変な転生者と魔法少女   作:ディアズ・R

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完成した!
何故こうなった!?



第十話・最恐!トラウ魔砲!消えるのは、ただ一人……だと良いね

「かくかくしかじか、と言うわけなんだ」

「まるまるうまうま、てわけやな」

『どんな会話?』

 

アリアリ復活祭のために皆に宿へ集合してもらっての説明。

はやちーだけがわかった俺の説明を無かったかのように説明をするリニスとフェイトン。

アレほど詳細に説明したと言うのに……やれやれだぜ。

 

「───と言うわけなんです」

『なるほど』

「もちろんフェイトちゃんを手伝うよ!」

「なのはとフェイト以外だと、そのジュエルシードをどうにかできないみたいだから私達は情報収集ね」

 

こやつらの団結力ヤバイ。

死者蘇生をする俺が言うのはアレだけど、受け入れちゃうんだ。

 

「たぶんチェコのせいですね」

『うん』

 

あれぇ?

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

温泉旅行から一週間後。

その間に大した出来事はなかった。

しいていうなら、昨日ちょっとね。

あ、なのは嬢と相棒の魔法の杖(デバイス)レイジングハート(レイハさん)が、なにやら新魔法を開発したらしい。

たとえジュエルシード15個以上が暴走しても沈められる自信があるとか。

……そのジュエルシードに一番近いところで作業する俺の安全は保証されてますよね(;゜∀゜)

 

「シローさん」

「なにかなチェコ君」

「なぜ俺はキッチンで料理を作ってるのか」

「ソレは人手が足りないからだよ」

「年齢的に小学生を働かせるなんて、労働基準法違反だ」

「住民票が三歳まで無かった上に義務教育の小学校に通っていない君が言うのかい?」

「黙って働きます」

 

いくらピエロでも、存在していなかった期間はどうしようもない。

三歳で自然発生した俺が悪いんや。

マッポに連絡だけはマジ勘弁。

 

「そういえば、ジュエルシード21個のうち14個まで集まったんだって?」

「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」

「また除け者にされてるんだね」

「ち、違うし!別行動してるだけだし!」

 

10個は俺の手柄やぞ!?

 

「さて、そろそろあがっていいよ。今日もご苦労様」

「自分の運命に満足しておる……すべて受け入れておるよ……」

「あぁ、客席でなのはが呼んでたよ」

 

ふむ……昨日、願いが叶う宝石と知ってから一度やってみたかった【ギャルのアレ】を要求したことに対するクレームだろうか?

やりたくなっても仕方がないじゃない、だって男だもの。

まあ、ピカピカ光ったと思ったら勝手に封印状態になりやがったけど。

 

「やれやれだぜ」

「……一応言っておくなら、なのは以外にもいるよ」

「……………や、やれやれだぜ」

 

服の中にジャンプしこんどこ。

ゴソゴソやった後、コキコキと骨を鳴らす音が聞こえる客席に冷や汗を流しながら近づく。

 

「質問だよ♪……右のコブシで殴るか、左のコブシで殴るか、当ててみて♪」

 

なのは嬢がめっちゃにこやかに告げてくる!?

 

「ひ、ひと思いに右で……やってくれ」

 

フェイトンがにこやかに首を振る。

 

「ひ、左?」

 

リニスが笑顔で指の骨を鳴らす。

 

「り、りょうほーですかあああ~!?」

 

アルわんが犬歯を見せながら笑う。

 

「もしかしなくてもオラオラですかーッ!?」

「覚悟はいい?」

「「「「私達はできてる」」」」

「た、助け―――」

 

 

~3分後~

 

 

「ああいうお願いは二度としないでね♪」

「……」

 

喋れないので頷く。

最近ホント暴力を振るうのに躊躇いが無いよ。

誰だこんな暴力的な女子にしたの!?

 

「ん?」

「……」

 

全力で首を振る。

違うんです!けなそうとかそういうんじゃないんです!

 

「チェコはもうどうでもいいとして、なのはちゃん、フェイト、あと少しだけどここからは慎重にね?」

「何でですかリニスさん?」

「管理局が来たみたいなの」

「管理局?」

 

管理局と聞いてなんか難しい話が始まりそうだったので聞き流す。

どうせ裏世界の秘密結社とかそんなんだろ?

