ハイスクールD×D~アルギュロス・ディアボロス~   作:Mr.エメト

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第十一話 =グレモリー眷属VSシトリー眷属=

「失態ですね。禍の団の独立特殊部隊の≪ヴァーリチーム≫の三人がここに来るのは、冥界の管理能力が――――」

 

堕天使の副総督シェムハザのクドクドと冥界の警備にクドクドと説教をしていた。

アザゼルは「ほどほどにしておけよ」と釘を刺して言ったが、シェムハザが言い始めると止まらない。

事件の収拾は終わっている。リアスと小猫は毒が全くなく、後遺症もない。

鋼弥のヘルハウンドがランクアップしてコウという霊狗のおかげだと聞いた。

ただでさ、ヤバそうなのがパワーアップするとは驚きだった。

更に一誠の神器も禁手に至ったのだ、大局から見れば大収穫だ。

 

「これでグレモリー眷属の戦力はアップしたに違いない。話を変えるぞ?

 ソーナ・シトリーはグレモリー眷属の事をある程度知っているんだろう?」

 

「ええ、それに、以前の"百鬼夜行"の件でソーナ側の眷属の実力は知る事は出来たわ」

 

そう、鋼弥の別件以来の一つである駒王学園に大規模な悪魔の軍団が襲来してきたのだ。

あの時はグレモリー眷属とシトリー眷属と力を合わせて追い払う事が出来たのだ。

結果的に見れば、今回の対戦相手の実力を知る事はできたが・・・大部分は見てはいない。

 

「まぁ、不利な面もあると。その辺はゲームでも実際の戦闘でもよくある事だ。

 戦闘中に神器が進化、変化する例もある。細心の注意を払えばいい。相手の数は八名か」

 

「『王(キング)』が1、『女王(クイーン)』が1、『戦車(ルーク)』が1、

 『騎士(ナイト)』が1、『僧侶(ビショップ)』が2、『兵士(ポーン)』が2の8名。

 まだ全部の駒は揃っていないみたいだけれど、数ではこちらが少し有利ね」

 

次にアザゼルは事前に用意したホワイトボードに何かを書いていく。

 

「レーティングゲームはプレイヤーに細かなタイプをつけて分けている。パワー、テクニック、ウィザード、サポート。

 この中でならリアスはウィザードタイプ、いわゆる魔力全般に秀でたタイプだ。朱乃も同様にウィザードタイプだ。

 木場はテクニックタイプ、スピードや技で戦う者。ゼノヴィアはスピードに方面に秀でたパワータイプ、一撃必殺を狙うプレイヤーだ。

 アーシアとギャスパーはサポートタイプ、更に細かく分けるならアーシアはウィザード、ギャスパーはテクニックに近い。

 小猫は言わずもがな、パワータイプだ。イッセーもパワータイプとサポートの方にもいけるぞ、ギフトの力でな」

 

一通り説明するアザゼル。残った鋼弥を見て説明する。

 

「鋼弥はそのまま状態なら、パワータイプとテクニックタイプだな。業魔化身で戦いの状況を変えちまうから、万能のオールマイティタイプだな」

 

「オールマイティタイプか、あながち間違ってはいないか・・・」

 

「それからパワータイプはカウンターに一番気をつけないといけない。

 悪くすればカウンターで一発で形勢が逆転される。

 イッセー、小猫、ゼノヴィアにとっては厄介な相手になる。自分の力が強ければ強いだけダメージが尋常ではなくなる」

 

ゼノヴィアは「力で押せばいい」と豪胆に宣言した。

本当にパワーで押し切るから、実際にやりそうで危なっかしい。

 

「でも、相手が女性ならは可能性は低いわね。特にイッセーが相手となると・・・」

 

「・・・洋服破壊(ドレス・ブレイク)。女性の敵ですから、絶対にイッセー先輩と戦いたくないと思います」

 

