願いの世界   作:坂田 信長

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すみません。酷い誤字があったため、一旦消去しました。
ぜひ読んでください!


ドラゴンとの死闘

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    俺達は、何度倒れても立ち上がり、ドラゴンに向かっていく。だが、ドラゴンはとても強力で、何回攻撃を喰らわせても、全く怯まない。

    再びドラゴンは、空中に高く舞い上がった。

「ま、まずい!あの攻撃だ!」

    直樹が叫ぶ。それと同時に、ドラゴンは口から炎の球を放つ。乱れ打ちしてくるため、どう避けたらいいのかが全く分からない。

    やがて、炎の球の一つが直樹の左腕に直撃した。直樹は左腕を押さえ、その場に座り込む。

「直樹さん!大丈夫か⁉︎」

    俺は直樹の元に駆け寄る。見ると、左腕は大火傷を負っている。

「酷いな……直樹さんはこっちに!無理するな!」

「危ない‼︎」

    俺が直樹の手を引こうとした瞬間、直樹は俺を突き飛ばした。俺は倒れ込み、すぐに起き上がる。見ると、直樹がドラゴンに踏み潰されていた。

    俺が直樹に気を取られている間に、ドラゴンの飛行時間が終了してこちらに降りてきたのだろう。このまま戦っても、自分は足手まといになると思い、直樹は俺を助ける道を選んだのだ。

「な、直樹さん‼︎」

    ドラゴンの足の下から、直樹の上半身だけがはみ出している。

「ぐ……せっかく一郎に助けてもらったのに、これじゃ、一郎に怒られるな。」

    俺は何もできず、ただ直樹を見ていた。

「優、皆!お前達と出会えて、楽しかった……。勝てよ‼︎」

    そう言い残し、直樹は消えていった。

「な、直樹さーん‼︎‼︎」

    俺はその場に座り込み、悔し涙を流す。

「……直樹さんまで……くっそー‼︎」

    俺は涙を拭うと、再び剣を拾う。

「奴は今着地している!今がチャンスだ‼︎」

    そう言い、俺はドラゴンに向かっていく。敦や里奈達も、俺に続いて攻撃に向かう。

    俺はドラゴンの背後に回る。だが、俺はドラゴンに気付かれてしまった。ドラゴンは俺の方を向き、鋭い爪を振り下ろす。俺は横から思い切り剣を振り回す。

    剣と爪がぶつかり合い、鈍い音が響く。しかし、俺は押し負け、三メートル程飛ばされてしまう。

「っくそぉ‼︎まだまだぁ‼︎」

    俺はやられても、何度も何度も立ち向かっていく。俺だけではない。里奈達も同じだった。

「ここは皆の力を合わせよう‼︎一人で突っ走っても意味はない!今生き残ってる俺達の力を、最大限に高めるんだ‼︎」

    大平が叫ぶ。確かに、大平の言う通りだ。一人で戦うより、五人の力を合わせた方が、よりクリアへと近付くし、より戦いやすくなる。

    大平は一旦全員を集め、作戦を立てる。

「よし!なら、そういう手筈でいく。異論はないな?」

    俺と里奈、敦は頷く。だが、ノアは突然立ち上がり、ドラゴンの方へと歩き出す。亡霊騎士との戦いの時の様に。

「お、おいノア!どうした?何か言いたい事があるなら言ってくれ!」

    大平が叫ぶ。ノアは振り向かずに口を開く。

「俺が皆を守らなきゃいけない。俺にはそういう使命があるんだ‼︎」

「え?ちょ、ちょっと待て!言ってる事がさっぱり分からんぞ‼︎」

    大平はノアを呼び止めるが、ノアは一人でドラゴンに突っ込んでいく。

「うおぉぉー‼︎」

    ノアはいつもの素早い連撃をドラゴンに叩き込む。そのとても素早い動きに、ドラゴンは戸惑っている様だった。

    いける!勝てる!ノアは心の中でそう思う。ノアは高くジャンプし、ドラゴンの頭に剣を突き刺そうとする。しかしーー。

「なっ‼︎」

    ドラゴンは敢えて、自分の頭をノアに近付ける。その動きを予想していなかったノアは、軌道がずれてそのまま落下してしまう。そして、着地する事なくドラゴンの鋭い爪に切り裂かれてしまう。

「の、ノアー‼︎」

    俺達は倒れたノアの元に駆け寄る。だが、もうすでに遅く、ノアの体は透明になりかけている。

「ノア!何であんな無茶を⁉︎一人で戦うなって言ったのに‼︎」

    俺は叫ぶ。ノアは力ない声で言う。

「ハハッ、ダメだった……使命、果たせなかったな……。」

「だから!使命って何だよ‼︎」

    ノアの言葉に、俺は更に問う。

「優……俺、実はさ」

    言い終えない内に、ノアは消え去っていった。

「の……ノアー‼︎‼︎」

    俺は叫ぶ。

「くっそー……こんなちょっとの間に、仲間を二人も失うなんて……!」

    俺は拳を握り締める。他の三人も二人の事を考えていたらしく、涙を拭う姿が見られる。

「今は、悲しむ時じゃねぇな。」

「えぇ、そうね!」

「やるっきゃねぇか!」

    三人の言葉に続き、俺も叫ぶ。

「よし!次の勝負で決めるぞ!最終決戦だ‼︎」

 




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