カ『どれにしようかしら...と』
私、台場カノンは今、クラスカウンターと言う所に来ている
アークスは、一定量任務をクリアすると、このクラスカウンターで
スキルを習得することが出来るのだ。
クラスカウンター係員の(ビア)さんは私に言う。
ビ『今、カノンさんが習得することが出来るスキルは....
スタングレネードと、ウィークバレットですね。』
カ『スタングレネードは分かりますけど、ウィークバレットってどういう物なんですか?』
ビ『簡単に説明しますとと、アサルトライフルに特殊な弾を装填するんです。
そして、その弾が相手にあたった場合、当たった部分がフォトンの力で脆くなる...
つまり一時的に弱点になるんです。』
カ『へぇ~』
カ(アサルトライフルのPAを持っていない分これを使えば補えるかもしれないわね...)
カ『じゃぁ、ウィークバレットでお願いします。』
ビ『わかりました、...よいしょっと....これで使えるようになったんじゃないです
か?』
カ『あ、ハイ、ちゃんと使えるようになってますね...
それじゃぁクエストに行ってきます、ありがとうございました。』
その後私は、部屋に居たピクト、ショップで買物をしていたトーマと共に
クエストカウンター管理官の隣にいる、私達の任務を管理している、
(コフィー)さんのところに来ていた。
カ『はい、これでオーダー達成ですよね?』
コ『はい、確かに受け取りました。...と同時に、貴女達に森林探索のオーダーを
発注します。』
そう、今まで私達が森林に任務に行っていたのは、このコフィーさんからのオーダー
で、今行けるようになった【森林探索】を完了させると、第二惑星である、
【アムドゥスキア】の火山地帯へと行くことが出来る任務が発注されるのである。
カ『わかりました...それでは探索任務に出動します。』
去り際に聞こえた、コフィーさんの『お気をつけて』 という言葉を背に、
私達はキャンプシップへと向かった...
カ『さて...遂に来たわね...』
ト『そうですね...』
ピ『楽しみだねぇ、火山洞窟』
私達は、もうすぐで行けるようになるであろう火山洞窟に思いを馳せていた。
ピ『ところで、今回の任務では、森林地区を探索すると共に、前に話した
原生種(ロックベア)の討伐も任務達成のために必要みたいだね。』
カ『確か大きなクマみたいな姿をしてるんだったわよね?』
ピ『そうだね、噂によると、見かけによらずアクロバティックな
動きをするらしいよ?』
ト『楽しみですね...と、話もここまでにして、そろそろ行きましょう。』
カ・ピ『そうね(だね)』
いつもどおり私達は、転送装置へと向かい、森林へ降り立った...
カ『....え?』
私達が森林へ降り立ち、少し進んだ所に居たザウーダンと、ウーダンに遭遇し、
戦闘を開始した私の一番目の発言はそれだった。
カ『ザウーダンってこんなに弱かったかしら?』
ピ『いや、私達が強くなったんだよ。前に武器を強化したでしょ?
だからだね...』
カ『そういえばそんなこともあったわね...』
ト『思い出したくないから忘れてましたよ...』
カ『これは後でドゥドゥさんにお礼を言いに行かないといけないわね...』
自分達が予想以上に強くなっていることに驚きながらも、
私達は森林の探索を進めていった...
そして辿り着いた森林最奥部...
ピ『あれがロックベアだよ...』
遠目ではあるが、私達の身長の2.3倍くらいはありそうな大きさのクマのような
原生種、(ロックベア)の姿が見て取れた。
カ『予想以上にでかいわね...』
ト『でも、見た感じ動きは遅そうですよね?』
ピ『人が見た目で判断できないように、エネミーも見た目で判断しちゃ
いけない、ってことじゃないかな?』
カ『それもそうね...』
ピ『でも、私達はアイツを倒さなければいけないわけだし...
そろそろ行こうか!』
ピ『私とトーマがアイツに近寄って攻撃するから、カノンは遠距離からお願い!
トーマ、行くよ!』
ト『了解しました、僕が身につけた新しいPA、見せてあげましょう!』
そう言うとピクトとトーマはロックベアに向かって走り始めた。
カ『私も行くわよッ!』
私は、ロックベアに向かって走る二人の間を通すように、ランチャーの弾を、
ロックベアの頭部に当てた。
しかし...
ピ『カノン!通常攻撃はあまり効いていないから、PAを使って!』
どうやらロックベアは私達に気がついたようだ、見てみると確かにそこまでダメージは
喰らってはいない様子だった...
カ『なら、PAで決めるわ! ディバイン...あっ!』
ト『どうしたんですか!?』
トーマがロックベアと応戦しつつ問いかけてくる。
カ『私、さっきクラスカウンターで、スキルを習得したのよ。
それを使えばコイツも簡単に倒せるかもしれないわ!』
ピ『できるのなら早くしてくれないかな? 私達の攻撃もそんなに効いていない
みたいだしね...』
カ『OK...ウィークバレット!』
久しぶりにライフルを持ったカノンだが、腕は鈍っていなかったようで、
ロックベアの頭部にウィークバレットが命中した。
カ『へぇ...ピクト! なにか変わったかしら?』
途端、ふたりの驚く声が聞こえてきた。
ピ・ト『これは! 想像以上につかえるね(ようですね)』
カ『さっきまではあまり効いていなかったのに、今はかなりダメージが
入ってるようね...』
ト『そうですね...これならッ! レイジングワルツ!』
トーマはロックベアの頭部めがけて驚異的な跳躍、頭部と交差する刹那、|双小剣«ツインダガー»
を使い、ロックベアを攻撃していき、頭を抑えたロックベアの後ろに着地した。
ピ『ナイスだよっ!...って危ない!』
怒ったらしいロックベアがトーマの方向に振り向きつつ、その巨大な腕を振ってきた。
ト『おっと![ヒュン!]』
なんとトーマはその場で回転し、ロックベアの攻撃を防いだ...いや、受け流した、
といったほうが正しいだろう。
勢いを逃されたロックベアは、その場で回転しつつ転倒した。
ピ『この角度なら...決められるっ! ヒールスタップ!』
ピクトはそう言いいながら、ロックベアの頭部に踵落としを2度繰り出し、
着地後さらに銃弾を連続発射した。
ウィークバレットにより脆くなっていた頭部に、これだけの連撃を
加えられたのだから、さすがのロックベアも、地に伏し、灰と消えることとなった...
カ『お疲れ様...って私なにもしてないわよね...』
ピ『いや、あのウィークバレットが無かったらもっと討伐時間が伸びていただろうね』
ト『そうですよ、だから気にすることはないですって、見せ場がなかったことくらい。
貴女は戦わずに、疲れたのは僕達だけってことくらい。』
カ『うぐっ...微妙に痛いところをついてくるのはやめてくれないかしら?
...なにはともあれ、コレで任務完了ね。』
ピ『そうだね、新惑星、楽しみだなぁ~』
ト『とりあえず、任務の達成報告にいきましょうか』
戦闘の疲れを、新惑星への期待へと変えながら、3人はキャンプシップへ
戻っていったのであった...
ピ『ねぇ作者、ナヴ・ラッピー捕獲任務は?』
作『あ....わすれてた☆』
ピ『はぁ...まぁいいか、それでは、次回から新惑星だよ!』
作・ピ『お楽しみに~』