異世界の鶴翼   作:アイレス

7 / 16
夕立(20)を沈めてしまいました・・・
悲しみにくれながらの投稿です。




第7話

「提督・・・一体どういうことですか?」

 

「天ツ上や雲鶴という名は聞いたこともないですが?」

 

赤い袴を着た女性と青い袴をはいた女性が提督に尋ねる。

 

「うむ、雲鶴は君たちとはまた別の世界から来た艦娘だ。」

 

「「「はぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!?」」」

 

絶叫だった。

 

収まるのに十数分かかった。

 

「うん、まあ理解はしました。ですが戦力としてはまだ懐疑的ですが。」

 

青い袴の女性・・・加賀というらしい。なんか目つきが怖い・・・。

 

「いやその点も大丈夫だ。なんせここに来る途中でヲ級エリートなどを六隻以上沈めている。」

 

余計になんか溝を作ってくれた気がするぞこの提督。

 

「ありえませんね、私たちが苦戦している相手を一隻で倒す?ありえません」

 

「加賀さんそれは慢心・・・。」

 

赤城さんがたしなめる。

 

「午後から雲鶴の性能試験を行う。そのとき加賀、お前が雲鶴の性能を見極めろ。全力で挑め。」

 

なんか加賀という人と戦うことになった気がする。

なんか厄介ごとしか持ってこない気がしてきたぞ。

 

「雲鶴さん、あきらめてください。提督は最初からああですし、加賀さんは一応鎮守府最強空母でエリートのヲ級に煮え湯を飲まされているので。それに性格も負けず嫌いですから。」

 

何そのめんどくさい人、少しムカついてきたし、

・・・・・予想外の戦いを挑んで叩きのめしてやる。

そんなことを心の中で決めた雲鶴だった。

 

 

 

 

その後鳳翔さんに案内されて鎮守府の旅行に出かけた。

自分の艤装のおいてある場所や食堂、工廠、入渠施設など、を見て回った後ようやく朝食だ。

鳳翔さんと共に料理をもらう列に並んでいると。

 

「おう!雲鶴!おはよう!」

 

声をかけられた。昨日助けた天龍だった。傷はもういいようだ。

 

「おはようございます。天龍さん、龍田さん。」

 

一緒にご飯を食べることにしたので前後向かい合わせに座る。

 

「お前、別世界のやつだったんだな~それならそういえばよかったのに。」

 

「天龍ちゃん、たぶん遠慮してたのよ~~~。だってちがうせかいからきてるんだし~~。

 

「俺たちも違う世界からきておいていうことか?」

 

なんかこの人たちは話しやすいというか肯定的というか。

 

「おう、そうだ雲鶴、俺たちは明日には佐世保に帰るからな。」

 

「あれっ?ここの鎮守府所属じゃないんですか?提督と仲がよさそうだったのでここの所属かと・・・」

 

仲良くなったのに・・・・

 

「あー、ここの提督とは、一番初めにあってな。」

 

「何かあるたびここにきてるのよ~~。」

 

なるほど初めはここに所属していたが移動したと。

これからどうしよう。

 

 

 

執務室

 

「明石雲鶴の艤装の解析は終わったか?」

 

「は・・・はい」

 

明石と言われた艦娘が答える。しかし返事に力がない。しかも目の下に真っ黒なくまを作っていた。

 

「おい!どうした!?また徹夜したのか?」

 

「提督・・・あの子、なんなんですか・・・。」

 

「空母艦娘だとしか知らんが・・・どうかしたのか」

 

「航空機も機関も何もかもがわけわかりません!!」

 

「はあ!?」

 

「最新鋭のゼロ戦21型よりハイスペックで3・・・いや5世代分ぐらいは差があります!!」

 

「まじか。」

 

「機関もわけわかりません。分かるのは燃料がいらないことと、修理はできるが複製はできないことだけです。それ以外は出力馬力さえわかりません。」

 

「加賀が勝てる要素は・・・。」

 

「ゼロですね、差がありすぎます。それに速度もわかりません。」

 

「まあ、今日の試験でわかるさ。」

 

ものすごく荒れそうな気がしてきたな。

大丈夫だろうか。

 




初めての轟沈が夕立とか・・・
しかも初建造の子だったのに・・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。