小猫の言葉に鋭く突き刺さる一誠、最後に色々と確認して終わる。

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

数日後、いよいよにシトリー家との決戦の日がやってきた。

当然、鋼弥も『遊撃手』としてこのゲームに参加することになっていた。

魔方陣でジャンプして到着したのはデパート内のレストランとも思える場所。

ここでグレイフィアの放送が入る。

 

『我が主サーゼクス・ルシファーの名のもと、ご両家の戦いを見守らせていただきます。

 どうぞ、よろしくお願い致します。

 早速ですが、今回のバトルフィールドはリアス様とソーナ様の通われる学舎≪駒王学園≫の近隣に存在するデパートをゲームのフィールドとして異空間にご用意致しました。

 リアスさまの本陣が二階の東側、ソーナさまの本陣がが一階の西側となっておりますので、プロモーションする際は敵本陣まで赴きください』

 

今回のゲームの会場は駒王学園近くのデパートだ。

特別ルールとして、回復品である『フェニックスの涙』が両陣営に1つずつ支給されている。

ゲーム開始前に30分の作戦タイムがある、更にバトルフィールドとなるデパートを破壊し尽くさないなど、ルール制限も付け加えられていた。

パワーがメインのリアスたちはかなりの厳しい条件だ。

リアス、朱乃、鋼弥と三人で話し合っていた。

 

「ギャスパーの時間静止の力も封印されるなんて、私たちにとってこの戦況は圧倒的に不利ね」

 

「今回は力を発揮することは出来ないと見て良いでしょうね。

 特に私の雷魔法、ゼノヴィアちゃんのデュランダル、イッセーくんのブーステッド・ギアは『破壊』を中心ですからね。

 今回は小猫ちゃん、祐斗くん、鋼弥さんが主体となるでしょうね」

 

「スィームルグ、コウ、アシェラト、コノハナサクヤだと今回のゲームに出すのは厳しいな。逆にアンヴァル、ヒジリ、アンクーになるな」

 

広範囲・高火力がメインのスィームルグ、コウ、アシェラト、コノハナサクヤは今回のレーティングゲームでは出す事は不可能。

逆に繊細技術・スピード・テクニックを得意とするアンヴァル、ヒジリ、アンクー、後一つの仲魔ならば出しても問題ない筈だ。

作戦タイムが始まって15分後、ゲーム開始5分前に集合するようリアスから言われ、一度解散して各自待機する事になった。

時間になるまで、鋼弥は軽めのストレッチを行っていた。

 

「鋼弥さん、余裕そうですわね」

 

「俺は、常に死と隣り合わせで戦っていたからな。けど、戦いは全て同じと言う訳じゃない。

 作戦を立てても予想もつかない事が起きるか解らないからな。朱乃は大丈夫か?」

 

「・・・戦う勇気はありますわ。

 ・・・私に流れるもうひとつの力を今回使うかもしれないから、それが怖いの。嫌なのよ。

 だから、鋼弥さん・・・いえ、鋼弥。私に勇気をください・・・あなたから勇気を貰いたい・・・」

 

朱乃はゆっくりと鋼弥に近づいて、抱きしめる。

鋼弥も朱乃を勇気づける為に、抱きしめて背中を撫でる。

 

「勇気はついたか・・・?」

 

「まだ・・・今度は・・・」

 

突然、景色がグルリッと回った。

朱乃が鋼弥を押し倒して、上に覆い被さっていたのだ。

どうやらベットに押し倒されたようだ。

 

「朱乃・・・一体何を・・・?」

 

いや、本当は解っている事なのに何故こんな質問をしたんだろう思った。

朱乃は妖艶な笑みを浮かべて、鋼弥に押し付ける。

 

「ここで貴方と本当に一つになってもいいと思いますわ」

 

「流石にゲーム前だから、そういうのはダメ。だから、今はこれだけ我慢してくれ・・・」

 

朱乃を抱き寄せて、ギュッと抱擁する。

本当に、朱乃は色々と強引になってきたなと改めて知った。

 

