やはりナイトは格が違った!!-第5次聖杯戦争-   作:まじでやばい

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この小説は東方有頂天とfateをクロスした三次小説です。
東方陰陽鉄様の設定を一部使用しています。

ブロ語もssも初心者なので生あったかい目で見てくれるとうれしいです。

2013 2/2 感想を残しえくれた方の意見を参考にして修正してみました。


プロロんグ 1exp

幻想郷。

現実の世界で否定された存在集まるという、ふざけた結界に守られた世界。

人、妖怪、神、魔法使い、はては御伽噺のお姫様まで住んでいる一級廃人MAP。

そんな世界にある謙虚な神社の一角でなにやら作業をする少女がいた。

 

大きなリボンでしっとりとした黒髪をまとめ、脇が涼しそうな紅白の巫女服を着たこの少女は、名前を博麗霊夢という。

霊夢は幻想郷を外の世界、いわゆるリアル世界から幻想郷を守る結界を管理している巫女だ。

それ以外にも妖怪退治や幻想郷を巻き込む異変の解決などもやっている。

そんな荒事が得意な巫女は当然腕が立ち、多くの妖怪を退治してきた実績があるので幻想郷で知らない人はほとんどいない。

 

「まったく、最近寒くなったわね。豆腐が冷たいわ」

 

霊夢は今、豆系の朝食を作ろうとしているのだが、最近朝霧に包まれるようになった神社は冷えるらしくぽつりと愚痴をこぼした。

何かこだわりがあるのか無いのかよく分からないが、霊夢はだいたいいつも腋丸出しの巫女服を着ている。

そんなに寒いのならば腋をしまえばいいのだが、なんかもうどうでもよくなったのか、豆腐をそっとすくうとぐつぐつと音を立てる鍋に豆腐を運んだ

 

「おいィィィィィィィィィ!?」

 

霊夢が豆腐を鍋に入れようとしたとき、神社にある押入れから奇妙な叫び声が聞こえてきた。

豆腐を一度まな板に戻した霊夢は、不思議そうに首をかしげる。

 

「・・・どうかしましたかブロントさん?」

 

霊夢は顔を押入れの方に向けると声の主に/shout で問いかけた。

 

霊夢が言うブロントさんとは幻想卿とは違う異世界、ヴァナディールからやってきた黄金の鉄の塊でできたナイトのエルヴァーンのことだ。

2mくらいある身長に褐色の肌を持ち、銀髪首長とんがり耳という珍しい特徴を持つブロントさんは、いろいろあって博麗神社に居候をしている。

人間とはかけ離れた特徴をもつエルヴァーンだがヴァナではれっきとした人間だ。幻想卿でもぎりぎり人間。

そんなブロントさんの博麗神社での睡眠スペースは押入れなので、さっき聞こえた声は必然的に彼のものになるのだが

 

「返答なし。てか女の声みたいに聞こえたど気のせいよね」

 

霊夢は不機嫌を隠そうとせず乱暴に手についていた水気をふき取ると、押入れのほうにゆっくりと足を向けた。

霊夢は認めようとしないが、ブロントさんに好意を抱いている。

一度ブロントさんがヴァナに帰ろうとしたことがあるのだが、そのときになって離れるのがいやになった霊夢はブロントさんに泣きながら「帰らないでください」と告白した。

告白されたブロントさんも満更ではなかったらしく、それを紳士に受け止めたブロントさんはそのまま博麗神社で暮らしていくことに決めたらしい。

そんな経緯があるのだから、霊夢が不機嫌になるのも仕方ないという感じになる。

 

「ブロントさんどうかしたんですか?ふすま空けますよ?」

 

霊夢は押入れを空けようとふすまに手をかけて静かにスライドさせが、中から何者かが抑えているらしく、ガタガタと音が鳴るだけでふすまは開かなかった。

 

「・・・ッ!!・・・・・・!!」

 

押入れの中から息を呑む声が聞こえた霊夢は、何か不快なものを感じる。

きっと中では見つかってはまずい事をしていて、それを見られたくはないのだろうと霊夢は思った。

霊夢苛立ちにまかせて、必死さがオーラとなって見えそうになるほど体を傾け、おもいきりふすまを引く。

ふすま「もうやめて」

 

「ぐぐぐ・・・ッ!oi みす おい! 開けろ!紀伊店のか!!陰陽玉でバラバラに引き裂さかれたいのか!!」

「・・・!?ちょとsYレにならんしょこれは・・・!!」

「やはりブロントさんの声じゃなかった!!」

 

