変な転生者と魔法少女   作:ディアズ・R

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出来たから早めに投稿!
誤字とかあったら教えてもらえるとうっれしいです!

原作、息してないよ!
無印をサクサク進めるために適当にノリで書いてたらド凄いことになってきた。

どうしよう?


第九話・悪霊退散!え?やめろって?でも断———

きゃるる~ん♪

私!そう!チェコよ!

 

「キラキラしてて気持ち悪いよ」

「笑顔で毒を吐きやがるぜ!」

 

現在、温泉旅行から帰る前にお土産選び中である。

そして何故か俺、フェイトン、アルわん、ユーノの二人と二匹で行動していた。

リニス?朝からいないよ。

 

「買うものは温泉饅頭、温泉卵、温泉の素、源泉を使って作った銘酒【魔祓い】かな」

「お酒?なんでお酒?なんか凄そうだけど」

「味は辛めだが後味すっきり!肩こり・腰痛・痛風・高血圧・神経痛・関節痛・筋肉痛などに予防効果あり!ついでに除霊にも使える!今なら一升瓶2980円!いつ買うの!」

『今でしょ!』

「!?」

 

わーっと拍手してくる他のお客さん達両手を挙げて答える俺。

実にいい気分だ。

皆が銘酒を買っていくのに紛れて俺も二本ほど買う。

未成年だからとかそういう細かいことは気にしてはいけない。

買う物も買ったので適当にぶらついていたが、ふと思ったことをフェイトンに聞いてみる。

 

「そういえば、フェイトンのご両親は?引き籠り?」

「もしかして今喧嘩売られた?ねぇ?」

「ほ、ほう……鋭い、いい目をするようになったな……だが、そのようなまなざしを持つ者がおれに会った時……そいつは早死にする」

「フンッ!!」

「タコス!?」

 

脇腹を抉るような鋭い右コークスクリュー(弱波紋付きでダメージが全身に伝播)だ。

あ、これ、ヤバい……身体の動きが、鈍いぞ……う、動けん。

 

「お父さんはいないよ。お母さんはいるけど……なのは達のお母さんとは、ちょっと違うかな」

「フーフー……カハッ」

「チェコが無理矢理私をなのは達に会わせてくれなきゃ、こんなことを思う事はなかったんだと思う……お母さんの言うとおりにしてれば、いつか本当に私のことを必要としてくれるって……」

「くぅん」

「正直、チェコのことは嫌いかな。でも、なのは達がチェコの傍にいる理由は、なんとなくわかったかも……もし、私が手伝ってって言ったら、チェコはどうする?」

 

ごめん、なんも聞いてなかった。

こういう時は、その場の空気に合わせて……定型文。

 

「言われなくても手伝うさ……友達だからな」

 

僕はキメ顔でそう言った。

 

「そっか……えへへ、ありがとう」

「わん!」

「きゅ!」

「ならばさっそく手伝ってもらいましょう!」

「「「「え?」」」」

 

唐突に会話に乱入してきたのは、灰色の着物を花魁風に着た猫耳の美人だった。

初見なのにさも知り合いのような態度に、ぼったくりの文字が思い浮かんだ。

ペット二匹を持って逃走しようとしたが、失敗。

 

「リ、ニス?リニス!!」

「フェイト、久しぶりですね」

 

フェイトンの知り合いらしかった。

というか、リニス?ウチの猫と同じ名前だな。

珍しいこともあったもんだ。

てか、見た目完全に痴女がいるのに全然騒ぎにならないな~と思って周囲を見てみると、まるで時間が止まっているかのように何も動かず、俺達以外の生き物が存在していなかった。

いつスタンド攻撃くらったんだろうと思いながら、とりあえず空気を読んで黙ってる。

アルわんも混ざって二人と一匹で何やら話し込んでるのを眺める俺とユーノ。

 

「さて、積もる話もありますがチェコ、最初に言っておきます。嘘ではありません」

 

え?何が?