「・・・鋼弥先輩、そろそろ集合です」

 

「!?」

 

ベットの陰から小猫が現れ、鋼弥は口から心臓が飛び出しそうなほど大慌てをする。

小猫は半目で鋼弥を睨んでいる。

 

「・・・試合の前にエッチな事しないでください」

 

「・・・す、すまん」

 

「あらあら、小猫ちゃんに見られちゃいましたわ。鋼弥さん、ありがとう。もう大丈夫ですわ」

 

いつもの調子に戻った朱乃は笑顔で集合場所へ向かう。

鋼弥も落ち着きを取り戻して、朱乃の後へ着いて行こうとしたが、小猫が手を握る。

 

「・・・私にも勇気をください」

 

小猫の手が震えていた。

朱乃と同じ様に内に封じていた力を使おうとしているが、猫又の力に呑み込まれそうな恐怖を感じている。

同じ視線に屈んで、優しく頭を撫でる。

 

「・・・姉さまのようになるのは嫌です。

 けど、このままでは皆さんのお役に立てないかもしれません。

 だから、今回のゲームで使おうと思います」

 

それは決意の眼差しだった。

姉の黒歌と絶縁して迷う事は無くなったんだろう。

 

「小猫、今からお前に二つ名を付ける。いつか必ず猫又の力を使いこなせる様な二つ名だ」

 

「・・・何です?」

 

「その名はヘルキャットだ。冥界猫と書いてヘルキャット。赤龍帝、紅髪の滅殺姫、雷光の巫女に続く名前さ」

 

「・・・鋼弥先輩のは無いんですね」

 

「まぁ、"シルバーハンター"とか"アルギュロス"とか呼ばれているけど、興味ないからね」

 

「それじゃあ、私が先輩の二つ名を付けます。

 先輩の二つ名は・・・"銀流星(アルギュロス・スター)"です。

 いつも、銀色に輝く髪に流れ星のように助けてくれる優しい人だから」

 

「"銀流星(アルギュロス・スター)"か、素敵な二つ名をありがとう。

 小猫、お前が猫又の力が暴走になった時、俺が止めてやる。

 俺のこの力を仲間を護る為に使っていた様に、黒歌がまた来たとしても絶対に護る」

 

「やっぱり、鋼弥先輩は本当に優しいです」

 

「さぁ・・・リアス達が待っているから急ごう」

 

鋼弥と小猫は集合場所へと向かう。

 

 

◇◆◇◆

 

 

ゲーム開始時刻。

更に今回のゲームの制限時間は三時間となっているので悠長にする暇は無い。

リアスが椅子から立ち上がり、気合いの入った表情で言う

 

「指示はさっきの作戦通りよ。イッセーと小猫、祐斗とゼノヴィアで二手に分かれるわ。

 イッセー達が店内からの進行、祐斗達は立体駐車場を経由しての進行。ギャスパーは複数のコウモリに変化しての店内の監視と報告。

 進行具合によって、私と朱乃とアーシアがイッセー側のルートを通って進むわ」

 

全員が耳に通信用のイヤホンマイクを付ける

4人が二手に分かれて進んでいった中、役割が言われてない鋼弥。

 

「鋼弥は今回、単独の遊撃部隊よ。臨機応変に対応してちょうだい」

 

「・・・それは自分の判断で行動しろと言う訳か?」

 

「今の私じゃ、あなたを使いこなせないかもしれないの・・・ごめんなさい」

 

「いや、それで良いんだ。それにフェニックス戦でも単独行動しからね」

 

「ありがとう。もうあなた達に無様な姿を見せられないわ」

 

「最初のゲームよりもいい表情になったな。では、行ってくる」

 

鋼弥はデパート内を駆け抜ける。気配感知を最大にして警戒する。

 

「さて、敵はどこにいるのだろうか・・・?」

 