大丈夫大丈夫!なのは嬢も聞き返しはしたけど、あの顔は聞き流してるから。

 

「ちなみに裏世界の秘密結社とかではなく別惑星の住人とでも言うべき者ですね。私やフェイト達もこれに含まれます」

「「つまり宇宙人!」」

「……まあ、そんな感じです」

 

なのは嬢と同じ結論に至ったんだけど、リニスが諦め顔をしているのは何故だろう?

そんな感じで駄弁っていると、アリッサとすずかたそがやってきた。

その手にはなみにゃん特性の封印のお札に包まれたジュエルシード4個があった。

 

「見つけたわよ」

「見つけちゃいました」

「……あ~これで18個ですね。目的は達成しましたし、残り3個どうします?管理局にでも任せます?」

「一応危ないものだし、回収しておいた方がいいかもなの」

「そうだね。それに多ければ多い方が母さんも安心できるだろうし」

 

そういうことらしい。

ユーノ、アルわんとジェンガで遊んでたら今後の方針が決まった。

俺は俺のやりたいようにやるよ!じゃないとまたハブられる気がするんだ。

そう言えば、ずっと黙ってたけどプレシアさんの病気どうすんだろ?

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

子猫がジュエルシードを発動して巨大化したので、なのは嬢とフェイトンがフルボッコにして回収。

そこに現れた黒い少年!

なのは嬢とフェイトンが反射的に砲撃!

何か言っている途中でディバインバスターとサンダーレイジにのまれる黒い少年!

倒れ伏す被害者を見て気まずそうに視線を逸らす二人の加害者。

俺はそんな黒い少年の服を剥ぎ取りパンイチにする。

 

「「ちょ!?」」

 

写メ撮ってと……全裸も撮っとくか?

でも男の全裸とか。

ふむ……ちょっと追加しとくか。

パンイチ少年の手にソッとアリアリ用に買っておいたパンツを握らせてもう一枚パシャッと。

ふむふむ……なのは嬢達も足元だけ映ってるから、これなら変態が返り討ちにあったように見えるな。

後はこれで脅迫すればオッケ。

 

「なのは嬢、フェイトン……この男は変質者だ。君らは襲われて返り討ちにした。いいね?」

「それはちょっと……」

「……私達はか弱い少女なの」

「なのは!?」

 

それでいいなのは嬢。

こちらには証拠があり、向こうにはそれが無い。

知らぬ存ぜぬ向こうが悪い、これ一択。

先に襲い掛かったなんて事実は存在しません。

 

「よし、帰るか」

「は~い」

「ぇ……う、うん」

【ちょっと待ってもらえるかしら?】

「でも断る!!」

【あ!?ちょ!?】

 

三人で空中に現れたディスプレイから逃げるように走り去る。

あーあーきこえなーい。

そして次の日。

またまた暴走してるジュエルシードを封印して残すところ最後の一個となった。

その一個もちょうど近くで発動したので俺、なのは嬢、フェイトン、アルわん、ユーノのメンバーで回収に向かっている。

デカい木が根を動かして町を破壊していた。

 

「ヤツらを探し出すために『根掘り葉掘り聞き回る』の『根掘り葉掘り』ってよォ~『根を掘る』ってのはわかる、スゲーよくわかる。根っこは土の中に埋っとるからな……だが「葉掘り」って部分はどういう事だああ~っ!?葉っぱが掘れるかっつーのよーッ!ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ~ッ!!」

「何言ってるのチェコ君?」

「いつもの発作?大丈夫?頭、殴る?」

「チェコは無視してさっさとジュエルシード手に入れちゃおうよ」

どこへ行かれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス)

「ユーノ君!?」

 

ユーノと視線を合わせお互いにニヒルに笑う。

ユーノを肩に乗せ、バァァァーン!!と効果音が鳴りそうなポーズで巨木の前に立つ。

 

「『ブッ殺す』……そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜならオレやオレたちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に相手を殺っちまってもうすでに終わってるからだ!だから使った事がねェーッ 『ブッ殺した』なら使ってもいいッ!」

「今から攻撃すると思ったかい?残念、もう攻撃し終わってるよ」

 

そのユーノの言葉と同時にドン!!と巨木が地面ごと浮かび上がる。

上空に設置されていたバインドが巨木を縛り上げ地面に戻れなくする。

根っこがウネウネと蠢いているが、こちらまでその根っこが届くことはない。

やったことはいたってシンプル。

震脚に波紋【緋色の波紋疾走(スカーレット・オーバードライブ)】を合わせて地面の根っこを燃やして上空へ吹き飛ばしユーノが設置型のバインドを真上に設置していた、それだけだ。

 

「フッ……最後だ、ユーノ何か言ってやれ」

「勝ったッ!第3部完!」

「バッカお前それ負けフラグ!?」

「あ!?つい勢いで!?」

 

フラグが成立したとでもいうかのように巨木が輝き、その形を変えていく。

その姿はまさしくどこぞの魔法先生にでてくる古龍龍樹。

この世界にもあるマンガだけども!?

