ハイスクールD×D~アルギュロス・ディアボロス~   作:Mr.エメト

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マシンナリードライバーのホムラとサンカイとの戦い。
そして、新たなマシンナリードライバーが?


第六話 マシンナリードライバー・中編

(BGM:Devastator )

 

 

サンカイと対峙する鋼弥は業魔化身を使い、ヒジリとなっていた。

強烈なビーム砲、岩石弾など撃ち近づくことすら許されない状況だ。

だが、あれだけ撃ち続けても隙はあるはず。

砲撃が止み、ヒジリは一気に駆け出すが――――。

 

―――ドォンッ!!

 

土煙の中からサンカイが飛び出してきたのだ。

敵は砲撃が止んだ隙に、飛び込むという事を読んでおり仕掛けて来たのだ。

 

「受けるがいい、我が力を!!」

 

サンカイの背中のアームからレーザーソードを展開させ、重ね合わせて回転しながら突っ込んでくる。

 

【テトラカーン!!】

 

ヒジリはテトラカーンを張り巡らせるが、サンカイのドリルソードの前に砕かれる!!

スピードは衰えず、ドリルレーザーソードがヒジリに襲ってくる。

ヒジリは真剣白刃取りの要領で防ぐが、手の皮膚が焼け焦げていく。

 

【ぐ…っ!!】

 

「さあ、怒りを込めて、我が名を呼がいい!!」

 

そのまま切り裂き、ヒジリを斬り飛ばす。

致命的な攻撃を受けずに済んだが、掌が切り傷と火傷で負っており、格闘が封じられてしまった。

サンカイは更なる攻撃を仕掛ける。

 

「さぁ、受け入れなさい。死の運命を!!」

 

背中のアーム、腰、肩を展開し無数のミサイルを撃つ。

 

「心に刻みなさい、私の名を!!その絶望とともに!!」

 

ミサイルは止むことなく、豪雨となりヒジリに襲い掛かり、爆炎の中へと消えた。

 

 

◇◇◇◇

 

 

一方、ホムラと対峙する一誠と祐斗。

 

「さぁ、お前たちを焼き殺してあげるよ!!」

 

右の大砲から炎が吹き出し、火炎は一直線に一誠と祐斗、目掛けて撃つ

二人は避けて、ホムラへ攻撃に仕掛けようとするが――。

ホムラは両の大砲から火炎弾を連射して放つ。

 

「これじゃあ、近づくことができねぇ!!」

 

敵の猛攻に近づくことができない二人。

 

「貴方たちの死と苦しみは我らの力となる!!」

 

背中のアームから火炎のエネルギーを収束させて、一気に放つ。

二人はなんとか避けて祐斗は聖魔剣を、一誠は拳を振りかざすが、ホムラは炎の剣で受け止める。

 

「なっ!?」

 

「防がれた!?」

 

「残念だったな。あたしの炎はこんな風に使えるんだよ!!」

 

火炎を噴出せて、二人を吹き飛ばす。

 

「業火よ、出でよ!!端から端まで消し炭にしてあげる!!」

 

エネルギーを解放すると、ホムラの体から炎が噴き出す。

両腕の発射口から炎の手をつくり、最大出力で周囲一帯を火炎地獄にする。

 

「逃げろ!苦しめ!泣き叫べ!!」

 

更に火炎の出力を上げると火柱が幾つもあがり、追撃する。

 

「絶望と共に灰になれぇぇぇぇぇ!!」

 

巨大な炎の手が出現し、一誠と祐斗が飲みこまれる。

これで始末したかと思ったが、雪が降っている。

まさかだと思い、見ると水色の長髪、青を基調としたボディースーツ、マシンアームを背負っている機械娘がいた。

ホムラが放った炎が凍っており、一誠と祐斗を助けていた。

 

「テメェは……フブキか!!」

 

フブキと呼ばれたマシンナリードライバーは一誠と祐斗の前に出て、ホムラを睨む。

 

「お前がここにいるという事は、ナギとミヤビもか?」

 

「貴女に応える義理は無いわ」

 

「相変わらず、冷たくすました顔だなぁ……気に喰わねぇんだよ!!」

 

ホムラは炎と熱気を放出する。

 

「貴女の短気で好戦的な性格もね」

 

対して、フブキは冷気が放出する。

一誠と祐斗は立ち上がり、フブキと並び立つ。

 

「どういう訳か知らないけど、あの人を止めたいんだろ?手伝うぜ!!」

 

「ありがとう、少年たち」

 

「おっと、俺の名前は兵藤一誠だ」

 

「木場祐斗です」

 

「ありがとう、一誠、祐斗。私はフブキ。そう呼んでくれ」

 

三人は、再びホムラと対峙するが、ホムラは余裕の態度だ。

 

「いいぜ。不良品ともども、焼き尽くしてやる!!」

 

炎の大蛇を作り出し、三人に襲い掛かるが、フブキの背中のマシンアームが展開する。

8本の刀剣がビットのな独立しており、フブキの周りを漂っている

フブキは二刀を手に取り構え、刃から冷気が漂っている。

一本を投擲し炎の大蛇に突き刺さると、たちまち凍り付きガラスのように砕け散った。

 

「オラオラオラオラオラオラオラッ!!」

 

ホムラは両の大砲から、火炎弾を連射しては放つがフブキは分厚い氷の壁を作り出す。

 

「いけ、氷刃よ!!」

 

氷で作った剣を数百本つくり、ミサイルのように放つ。

雨のように降り注ぎ、ホムラに襲い掛かるが―――。

 

「なめんなぁ!!」

 

火炎を広域拡散して放ち、全て溶かす。

 

「こっちを忘れんな!!」

 

一誠はドラゴンショットを撃ち、ホムラの腹部に当てる。

更に祐斗は聖魔剣で連続で斬り、"空間殺法"を使い斬り裂く。

ホムラは膝をつき、ギリリッと歯を食いしばり睨む。

 

「この…アタシに傷をつけただと?クソ悪魔どもがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

怒りが爆発し、周りの温度が急激に上昇、ホムラの周りが焦げていき、炎が生まれる。

エネルギーを解放すると、ホムラの体から炎が噴き出し両腕の発射口から炎の手をつくる。

 

「さっきと同じ技を使うのかよ!!」

 

「けど、あの怒りと炎が違う…!!」

 

「ホムラはリミッターを解除して、限界以上まで炎を上げているわ。

 あのままだと、この周囲一帯が火炎と溶岩が出来上がってしまう」

 

フブキが前に出て、8本の刀剣を頭上に掲げ回転する。

周りが凍り付きはじめ、雪が降り始める。

 

「バーニング・インフェルノ!!」

 

両の大砲から最大出力の火炎を放ち一誠たちへ襲い掛かろうとするが―――。

 

「ブリザード・ストーム!!」

 

氷嵐を巻き起こし、ホムラの放った炎を打ち消し、勢いが止まらずホムラを閉じ込める。

右手に氷が纏いはじめ、氷の大剣を作り出す

 

「クリスタル・セイバー!!」

 

一気に駆け抜けて、氷の嵐ごとホムラを切り裂く。

ホムラとその周辺は瞬時に凍り、結晶化し爆発が巻き起こり、氷は散華する。

 

「こ、この…アタシが…できそこないの貴様に…!!」

 

ホムラは憎々しげにフブキを睨んだ後、倒れる。

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