ちょっと遅れましたがどうぞ!
「アリシアさん、ただいま戻りました。」
そういうと背中に背負っていたカバンをアリシアさんに預ける。
「おつかれさまです。今日も学校のほうはお変わりなく?」
そう尋ねると「それがね」といいながら椅子にどさりともたれかかるようにして座る。
「今日体育実習があったんだけどね、その時に友達と話しながら着替えてたら変なあざがあるよって・・・」
「あざ・・・ですか?」
「うん、おかしいのがさ片足欠けた鷲に見えるんだよね・・・」
その言葉を聞くや否やヴェルニアに掴みかかる。
「なっ、見せて!いいから早く!」
そういいながらヴェルニアの服を剥きにかかる。
「ちょっ、アリシアさん!やめっ!見せるから、見せるからっ!」
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「たしかに片足の鷲・・・・ですね。」
「でも、どうしたんです?目の色変えて確認しようとしてましたけど。」
アリシアはしばらくの間考え込みはぁと小さくため息をついたあと
「こうなれば仕方ありません。今まで隠していましたがきちんと伝えます。」
聖杯戦争・・・それは魔術師の血塗られた儀式
七人の魔術師が七騎のサーヴァントを行使し万能の願望器である聖杯を求め殺しあうもの。
勝者は一人。
たった一人でなければならない。
聖杯を手にするには残る六人の魔術師を殺さなければならない・・・
「聖杯・・・戦争・・・」
「はい。そしてお嬢様の胸にできたあざは令呪と呼ばれるもので召喚したサーヴァントに対する絶対命令権です。」
「と、ところでさ」
突然のことで状況を把握し切れていないのか少し混乱しながらアリシアに問いかける。
「どうして私なの?アリシアさんは何か知ってる感じだったよね?」
「残念ですが私にもわかりません。しかし、ご主人様からこのような状況になった場合の対処については聞かされていたのです。」
ヴェルニアはしばらくの間「うーむ」と悩んだ後
「まぁ、選ばれたからには参加しないとね・・・私で聖杯戦争勝ち残れるかな・・・?」
「あなたでしたらきちんとした武器を持っていれば英霊とも渡り合えますよ。まぁ、渡り合えるだけで勝てるわけではないのですが。」
それを聞くと「むー」と考え込むと自室に駆け込む。
「ちょっ、ちょっと!サーヴァントを召喚するには聖遺物が必要なんですよ?誰を召喚したいか決めないでいいんですかー?」
「んー、それに関してはだいたい決めてあるよー。セイバーのランクで軍略にも精通してるのが理想だからね。そんな英雄なんて数が知れてるからすぐ見つかるよ。」
そういうと自室からノートパソコンを持ってくる。
「えーっと、軍略 英雄 っと・・・」
カタカタとキーボードを叩き検索し始める。
「ふむふむ・・・アリシアさん。彼の聖遺物頼めますか?」
そういい画面に映った人物を指さす。
「なるほど・・・彼ならあなたと相性がいいかもしれないですね。では、いつもの方に頼んでおきますね。」
「じゃあ、私はリリィさんのところで武器を新調してきますね。」
「はい。では行ってらっしゃいませ、お嬢様。」
「はい、行ってきます」
そういい一枚の紙をカバンに入れと愛用の竹刀を背負って出かける。
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「リリィさーん、ちょっといいですかー?」
その呼びかけの後すぐにガチャリとドアノブが回り
「はい、いらっしゃい。早く入ってきなさい。」
いつもとは違う低い声でそう促された。
「で、今日はいつもみたいにパンを買いに来たわけじゃないわよね?」
「はい、パン職人としてではなく鍛冶屋としてのリリィさんに用があって今日は来ました。」
ふぅ・・・と小さくため息をつくと頭を抱えながら
「もうそっちの仕事は受けないって決めたの。でも、お得意様を無下にするわけにもいかないし・・・」
「聖杯戦争・・・」
ヴェルニアのその小さなつぶやきをリリィは聞き逃すことはなかった。
「なんですって!?聖杯戦争・・・そう、あれに参加するのね。なら、武器が必要だけど・・・」
そういうとリリィははぁ・・・と一つため息を吐き
「わかったわ、作りましょう。それで、何が欲しいのかしら?」
持ってきていた紙をカバンから取り出しリリィに渡す。
「これを作ってもらいたいんです。太刀筋が見たいというなら竹刀持ってきてるのでそれで見てください。」
「これ・・・相当重くなるけど大丈夫かしら?あなたにもてるの?って・・・強化の魔術を使えばいいだけですものね・・・」
「えぇ、重さは大丈夫です。強度も強化を使えばなんとかなるかもしれませんがなるべく硬くしてください。」
そういい札束をドンと置く。
「100万あれば足りますか?足りなかったら前金ということにしておいてください。」
「お金なんていいのに・・・それでもなく身寄りのなかった私にこの家と職をくれたのだから。」
「それはもういいんです。今は対等な関係ですよ?じゃあ、お願いしますね。」
「えぇ、任せなさい!出来たら連絡入れるわ。」
話をし終わった直後チリンチリンと鈴の音とともにドアが開く。
どうやらパンを買いに来た人が来たらしい
「それでは」
そう一言だけ残しリリィのもとを離れる。
新しい武器、新たな仲間に胸を躍らせつつもこれから来る戦に身を引き締めながらヴェルニアは家路に着いた。
お嬢様っていう設定をここで生かしていくスタイル
―ここからFGO―
前話で書いてた玉藻の前ですが無事第一再臨できました。
皆さんはイベントどこまで進みましたかね?
私は今頑張って再臨素材を集めてますw
うん、今のうちにホムンクルスベビーを集めておきたいんだ。