天地無用!~いつまでも少年の物語~。第2部   作:かずき屋

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木の葉の里を書いていると、漆黒の宇宙が懐かしくなり・・・。

我ながら暴走はどこへ行くのだろうと・・・。




樹雷から銀河へ42

 「あなた、うずまきヒナタ様とヒマワリ様が私たちのおうちのお掃除やら、お買い物やらお手伝いいただけましたのよ。ラノには、ヒマワリちゃんとおそろいのクラーマ買ったのよね。さっき、ご飯あげたのよね。」

男が多いこの空間に、涼やかな女性の声が響く。ラノちゃんは物珍しそうに、その・・・、クラーマとか言うオモチャを触っている。うわ、地球のたまごっちみたいなキーホルダー状の小型の電子おもちゃ・・・。へええ、この星、進んでいるのか、何なのかよく分からない。まあ地球の常識にとらわれているかも知れないな。この辺の電子システムはまだあまり見ていないだけで、それなりに普及しているのかも知れない。

 「火影様、お心遣い誠にありがとうございます。」

そう言って、深々と頭を下げた。そう言って頭を上げると目を細めて微笑む火影の顔がある。

 「みんな、とにかく、いきなり攻撃してくるような輩より、いちおう手順も踏んでることだし、俺は問題ないと思うが、どう思う。・・・ヒナタも何も言ってこなかったし。」

あえて、今部屋にいる人たちに聞いたのだろう。たぶんこの里の忍びの中でも、火影が認める力を持つ者達だろうな。最後にヒナタと言うときに、左手の人差し指でほほを軽く掻いていた火影だった。

 「ヒナタとヒマワリの白眼(びゃくがん)でも、特に危険はないと言うことか。日向ヒアシ様も特に何も言ってこられない。それに、何より我らは空からの攻撃には護る術が少ない。」

片眼を隠し、口を布で隠すカカシ先生と呼ばれた男がそう言った。そこで、ばがんっと大きな音を立てて扉が開いた。

 「ナルト!サスケ君帰ってきてるってぇっ?」

胸はともかく、スレンダーでピンクに近い髪の色の美人さんが現れた。力が強いのか火影邸の扉が半壊している。

 「サクラちゃん、五代目も六代目も居るから、七代目か火影って言ってくれってばよ。今日はサスケに重要な任務を頼んだんだってば。」

あ、みなさんいらっしゃったの?おほほほ、と真っ赤な顔してサクラと言われた女性は笑いでごまかしている。お、ヘソ出しの寒そうな服を着ているな。

 「そうだな・・・、たしかに、こいつの言う宇宙船を須佐能乎で切った。半分になって落ちてきているのを木の葉丸とウドンが処理をしている。その時に、こいつが作ったという輝く羽のようなものを足場に飛び上がった。それは良いが、サクラ、またそんなカッコして・・・。」

スッとサクラのそばまで行き、自分の黒いマントを脱ぎ、サクラに羽織らせている。

 「ごめんなさい、あなた。今夜はうちでご飯食べるわよね?」

モジモジしながら下からサスケの顔を見ている。彼らの周りに不可侵のシールドが出来ていた。

 「そうだな、今日は帰る。」

この男は笑うことは珍しいのか、少し不器用な微笑みでそう言う。

 「サスケ君、サラダと一緒に腕によりを掛けてご飯を作って待っているわ・・・。」

 「すまないな。」

そう言いながら、右手の人差し指と中指をそろえて、サクラの眉間のあたりを軽くトンと突いている。やぁだ、サスケくんったらぁとか言いながら、満面の笑みとともに両手でおでこを押さえているサクラである。

