テスト期間中に執筆をした話なのでいつもより駄文になっていますが御容赦下さい。
アンケートご協力ありがとうございました。アンケートの結果は活動報告で。
俺は指輪を使ってラボ
「ただいまー...。...っと」
ラボに帰るといきなり束に抱きつかれた。
「いきなりどうした?」
「もう少しこのままでいさせて...。じゃないと我慢できなくなっちゃう」
「我慢って何を?」
「あの金髪を
「ちょっ...!束...!?」
「シロを男だからって馬鹿にしたあの屑はこの世にいらないよ」
「...ったく、そんなことで怒んな。いや、俺の事で怒ってくれんのは嬉しいけどさ。今の世の中はそういう世の中だ。そういう奴は嫌でも出てくる。そんなのに一々お前が怒る必要はないさ」
「でも...!」
「別に俺だって馬鹿にされて黙ってるわけじゃない。あんなにISを間違った認識しかしてない奴らに囲まれて俺も苛立ってんだ。お望みどおり兵器としてのISで潰してやる。...くそ...!こんな使い方したくねぇってのに...!」
決闘だって本当は受けたくなかったんだ。
「シロ...」
「...悪い。お前も同じなのに当たっちまって。ちょっと頭冷やしてくる...」
ラボから出て空を見上げる。空は既に暗く星が見えている。
「はぁ...。やっちまった...。
そう言いながら胸に手を当てて身体に埋め込まれているコアに語りかけてみる(外見を見ただけではコアがあるかどうかはわからないようになっている)。いや、語りかけたところで返事なんぞ返ってこないがな。
『そう思って頂けるだけで私は満足ですよ。我が主』
そうそう、返事なんか返ってこないから今聞こえてるのも気の所為......え?
(゚Д゚三゚Д゚ )キョロキョロ
え?
『どうしたのですか、我が主?』
「え?ちょっ...まじで?」
『何がですか?』
「
『もちろんでございます』
「はぁぁぁぁ!?」
夜中に叫ぶの良くない...俺だけどさ。
「まじで!?え、ちょっ...待って。
『全然落ち着けていませんよ』
「何を言ってるんだ俺は冷静だ。むしろ冷静じゃないまであるぞ」
『我が主、日本語が不自由になっています』
「すぅー...はぁー...。よし、落ち着いた。
しかし、束からISには自我のようなモノがあるっていうのは聞いていたが...本当にあるとは...」
『まぁ、こうして語りかけられるのは私だからだと思いますよ』
「...生体同期型ISか」
『はい、恐らくは。だからと言って他の生体同期型ISを作っても会話できるかどうかはわかりませんが』
「ま、そうだよな」
『はい、創造主はそう言ってました』
「創造主ってことは束か。...ってことは束とも話せるのか?」
『いえ、私と話すことができるのは現時点で我が主、貴方だけです』
「そうか...。...なぁ、最初っから思ってはいたんだがその【我が主】ってのやめてくれないか?」
恥ずかしいんだよな...。
『何故...と聞くのはやめておきましょう。では、なんとお呼びすれば?』
「んー。呼び捨てにしてもらえるといいんだけどな、ダメか?」
『そんな...呼び捨てなんて...。なんと、畏れ多い』
「そんなに!?じゃあ、お前の方で候補を出してくれよ」
『かしこまりました。...では、【マスター】とお呼びするのはどうでしょう?』
「...ま、さっきよりはましか。よし、それでいこう。俺はお前のことなんと呼べばいい?」
『私ですか?マスター好きなようにお呼び頂ければ』
「って言ってもなぁ。名付け親の束、それとお前には悪いけど一々
『いえ、私は気にしておりません』
「そうか、ありがとな。...そういえばお前の自我って急に芽生えたものなのか?」
『いえ、創造主がありとあらゆる世界の英雄の伝承を集めるようにプログラムしてから少し経ったあたりで自我のようなものが形成されました。そして、殆ど集め終わったあたりで完全な自我が形態されました。恐らく何処かの英雄がベースになっているのでしょう』
「それが誰なのかわかるか?」
『はい、少し時間を頂ければ』
「わかった。調べてくれ」
『
検索開始...
