天才と天災   作:柊ナタ

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みなさまどうも。柊ナタでございます。

最近ちょっと体調崩しまして、少し駄文気味です。それでもいい方は先にお進みください。
皆様も風邪等には気をつけてください。


第三話

次の日の朝、俺は登校直後に千冬に捕まっていた。

 

「これはどういうことですか、織斑先生?」

 

「黒猫、お前昨日の夜何処にいた?」

 

「束のラボですが、それが?」

 

「この学園は全寮制だ、お前も知らないわけじゃないだろう」

 

「えぇ、知ってますとも」

 

「お前、ぬけぬけと言いおって...!」

 

「それでも、束が望む以上、俺はあいつの下に帰りますよ」

 

「お前、よりにもよって私の前で惚気けるとは...!」

 

「んじゃ、用件も済んだようなので俺は教室に行きますね!それじゃ!」

 

あっぶねー。あのままいたら確実にやられてた。

 

「おい!黒猫!まだ、用件は済んでないぞ!」

 

後ろからなんか聞こえるけど無視だ、あのままあそこにいたらやられる...!

 

千冬と白のデッドヒートが始まる。廊下は走っちゃいけません!

 

「おっはよーござーまーす」

 

ものすごい適当な挨拶で教室に入る男子生徒、いや、俺だけどね。

 

「あ、そうだ。おーい、いっくーん!」

 

俺はあることを思い出していっくんを呼ぶ。

 

「え!?なんでその呼び方!?」

 

「だって、俺、君の名前知らないし」

 

「その呼び方なのに!?...ってかその呼び方するのあの人しかいないよな...黒猫、お前知り合いなのか?」

 

「知り合いもなにも俺の嫁」

 

「はぁ!?あの人が...まじかよ。ってことは俺の名前くらい言ってたよな?」

 

「あぁ、織斑一夏だろ?」

 

「知ってんじゃん!なんで知らないとか言ったんだよ!?」

 

「え?俺そんなこと言ってないよ?」

 

「言ってたわ!あぁ!もう、いいよ!で、何か用があったんじゃないのか?」

 

「そうそう、君のお姉さんから伝言。『織斑も一応候補の一人だ。だから、お前もクラス代表決定戦に参加しろ』だとよ」

 

「えぇ!?なんで俺まで!?」

 

「ん?あのオルコットとか言ったっけか?まぁいい、あいつがクラス代表の選出に異議を唱えたってことは決闘に勝ったら自分がやるってことだろ?」

 

「まぁ、そうだけど...」

 

「俺も君も候補の一人、つまり、この決闘に勝ったやつがクラス代表ってことらしい」

 

「なんだよそれ...」

 

俺も同感だ。だが、アレ(織斑千冬)に逆らえるだろうか、俺は無理だ。出来れば逆らいたくない。

 

「ま、文句は君のお姉さんに言いな。俺は伝えてくてれって頼まれただけだからな。んじゃ」

 

伝えることを伝えたので俺は席につく。すると、俺の席に向かってくるやつがいた。

 

「ちょっといいだろうか」

 

「ん、別にいいけど君は誰?」

 

「篠ノ之箒だ」

 

「あー、君が...で、用件は?」

 

こいつが篠ノ之箒か、束の妹。似てねぇ。だが、束が興味を失ったってことはこいつも難ありってことか。

 

「さっきの話が聞こえてきてな。姉さんのことを話してもらおうか」

 

なぜ上から目線なんだこいつ。

 

「なんで?君に話す理由がない」

 

少し意地悪してみる。

 

「なっ...!私は家族だ!それで十分だろう!?」

 

「目的は?」

 

「姉さんの居場所を聞いて話がしたい」

 

「お前...馬鹿なの?束は今現在で全世界の国家から追われてんだぞ?なんで、束を危険な目に合わせなければならないんだ」

 

「姉さんがISなんかを開発したせいで私の人生は狂ってしまった!姉さんには私に謝るぎむがあるはずだ!」

 

こいつ、今なんて言った?ISなんか(・・・・・)...だと?束のせいだと...!

 

「お前に何がわかる...」

 

「なんだと...?」

 

「お前に何がわかる!夢を否定されて!挙句の果てには望まない形で使われて!束のせいだ...?ふざけんな!お前に何があったのかは知らないが、束だって夢を汚されて...世界を敵に回してんだ!本当にお前が家族だって言うなら束のことも少しは考えてやってくれよ...!味方になってやれよ!そんなことだから...」

 

あの時の束が言ったことを思い出す。

 

 

こんなの...私は望んでないのに!

 

泣きながら叫んでいたのを

 

だからね、今日は...お別れを言いに来たんだ

 

本当の気持ちを隠して

 

あの出来事のせいで私は追われてる。ISを作れるのは私だけだから。私と一緒にいたらシロが危なくなっちゃう

 

俺を気遣ってくれたことを

 

私だって!...私だっていやだよ...ちーちゃん以外にやっと理解してくれる人が出来たのに...もっとお話したいよ、一緒にいたいよ!でも!...それを世界は許してくれない

 

我慢していたはずの本音が漏れてしまった瞬間を

 

俺は忘れることはないだろう。

 

「そんなことだから、束はあの時独りで世界を敵にしようとしてたんだ...!束だって...束だって苦しんでんだ...お前だけが苦しいわけじゃねーんだよ!何も知らないくせに貴様が束を語るな。そんなやつに束の居場所は教えられない」

 

「ぐっ...き、貴様ぁぁぁぁぁぁぁあ!」

 

篠ノ之はどこから取り出したのか木刀を俺目掛けて振り下ろす。俺はそれを敢えて避けない。

 

ガッ!

 

「なっ...!」

 

篠ノ之は驚いた顔をする。...何驚いてやがる、お前が当てにきてたんだろうが。

 

「.........」

 

ツー...血が流れる。流石にこの体でも身構えずに木刀を受けたら血ぐらいでるか。

 

「なぁ...篠ノ之箒。お前、確か剣道で全国大会優勝してたよな?」

 

「そ、それがどうしたっ!?」

 

「頭に血が上ってるとはいえ、仮にも剣道全国大会優勝の攻撃を咄嗟に避けれるやつがこの学園にどれくらい居ると思う?」

 

「そ、それは...」

 

「自分の力が凶器になり得る自覚がない奴に武器を力を持つ資格なんてない。...失せろ」

 

「くっ...!」

 

篠ノ之が立ち去る。

 

...はぁ、やってしまった。言い過ぎた、いくらISを束を侮辱されたからってあれはない。相手は何歳も年下の子供だ。

 

『マスター...』

 

アーサーか、済まない。みっともないところを見せたな。

 

『そんなことありません。私たち(IS)と奥様のために怒ったのでしょう?』

 

まぁ、そうだが...。

 

『ならばこそ、私はマスターを誇りに思うことはあってもみっともないなんて思いません』

 

アーサー...。ありがとう。

 

『いえ、当然のことです。それと、一応保健室に向かわれてはどうですか?』

 

あ、そっか血、出てたな。一応行ってみる。

 

 

 

 

 

白は歩き出した。そして、一週間が経ち...




如何でしたか?

白のISの能力として、こんな英雄がいいんじゃないか、と思う方は是非とも意見お願いします。

誤字脱字など気づいた点あれば報告お願いします。感想も待ってますよー!

それでは、皆様また次回お会いしましょう!
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