 「え~っと、話を進めても良いですか・・・。」

ハッとした様子でみんなが僕の方を見る。

 「そ、そうだな。サクラ、病院局の仕事が残っているだろう?」

綱手の指摘に、あ、はい、すみません、と言って、ありがとうサスケ君、とマントを畳んで返すサクラであった。

 「青春とは良いものだな!」

野太い声が聞こえてくる。腕組みして、大きく頷き、親指をビシッと立てた、ガイ先生と呼ばれた車椅子の男。緑色のタイツと他の人と同じベストの組み合わせ。きらりんと歯を光らせるのを忘れない。後ろに立つリーは、だまって拳を握りしめ、涙していた。

 「・・・直接攻撃は、先ほどのようにかろうじて食い止めていますが、これから懸念されるのが、我らの警戒の目をかいくぐって、この国もそうですが、ここ以外の国もしくは団体に接近、取り入って他の国に戦いを挑み、それを繰り返して、いつしかこの惑星ごと手中にすることもあるやもしれません。もちろん、我々のような兵器を投入して・・・。」

しばらく火影室が静まり返る。一歩前に出たのは、さきほど至極まっとうなことを言ったちょっとヤクザじみた細身で髪を後ろで束ねている男、シカマルだった。

 「・・・もう査察官殿でなくても良いのだろうけどもよ、お前さん達の領土、いや領宙と言ったっけ、そうなんだろう?ならば、この星を護る義務があるだろうよ。」

こちらを真っ直ぐ見てそう言うシカマル。僅かにあごひげを蓄えていたのを今気付いた。

 「はい。まさに、その通りです。そのために我々は来ました。いろいろ偽装して、まずは火影様に、言葉は悪いのですが取り入って、さらに何世代も掛けて、あなた方が自力で宇宙に出てこられたときに手を取り合いたい。そう言う第一歩を築こうとやって参りました、が・・・。」

そこで言葉を切り、水穂さんを見る。僕よりもはっきりと樹雷側の言葉を伝えるだろう。期待したとおり、言葉を紡ぐ水穂さんだった。

 「あれは、我々にとっても想定外の捨て身の攻撃でした・・・。なんとしてもこの星を手に入れたいという意思表示でしょう。海賊もあなた方の能力を大きく評価している、そう言うことですわ。」

 「我々でも普通は武器を携帯し、装備して闘います。我々樹雷の民は、そういうモノよりもこの人の持つ木刀や棒術で闘うことを好みますが、あなた方は、ほとんど丸腰で、あたり一面、炎で焼き尽くしたり、エネルギー弾を衛星軌道上まで放ったりできるようですわね。」

涼やかでも重く感じる水穂さんの声。何故か火影が、先生に怒られたような顔をしている。サスケもふいっと横を向く。もしかして当事者だろうか?水穂さんは、こっちに向き直って、僕の隣まで来て、イツキちゃんちょっといい?と言って、僕の第2世代皇家の船であるイツキをそっと胸に抱いた。

 「この木彫りの傀儡、と言うことにしたもの、これは私たちの国でも最強に近い力を持つ船です。先ほど、その力の一端をご覧になったでしょう・・・。この船が来たことを知らしめれば、まず計算高い海賊達が攻撃してくることは今までありませんでした。それほどの力を持つ船。それでも海賊達は向かってきた。あなた方の力を解析し、自分たちのモノとすればこの銀河宇宙を再び勢力圏に置くことは造作のないこと・・・、と思ったのかも知れません。」

樹雷皇家の宇宙港に停泊する梅皇の映像を見せる。しばらくまえのイツキの映像も同様に見せた。狭い火影室にいる男達の声が、ざわざわと高まる。

 「考えられるあらゆる手を使って、海賊達はあなた方を自分たちの側に引き入れようと画策することを考えねばなりません。」

片眼を隠し、口を隠している白髪の男が、軽く一歩前に出る。

 「しかしながら、私たちのこの力は長年の修行により、体内のチャクラを流れるエネルギーと生命エネルギーを練り合わせることで、各々(おのおの)が体得したモノです。そう簡単に真似できるものではありません。」

