妹の姪蘭と再開したよ!
〜幻想郷 地獄〜
「ふぁあ....今日もまた黒がいねえな...。」
「七日、そう言っているところ悪いですが、仕事ですよ。」
俺があくびをしながらつぶやいていると、映姫がそう言った。
「はいよ、人数は?」
「今のところは13人です、お願いしますね。」
「始めて5分経たずにもう13人かよ....。」
「では。」
そう言って、映姫は元の場所に戻っていった。
「んじゃ、断罪始めっか〜。」
七日はそうしてどんどん断罪していき、ようやく13人目が終わったとき....。
「ふぅ...ようやく13人目が終わった〜....。」
「七日さ〜ん、助けてくださ〜い...。」
そう言いながら小町がこちらに走り寄ってきた。
「なにがあったんだ?」
「そ、それが...映姫様が黒と判決したやつの中に実体を持ってたやつがいて。」
「んで?」
「そいつが逃げ出しちまったのさ。」
「どこに?」
「地上に。」
小町は即答した。
「えぇ〜......。」
「映姫様からもお願いと言われてるんだ、頼む!その間の仕事は代理人にやらせとくから!」
「わかったよ....行きゃあいいんだろ。んで?名前は?」
「え〜っと....蒼魔一拓。だって。」
「ん、りょ〜かい、んじゃ、行ってくるな〜。」
「頼んだよ〜。」
そう言って七日は地上へと向かった。
〜幻想郷 地上〜
「んまあ...受けたはいいんだが....。」
「.......。」
「幻想郷って阿呆みたいに広いんだよな(・ω・`)」
「.....そうだ...使い魔にも探させるか...。」
「スペル!召還【ヘルデーモン】」
七日がそう言うと、目の前に空間ができ、中から同じくらいの背丈の悪魔が現れた
「お呼びでしょうか我が主よ。」
「ああ、ちょっとカロナ、探すのを手伝って欲しい奴がいるんだ。」
「はい?名前は?」
「蒼魔一拓だ、頼むぞ。」
「わかりました。手下にも探させましょう。」
そう言ってカロナは飛んでいった。
「さて、これで妖怪の山方面は大丈夫だから、俺は人里の方を見てくるかな。」
七日はそういい、人里へ向かっていった。
〜幻想郷 人里〜
「はぁ〜...人多すぎだっつの....。」
『今日は野菜が安いよ〜』
『豆腐はいかがっすか〜』
『魚くださ〜い』
人里は何か祭り事でもあるのか賑わっていた。が、その中で一人困っている女性がいた。
「どうかしたんですか?」
そう聞くと、女性は気づいたようでこう答えた。
「ええ、実は寺子屋の生徒が一人見当たらなくて....。」
「そうなんですか、じゃあ、俺も探すの手伝いますよ。」
「すみません...お願いします。」
と、女性が言った時だった....。
「うわぁぁぁぁぁ、助けてくれぇぇぇぇぇ。」
「「.....?」」
「何かあったんですかね?」
「ええ、でも何かに怯えたように走って行きましたね。」
「ちょっと追いかけてみましょう。」
「分かりました。」
そう言って、七日達はその人物を追いかけて行った。
「ここらへんだよな?」
「ですね...ここらへんだと思うのですが...。」
しばらく探していると道の途中で息切れしている先ほどの男がいた。
「ああ、いましたよ。」
「あ、本当だ。」
男はこちらに気付き、俺の方を見ると急に顔が青ざめていきこう言いながら走って行った
「助けてくれぇぇ!断罪される〜!!」
「.....!あいつか!」
「あの人なんですか?探している人って。」
「ええ。」
七日が男を追いかけていると男は道の途中にいた男の子の首に隠し持っていたナイフを突き付けこう言った。
「近寄るんじゃねぇ!近づいたらこいつが死ぬぞ!」
「っ!子供を盾に....!」
「あ!私の生徒!」
「....無駄な抵抗をやめて大人しくしな。」
「ひっ!」
七日がそう脅すと男は驚いたようにナイフを更に男の子の首へ近づけた。
「お、おい!あまり相手を興奮させるな!」
「.....ちょっとお願いしていいですか。」
「なんですか?」
「これをあいつに向かって合図したら投げてください。」
そう言って七日が渡したのは小さな結晶だった。
「.....わかりました。」
「じゃあ、お願いしますね、3.2.1今です!」
「てやっ!」
女性は持っていた結晶を男に向かって投げた、そしてその結晶は男に当たると強い光を放った。
「ああああ!目が見えない!」
「今だっ!」
俺はそれと同時に走り出した。そして、光が収まると...。
「....ようやく目がって...あいつは?」
「チェックメイト、お前の負けだよ。」
七日は男の後ろに鎌の柄を地面につけて立っていた。
「成敗!」
「ぐふっ....。」
その言葉を最後に男は気絶した。
「おい、坊主、大丈夫か?」
「う、うん。」
「お〜い、大丈夫か〜。」
「ほれ、あんたの生徒助けてやったぞ。」
「あ、ありがとうございます!」
「あ、そういや名乗るのを忘れていたな、俺は留宮七日、断罪執行人だよ。」
「私は上白沢慧音だ、すまない、助かったよ。」
「ああ、俺はこいつ連れて地獄に戻るから、じゃあな。」
「ああ、ありがとう。」
「いいってことさ。」
そう言って七日は地獄に戻っていった。ちなみに一拓は永久氷結の刑になりましたとさ...。
〜第5話へ続く....。
はい、どうも。第4話いかがでしたか?今回は地上回でした、次回は地上観光回です。
結晶はまあ、閃光弾みたいなものだと思ってください。ではでは(*^-^*)ノ~~マタネー