 

「フェイトは魔法使いで、私とアルフは人間じゃありません」

「フェイトンは知らんが、貴女とアルわんが人間じゃないのは見ればわかるけど……」

「「「「え?」」」」

「てかアルわん、犬なんだから人ですらないだろ?まあ、半分魔力構成なのを見ると使い魔とかそういうのだろ?うちのリニスも貴女も同じような、いや、完全に同じ?だとすると、あの猫は貴女か!?」

「今気づいたんですか!?」

「俺がそんな細かいこと気にして生きているとでも!?」

「「「「……あー」」」」

 

だから、何で声が多いんだよ。

あれか?リニスと同じで人間になれるのか?

どうせ美人なんだろ。

世の中そんなものさ。

ずっと鳴いてないユーノもその内人間になるさ。

 

「細かいことは気にせず、フェイトンの何を手伝えと?」

「あぁ!そうですそうです!フェイトの母親、プレシア・テスタロッサにあって欲しいんです」

「いきなりご両親にご挨拶なんて過程をすっ飛ばし過ぎじゃないか?もっと順序をだね」

「次ふざけたらブッ飛ばしますよ♪」

「あ、明日から頑張る」

「チェコ!あしたって今さッ!」

 

脳を揺らす鋭い右フックが俺を襲う!

てか、そのセリフはふざけてるうちに入らないのですか?

う、意識が……

 

「アルフ、今のうちに運びましょう。できればユーノ君も手伝ってください」

「あたしは別に良いけど、チェコ大丈夫かね?」

「完全に敵対するよりは協力した方がジュエルシードもすぐ集められそうだし……うん、協力するよ」

「じゃあ、転移するね。バルディッシュ」

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「……知らない天井だ」

 

目が覚めたら、そこは見知らぬ部屋だった。

とりあえず起きて部屋を見渡してみると、フェイトンにクリソツな少女が浮かんでいた。

うん、幽霊ですねわかります。

弱震脚で周辺一帯をサーチ。

フェイトン達以外に一人いるのがわかった。

全員同じ部屋にいるようなので、俺も向かう。

なんとなく幽霊少女を手招きして一緒に行くことに。

 

「よろしゅうたむわ」

〈よろしくね~♪〉

 

そしてやって来ました皆のいる部屋!

さっきまでいた部屋の隣だがな!

三分ぐらい歩いたわ……誰だこんな無駄な設計にしたの!

 

「〈たのもー!〉」

 

幽霊少女と仲良く部屋に入ったら?フェイトンの母親っぽいのがフェイトン達を魔法っぽいので拘束して鞭持ってる。

アブノーマルな香りがします。

 

「お邪魔しました~」

〈止めないの!?〉

「ほら、あれが家族の愛の形かもしれないだろ?他人が入るなんて無粋じゃん?」

〈どこからどう見てもDV だよ!〉

 

幽霊少女を説得して出ていこうと試みるも、幽霊少女はフェイトン達をDV から助けて欲しいと言う。

人様のご家庭に物申せるほど立派な人間じゃないです。

あ、ユーノも拘束されてんじゃん……アイツはM、そういうことにしておこう。

 

「チェコ……さっきから誰と話しているんですか?」

「あ、そう言えば名前聞いてない。俺の名はチェコ・イーグレット、チェコって呼んでくれよな」

〈そう言えば名乗ってない!私はアリシア・テスタロッサ!アリーって呼んでね!〉

「あだ名は俺が決める!アリシアだから、アリアリと呼ぶぜ!」

〈ぶーアリーの方が可愛いのに~〉

 

幽霊少女改めてアリアリの膨れっ面をにこやかに受け流していたら、フェイトン達が口を開けて驚いていた。

何?ゴリラがジャンプでも読んでたのか?

それとも鏡の中にスタンドでも映ってたか?

 

「ア、アリシア?」

「……リニス、あの子にアリシアのことは?」

「……言ってません」

「坊や……本当に、そこにアリシアがいるの?」

「え!?もしかして魔法使いって幽霊とか見えない系!?」

 

そんなんじゃスタンド使いに勝てないぞ!!

