前回(7月17日)から約4ヶ月もあいてしまいました。
大学やバイトが忙しかったんです許してください。
雲鶴「・・・・にしてはwowsには毎日いたよね。艦これは放置だったけど」
余計なことを!!
まあ、さておき
どうぞお読みください。
凪いだ海、雲一つ無く晴れ渡った空。
とても心地よいか風が吹いている。
だが、その空の端から黒いもやがわき出す。
その、もやはゆっくりととある島国を目指していた。
しかし、そのことにまだ誰も気づいていなかった。
日本呉鎮守府、間宮の店内に配備されたばかりの翔鶴、瑞鶴が頭をかかえていた。
二人の目の前には読めなくなる程の多くの文字が書き込まれた紙がある。
二人は三日後に行われる現在空母艦娘雲鶴の姉妹艦、真鶴との演習の作戦を考えていた。
だが、相手の編成も分からず、艦載機の性能すら把握していない二人に作戦立案が出来るわけが無かった。
だからこそこんなところで頭を抱えているわけだ。
周りの艦娘も二人を憐れんだ目で見て特に話しかけない。
間宮も同じく苦笑しつつも飲み物をもって来たりするだけだ。
「間宮さんアイス3つ、それとサイダーもくれない?」
そんなことを言いながら入ってきたには演習から帰ってきた雲鶴だった。
その後ろには赤城と加賀がいる。
雲鶴が頭を抱えている二人に気づいた。
「二人とも何やってんだ?」
雲鶴が二人に話しかける、もちろん二人は全く気づいていなかった。
文字通り飛び上がった。
「え・・・?あなた誰?」
そんな言葉が瑞鶴の口から発せられる。
あまりに突然だったため、瑞鶴の頭の中から雲鶴の名前がすっかり抜けていた。
「瑞鶴、雲鶴さんよ。」
翔鶴が小声で教える。
雲鶴の後ろにいた二人のうちの青い方は目付きがすごく悪くなったのだが、赤い方と雲鶴がこっそり隠した。
青い方と瑞鶴の性格は全くと言っていいほど合わないらしい。
だが、みんな二人は息が合うんじゃないか?と思っていたりする。
「そういえばこうして話すのは初めてだね。私は雲鶴、よろしく。」
そう雲鶴は自己紹介をした。
「私は翔鶴型航空母艦1番艦翔鶴ですよろしくお願いします、雲鶴さん。こっちは妹の瑞鶴です。」
「よろしく、私たちはみんな鶴が入っているな・・・なんだか姉妹が増えた感じだなぁ。」
元の世界では雲鶴型は2隻のみである。
名前に鶴がつくのも。
雲鶴が感慨深げにうなずく。
すると机の上にある紙が目に付いた。
「ん?これは・・・・」
遠慮もせず、二人の前の椅子に座り紙を手に取って中身を読み始める。
「あ、あの・・・。」
翔鶴が話しかけるが真剣な表情で読んでいる雲鶴にそれ以上話しかけることが出来なくなる。
赤城と加賀はあきらめて他の席に着く。
こうなると雲鶴は長いのだ。
自然と周りも騒がしかったはずなのにゆっくりと静かになる。
雲鶴の表情がとても真剣だったため、周りが空気を読んでさっさと食べて出て行くか小さな声で話すようになったからだ。
間宮としては騒がしいくらいがいいと思っていたりするのだが、雲鶴がこういうことを始めるといつもこうなるのであまり気にしなくなった。
というよりも、この店の外見が昔の茶屋のような外見のためこういう静かな雰囲気もいいかと思って放置していたりする。
この状況に困惑、というより困り果てているのは作戦を考えていた瑞鶴翔鶴姉妹である。
悪さが見つかってしかられる少し前のような雰囲気である。
何を言われるか分からない。
それが一番心臓に悪いのだ。
体感的に1時間は、たったか?と思って瑞鶴が時計をちらりと見るとまだ5分もたっていなかった。
いつまで続くかか分からない重圧にたまらず瑞鶴が声を出そうとすると・・・。
「うん、この作戦は真鶴に対してなかなかに有効だろう。」
「「・・・・・え?」」
「ん?どうした?」
「いや、ダメだしされるのかと・・・。」
雲鶴は苦笑しながら
「私はそんな風に見えているの?」
と返す。
「い、いえ!あまりに真剣だったので何かその・・・採点とかを受けてる感じで・・・。」
「ま、似たようなことかな、手直しするなら、第一次攻撃隊を・・・」
そのまま、雲鶴のアドバイスが始まる。
その内容は、ある意味真鶴の不利になるようなことが多かった。
「雲鶴さんそんなにご自身の妹さんの弱点を私たちに教えてしまっていいのですか?」
翔鶴がそう問いかけると
「かまわないよ、あいつの訓練見てたけれど前の世界での力が残っているせいか慢心がすぎる。慢心はいいことではない、前の世界での出来事をあまり次に生かすということをしていない。君たちにはぜひ勝ってもらいたい。」
そのまま3人でデザートを食べ店間宮さんにお礼と謝罪をして雲鶴は翔鶴、瑞鶴を引き連れて店を出た。
「すいません、雲鶴さん、指導をしていただいた上に奢ってもらって。」
「なに、かまわないよ。何なら演習指導してあげるよ、これから暇だし、あの作戦には航空隊の練度が重要だからね。」
翔鶴としか話していなかったせいか瑞鶴がむくれていたりするがごご愛敬だ。
「それじゃ、えんsy」
‘‘ヴヴヴヴヴウウウウーーーーーーーーーーーーーー
警報が雲鶴の言葉をかき消す。
そのあと提督の声が響き渡る。
「緊急出撃命令!!!四国沖の警備艦艇より緊急連絡!新型球形状の航空機を含む敵大編隊をみとむ。目標は我が呉鎮守府と思われる!空母部隊は直ちに沖へ出て艦載機を発艦させ迎撃を行え!追撃は横須賀から向かって来ていた部隊が行う!一発もこの街に爆弾を落とさせるな!諸君の働きに期待する!以上出撃!!」
警報が鳴った瞬間から雲鶴は走り出していた。翔鶴、瑞鶴も続く。
今まで一度も空襲の無かった街で初めて空襲警報が鳴り響く。
呉初空襲の始まりであった。
「ここはいったいどこなんだ・・・」
とある海上にて一人の背の高い少女が立ちすくんでいた。
姿にしては大きな艤装を背負って
次も同じくらい期間が空くかもしれません。
ご容赦を。
もう一つの小説はチート艦のせいで未来が見えなくなったので大幅書き直しの予定です。
いつになるかは分かりませんが。
3科目6単位も落としてしまったので・・・。
では、次でお会いしましょう。