織斑千冬の端末が着信を告げる。

 

「もしもし」

 

『もすもすひねもす~?束さんだよ~』

 

「なんで、この番号を知ってる」

 

『この天災束さんに出来ないことなんてあんまりないのさ!』

 

「はぁ...。で、何の用だ?」

 

『酷いなーちーちゃんは、久しぶりの会話なのに~』

 

「お前が関わると碌なことにならないからな」

 

『ひっどーい。まぁ、いいや!用件はひとつだけだよー。あんまりうちの旦那様を虐めないでくれるかな?いくら、ちーちゃんでも(バラ)すよ?』

 

「おい、束。黙って聞いていたが流石に言い過ぎだ。心配してくれるのは嬉しいがな」

 

「おい、まて。旦那ってなんだ旦那って。」

 

『ちーちゃん落ち着いてよ~。私に先越されたことを信じたくないのはわかるけどさ~』

 

「ぐっ...」

 

「束...それは言っちゃダメなやつだ」

 

千冬は束の言葉にダメージを受けた。

 

「ってか、なに。束、用件それだけ?」

 

『うん。そうだよー。シロが叩かれてるの見たら思わず』

 

「ん、そうか。心配してくれてありがとな」

 

『えへへ~♪』

 

「き、貴様ら...。私の前で堂々とイチャつくとは...!」

 

「やべ、じゃ、束。俺は逃げるわ。また後で会おうぜ」

 

さて、此処から早く離脱せねば...!

 

『りょ〜か〜い。無事に帰ってきてね〜』

 

「まて!黒猫!」

 

「待てと言われて待つ奴なんていねーんだよぉぉ!」

 

 

 

 

 

1年1組教室

 

ザワザワザワザワ...

 

「織斑先生遅いですね...。転入生を迎えに行くという話でしたけど...」

 

ガラガラ...

 

「すまない、山田先生。コレの迎えで遅くなってしまった」

 

そういった千冬の手には首根っこを掴まれて引き摺られている男子生徒が...というか俺がいた。

 

「おい黒猫。いつまでもそうやってないで自己紹介しろ」

 

「zzz...。ん?あれ、もう教室ついたの?」

 

ザワザワザワザワ...

 

「ねぇ、あれって...」

 

「噂の二人目...?」

 

「織斑君とはまた違ったイケメンさんだ...!」

 

「なんか猫っぽい...」

 

「あぁーわかるかも」

 

「首根っこ掴まれてるからじゃない?」

 

「「それだ!」」

 

騒がしいのー。女子校生なんてそんなもんか?

 

「静かにしろ!黒猫さっさとしろ」

 

「はいはい。...あー、黒猫 白だ。IS動かせたんできました。よろしく〜」

 

自己紹介とか面倒だったので適当に済ませた。そしたら教室がシーンとなった。

 

『......』

 

「はぁ...もう少しまともに自己紹介しろ。この戯け」

 

「こちとら10年間人と関わってこなかったんだ。コミュニケーション能力なんぞ皆無だわ」

 

「まぁ、いい。席につけ」

 

「はいはーい」

 

「さて、少し遅くなったが授業を始める。...っとその前にクラス代表を決めなければな。自他推薦は問わん誰かいないか」

 

「はい!先生!織斑くんがいいと思います!」

 

「俺ぇ!?」

 

おぉ、あれがいっくんか。確かに千冬に似てるな。

 

「先生、俺は...」

 

「お前は推薦してくれたやつの好意を無下にするのか?」

 

「ぐ...」

 

このままだといっくんで決まりかなー。

 

「先生ー!私は黒猫くんがいいと思います!」

 

「ん?」

 

今俺の名前が出たような...。

 

「今のところは織斑と黒猫か...。後はいないか。ならばこの二人で決戦投票を...」

 

「待ってください!納得がいきませんわ!」

 

金髪の女子生徒が立ち上がって言った。

 

「ほう、何が納得できないんだ?オルコット」

 

「はい、ただ男であると言うだけで代表に選出されるなんておかしいですわ。そもそも男がクラス代表などという屈辱を私に一年間味わえと言うのですの!?」

 

随分と言ってくれるな...。

 

「ただ物珍しいといった理由で代表に決めるなんておかしいじゃないですか。いいですか私はこの国にサーカスを見に来ているわけではないのですよ!」

 

サーカス...ね。俺からすれば束の夢が違うことに利用されている時点で我慢ならないってのに...。

 

「そもそも、技術的に後進的な国に来なければいけないこと自体精神的苦痛ですのに、これ以上私に苦痛を味わえなんて言うのですか!?」

 

「おい、オルコットとか言ったな」

 

「なんですか!?」

 

「さっきから聞いていれば好き勝手言いやがって...。大体、ISを開発したのは日本人の篠ノ之束、第一回モンド・グロッソ優勝者も日本人の織斑千冬、第二回なんかイタリアの代表の不戦勝。これでも日本が遅れてるというのか?」

 

「くっ...!男の分際で私に口答えしますの!?」

 

「その男の分際ってのもおかしいよな。ISが女にしか動かせないからこその女尊男卑の風潮だ。だが、どうだ?此処には男が二人いる。ISを動かせる男が。しかも、女尊男卑で調子に乗って男の社員を解雇しまくった会社なんぞ根こそぎ潰れてる。男尊女卑が正しいとは言わないが今の世の中は確実に間違ってる。そして、それをなんとも思わず、さも当然のようにしているお前も間違っている。しかも、お前は代表候補生だろ?お前の発言は国家そのものの発言として捉えられかねないんだぞ?国を背負ってきてるのにそんなこともわからないのか?」

 

「け...」

 

「ん?」

 

「決闘ですわ!此処まで虚仮にされて黙っていられませんわ!」

 

え?なんで、そういう流れになったの?馬鹿なのこいつ。

 

「決闘?何意味のわからないこといってんの?なんで俺がそんなことせにゃならん」

 

「あら?怖いのですか?」

 

「別に怖いわけじゃねぇよ」

 

「なら、受けなさいな」

 

「はぁ...わかったよ。その決闘受けて立つ。後悔するなよ...?」

 

「こっちの台詞ですわ」

 

「待て、貴様ら何を勝手に進めている。オルコット、決闘なら一週間後にアリーナを貸し出してやる。そこでやれ」

 

え?止めてくれるんじゃないの?

 

「わかりましたわ。貴方、せいぜい首を洗って待ってなさいな」

 

「その言葉そのまま返してやる」

 

誰も止めてくれないまま決闘の話が成立してしまった。そして、いっくんが空気だった。

 

 

 

時が過ぎ放課後...

 

「さて、此処なら誰にも見つからないだろ」

 

俺が懐から出したのは指輪、首にかけてるのとは違ったデザインのものである。

実はこの指輪、ISの装備品なのだ。所謂、部分展開ってやつだ。この指輪で転移の魔法が使えるらしい...。ル○ラですね。わかります。

 

「さて、帰るか...。ル○ラ!【吾輩は猫である】(名前はまだない)!」

 

そして、俺は光に包まれ何処かで聞いたことのある音と共にその場から消えたのだった。




如何でしたか?

設定などはかなり改変しているのでこんなの違う!と思ってもこの作品ならでは、ということで。

誤字脱字など気づいた点などあれば報告お願いいたします。感想も待ってますよー!

現在活動報告にてアンケートを実施中です。期限が来週までとなっておりますのでお早めにお願いいたします。

それでは!また次回お会いしましょう!
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