「くそっ・・・!なんでこんな奴らがこんなとこに・・・・!」
主砲を撃ちながらそう天龍が毒ずく。
;まったく、本当についてねぇ。本当は三隻のはずだったのに・・・
あの野郎しっかり確かめなっかったな・・・お陰で練度の低い駆逐引き連れて15隻の護衛をする羽目になっちまったし。
こんな戦力が出てくるとか・・・・マジついてねぇ・・・・。
目の前には重巡リ級エリートが2隻、駆逐イ級flagship、駆逐二級エリート、とどめに空母ヲ級エリート。
本当になんでこんなとこにいるんだ?という編成だ。
「天龍ちゃ~~~ん。ど~~~~するの~~~?」
僚艦である龍田が尋ねてくる。
「わりぃがこのままちびっ子どもとタンカーを逃がすぞ!!」
「うふふ~~~~。ついてないわね~~~~。帰ったらおしおきかしら~~~?」
口調はゆるふわだが言っていることは恐ろしい。
天龍はニヤリと笑うと
「それは面白そうだな」
と返す。 提督お仕置き決定。
そんな会話をしつつもしっかりと駆逐艦を二隻沈めていた。
「天龍さーん!今そっちに行きます!」
「ばか!!!くんじゃねぇ!!!」
電と雷がタンカーから離れて向かってくる。
二人が来ても勝てる見込みなどない。
逆に危険だった。
だが二人に気を取られたのがいけなかった。
八インチ砲が天龍に直撃した。
「がっっっっ!!!」
吹き飛ばされる。
そこを深海棲艦が見逃すはずがない。
二隻の重巡から集中砲火を浴びる。
「天龍ちゃん!!!」
龍田がさせまいとするが駆逐艦に邪魔されてそれができない。
それでも海面を転がるようにして難を逃れた。
「くそっ!油断した・・・!」
大破していたが何とか無事だった。
「天龍さん!!」
顔を青くした二人が近づこうとする。
「くるんじゃねぇ!!お前らはタンカーをまっもて離脱しろ!!!!」
「そんな!!できません!!!」
「あまったれたこと言うんじゃねぇ!!・・・心配すんな!必ず追いつく!」
二人は顔をゆがめるとタンカーのほうへ引き返そうとする。
すると電が振り返る。
「絶対ですよ!絶対帰ってきてください!!」
「わかってるよ・・・。」
少し笑いながら答える。
その後ろ姿を見ていたが・・
すぐにその後を追いかけた。
そして叫ぶ。
「電!!!よけろーーー!!」
電が振り返る。
天龍が目の前までせっまって来る。
龍田が青ざめる。
二人の上に敵の航空機が急降下を始めていた。
「天龍ちゃん!!」
敵の爆撃機がもうスピードで駆け下りてくる。
そして1500メートルところに浮かんでいた雲を通貨しようとした瞬間だった。
雲から幾多の火線が突き抜けてきた。
直撃を受けた機は爆散し、かすった機体も一部をもぎ取られ落ちていく。
「「えっ・・・・?」」
どういうことか理解できない。
ついさっきまで電をかばって死ぬつもりだった。
なのに・・・突然敵機が爆散してしまった。
敵も理解できない様子だった。
がすぐに次の機体が下り下りてくる。
しかし雲の中から飛び出してきた機体によって防がれた。
見たことのない機体だった。
新鋭機のゼロ戦でもない。
真っ黒だ。しかもプロペラが後ろについている。
「なんなんだ?あれは」
味方だと理解できる飛び出してきた戦闘機たちが次々に敵機をなぶるように落としていく。
「つえぇ・・。エリートの戦闘機をあっさりと落とすなんて。」
気が付くとほかにも航空機が飛んでいた。
重巡や空母が盛んに対空砲をうちあげている。
しかし魚雷や爆弾を下げているのに見事な軌道でかわし肉薄、投下している。
もう重巡が消えていた。
水平線に影が見えたのはその時だった。
恐ろしいスピードで近づいてくる。
50ノットは越えていた。空母クラスなのに。
「ありえねぇ」
「ありえないわ~~。」
「ありえないのです。」
現実は非情だ。
本当にそんなスピードでせっまてくる。
生き残っていた駆逐イ級が進路をふさごうとする。
が速度を図り間違えたのかかなり接近してしまった。
「邪魔」
初めて聞いた言葉がそれだった。
後踏んだり蹴ったりとはこういくことを言うんだろう。
イ級が蹴り飛ばされて自分たちの上を飛んで行った。
「イキュ~~~~!?」
鳴いていた気がするのは気のせいだろうか?(かわいい鳴きかたすんだな~)
魚雷を口に含んだまま飛んで行った先にいたのは・・・・ヲ級だった。
「ヲキュ~~~!?」
「「「あっ」」」
イ級がヲ級の顔面に直撃し爆発して沈んでいった。
・・・なんだろう可哀想に思えてきた。
「おお~~~、いいとこと飛んでったねえ~~まあねらったけど」
近づいてきた艦娘がそんなことを言う三人とも絶句して何も言えなかった。
次も・・・頑張ります。