異世界の鶴翼   作:アイレス

12 / 16
一般入試が不合格でした・・・。
またしばらく投稿できません・・・・・。


第12話

雲鶴という正規空母が着任して1か月が過ぎた。

いまだに、不敗を誇り、空母艦娘の目標であり、その他艦娘の憧れになっていた。

燃料を補給しなくてもよいため重宝される、ということもあるのだが。

 

今日は、鎮守府の空気が落ち着かなかった。

なんと、もう一つ、というより彼らの鶴翼がやってくるということだ。

仲間が増えることはうれしいことである。

 

「加賀よ、翔鶴、瑞鶴という空母が来るらしいがどんな艦なのだ?」

 

「翔鶴、瑞鶴・・・ああ、五航戦のことね。とるに足らないわ。」

 

「おいおい、厳しいな。」

 

「事実でしかないわ、実力がないから五航戦なのだし。」

 

「では、来たらしっかり訓練しないとな。」

 

「ええ」

 

最初の確執なぞどこへ行ってしまったのか。

普通に会話している。

 

まあ、雲鶴自身誰とでも話せるという特技のおかげでもあるか。

 

 

 

翔鶴、瑞鶴のお披露目は雲鶴と同じく大広間だった。

しかしそこに雲鶴の姿はない。

深海棲艦が現れたため出撃したためだ。

本人もま仕方ないという風に出て行ったが、護衛の艦娘は不満たらたらだったが。

 

ま、特に問題なく歓迎会は進む。

前(雲鶴の時)はむちゃくちゃだったのでかなり違和感がある。

 

まあ、那珂が瑞鶴に無茶ぶりで何かを言わせるまでは。

 

「瑞鶴ちゃん!何か一言!お願いしっまーす!」

 

「えぇ・・・えっと、・・・すぐにこの鎮守府で一番強くなって活躍します!」

 

「「「・・・・・」」」

 

一瞬で場が静かになった。

当然だ、ここには一航戦を超える艦娘がいるのだ、この場にいないだけで。

 

「「「・・・っっ・・はっ!・・・」」」

 

「「「ぶあっはははははははははははははは!!!」」」

 

大爆笑となった。

加賀さんも畳の上に転がってのたうち回っている。

なんと想像しがたい姿だ。

 

「なっ!なあんで笑うんですか!」

 

顔を真っ赤にして瑞鶴が叫ぶ。

まあ怒らない方がおかしい。

だが、その質問に答える者はいない。

皆(翔鶴を除く)は、笑いこけたままだからだ。

笑いが収まったのは5分以上が過ぎた後だった。

 

「で、説明してくれるんですよね・・・?」

 

瑞鶴が黒いオーラを出しながら質問する。

答えるのは加賀さんだ。

まだ若干笑ってるが。

 

「絶対に無理なことだからよ・・ぷふ・・・私にさえ及ばないのに最強空母に勝とうなんて。」

 

「はぁ?あなたが最強じゃないんですか?一航戦?」

 

「あなたがそう思ってくれていることは素直にうれしいわ。でもね上には上がいるのよ。」

 

「訳が分からないんですけど・・・」

 

「そのうち分かるわ、あなたの言ったことの無謀さが。」

 

若干笑いを残しながら加賀が出ていく。

と思ったらまた、戻ってきた。

 

「明日の午後訓練場に来なさい、その訳が分かるわ。」

 

それだけ言うと戻っていく。

 

「なんなのよ!ほんとに!」

 

瑞鶴は、かなりいらいらしながら加賀を見送る。

 

「ま、ま落ち着いて瑞鶴。」

 

「翔鶴姉ぇは悔しくないの!?あんなに言われて!」

 

「くっ、悔しいけれど・・・」

 

翔鶴は加賀の瞳に何か・・・あきらめのような感情を察していた。

 

「明日見に行きましょう。加賀先輩がそうおっしゃっていたのだから。」

 

その日は、そうして歓迎会は終わった。

数人ほど二人に憐みの目を向けていたがき気づいていなっかった。

 

 

そのころ執務室では

 

「おい・・・雲鶴・・・・それ本当か・・・?」

 

「はい!本当です!妹を見つけました!」

 

「・・・・・・分かった、連れてきなさい、皆へは明日の朝礼時に知らせる。」

 

「了解です!これより帰投します!真鶴!帰るよ!」

 

通信はそこで切れた。

 

「・・・・これはまた荒れるかなぁ・・・・・」

 

「十中八九荒れると思いますよ、雲鶴さんの妹なんて。」

 

鳳翔がそう答える。

 

「ああ胃が痛い。」

 

鎮守府の夜は更けていく。




受験頑張んないとなぁ・・・。

はぁ・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。