右手に、放電球のようなものを作ってみせるカカシ先生だった。いや六代目か。すぐにそれを消す。ほいほいこんなマネができる民がそこら中にいたりすることは勘弁して欲しい。水穂さんのアイサインが来た。また僕の説明のターンだ。

 「・・・それは、その通りでしょう。数日、数ヶ月、数年という時間では。しかし、我々には時間がある。私たちの平均寿命は・・・、科学的に寿命を延ばしていることもあって、2千年ほどあります。」

そうなのだ。この星の人々の寿命が、地球と同じくらいと考えれば、せいぜい長くても100年前後。たとえば1000年もの時間をかけるとどうなるか。しかも最新の超高速コンピュータ(皇家の樹ほどでは無くとも)などの支援があれば・・・。そのことを聞いたとたん腕組みして考え込む人が多くなる。

 「さらに、協力が得られない、ということになると、人をさらってでも研究するでしょうね。人道的なという枕詞は、この場合最もあてになりません。そして利用価値が無くなれば惑星破壊爆弾で・・・」

資料映像として、なんと旧シャンクギルドの拠点を樹雷で壊滅させたときの映像が出た。アジト内に突入していく場面からの記録映像だった。シャンクギルドの拷問部屋とか研究棟のような物が次々に映っていく。内部記録映像なので特にモザイクなどの規制もされていない。どんなに良く解釈しても凄惨なと言う言葉しか出てこない。人を実験材料に使うようなことの他に、娯楽で殺人をしていたような痕跡もある。

 「我々にとってみれば、あなた方も、その宇宙海賊とやらと同じ立場にしか見えないことを理解して欲しい。たとえば、あなた方の方につく見返りは?」

綱手と呼ばれた胸の大きな女性が、厳しい声で言い放つ。

 「現在の状態では、ともに共存共栄する未来、としか言えません。たとえ、現段階でご理解が得られず、僕がこの星を追い出されたとしても、樹雷領宙であることは変わりが無いので護らざるを得ませんが・・・。」

ニッと笑って言ってみる。水穂さんの方を見ると、ある意味隠し事無く言い切ったので、すっきりした表情である。

 「なんだか身もふたもない言い方だな。」

黙ってたサスケがそう言った。無表情である。

 「まあな。・・・ならサスケ、おまえはどう思う?」

火影が、腹に一物があるようなちょっと意地悪な視線を飛ばしている。

 「オレは、サラダやボルトが乗った雷車を護ってくれた時点で、異論は無くなった。突撃してきた物をいち早く発見し、被害が及ばぬように不思議な光の膜で覆ってくれたからな。そうでなければ、里には連れて来ない。」

わずかに口の端があがっている。この男にしてみれば微笑んだと言うことだろうか。

 「なるほどな、おまえらしいな・・・。」

火影は、包帯で巻いている右手でがしがしと頭をかいた。短髪と言うよりは、少し長くなっている金色の髪が揺れる。

 「柾木殿、答えを今、出すことが必要か?」

こちらを見て、そう問うて来た。査察官殿という言い方では無くなっていた。

 「いえ・・・。私は、この里がとても気に入りました。もともと1ヶ月程度滞在させていただく予定でしたし。できれば、火影様のお仕事もお手伝いしてみたいですし。火影様や、他の皆様方とお酒などを飲んで、わーわー言ってみたいですし。」