 

「おま、どうすんだよ!?」

「僕のせいにしないでよ!?」

「バカなやり取りしてないで早く倒すの。レイジングハート」

「Yes master」

「バルディッシュ」

「Yes sir」

「さっさとやるよ」

 

やだ、超クール。

それに比べて俺達男は……とりま応援しよう。

 

「なのは嬢サイコー!フェイトンクール!!」

「なのは!フェイト!なのは!フェイト!」

「「ふぉーーー!!」」

「「ちょっと黙ってて」」

「「……はい」」

「バカだねー」

 

それから三分後、無事封印し終わった。

戦闘シーン?震脚が出ないからカットです。

無事最後のジュエルシードを手に入れた俺達。

いざアリアリ復活をしようと転移の準備をしていると黒いアンちゃんが現れた。

 

「ストップだ!私は時空管理局執政官クロノ・ハラオウン!君達の持っているロストロギアを今すぐ渡すんだ!」

「黙れ小僧!!お前にサ○が、じゃない、アリシアが救えるか!!」

「は?」

 

いきなり出てきたから言うべきセリフの作品を間違えてしまった。

出てくるなら出てくるって言ってくれないと~

 

「兄ちゃん、一つ聞いてもいいかい?」

「……なんだ?」

「ロストロギアってなんぞ?」

 

そんな単語一回も聞いたことないんだけど。

なのは嬢達を見てみる。

なのは嬢は確かにって感じで俺と同じ。

それ以外はそう言えばって感じで気まずげに視線を逸らす。

 

「……君達が持っている石、ジュエルシードの様なモノを総称してロストロギアと言うんだ」

「へーじゃあそのロストロギアを回収するのが時空管理局の仕事なんだ」

「いや、時空管理局の任務の一つがロストロギアの確保と管理であるんだ」

「なるへそ!でもそれだと任務が多過ぎるんじゃないの?人員足りてる?」

「正直人手不足だなってなんで君にそんなことを説明しなければいけないんだ!!」

「怒るなよ~社会的にコロコロしちゃうよ?」

 

懐から取り出すはいつぞやの全裸写真。

 

「んなっ!?」

「選びたまえ……自らの職務を全うし社会的にシぬか、職務を放棄し見逃すか」

「クッ!卑劣な……」

「完全に悪役だね」

 

ユーノを肩に乗せながらクロ丸とそんなやり取りをしていたんだが……なんかギュンギュン聞こえる。

こう、なんていうか、溜めてるというか、チャージ中的なBGMだ。

クロ丸の視線が俺の後ろに向いており、顔を真っ青にしながら汗を流してる。

そんなクロ丸を見て、俺とユーノはギギギと後ろを振り向く。

 

「私とフェイトちゃんはか弱い女の子だから、何かされる前に倒すの」

「……ごめんなさい」

「私とフェイトにゃ止められんさね」

「スターライト―――」

 

俺の後ろでは、なのは嬢がいつものディバインバスター以上にヤバそうなのを放つ一歩手前だった。

何がヤバそうって?先ほどまでの戦闘で散った空気中にある魔力を集めているところだ。

視線をクロ丸に戻し、やられる前に言い放つ。

 

「一緒に散ってくれ!クロノ!」

「諦めなよ……もう手遅れだし」

「君達は仲間じゃないのか!?」

「―――ブレイカァーーーーー!!!」

 

そして男三人は光の中に消えたのだった。




主「……」返事が無い、ただの屍のようだ。
ピ「おお、しんでしまうとはなさけない」
魔「ワザと巻き込みました……テヘペロ♪」
主「ハッ!?俺は……光に……」
魔「も~そんなんじゃ()耐えられないよ?」
主「……幻聴かな?次って言ったかい?」
ピ「逝ったね~」
主「つ、つまり……噂のトラウ魔砲スターライトブレイカーより……」
魔「上があるの(笑)」
ピ「言ったね~」
主「……な、何だってェェェ~!なああああんだってエエエエエエエエえええええええええ!」
魔「次回!白ノ魔王……誰のことかな?かな?」
主「そう聞くってことは自覚があ―――」
ピ「……また自戒で~」
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