ハイスクールD×D~アルギュロス・ディアボロス~ 作:Mr.エメト
どうも、兵藤一誠です。
早速ですが、俺たちオカルトメンバーと一緒にある館の前にいます。
悪魔の気配を感じたのでここへ来たんだが、肝心な時に鋼弥がいない。
どうするべきなのか作戦会議していた。
「さて・・・どうしようかしら。」
「魔界の悪魔だったら、対処方法が解らないですものね。」
「鋼弥くんがいないとすれば、危険ですね・・・」
「こんな時にいないからなぁ・・・」
リアス部長、朱乃さん、木場、俺と話し合っている。
あれやこれやと悩むオカルトメンバー。
その時、子猫ちゃんがクイクイッと服を引っ張る。
「・・・あれ」
一同が一斉に見ると、買い物袋を持っている鋼弥がいた。
「鋼弥さん!!」
「こんな所で何をしているんだ?」
「ここから悪魔の気配を感知したから、どうしようかと思っててね。
ちょうど良かったわ貴方が来てくれて。」
鋼弥がその館を見ると「ああっ」と何故か、一人で納得していた。
「この館は、俺の新しい家だ。」
この答えに、一同は・・・
「「「「「「ええええっ!?」」」」」」
◇◆◇◆
「まさか、この館が貴方の新しい家になっていたなんてね。」
「マンションは≪はぐれ悪魔祓い≫で、駄目になったからね。この館を見つけて住んでいると言う訳さ。」
ちなみに、悪魔祓いの肉片はヘルハウンドが焼いて証拠隠滅をした。
アーシアが入口に飾っている看板を見つけた。
「えっと・・・≪お菓子屋フェアリー&涼刀事務所≫?」
「ああ、この館は自宅と仕事場の二つを設けているんだよ。」
ドアを開けると、甘いお菓子の匂いがする。
色取り取りのケーキ、キャンディー、水飴、チョコなどが置かれている。
この店で食べれるのか丸テーブルや椅子が数個置かれている。
「一階が菓子屋となっている。それでここを管理しているのが・・・」
「お帰りなさい、鋼弥さん。」
厨房から金色の長髪、白いエプロン、オレンジ色のウエイトレス服を着た少女が現れた。
「おおっ、か、可愛い・・・」
イッセーの鼻の下が伸びており、リアスとアーシアはムッとしていた。
本当に見境が無いという無節操だ。
「あら、お客さん・・・?」
「ああ、いつも話している学園の親友だ。」
「この人たちが?」
「お、俺は兵藤一誠!!よろしく!!」
「リアス・グレモリーよ。オカルト研究部の部長を務めているわ」
「私は姫島朱乃と申します。」
「木場祐斗です」
「・・・塔城子猫。」
「アーシア・アルジェントです。初めまして。」
オカルト研究部のメンバーがそれぞれ自己紹介する
「初めまして、私はアヌーンと言います。鋼弥さんとは魔界の友達です。」
「魔界の・・・?ということはもしかして・・・」
「アヌーンは人間ではなく妖精エルフ族の少女だ。薬を作るのが得意だけどお菓子作りも得意なんでね。」
「よろしく、お願いします。」
ペコリッと礼儀正しく挨拶するアヌーン。
鋼弥は頼まれていた品物をアヌーンへ渡して、依頼の整理をしてくると言って二階へ行った。
アヌーンはお茶とお菓子を用意してイッセー達と談話していた。
子猫の目がキラリンッと光、パクパクと食べていた。
「つまり・・・この館から感じた気配は貴女というわけね。」
「は、はい。同じ悪魔ですと解ってしまうのですね・・・。」
「鋼弥さんにこんな可愛いお友達がいたのですね。フフッ。」
一瞬、朱乃から嫉妬の様なオーラが出ていたような気がするが、気のせい気のせい
「彼と知り合ったのは薬の材料調達の為の依頼に頼んで知り合ったんです。
時々、私のお菓子を買って食べている事もありましたよ。」
あの、鋼弥がお菓子を食べているのが想像つかない。
普段が冷酷でクールな態度をとっているから、甘いお菓子を食べているのがあり得ない。
リアスは想像していたのか堪えて笑ってた
アーシアがこんな質問をしてみた。
「どうして人間の世界でお店を開いたのですか?」
「彼が魔界へ戻ってきて、私の店に寄って来た時の事です。」
~回想開始~
―人間世界ですか?
―ああ、本格的な仕事をやるけど、華やかさが必要だと思って君を誘おうと思ったんだ。
―ですが、私は戦い事なんて・・・
―違う。アヌーンに戦いの手伝いをして欲しいというわけじゃない。お菓子屋を経営して欲しいんだ。
―そ、そうなんですか?
―もう、魔界中央の上の人達に報告して了承は得ている、良い建物も見つけたから後は君の返答だけだ。
―・・・。私、頑張ってみます!!よろしくお願いします。
~回想終了~
「・・・と、こんな感じで。」
「実に彼らしい考えだね。」
木場がフフッと笑い答える。
あいつって案外、行動力が結構あるよな・・・
アーシアが入口に飾っていた看板のもう一つを思い出す
「そういえば、≪涼刀事務所≫というのはどういう事なんですか?」
「あ、それは・・・彼がハンターというのは知っていますよね?
人間世界で不可解な事が起きたら、それを解決すると言う≪何でも屋≫みたいな事です。
魔界からも直接、依頼が頼まれる事があるんです。」
そういえば、最初にオカルト研究部で彼とイッセーが招き入れてそんな事を話していたのを覚えている。
鋼弥が二階から降りてきた。黒いマントを纏っていながら・・・
「鋼弥、その格好は?」
「仕事の依頼が入ってね。これからその現場へ向こう所さ。」
「ということは、悪魔がらみの事件という訳ね。」
「・・・ああ、そう言う事さ」
スッと右手から取り出した封筒を見せる