火影机の周りに、大量に積まれた資料や、文書を見ながらそう言った。

 「決まったな。木の葉の里は、人口が増え急激に近代化が進んだんだ。慢性的に人手不足だ。歓迎するぜ。」

シカマルが、スッと右手を差し出してくる。こちらも右手で握手した。

 「おい、火影を差し置いて、だなぁ・・・。まあ、とにかく歓迎するってばよ。シカマル、総務部に柾木殿の机は準備できているか?」

 「問題ないな。」

ぐっと腕組みをして頷くシカマル。うむ、細身だが腕は筋肉質で太い。火影は、見回すようにもう一度言う。

 「綱手ばあちゃんも、カカシ先生も何か言うことは無いか?」

 「そうだな。わたしは、これからの未来というのが気に入った。お爺様の口癖を思い出したよ。」

 ゆさっと揺れる大きな胸。初代って火影の初代かな?今七代目だから、この人何歳だ?と、今は高校生のような顔立ちの現火影を見ながらそう思った。

 「おまえ達がそれでいいなら、それでいーよ。」

そういって、優しげな目でゲジマユ先生と言われた男を見ていた。すぐに、どこからともなく取りだした文庫本を手に取って読み始める。題名はイチャイチャ~と読める。

 「おう、カカシよ、おまえとの勝負はまだ終わってないぞ。」

グッと親指を立てて握りこぶしを握り、きらりんと歯を光らせるガイ先生だった。

 「そうだな、まだ終わっちゃいなかった。」

そう言って、柔らかな木漏れ日のような笑顔をするカカシ先生だった。

 「さてと、今日はいろいろあったな。そういや大名府での昼食会は・・・?」

 「ナルト兄ちゃ、いや七代目。大名様の気分が優れぬとかで取りやめになりましたコレ。」

木の葉丸が、ちょっと噛みながら言った。

 「いちおう、火の国の来賓扱いだろう?。こっちに丸投げってことか。」

 「そのはずですけどねぇ・・・。まあ、うちの上司の迫力と勢いに当たっちゃった・・・、のかなぁ。ねえ、水穂さん。」

 「おほほほほ、そ、そう、かもしれないわね。」

口元に手を当てて、何かをごまかそうとする笑いの水穂さん。まあ、瀬戸様と直に会話したら、ちょっと精神的にダメージでかいかも知れないな・・・。まわりが一挙に静まり返る。

 「海賊達には言わずと知れた、コードネーム樹雷の鬼姫、ですから。」

 「説明しよう!」

ぶいん!と電子音ととにもう一枚半透明のディスプレイが立ち上がり、真っ赤な髪の毛を後ろで束ねた少女とも女性の年とも判断つかない女性が映る。何故かつり目の眼鏡をかけ、ディスプレイの中で指し棒を持ち、黒板のような物を指している。そこに資料映像が映っていた。

 「樹雷の鬼姫、それは、あまたの宇宙海賊から恐れられる存在。水鏡という名の皇家の船を駆り、銀河系ところ狭しと宇宙海賊を狩る女帝。ZZZ(トリプルゼット)の通信の後、皇家の船の力に物を言わせて宇宙海賊を撃滅すること数限りなし。最近は、樹雷の鬼姫の名も有名だが、ローレライ西南の名前が新しく広まっている。」

そう言い切ると、じゃあねえ!と手をひらひらさせて、通信は消える。一瞬バックに天地君達も見えた。

 「ねえ、水穂さん、僕の記憶が正しければ、あそこから6万光年ほど離れていると思うんだけれど。」

あそこというのはもちろん地球。

 「鷲羽様ですから・・・。」

すました顔でそう言い切った水穂さんである。いちいち驚いていられないってか。

 「今日2回目に驚いたってばよ・・・。」

いち早く再起動したのは火影である。うん、さすが。

 「まあ、あのぉ、今のは自称銀河系一の天才科学者のおねーさんです。2万年ほど生きてらっしゃいますね・・・。」

さすがに三命の頂神のひとりとは言えない。

 「たぶん、皆さんのうち、誰でも良いから隅々まで検査したくってしょうが無いんでしょうね。たぶん。哲学士の性分が暴走しているんでしょう。ちなみに、光の速さで6万年ほどかかる距離の彼方の星に居る方です。いちおう、こちらに干渉は出来ないことになっています。」

