インフィニットストラトス・ Nine-ball 作:傭兵はつらいよ
第三アリーナ、そこには大勢の観客が今から始まる試合を見に賑わっていた。そしてアリーナ内には二機のISが戦闘準備に入っていた。
「・・・アリーナにギャラリーがいるとは聞いてないんだが。」
「お客さんはたくさんいた方が盛り上がっていいじゃない。」
楯無はニコッと笑顔をこちらに向けてくる。
だが関係ない、今はコイツを倒すだけに集中するだけなのだから。
『試合開始まで3』
楯無はランスを構え
『2』
隠家は右腕に
『1』
推奨BGM:Armored Core for Answer - Viper
『試合開始』
「「!!」」
試合開始した瞬間、楯無は隠家に急接近し、近接戦に持ち込もうとするが、隠家は楯無が近接戦に持ち込もうとしたのが分かっていたのか、後ろに下がり近接系の機体が苦手としている『引き撃ち』の態勢をしていた。
(こっちの武装を見て、むやみに近接での戦いは無茶になると判断したのね・・・悪くない判断ね。)
楯無はランスに内蔵されているガトリングガンで隠家に向けて撃ちまくる。
それに対し隠家は右手のライフルだけで交戦してる。
(向こうの武装は今見えているのは、あのデカいガトリング内蔵式のランスだけか・・・)
ライフルだけ撃ち続けているが、一向に当たらない。
楯無の前面をあの水がカバーしているためである
「・・・・・・」
隠家は楯無の機体『ミステリアス・レイディ』をスキャンする。
『敵ISを確認、ロシア第三世代型機ミステリアス・レイディです、ISのエネルギーを伝達するナノマシン制御によって水を自在に操る攻防一体の特殊兵装『アクア・クリスタル』には注意してください。攪乱攻撃に乗じてのエネルギー武器による攻撃が有効です』
「なるほど・・・だがエネルギー兵器か・・・いや、実弾でどこまでいけるか試してみるか。」
AIの言ったことを無視し、ライフルでの攻撃を続けながら、左腕のグレネードライフルも撃ちだす。
だがグレネードライフルでも防御されているのに気づくと、背面武装のグレネードランチャーとグレネードライフルを同時に発射しクリーンヒットする
「あれだけの火力なら――「そんなんじゃ、お姉さんに傷一つ付かないわよ?」・・・無理のようだな。」
ならばと、グレネードランチャ―を
(武器を変えてきた・・・この前面に展開された水以外の所から狙い撃ちでもするのかしら?)
楯無がそう思っていた束の間
――パーン!!ズドォォン!!パーン!!ズドォォン!!
いきなり前面に展開されている水壁に向かって撃ちだし始めた。
「強引に貫通させるつもり!?」
「ああ、一々その水の攻撃を受けに行くつもりは無いんでな。」
展開している水壁は完璧に弾を防いでる様に見えたが、スナイパーライフルの弾は防いでいてもリニアキャノンの弾は水壁を突破しているが、ほぼ弾速がなくなっている状態で貫通し、そのまま落ちてしまっていた。
「無理やりなのは、お姉さん好きじゃないなぁ。」
愚痴こぼす楯無に対し隠家は――
「そうか、じゃあこれをやろう。」
右手に持つレールガンを発砲するとミステリアス・レイディの腕装甲に当たる
「え、嘘・・・」
やすやすと水壁を突破されたことに驚きを隠せない楯無
(フルチャージしなくても、いけるのはいける・・・だが)
水が邪魔をするので威力が減ってしまうのだ。
そこでさらに武器を変える。リニアキャノンは
追加装備としてエクステンションに
「させない!!」
フルチャージさせまいと、楯無が近接戦に持ち込もうとするが、いきなり止まる
「・・・ねぇ。」
突然楯無の口が開く
「なんだ。」
「さっきから此処・・・蒸し暑くない?」
「暑い?確かにさっきから霧状――っ!!」
「ご名答!!」
楯無が指を鳴らした瞬間、機体が爆発に見舞われる
「はぁ・・・やっとクリアパッションが出来たわ。」
(前面をずっとカバーしていたせいで、かなり時間はかかったけど発動できたらこっちのもんよ)
これでかなりダメージを与えれたと思っていたが―――
「もらった!!」
「!!」
煙の中から、殆ど無傷のセラフが
「避けたところでこれがある!!」
レーザーブレードを振った勢いで、フルチャージの終わった右腕のレールガンを向け、至近距離で発射する。
「くぅぅ!!」
レールガンを至近距離で撃ったため、ミステリアス・レイディのSEは大幅に削られるが、負けじと蛇腹剣ラスティー・ネイルを距離をとろうとしたセラフの脚に絡ませて引き、蒼流旋で攻撃をする
「なんでクリアパッションが効いてないの?」
「それは武器を破壊した時の爆風で凌いだ、だが多少ダメージはあったがな。」
「は?」
返事を聞いた楯無は気が抜けた声を出してしまう
「武器を破壊したってそんな事する時間はなかったはずよ!!」
「いや?一つだけ突破口はあった。」
「そんな事――もしかして
「ああ、初めてやったが、いけるものだな。」
正直、楯無は隠家の操縦技術に少し恐怖を感じていた、接近するときにやった『イグニッションブースト』そして展開速度が速すぎる『ラピット・スイッチ』恐ろしいの一言だ
(ラピッド・スイッチ正直ここまでやるとは思ってなかったし、イグニッションブーストを易々とできたのなら
今のエネルギー量だと精々一回が限度、当たれば一撃必殺の攻撃になる。
だがミストルテインの槍を発動するには時間が掛かる。
(こっから本気でやらないと、確実に負けるなら使うしかない。)
ミストルテインの槍を発動するのに時間が掛かる、それはミステリアスレイディが通常
出力モードだから時間が掛かるのであって高出力モードになればタイムは大幅に激減する。
「まだ、隠し玉があるのか?しかし今から本気は少し遅いんじゃないのか?」
「あら?そうでもないわよ?SEはまだあるし、勝負はこれからよ。」
ミステリアスレイディはアクア・クリスタルの色が赤に変わっていく。これがミステリアスレイディの高出力モード「麗しきクリースナヤ」
これが彼女の本気なのだろう。
「さあ、第2ラウンドを始めましょう。」
「いいだろう、お前の本気を見せてみろ。」
赤き熾天使、紅いドレスを縫った霧纏の淑女は互いに武器を構え、再度ぶつかり合う
ども、傭兵はつらいよです。お久しぶりです。えっと最初に一言・・・
めっちゃ遅れてすいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
理由としては、この話の戦いなんですが・・・書いてる最中なんの武器を使おうか迷いまして・・・決まったらどう戦わせるか考えまして・・・30通り位考え付いた訳でして、ずっと悩んでたんです。でも最近友人たちとグラセフやり始めて挙句にはFGOも始めまして殆どFGO三昧でした。本当に申し訳ございません。学校生活も2年生になりまして自分、情報系のクラスに行きまして授業時間が6時間から7時間・・・そして情報検定のための勉強もあってかなり書く暇が無いと思いますので読者の皆様、次の話もかなり遅れると思いますので、出来るだけ早く書き上げますので宜しくお願いします。
あとこれ前半と後半になっております。