暗殺教室~アサシン・ドライブ~   作:ほにゃー

7 / 35
何故佑一のネーミングセンスはアレなのか

「はっ!」

 

かぎ爪ロイミュードもといタロンロイミュードの腹部を殴りつける。

 

タロンロイミュードは一瞬ひるむが、両手の巨大なかぎ爪を振り回し、攻撃する。

 

かぎ爪を躱すと、木に爪跡を残さず、木の一部をそのまま削り取り破壊した。

 

「うおっ!凄い切れ味と破壊力だな」

 

『奴のかぎ爪に気を付けろ!悠一!』

 

「言われなくても。取り敢えず、タイヤ交換と行くか」

 

ケースから紫のシフトカー、ミッドナイトシャドーを取り出し、シフトブレスに取り付けタイヤ交換を行う。

 

『タイヤコウカ――ン!MIDNIGHT!SHADOW!』

 

タイヤが外れ今度は、手裏剣のような形をした紫のタイヤが装着される。

 

「行くぜ!」

 

『SHA!SHA!SHADOW!』

 

ミッドナイトシャドーの力を使い、手にエネルギーの手裏剣を生み出しタロンロイミュードを攻撃する。

 

手裏剣が当たるとタロンロイミュードから火花が上がり、激しい音を出す。

 

「ぐうっ………!?」

 

「そろそろ決めるぜ!」

 

タイヤをシフトスピードに戻し、一気に決めようとした時、タロンロイミュードは手を大きく振り上げた。

 

「舐めるな、人間が!」

 

そして一気に手を振り下ろすと、かぎ爪からエネルギー刃が飛び出し、俺に襲い掛かった。

 

「うおっ!?」

 

慌てて、横に飛び退きエネルギー刃を躱せたが、エネルギー刃は地面を切り裂き、俺の背後の木を縦に切り裂いた。

 

「あの爪、本当に厄介だな」

 

『悠一、新兵器を使え』

 

「新兵器?」

 

『ドライブの新戦力になる武器だ』

 

ベルトさんがそう言うと、赤い車、トライドロンが現れ、そして、俺の手元に何かが飛んできた。

 

これは――――――――

 

「ハンドルの付いた………剣?」

 

『新開発の圧縮SO-1合金で構成され、超高速振動してあらゆる物を斬り裂く剣だ。だが、名前はまだ未定だ』

 

「なら、今名付けてやるよ。コイツの名前はハンドル剣だ」

 

『いや……もうちょっとなんとかならないのかね?』

 

「こういうのは、シンプルかつ見たまんまの名前が一番だ」

 

ベルトさんにそう言い、俺はハンドル剣を手に走り出す。

 

タロンロイミュードのかぎ爪をハンドル剣で受け止める。

 

『悠一、ハンドルを回せ!』

 

ベルトさんに言われた通り、ハンドルを回す。

 

『TURN!』

 

その掛け声と共に、ハンドル剣の切れ味が上がりタロンロイミュードのかぎ爪を弾き返す。

 

そして、そのままタロンロイミュードの脇をすり抜けるように切りつける。

 

再びハンドルを回すと今度は『UTURN!』と聞こえ、再度切れ味が上がる。

 

車でUターンするように動き、そのままもう一度タロンロイミュードを切り裂く。

 

「ぐああああああっ!」

 

タロンロイミュードは悲鳴を上げ、その場に倒れる。

 

「決めるぞ、ベルトさん」

 

「さ………させるか!」

 

必殺技を使おうとしたら、タロンロイミュードは四方八方にエネルギー刃を投げ飛ばした。

 

当たりの木を切り裂いて倒し、暴れまわる。

 

更に、強烈な風が吹き荒れ、思わず顔を両手で覆ってしまう。

 

「そこだ!」

 

するとタロンロイミュードは、腕を大きく振り上げ、さっきとは比較にならないエネルギー刃を俺に向かって投げ飛ばした。

 

「しまっ!」

 

俺の言葉は其処で終わった。

 

最後の言葉を言うまでも無く、攻撃は俺に当たった。

 

「はっはっはっはっ!やったぞ!仮面ライダーを倒した!」

 

タロンロイミュードは高らかに笑い、大声で叫ぶ。

 

「それはどうかな?」

 

「何!?」

 

だが、俺は無傷だった。

 

しかし、タロンロイミュードが驚いていたのは、俺が無傷だったことにじゃない。

 

俺が数人いることに驚いていた。

 

奴がエネルギー刃を四方八方に投げ飛ばした時、俺はミッドナイトシャドーの力を使い、分身体を作り、それを囮に使った。

 

「どれが本物か分かるか?」

 

「くっ………これか!」

 

タロンロイミュードは近くの俺に攻撃をするが、分身体だった。

 

「終わりだ!」

 

すかさず、タイヤをスピードに戻し、鍔のスロットにシフトスピードをセットし、ハンドル剣を回しクラクションを鳴らす。

 

『ドリフトカイテ―ン!!』

 

俺は地面を滑走してすれ違い様にタロンロイミュードを両断する。

 

「ぐあああああああああああ!!!!?」

 

タロンロイミュードは悲鳴を上げ、そして、爆発し、数字のコアも爆発した。

 

『NiceDrive!』

 

ベルトさんからの労いの声を聞き、俺は変身を解いた。

 

「進化体のロイミュードか…………厄介なのが出てきたな」

 

『ああ、ドライブの戦力も、もっと増やさねばならないな』

 

その言葉に頷き、烏間先生に報告しようとE組に戻る為、後ろを向く。

 

すると、そこには見知った顔がいた。

 

「か………神崎……」

 

「と……泊君………今の、何………?」

 




ヒロインもとい神崎さんに正体がバレました。

神崎さんには協力者になってもらうので、早々にバレました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。