 

〈ねーねーチェコ、お母さん達とお話ししたいんだけど、なんとかならない?〉

「幽霊が喋りたいって?しょうがないなぁアリ太君。たたたたったたーおーふーだー」

 

どこからともなく一枚のお札を取り出し、アリアリに差し出す。

 

「このお札をつければあら不思議!幽霊が成仏します」

〈おのれチェコーはかったなー〉

 

やだ、凄い棒読み。

まあ、俺が冗談を言ってるんだとわかってるからだろうけど。

そして俺のことを知らず、冗談とわからない人が一人。

 

「アリシアに何をする気!?」

「へ?あばばばば!?」

 

凄まじい電撃が俺を襲う。

レッチリに捕まった兄のようにバリバリ光る俺がいた。

 

「……ハッ!?プレシアストップです!今のはチェコ悪ふざけです!」

「え?」

 

パッと電撃が消え、白くなった俺と俺に視線を合わせないプレシア?さんが残った。

 

「ぁ……ぃ……」

「……えっと」

〈もしかして幽霊になっちゃう?〉

 

部屋に漂う気まずい雰囲気を一切気にせず嬉しげに俺の周囲を飛ぶアリアリ。

とりあえず、回復するまで暫しお待ちを。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「気を取り直して、さぁアリアリよ!このお札に触れるのだ!」

 

細かい説明をして幽霊を実体化なんてしてられるか!

勢いでやれば行けるさ!

まあ、お札でアリアリの霊力を可視化しつつ周囲の魔力素を集めて幽体を維持、俺が波紋を部屋一帯に透して声を聞こえるようにする。

簡単に説明するならそれだけ。

そしてアリアリが俺の差し出したお札に触れる。

 

〈これで、見えるようになったの?〉

「ア、リシア……」

〈ふぇ?ホントに見えてるの?嘘じゃなかったんだ~〉

「おいコラお前失礼だぞ」

「はいはい、今は黙ってましょうね~」

「うわ!?なにをす―――」

 

リニスが俺の口の中にレモンを押し込んで黙らせる。

両手両足をバインド?で拘束されてるので取り出せない。

吐き出そうにも口を押えられていて吐き出せない。

無理に喋るとレモンが潰れて口の中が大変なことに。

おのれリニス!

 

「アリシア、やっと、また話せるのね……」

〈ママ!!〉

「え!?」

 

アリアリは私怒ってますと言いたげな顔でプレシアさんを指さす。

 

〈私はママに言いたいことがあります!〉

「な、なにかしら?」

〈フェイトに酷いことし過ぎだよ!〉

「え?で、でも、フェイトはアリシアのクローンで……」

〈そんなの関係ないよ!フェイトは立派な私の妹だもん!〉

 

プンプンしてるアリシアを呆然と眺めるプレシアさんとフェイトン。

多分クローンの自分がオリジナルのアリアリに受け入れられたことが信じられないのだろう。

てか、フェイトンクローンだったんだ……アリシアの太ももに小さいホクロがあったんだけど、フェイトンにもついてますか?お尻とは言えないギリパンツの外にあるホクロ。

そんなことを考えてたらアルわんが俺の足に噛みつき、リニスがレモンをもう一個詰め込んできた。

無理に詰め込むからレモンが潰れ、ほぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

 

〈それに、ママが人に暴力振るうところは、もう見たくないよ……〉

「ぁ……わ、たし……ご、ごめんなさい、アリシア……ごめんなさい、フェイト」

「かあ、さん……」

 

俺の味覚が大ダメージをおっている間に、テスタロッサ家がみんなで抱き合いながら泣いてた。

俺の苦悶の声をBGMにこんな感動のシーンを流すなんて……アニメだったら最低のギャグアニメだな!!

