二人は一条   作:サー

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前回の後書き詐欺
やりすぎれなかった。


昔話:暴走 中間

結論から言うなら、魔法………あとから分かったがその魔法はフォノンメーザー………は当たらなかった。

決して最初から当てるつもりがなかったわけではない。

魔法が勝手にそれたのだ。

このことに動揺しつつも何人かの人たちが魔法を放つが当たらない。

 

「何故だ。何故当たらない!!」

 

何処からかそんな声が聞こえたが、それも仕方の無いことだろう。本来ならこのようなことはありえない。

何か特殊な魔法を使ってフォノンメーザーをそらしたのなら、魔法師ならばエイドスの反作用により、どのような改変がされたかわかるはずだ。

しかし、麗華が改変を行った形跡が無い。これは現代魔法学においては、魔法を使っていないことになる。

ならば古式魔法かと言わればこれも違う。古式魔法といえどエイドスの改変は行うからだ。

そもそもフォノンメーザーをそらす魔法があったところで、その後の何人かが放った魔法までそらすことはできないはずだ。

なのに麗華に当たらない。いや、俺としては当たってほしくは無い。当たっていたら死んでしまうだろう。

実際そのことを考慮してか拘束系の魔法を使っている人もいたが、それも何故かそれてしまって効果がなかった。

そうこうしているうちに、大人達が麗華に直接魔法が当たらないことに気づいたのか次の手に打って出た。

 

「ならば範囲魔法で」

「だが、範囲魔法であの子のエイドス・スキンは突破できんだろう」

「問題無い。なに、対象はあの子じゃない」

 

そう言ってその人は、麗華の周りを加熱し始めた。

なるほど、確かに範囲魔法ならばそれてはずれることは無いだろうし、加熱によって起きた周辺の気温の上昇にはエイドス・スキンでは対処できない。

拘束もできず、魔法もそらしてしまう麗華にダメージを与えるならこの方法が一番いいだろう。

もっとも、そのままなにもしていなければの話だが。

範囲魔法がいくら広範囲にできる魔法だとしてもその範囲には限りがある。

ゆえに麗華がいずれ範囲内から脱出することは誰もが分かっていたが、麗華がとった行動は常識を覆すものだった。

突如、皆の目の前から消えたのだ。

自己加速術式で目にも留まらぬ速さで移動したわけではない。

麗華が黒い何かに包まれたかと思ったら、次の瞬間には消えていたのだ。

皆があたりを見回そうとした刹那、範囲魔法を展開していた人の口から鮮血が吐きだされた。

 

「……………………………………」

「…………………キャハハ♪」

 

皆がまるで動きの悪いロボットのように振り向くと、言葉を発する間もなく倒れた人の後ろに、剣を振り抜いたような状態で佇む麗華の姿があって。

その手は血で濡れていて。

いつもは興味があること以外では面倒臭がりで、時折ふざけたりするが、誰よりも家族を思いやって、人に必要以上の迷惑をかけることを極端に嫌っていて、基本的には良い妹だった麗華が、その時の俺には悪魔にしか見えなくて。

だからだろうか。

その時俺はなにもできなかった……………

 

「れぇぇいかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

もし、親父がそう叫んだその時に止めていれば……………

 

『うぉおおおおおおおおおお』

 

もし、親父だけでなく他の人たちも止めていれば……………

 

「キャハッ♪」

 

妹が、麗華が……………

 

『ッ!?』

 

人間を辞めなくても良かったんじゃないかと思うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょうどいいと思ったところで終わったら、前回の後書き詐欺になった。
まぁ、それはそれとして能力詳細

(閃) 魔法回避率:当たらない魔法
クオーツの能力だったり、マスタークオーツの能力だったりで基本当たる魔法が回避できるようになる。
今作では、魔法放たれるたびにオリ主の体が勝手に動いて避けるようにすると、違和感がハンパなかったので魔法がオリ主を避けるようにした。
オリ主を対象にした魔法はそれる。
それが例え範囲魔法でも。
ただし範囲魔法の場合は、それるというよりもオリ主のいるところだけぽっかり穴が開いたようなる。
対象にしなければそれない。
魔法科の世界においてチートすぎる能力。
某作品に矢よけの加護とか持ったやついるしー、とか思ってオリ主につけてみた。
ならば物理で、と攻めても無駄になる予定。
ただ、オリ主に当たらないだけでそれたところに相手がいればその相手にあたる。
敵にとっても味方にとっても、タチの悪い能力

(テ) 空間移動?:黒いなにかに包まれて
エメロードさん(中ボス)が使ったもの。
サイオン消費はほぼない。
実際に空間移動かは不明。
発動が早いが、ゲームでは俯瞰カメラで見るためどこに移動したのか丸わかりで特に脅威ではないが、現実では強い魔法。
エイドスの反作用でなにが起こったかはわかるが、擬似瞬間移動と違いどこに移動したかは分からない。
実際空間移動なんかして大丈夫なのかという質問は受け付けません。
できるからできる、それでいいじゃないか。

(テ) アストラルベルト:剣を振り抜いた状態で
光子を剣に変え、居合抜きのように振り抜く。
サイオン消費はほぼない。
有効特性は、精神体、暴星、斬撃。
精神体…………亡霊っぽいのだったり、精霊っぽいのだったりに効く。
幹比古の使っている精霊でも消滅できたらいいなと思っています。
発動が早すぎるので、一度間合いに入ったら避けられない。
2話後あたりでオリ主のステータスを載せるんですけど、よほど浅く当てたんだと思ってください。お願いします。
思ったのですが、昔話第3話で宝石の力とかいったので、大概の敵の弱点攻撃ができるはずなので色々ヤバイんじゃねと思ってます。
例えば、七宝とかモブとか
難易度ナイトメアとか雑魚になる〜。

少し投稿が遅くなりました。申し訳ございません



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