悲しみにくれながらの投稿です。
「提督・・・一体どういうことですか?」
「天ツ上や雲鶴という名は聞いたこともないですが?」
赤い袴を着た女性と青い袴をはいた女性が提督に尋ねる。
「うむ、雲鶴は君たちとはまた別の世界から来た艦娘だ。」
「「「はぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!?」」」
絶叫だった。
収まるのに十数分かかった。
「うん、まあ理解はしました。ですが戦力としてはまだ懐疑的ですが。」
青い袴の女性・・・加賀というらしい。なんか目つきが怖い・・・。
「いやその点も大丈夫だ。なんせここに来る途中でヲ級エリートなどを六隻以上沈めている。」
余計になんか溝を作ってくれた気がするぞこの提督。
「ありえませんね、私たちが苦戦している相手を一隻で倒す?ありえません」
「加賀さんそれは慢心・・・。」
赤城さんがたしなめる。
「午後から雲鶴の性能試験を行う。そのとき加賀、お前が雲鶴の性能を見極めろ。全力で挑め。」
なんか加賀という人と戦うことになった気がする。
なんか厄介ごとしか持ってこない気がしてきたぞ。
「雲鶴さん、あきらめてください。提督は最初からああですし、加賀さんは一応鎮守府最強空母でエリートのヲ級に煮え湯を飲まされているので。それに性格も負けず嫌いですから。」
何そのめんどくさい人、少しムカついてきたし、
・・・・・予想外の戦いを挑んで叩きのめしてやる。
そんなことを心の中で決めた雲鶴だった。
その後鳳翔さんに案内されて鎮守府の旅行に出かけた。
自分の艤装のおいてある場所や食堂、工廠、入渠施設など、を見て回った後ようやく朝食だ。
鳳翔さんと共に料理をもらう列に並んでいると。
「おう!雲鶴!おはよう!」
声をかけられた。昨日助けた天龍だった。傷はもういいようだ。
「おはようございます。天龍さん、龍田さん。」
一緒にご飯を食べることにしたので前後向かい合わせに座る。
「お前、別世界のやつだったんだな~それならそういえばよかったのに。」
「天龍ちゃん、たぶん遠慮してたのよ~~~。だってちがうせかいからきてるんだし~~。
「俺たちも違う世界からきておいていうことか?」
なんかこの人たちは話しやすいというか肯定的というか。
「おう、そうだ雲鶴、俺たちは明日には佐世保に帰るからな。」
「あれっ?ここの鎮守府所属じゃないんですか?提督と仲がよさそうだったのでここの所属かと・・・」
仲良くなったのに・・・・
「あー、ここの提督とは、一番初めにあってな。」
「何かあるたびここにきてるのよ~~。」
なるほど初めはここに所属していたが移動したと。
これからどうしよう。
執務室
「明石雲鶴の艤装の解析は終わったか?」
「は・・・はい」
明石と言われた艦娘が答える。しかし返事に力がない。しかも目の下に真っ黒なくまを作っていた。
「おい!どうした!?また徹夜したのか?」
「提督・・・あの子、なんなんですか・・・。」
「空母艦娘だとしか知らんが・・・どうかしたのか」
「航空機も機関も何もかもがわけわかりません!!」
「はあ!?」
「最新鋭のゼロ戦21型よりハイスペックで3・・・いや5世代分ぐらいは差があります!!」
「まじか。」
「機関もわけわかりません。分かるのは燃料がいらないことと、修理はできるが複製はできないことだけです。それ以外は出力馬力さえわかりません。」
「加賀が勝てる要素は・・・。」
「ゼロですね、差がありすぎます。それに速度もわかりません。」
「まあ、今日の試験でわかるさ。」
ものすごく荒れそうな気がしてきたな。
大丈夫だろうか。
初めての轟沈が夕立とか・・・
しかも初建造の子だったのに・・・