変な転生者と魔法少女   作:ディアズ・R

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先に言っておきます。
感想の催促ではありません。
では本編どぞーヽ(^0^)ノ


第三話・幼女が可愛いと自分もカワイイ(混乱中)

俺だ!誰だ?って聞きたそうな雰囲気してんで自己紹介させてもらうぜ!俺の名前はおせっかい焼きのチェコ・イーグレット!親友のピエロとまた遊ぶために魂が安定するまで生き返ったんだぜ!

そんな俺が今直面している事態、それは!

 

「交通事故で死にかけの家族が目の前に!」

 

さぁ!どうしよう!ん?ピエロからの通信だ。

助けないのかって?

いやいや、俺が関わる前にこうなってるってことは、こうなる運命ってことだよ?

地獄帰りの俺が、そんな命の寿命に介入するとでも?

ちなみに、家族の乗っていた車とぶつかった車はすでに逃走していなかった。

実に酷い奴だ。

 

「……ぅ」

「む?」

 

まだ生きてたのか。

でも死ぬのも時間の問題だな。

いや……両親の方は無理だが、子供の方は大丈夫そうだな。

まあ、車から出られればの話だが。

ちなみに俺なら全員助けられるんだけど……

父親が俺に気が付いたのか、必死になって言ってくる。

 

「お、お願い、します……どうか、娘を……」

 

自分より家族か……だから魂が綺麗なわけだ。

真っ直ぐ生きて来たんだろうな。

さてさて、マジでどうしようか?

早く助けないと車のガソリンに火がついて爆発だぜ。

ちなみに、車が崖から落ちて上下逆さまになっている。

だから、自力で出ることはできないようだ。

 

「どうか……娘、だけでも……」

 

……………定められた運命への干渉っていうのは、滅茶苦茶ヤバいことなんだよ。

地獄でしっかり学んださ。

最近の転生者どもは簡単に運命に干渉するけど、冗談抜きでヤバいことなんだよ。

具体的に言うと、足の小指をサッカーボールを蹴る勢いで壁の角にぶつけるぐらいヤバい。

原作という未来を知っているからこそ、たった一度の干渉で全てが変わることだってある。

だからこと運命への干渉は避けるべきなのである。

 

「でも俺は御節介焼きだからな!目の前で助けを求められたなら助けちゃうんだぜ!!」

 

というわけで俺得震脚の出番!

今回は空気に干渉するんだぜ!するとどうでしょう!周囲にあるすべての動くモノの動きが止まったではありませんか!

まあ、止めるには止めている間ずっと震脚し続けないといけないから、意外と辛いっす。

ちなみに、この技は空気の歯車な世界で石の王を名乗っていたらしい人から教わった。

本人はタイヤのついた靴がないと使えないとか言ってたけど、俺は普通に使える。

ただ、これだけだと現状維持しかできない。

なので、追加で火に干渉。

燃えている部分から酸素のみを振動で弾く。

そして空気への干渉をやめると、次の瞬間燃えていた火がフッと消えた。

どうやってるのかって?修行の成果だ!1000年続ければ意外とできるもんだぜ!君も一緒に地獄の底で修行ライフ!

だがしかし、フフ、やはり震脚はすばらすぃ!

震脚こそが至高!最高!絶好調!!

 

「フフフ、フハハハハハ!!」

「……」

 

ん?あぁ、父親は気を失ってしまったようだ。

さて、折角助けたのに死んでしまったら元も子もない。

とりあえず、家族三人を引っ張り出して並べる。

娘が真ん中の川の字に。

このまま死んでも三途の川へというわけではない。

というか、三途の川を船で渡ってると河童が川に引き摺り込もうとしてくるんだぜ?

後ろの穴から魂引っこ抜いて身体は船に戻すんだ。

で、その魂が河童になって次の得物を引き摺り込む。

三途の川の下には、大量の河童が得物を待っているんだ。

ちなみに、河童が狙うのは男だけだ。

女はスル―してたな。

川の向こうに渡れる男は、河童の皿を割れる実力があるか、もしくは女のように可愛い男の娘ぐらいである。

まあ、三途の川の話は置いといて、この家族をどうしようか。

 

「む!?殺気!!」

 

幼女の真上から強大な負の気配を感じてバックステップ。

黒い光が辺りを照らす。

光が治まって幼女を見て見ると、身体の上に一冊の本が置かれていた。

ただ、その本からには尋常じゃない負の気配が押し込められ、その負の気配が幼女の足元と心臓に絡みついていた。

心臓の方は特に問題無いようだが、足元の方は徐々に全身へと浸食するタイプのようだ。

あれだ、妖刀みたいな感じ。

これどうするべ?

 

「ふむふむ……俺は何も見なかった……よし!ここはアレだ!逃げるんだよォォォーッ!!」

 

 

◇◇◇

 

 

 

ご家族を助けてから三日後。

今日は翠屋に来ている。

入り口付近に邪魔にならないよう立っている幼女の頭の上にみかんを置く。

特に意味はない。

 

「お子様一名ご来店です」

「あら?フフ、いらっしゃいませ♪空いてるお席にどうぞ♪」

 

やっぱり子供一人で来てるのにこの対応、間違ってると思います!

まあ、自然発生した俺にはありがたいんだけどね。

窓際の席に座ってメニューを開く。

 

「今日は何を食べようかにゃ~♪」

 

デザート一覧を見ていると、向かい側の席に幼女が座る。

机からヒョコッと顔を出しながら、みかんを頬が膨らむぐらい口に詰め込んでいる。

二度ネタはやるが、三には呪われているからな……あのネタはやらないぜ?