『リアス・グレモリー様の「僧侶(ビショップ)」一名、リタイヤ』

 

なんと開始早々味方のリタイヤ通告が流れてきた。

アーシアはリアスと朱乃と一緒にいるから違う、やられたのはギャスパーのようだ

 

「ギャスパーが落されたか・・・。焦っても仕方ない」

 

誰かと交戦している一誠と小猫の姿が視界に映る。

 

「げっ!?よりにもよって涼刀かよ!」

 

一誠と戦っていたのは匙だった。

匙の右腕には黒い蛇が何匹も巻きついており、以前の『黒い龍脈(アブソーブション・ライン)』と形が違っていた。

おそらく、修行をしてパワーアップしたのは本当の様だ。

 

「鋼弥!悪いけど、匙とはサシで決着をつけたいんだ!邪魔をしないでくれよ!」

 

「真剣勝負に邪魔はしない。思いっきり戦え」

 

小猫は匙の後輩の女子である仁村留流子との戦っていた。

 

パンッ!

 

小気味の良い音が響き渡り、留流子が膝を落とす。

あれは"気"を拳に乗せる攻撃、ということは・・・。

 

「うくっ・・・!」

 

「・・・気をまとった拳であなたに打ち込みました。

 同時にあなたの体内に流れる気脈にもダメージを与えたため、もう魔力を練る事は出来ません。

 更に言うなら内部にもダメージは通ってます。もう、あなたは動けません」

 

「外部と内部を同時に攻撃する技。これが、小猫の本当の力か」

 

自分の本当の力を恐れずに使う小猫に感心する中、留流子の体が消えてた。

致命的なダメージを負ったため、リタイヤ転送されたのだ。

 

「頑張ったな、小猫」

 

「・・・私、頑張って冥界猫(ヘルキャット)になります!」

 

「その意気だ。俺は立体駐車場の方へ向かってみる。武運を祈る」

 

「先輩も気を付けて」

 

 

◇◆◇◆

 

 

「立体駐車場に付いたが、数は5つだな・・・」

 

気配を感じる方向に向かうと、3人の人影を見つけた。

その先には隠れている祐斗と倒れているゼノヴィアの姿だった。

 

「ゼノヴィアが怪我をしている・・・」

 

ゼノヴィアが負傷しているのに驚くが今は、敵を倒す事に最優先だ。

相手の戦力を確認すると"女王"、"戦車"、"騎士"だった。

ジリジリと祐斗が隠れている物陰に近づくシトリー眷属はまだ鋼弥に気づいていない。

 

「ちょっと待った」

 

鋼弥は三人の頭上を飛び越えて、前に立ちはだかる。

シトリー眷属の三人は突然の事で驚くが、直ぐに身構える。

 

「涼刀鋼弥、まさか単独で行動していたのですか?」

 

「俺の役割は遊撃手でね。自由に行動するのは俺の性に合っている」

 

「ごめんよ鋼弥くん。

 まさかカウンター使いの"女王"を投入してくるとは思わなかった。

 ソーナ会長は、まず僕達を完全に潰すつもりだよ」

 

「完全に裏を読まれたという訳か。

 聖魔剣とデュランダルを持ってる君達が脅威だから、潰しにかかったか。

 ゼノヴィアは自分の聖剣にやられてしまったというわけか・・・」

 

「すまない、初のゲームで無様な所を見せてしまったな・・・」

 

「気にする事は無い、次のゲームで頑張ればいい。後は俺に任せろ・・・」

 

ゼノヴィアは安心したのか微笑んで、リタイアした。

 

「今度は俺が相手になってやろう」

 

カウンター使いがいるとなれば、格闘術では役に立たない。

ならば、≪業魔化身≫を使ってこの状況を打破するしかない。

 

「来たれ、アンクー!!」

 

召喚の陣から黒い渦が巻き起こり、それが四散すると銃士の死神が現れた。

二挺のマグナムを抜き取りとる。

 