押入れから聞こえてきた声がブロントさんのものではないとわかると、霊夢はさらに力を込めふすまをこじ開けようと画策した。

押入れの中にいる人物はよほど開けてほしくないのか必死に抵抗し、しだいにふすまがめきめきと音を立て始める。

ふすまがより一層大きな音をたて、今にもバラバラになって壊れようとしたとき、押入れの中から霊夢のよく知ったが声が聞こえてきた。

ふすま「たすかった、もうだめかとおもった」

 

「どうかしたのかー?」

「うr-みあ!!お前そこにいたのか・・・」

 

博麗神社の屋根裏には人食い妖怪が住んでいる。

この妖怪はルーミアという闇をあやつる金髪ロリ妖怪。

ブロントさんにある事件で助けられてからなんか懐いてしまったらしく、ブロントさんのいる博麗神社についてきて霊夢たちと一緒に暮らすようになった。

人食い妖怪で夜行性なルーミアなのだがブロントさんたちと過ごすのが楽しいらしく、霊夢達のリズムに合わせて生活している。

人と一緒に暮らすために、もちろん今は人食いをやめてる(審議中)

なのでルーミアは朝になれば目が覚めるし、朝食の時間に合わせて居間に降りてくる。

押入れと屋根裏は一枚の板で仕切られていて、ルーミアは霊夢に内緒でそれをはずした。

そこを伝って時々押し入れの中に忍び込みブロントさんと寝るのがひそかな楽しみになっている。

つまり押し入れと屋根裏はつながっていて、中にいた何者かはルーミアに見つかったということだ。

 

「あれ?あなただれなのかー?」

「ブ、ブロントに見えないならお前の目は意味無いな!!後ろから破壊してやろうか!?」

 

何者かはルーミアに突然話しかけられたことに驚いたのか、ふすまを抑えることを忘れてルーミアと会話を始めた。

なんか声を上ずりさせながら必死に話してるようだが、そんな致命的な致命傷を見逃すほど霊夢は甘くない。

勢いよくふすまをあけると、霊夢は押入れの中の人物を引きずりだそうと思っていたのだが、予想外の光景に手が止まってしまった。

 

「・・・えっ」

「・・・;;」

 

ぶかぶかの作務衣を着た銀髪の少女が涙目でこちらを見ていた。

 

「誰よあんた・・・」

 

霊夢はフリーズしていた頭を動かし、この状況をどう判断したものかと考え始める。

てっきり押入れに誰か忍び込んでいて、ブロントさんに何かしようとしているのだと思い込んでいた。

しかしブロントさんは不在で、押入れの中にはぶかぶかの作務衣を着た銀髪少女しかいない。

しかも銀髪少女がきている作務衣は、普段ブロントさんが神社にいるときに身に着けているもので、なぜこの少女がそれを着ているのか理解不能状態の霊夢は眉をひそめて怪訝な顔になる。

 

腰の上くらいまである銀髪に、赤い瞳、とがった耳をもつこの少女は、おそらくエルヴァーンだ。

顔は以前博霊神社をズタズタにした天人にどことなく、というか高確率で最強に似ている。

多分ブロントさんとあの天人が二人でクリスタル合成してできた子供はこんな感じなんだろうなー、とか考えた霊夢はむかついてきたので考えるのをやめた。

勝手に腕とか血走って危険になり始めた霊夢に、銀髪の少女は何がなんだかわからずおびえていた。

 

「お、俺はブロントなんだがさっき目がさめるとなんか急にもじもじしてきた>>グラットン。

手当たり次第に鬼の破壊工作をしていたみたいでなんか必死さがオーラとなって表れていた。

裏テルの件で普通なら無視する人がぜいいんだろうがおれは無視できなかったらしく、かばんからグラットンだしてレイズかけてやったらなんか急に剣のはしっこからダークパワーとばしてきた。

俺は素手で受け止めて吸収、これは一歩間違えるとカウンターで頭おかしくなって死ぬ隠し技なのでグラットンが拍手しだした。

俺はうるさい、気が散る、一瞬の油断が命取りというとグラットンは変な空間作ってきて俺はその中にのまれてなんか裏世界っぽい

ところに・・・」

 

「うるさい長い三行で話せ」

「オウフ」

 

こいつの話は長くなりそうだと思った霊夢は朝食を食べながら話を聞くことにした。

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