カッと目を見開いて幼女に指を突きつける。

 

「きさま!見ているなッ!!」

「!?」

 

テケテケとカウンターの奥に逃げる幼女。

このネタはやらないといったな、あれは嘘だ。

 

「注文お願いしま~す」

「は~い。ご注文をお伺いします」

「ルーローキャフェとホットミルクを店内で、持ち帰り用にレアチーズケーキとガトーショコラをお願いします」

「かしこまりました。ご用意いたしますので少々お待ちください」

 

この店、結構マニアックなのあるよね。

説明しよう!ルーローキャフェは砂糖で甘くしたクリームチーズをほんのり香るコーヒー風味のロール生地で巻いてクルミを砂糖で焼き固めた飾りを生クリームと一緒に乗せて苦めのコーヒーソースを波線のようにかけたケーキだ。

ぶっちゃけ子供に人気はないと思う。

ちなみに、なんでケーキについてこれほど詳しいのか、それはグルメ家を名乗る武闘派集団が作っては食わせて説明して、作っては食わせて説明して、を100年ぐらい続けやがったからだ。

説明の後は、俺の修行の邪魔をした罰に身体に震脚を使って爆散させてやったけど。

意外とシブトいから、腕がもげようが足が千切れようが料理料理だったな。

てか、簡単なのなら俺でも作れるようになったぐらいだ。

捕獲レベルとかは正直よくわからんかったけど。

 

「お待たせしました」

「早!?」

 

まだ1分経ってないぜ!

時間確認中……………33秒、だと!?

おのれぇ!まだ付きまとうか!

 

「お持ち帰りのケーキはお会計の際にお渡ししますね」

「あ、はい」

「それでは失礼します。それと、みかんありがとうね♪」

 

ナイススマイル。

照れる……(〃▽〃)ポッ

とりあえずケーキを食べよう。

一口。

 

「なんだこれッ!?ンマイなぁぁあぁぁーッ!」

 

食べ方がワザと臭い?

演技がデフォルトですが、なにか?

素なんてそう簡単に見せられるわけないじゃないっすか~

 

「……」

「ハッ!?」

 

いつの間にか幼女が俺の足下にきていた。

暗がりから覗いてくる邪気の無い二つの瞳が俺を見る。

や、やめろ……そんな綺麗な目で俺を見るなぁぁぁぁぁ!!!

 

「みかん味の飴をやろう」

 

飴を渡してやると、パァァァァァと効果音がつきそうな笑顔で飴を舐め始める幼女。

何故かイソイソと俺の膝の上に座る幼女。

幼女はカワイイ、俺もカワイイ、ミンナカワイイ……アバババババ(錯乱中)

 

「あら?ふふ、ごめんなさいね♪良かったらもう少し一緒にいてあげてくれるかしら♪」

 

全然申し訳なさそうじゃないじゃないっすかヤダー。

しかし美人なので許す!

ケーキをパクついてると、三人家族が店に入ってきた。

というか、どこかで見たことある三人だ。

てか、三日前に助けた家族だ。

幼女は車椅子である。

初見の時より浸食が悪化している気がするが、俺には関係ない!

 

「ッ!?君は!」

 

父親の方が俺の顔を見て実に驚愕している。

唯一俺の顔を見ているからな……

なんか面倒そうなので、適当に誤魔化そう。

 

「what?」

「え?」

「アナタ?」

「お父さん?どうしたんや?」

 

ここで俺の見た目を言っておくと、短髪白髪、赤黒い瞳、わずかに焼けた肌(文字通り)、右目の下に小さな星マークのある表情豊かな少年である。

ぱっと見外人なので、英語で会話すれば日本人なら逃げること間違いなし!

俺なら逃げる!!

 

「あ、いや……人違い、なのかな?えっと、いきなりごめんね?」

「oh……」

 

誤魔化せたぜ!

てかあの車椅子幼女、幼女らしくないんだが……可愛いからいっか!

膝上の幼女は車椅子幼女が気になるようなので、ちょっとばかりお節介を……

リンゴ味の飴を幼女に渡す。

幼女が見上げてくるのでニッコリ笑って頷くと、精一杯真剣な表情で幼女が車椅子幼女の所へいく。

幼女が飴を渡して、俺の膝まで逃げてきた。

スゴク、カワユイ。

てか、もうケーキ食べちゃったし……帰ろっかな。

幼女の頭を撫で、車椅子幼女に手を振って、会計。

 

「ありがとうございました♪またのお越しをお待ちしております♪」

「……ばいばい」

「フッ……チェコ・イーグレットはクールに去るぜ」

 

店を出て自宅へ。

たどり着く途中で瀕死の猫を拾った。

魂が消えかけているので、パパウパウパウして蘇生。

魔力?で生きているようだったので、空気中から魔力を吸収できるようにお札を取り込ませる。

戦闘できるだけの魔力は貯まらないけど、生きてく分には問題ないはずである。

途中のペットショップで猫用のカゴなどを買って帰宅。

寿命まで平和に生きたいもんだ。

 

「次にお前は、「それは無理」と言う!」

 

……………ツッコミ役が欲しいな。




ピ「卿が兵輪に繰らせることはないかな~」
主「マズィで!?」
ピ「ガンバレ」(o゚▽゚)o
主「応援の仕方が緩いぜ!」
車「私はこれからどうなるんや?両親生きとるし。てか、車て……」
主「原作崩壊の際一番簡単にできそうな車椅子幼女さんが登場しました~」
車「車椅子幼女って……私にはちゃんと名前が───」
ピ「会ってもまだ要っちゃダメ~」
車「なんてこったい!」
主「原作崩壊させるなら話し方も変えてやろうかな……幼女はなのなの言うようにして、車椅子幼女は一人称をウチにしてツッコミキャラに、まだ出てない露出幼女はドS仕様に……完璧ジャマイカ」
車「あかん、こいつ早く何とかしないと……」
ピ「だが底がいい」
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