「由良、巡。彼は一番の強敵です。全力でいきますよ!」

 

「「はいっ!」」

 

3人はアンクーを囲う様な陣形を取る。

 

「はあっ!」

 

先に仕掛けに来たのは、由良が突っ込み、拳を打ち込もうとした。

しかし、アンクーは翻す様に避けてる。

椿姫が長刀を振りかざすが、鎌を取り出して弾く。

 

「そこっ!」

 

今度は巡が日本刀を横薙ぎ払いするが、スライディングで回避して即座に立ちあがる。

 

【そこだ・・・!】

 

隙を見てアンクーは椿姫に向けて交互に撃つ。

 

「私に狙いを定めましたか、『追憶の鏡(ミラー・アリス)』!」

 

そう言った椿姫の前に、巨大な鏡が出現する。

弾丸が跳ね返るが、アンクーは直ぐに弾丸を放ち反射した弾丸を相殺する技術を見せた。

 

【・・・物理反射魔法(テトラカーン)の強化版か】

 

「あなたの言う通り、私の神器(セイクリッド・ギア)はカウンター系神器の『追憶の鏡(ミラー・アリス)』。

 鏡を割った攻撃を倍増させ、そのまま相手に跳ね返す神器。しかし、即座に撃って相殺するとは・・・」

 

【・・・ただ、避けるという芸当は面白くない。ゲームを見ている観客に盛り上げようと思った】

 

鋼弥はアンクーの〈悪い癖〉が出た思った。

こういうゲームや戦場では自分の技術を見せつけるという所だ。

だからこそ、魔界の子供たちだと人気がある、銃捌きと百発百中の精密射撃。

もしかすると、あの銃技が見れるかもな。

 

 

(BGM:Wanderer→THE WILDS)

 

 

「ですが、私の神器がある限り、貴方の攻撃は通用しませんよ?」

 

【・・・それはどうかな?】

 

アンクーは帽子を取り、それを宙に放り投げた。

半分、髑髏仮面を付けた顔が現れ、宣言をした。

 

【・・・あの帽子が落ちてくる前に、君達を倒す】

 

アンクーは立体駐車場をグルリッと見る。

 

(距離・・・角度・・・反射・・・計算完了)

 

二挺のマグナムを三人がいる方向とはまったく違う方向へと撃ちまくっていた。

祐斗とシトリー眷属の三人は驚いていたが、アンクーはフッと笑っていたのだ。

所が次の瞬間―――、信じられない事が起こった。

弾丸が反射して、椿姫、巡、由良に次々と襲い掛かって来たのだ。

まるで意志を持っているかのように―――。

 

「こ、これは一体!?」

 

「きゃっ!!」

 

「危ないっ!!」

 

椿姫は直ぐに神器を唱え様にも弾丸が跳ね返ってきて、避けるのに精一杯だった。

巡と由良も弾丸を叩き落とそうにも、弾丸のスピードが速く落す事が出来ない。

アンクーが口を開いて説明した。

 

【跳弾群(バウンダーショット)。先程、私が無意味に撃った訳では無く君たちの距離と弾丸が跳ね返る角度を計算して撃ったのさ】

 

帽子がアンクーの手元に戻った瞬間、三人は全ての弾丸に当たった。

背を向けて、二挺マグナムをクルクルと回して、収める。

勝負は瞬く間に決めて、ソーナの眷属はリタイアして消え去った。

アンクーの姿を解いて元の姿へと戻る

 

「立った一人で三人も倒すなんてね。凄いよ」

 

「喜びたいところだが、ギャスパーとゼノヴィアが落されたのは痛手だな。

 祐斗は一誠かリアスのどちらかと合流した方がいい」

 

「鋼弥くんは?」

 

「俺はソーナを探して大将首を獲る。残された時間だってそう多くは無いからね」

 

「解った。気を付けてね、鋼弥くん」

 

祐斗と別れて、ソーナと残りの眷属を探す。

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