......ヒット。マスター、私の自我のベースはこの方です』
目の前にウィンドウが出てきた。いや、網膜投影か。これも生体同期型ISのおかげか。そんなことは置いといて、俺はウィンドウの項目を読む。
「なになに、...【アーサー・ペンドラゴン】!?英雄中の英雄かよ...」
『えぇ、【騎士王】アーサー・ペンドラゴン。ブリテン王国の王、誰もが知る英雄ですね』
「王が人に仕えるってのも変な話だな」
『マスターはマスターですので私にはなんとも...。アーサー王は自我のベースであって私ではないので』
「それもそうだな。んじゃ、俺はお前のこと【アーサー】って呼ぶことにするよ」
『了解しました。マスター。因みに【騎士王】はアーサー・ペンドラゴンが自我のベースからか
「へぇ、そうなのか。他にもどんなのがあるのか楽しみだな」
『はい、いずれお見せする時はマスターのためにこの力存分に使いましょう』
「あぁ、頼むぜ【アーサー】」
『かしこまりました。【マスター】』
「さて、そろそろ戻るか」
長い時間アーサーと話していたから流石に頭も冷えた。
「束にもちゃんと謝らないとな」
そう言いながらラボに入る。
「束ー、いるかー?」
「うん...」
ソファで体育座りしている姿が見える。
「さっきは悪かったな。八つ当たりしちまって」
「ううん。いいの、シロがあの子たちを思ってくれてるとこがわかって嬉しかったよ」
「そうか...。...そうだ、聞いてくれよ束」
暗い雰囲気になったので話を変えることにした。
「なにかな?」
「前、ISには自我のようなモノがあるって話をしてたよな?」
「うん、そんな話もしたね」
「聞いて驚け、俺のISは本当には自我があるぞ」
「嘘っ!?ホントに!?」
「あぁ、頭冷やしに行った時に話した」
さっきまでの暗い束は何処かに言ったかのように束のテンションが上がる。
「理論上では自我のようなモノがあるってだけだったけど...まさか本当にあるとはね〜♪ねぇ、私とは話せないのかな?」
「どうだろうな。やれるか、アーサー」
『
「オーケー」
言われた通りISを左手のみ展開し、パソコンに触れる。
「シロ、何やってるの?」
アーサーの声が聞こえない束は俺が何をしようとしてるのかわからないようだ。
「まぁ、見てろよ」
『パソコンとの接触を確認。これより接続を開始します.........完了しました。手を離しても大丈夫ですよ、マスター』
「はいよ」
『パソコンの画面を創造主に向けてください』
言われた通りパソコンの画面を束に向ける。すると、パソコンが勝手に機能しメモの画面に変わった。
「これって...!」
束は何が起きたか理解したようだ。
「あぁ、俺のISがやってる」
パソコンの画面に文字が表れる。
『初めましてですね。我が創造主』
「おぉ...!うんうん♪初めましてだね♪」
『私は
「うん、よろしくねアーサー。私のことは好きに呼んでいいよ〜」
『かしこまりました。では、奥様と』
「おい」
おかしい単語が聞こえた気がするぞ。
「それいいね!それでお願い!」
『了解しました。奥様』
「おかしくない?なんで束が奥様なの?あながち間違ってないけどさ」
「なら、いいじゃん♪」
「ま、いいか。...で、どうだISと会話してみて」
「想像以上にびっくりだよ〜♪」
「だろうな、俺もかなりびっくりしたからな」
「でも、他の子たちとも話してみたいなぁ」
「そうだな」
『盛り上がっているところ申し訳ないのですが、マスター、奥様。もうすぐ日付が変わりますのでお休みになられた方がいいかと思われます』
「お、まじだ。明日から本格的に授業始まるらしいし早めに寝るか」
「んじゃ、束さんもそうする〜♪シロ〜一緒寝よ?」
「上目遣いでお願いするな可愛いだろうが。言われなくてもそのつもりだったよ」
「やった♪そうと決まったら早く早く♪」
「うわっ、ちょっ、押すな。行くから、じゃあ、お休みな、アーサー。また明日」
「アーサーお休み〜♪」
『はい、お休みなさいませ。マスター、奥様。良い夢を』
そんなこんなで色々と驚くことのあった一日が終わる。明日からは学園で本格的に授業をすることになる。そして、一週間後には決闘だ。少しは訓練しないとな...。
如何でしたか?
どうしても白くんのISを喋らせたかったんです...。別に毎回【名も無き英雄】って打つのが面倒とかそんなんじゃないですからね!
誤字脱字など気づいた点あれば報告お願いします。感想も待ってますよー!