ふと気付くと、伊勢ウドンが真っ赤な顔をしている。

 「なんて美しい人だろう・・・。」

水穂さんぢゃなくて、そっちにいく?そりゃさ、なんぼでも紹介するけどさ。

 「伊勢ウドンさん、でしたっけ?時が来れば紹介しますよ。実験動物扱いかも知れませんけど・・・。ちなみに、僕は今まで3回ほど拉致られ意識を無くし、実験が終わったあと、風呂に放り込まれてます。」

そりゃ良いってばよ、と火影が朗らかに笑っている。さすがに、伊勢ウドンは顔色をなくしていた。水穂さんがタイミング良くすました顔から、目は閉じているけれど口の端を引きつらせていた。さらにそれを見た伊勢ウドンと、猿飛木の葉丸が青ざめている。

 「それじゃあ、まずは本日の仕事をって・・・、ちょうどお昼だし。昼食会無かったんだよな。みんなで一楽行くか?」

 「ナルトはラーメン一筋だーね。」

そう言うわけで、かなり遅めの昼食となった。歩いて行ける距離らしく、またみんなでぞろぞろと、その一楽というラーメン屋に歩いて行く。綱手様とシズネさんは、用は終わったとばかりにじゃあな、とナルトにひと言言い、どこかへ去って行った。

 「僕は、メタルも呼んで、ガイ先生と修行して来ます。」

ガイ先生と呼ばれた男と、その車椅子を押す、リーと呼ばれた男は、そう言って途中で別れた。右手の親指を立てて、キラリと歯を光らせている。服装もそうだけど、このふたり、親子のようによく似ている。その後ろに向かって火影が言う。

 「身体鍛えるのも良いけどよ、メタルのメンタルももう少し強くなればなぁ・・・。前に忍者アカデミーに公務で行って見学させてもらったけど、オレが見てるだけでボロボロになってたってばよ。」

ニシシ、と笑う火影だった。

 「う、メタルは・・・。かなりの使い手に育ってきてるんですが・・・、そこだけが悩みの種でして。」

こっちを振り向き、若干猫背になって困り顔でそう言うリーだった。

 「大丈夫だ!まだ青春は始まったばかりだぞ。カカシやオレたちと修行していれば必ず立派な忍びになる。」

ガイ先生は、前を向いたままそう言う。リーは、ハイ!と元気よく答えて、こちらへ丁寧な礼をして、ふたりはそのまま去って行った。

 「オーレも、付き合わされるのかねぇ。」

 「カカシ先生は、絶対条件じゃね?」

 「だから、外では六代目って呼びなさいって・・・。」

聞いてるだけで何か楽しそうだったりする。なんだか第二のふる里みたいだと思った。しばらく歩くと、目当ての店らしき建物が見えてくる。道の左右は3,4階建ての高層建築も多く、町中を歩くといった感じが強い。改めて道を見ると複雑な立体構造である。なるほど道は、充分に広いが至る所に座れるようなベンチがあって、車両が通るようには出来ていない。結構階段なども多い。膝が痛い高齢者とかあまり居ないのだろうか?足腰は地球の人々よりもずっと強いのかも知れない。そんなことを考えながら一緒に歩いて行くと一楽という看板の店の前に着いた、足拭きマットのようなモノの上に立つと、ういいん!と自動ドアが開く。なんとなく今までのイメージと違う感じがして、お~、と一瞬驚いてしまう。

 「いらっしゃ~い。」

女性の声で出迎えてくれた。ラーメン、と言うからカウンター席だけかと思ったら、結構広くボックス席が大半のお店だった。どことなく、地球の自宅近くの中華料理店とよく似ている。火影は、まっすぐにカウンター席に行く。

 「いつものやつ、それでコレ使えるかな?」

そう言って、薄汚れたカードを出している。それを見た店員が、困った顔をして厨房の店主に見せに行っている。

 「火影様・・・ああ、ナルト君でしょ。いいわよ。」

そんなやりとりが聞こえてきた。慌てて厨房から出てきた店員は、どうもすみません、わたしここで働いて、まだ日が浅いものですから、と頭を下げている。

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