ハイスクールD×D~アルギュロス・ディアボロス~ 作:Mr.エメト
大地は赤く、雲は紫色、ここは悪魔が住む世界・・・魔界と呼ばれる世界。
地球よりも広大な大陸が広がっており、多種多様な悪魔や妖魔が住んでおり、それぞれの国がある
―凍える冷気の国。
―狩猟と闘技場の国。
―砂漠と荒野の国。
―風と森林の国。
―火山と温泉の国。
―そして、貴族が住む魔界中央の国。
物語は・・・狩猟と闘技場の国から、始まる。
この国は力が強い者が争う為と娯楽の為の施設として闘技場、ハンターという何でも屋の協会本部があり、力があれば一攫千金狙いができる出来る国。
勿論、力無き者はどん底とも呼べる転落や命を落とす事もあるだろう。
話が逸れたが、闘技場内部の酒場。ここは闘技場の選手やハンター同士の情報交換する施設。
屈強な悪魔達が酒を飲んでドンチャン騒ぎだ。
ドアが開かれると銀色の髪、黒いマントをはおった人間の少年が酒場へ入った。
なんで、人間がこんな所に?と悪魔達がヒソヒソしていたり、ジロジロッと見る
少年はそんな事はお構い無くバーのカウンターへ座る。
「・・・ご注文は?」
「・・・コーラを頼む」
コーラ瓶の王冠がキュポンと外れる音がし、コップと共に渡すバーのマスター。
中身をコップへ注ぎ、グイッと一気に飲み干す。
二杯目に行こうとした時、肩を掴まれる。
【よぉ、兄ちゃんよ。ここは人間が来るような場所じゃないんだぜ。】
【人間はこの魔界へ来る事はたまーにあるんだが、こういう場所に入ったらそれなりの礼儀があるんだぜ?】
紫色の身体に頭に二本の角と黒髪を生やしているバケモノ三人(?)がケッケッケッと笑っている
コイツ等はラクシャーサという人間の死体を貪り食らう中級の邪鬼族。
まず普通の人間では、歯が立たなくあっという間に肉塊にされるだろう。
そう、普通の人間だったらの話だが――――。
「・・・あまり、事を荒立てたくないけどな。」
【あっ?何言って・・・イダダダダダダダッ!?】
少年の肩を掴んでいたラクシャーサAの手をギリギリッと締めつけている。
手を離すと、ラクシャーサAは痛いのかもう片方の手で抑えている。
【てんめぇ!!んな事して、良いと思っているのか!?】
【細切れにしてやらぁ!!】
二刀の青龍刀を抜刀して、斬りかかる二人だが斬られたのはつい少年が座っていた椅子が細切れになっていた。
【ぶぎゃ!!?】
斬られる前に宙返りして回避して、ラクシャーサBの頭を踏みつける。
【調子に乗んなぁ!!】
ラクシャーサCは後ろから斬りかかろうと刀を振りかざすが、
少年は裏拳、捻り左掌打と撃ち込んで吹き飛ばす。
ふっ飛ばされて、空いているテーブルへと叩きつけられた。
【お、覚えていろよ!!】
ラクシャーサの三人は起き上がって逃げだす
騒動が収まり、またいつものように騒ぎ始める。
「店を壊して悪かったなマスター。」
「いや、いいんだよ。あいつ等、評判悪かったしな」
ハハハッと笑って許してくれたマスター。
「しかし、流石は
「いや・・・そこまでは上がってはいない。」
フッと笑って返すと、マスターから封筒が渡された。
「そうそう、あんたに仕事の依頼が来ていたんだぜ。魔界中央の連中がな」
封を開け、中身の紙を見ると司令状だった。
内容を読み終えてフゥとため息をつく
「今度は、大きな仕事になるか・・・」
その内容は【S.Rが人間世界へ逃亡しただけではなく悪魔を引き連れた。場所は私立駒王学園へ】