とりあえずもう喋ってもいいと判断されたのかリニスが俺を開放する。

すぐさま口のレモンを吐き出し近くの水差しから水を飲んでスッキリ。

 

「ふぅ……さて、これからどうしようか」

「……坊や、アリシアのこの状態はずっと維持できるのかしら?」

「無理」

「……そう、なのね」

「そんな……」

〈しょうがないよ。だってもう死んでるんだもん〉

「てか体と魂あるんだから生き返らせればいいじゃん」

『……ん?』

 

え?俺変なこと言った?

完璧に意識を保った霊体の魂と近くに損傷の無い本来の肉体があるんだから、あとは魂を肉体に入れるだけじゃん。

まあ、霊体で漂っていたからか生前より魂の格が上がってるのを肉体に反映させるために大量の魔力は必要だけど。

魔力さえ用意できれば後は陰陽術と降霊術の合わせ技でどうとでもなるし。

む?電波が……死者を生き返らせていいのかって?霊体が消滅せずに何年も完璧な状態で維持されてるのを考えると、霊視さえできる人間がいれば蘇生自体は難しく無さげ。

肉体の方も損傷皆無の完全保存状態だから、うん、見えさえすれば全然復活出来るっぽいよ。

 

「……生き、返らせれるの?」

「必要なのは魔力かな?アリアリの今の魂の状態からすると……かなり大量に必要そうだな」

「ジュエルシードの魔力は?」

 

今まで空気を読んで黙ってたユーノがボソッと呟く。

その場の全員が何個必要なのかと目で訴えてる。

……ジュエルシードってなんだっけ?

まて、すぐ思い出す……………あぁ、あの石か。

魔力?あったか?いや、あったな。

 

「ん~10個で足りるかな?まあ、足りなきゃ龍脈なりなんなりに震脚で穴開けて無理矢理持ってこれば……失敗すると地球が天変地異だけど。まあ、15個あれば余裕があるかな?」

「ユーノ、申し訳ないけど……」

「……この状態で拒否はできなかったってことにしてもらえる?」

「はい!プレシア、とりあえず10個です」

「後5個ね……フェイト、お願いできるかしら?」

「うん!母さんと、なによりも姉さんの為なら!」

 

ん~なんだろう?盛大に何かをぶっ壊した気がする。

……今更か!

 

「折角だし、なのは嬢にも協力してもらうか」

 

さらに何かが壊れた気がするけど、気のせい気のせい。

よし、とりあえずアリアリ蘇生の準備をしますかね。

 

「そう言えば、なんで坊やはアリシアを助けてくれるのかしら?」

「いや、特に理由は、ハッ!?……深い理由なんかねえよ。“なにも死ぬこたあねー”さっきはそー思っただけだよ」

「?」

「あ、気にしなくていいですよ。持病みたいなものですから」

「そ、そうなの?」

 

突っ切るしかねえッ!真の『覚悟』はここからだッ!

 

「リニス!2+2は5だッ!3×3は8だッ!サメは植物だ!富士山は世界一高い山だ!」

「私とアルフで先にジュエルシードを探しておくのでフェイトとユーノはなのはちゃんに協力要請を」

「任せときな!」

「うん!」

「わかった!」

「プレシアはアリシアの身体に問題が無いか一応確認を」

「えぇ」

「チェコは適当になんかしててください」

「そうだな……わたしは「結果」だけを求めてはいない。「結果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ……近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしてもいつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな……違うかい?」

「それでは行動開始です!」

 

……(´・ω・`)




主「好きなスタンドはホルス神!」
ピ「空きなスタンドはスティッキィ・フィンガーズ」
幽「一番は猫草!」
主「てか管理局VS主人公組の予感!」
ピ「まさかの天界だね!」
幽「私の為に争わないで!」
主「しかしやめられない止まらない」
ピ「まあガンバってね~」
幽「次回!最恐!トラウ魔砲!消えるのは、ただ一人……」
主「次回予告が完全にホラー」
ピ「木尾着けてね」
主「……え!?もしかして俺!?」
幽「次回も見てね♪まったね~」
ピ「バイバ~イ♪」
主「お、落ちつくんだ……『素数』を数えて落ちつくんだ……『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……わたしに勇気を与えてくれる。2…3…5…7…11…13…17…19」
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