咲『さて、今回の任務をクリアしたら、貴女達も砂漠エリアへ行くことが可能になるのね?』
ピ『そうですね...砂漠かぁ...どんな敵が居るんだろうか...』
咲『あら、知らないの? 砂漠には機甲種といって、自動で動く機械チックな敵が沢山いるわよ。』
カ『自動で動くって...また凄い所ね...興味があるわ。』
咲『中々面白い敵も居るのよ...そういうことで、そろそろ出発ね。』
ピ『どういう事なんですか...』
咲『そういうことよ。』
ピ『いや全く分からないですし....とりあえず行きましょう。』
カ『今回は火山洞窟の奥地にいる巨大原生種[ヴォルドラゴン]の討伐だったわよね?』
ピ『うん、道中気をつけてね?』
カ『なんでよ?』
ピ『今回の任務では、少し面倒な物が発生するかもしれないんだ...』
カ『...あまり聞きたく無かったわ。どんな物なの?』
ピ『説明が難しいんだよなぁ....』
カ『なら、現地で見かけたら教えてくれる?』
ピ『OK、じゃぁ...行こうか?』
咲『そうね。』
ーー火山洞窟ーー
ピ『しっかしあついなぁ~さっさとこの任務を終わらせて、次の惑星に行きたいねぇ~』
カ『そうね...』
咲『だれるのもいいけど、あっちを見なさい』
見ると、お決まりの龍族の集団がこっちへ向かって走ってきている。
ピ『はぁ...なんでこんなにたくさん出るんだろうね...でも、この位ならカノンのランチャーで....』
カ『了解、ディバインランチャー!!』
[ドカァァン!!]
咲『あいかわらずランチャーの破壊力って凄いわね..』
ピ『そうですね...ってアレは! カノン! 後ろ見て!』
カ『何よ一体...ってうわぁ!何よコレ!』
振り返ると、言葉では表し辛いが一言で言うなら 赤黒い渦 が、カノンの方へ
迫ってきていた。
ピ『それはファンジっていって、ダーカーの兵器なんだ。一度標的と定めたアークスを狙って何処までも追尾してくるよ!』
ピ『捕まるとどうなるの!?』
咲『何処かへ強制的にワープさせられるわ!』
カ『それはマズってうわぁぁぁぁ!』
話している間、逃げることを忘れていたカノンは、赤黒い渦に飲み込まれていった。
ピ『カノン!』
咲『大丈夫よ、火山洞窟の何処かへ飛ばされただけだから。でも私達が行って助けてあげないとね』
ピ『もしかして咲夜さん、巻き込まれたことがあるんですか?』
咲『アークスになって少しした時に一回だけね...仲間が居なかったらどうしようかと思ったわ...』
ピ『そういうものなんですか...ってこっちもそう上手くは行かないようですよ』
咲『何がよ?[ドガァン!]...あぁ、そういうことね?』
二人が今まで立っていた地面を突き破って、キャタドランが出現していた。
ピ『そういえば咲夜さんも連携技できるんでしたっけ?』
咲『えぇ、私は爆風を使う所まで出来るわよ? それと、何か堅苦しくて嫌だから敬語はやめてくれないかしら?』
ピ『爆風って...それよりいいの? こっちも何か変な感じがしていたんだよねぇ~』
咲『一気に変わるわね...』
ピ『それゼノさんにも言われました...』
咲『それじゃぁ今回は連携技多めで、』
ピ・咲『いきますか![ましょう!]』
カノンside
カ『うわぁぁぁ...って此処は?』
周りを見渡してみる、溶岩が見えるので、どうやら火山洞窟のどこからしい。
しかし自分では来たことがない場所だ...
カ『それよりも気になるのは...この赤黒い何か...ね』
そう、カノンが立っている場所を覆うように、赤黒い網のような物が半球状にカノンを囲っているのだ。
カ『壊せるかしらっ...と』
ランチャーで一発打ち込んでみたが、そこそこ硬いようだ。
カ『なるほど...これは私を閉じ込める檻ってところかしらね...』
音がするので振り返ってみると、檻の中に、数匹のダーカーが湧いてきているようだ。
カ『仮にもダーカーの兵器...もしかして無限湧きじゃないでしょうね?』
独り言をつぶやくが、返してくれる仲間は居ない...
カ『これは本格的にマズイかもしれないわ...』
本人は確信出来ていないが、無限に湧き続けるダーカーとの戦いが始まったのであった。
ピクト&咲夜side
ピ『...にしても、なんで此処に?』
咲『本当ね...』
ゼ『別にいいじゃねぇか、討伐時間も早くなったんだしよ』
二人の前に現れたキャタドランは、わずか2分程で地に伏した。
二人で戦っていた所に、いきなりゼノが現れたのだ。
ピ『いや、まぁソレはそうだけど...』
咲『おしえてくれてもいいじゃない?』
ゼ『しょうがねぇなぁ...実はここらでダーカーが異常発生してるっていう報告があって調査に来てたんだが...
そういえばアイツは?...あ~アイツだアイツ...え~と...カノンだ!...カノンはどうしたんだ?』
ピ『完全に忘れてたよね...』
咲『忘れてたわね...』
咲『カノンならファンジに吸い込まれてったわよ』
ゼ『ん?あぁあれか...これもダーカーの異常発生となにか関係があるかもしれねぇから、俺もついていくぜ』
咲『えぇそうね、助けに行きましょう...』
ゼ『それにしてもお前ら凄いよなぁ...』
ピ『何が? もしかして今走りながら喋ってるのに全く息切れしないこと?』
ゼ『違げぇよ、お前ら俺がキャタドラン相手にソード振った時、俺の動きに合わせて俺のソードに乗って加速した攻撃繰り出してただろ?』
咲『あれくらいアークスの常識ね』
ゼ『いや、できるのお前らくらいしか居ねぇよ!』
ピ『へぇ...そうなんだ...アークスも意外と普通だね』
ゼ『お前らが異常なんだよ...』
ピ『でも、咲夜はカノンのランチャーの爆風でアレができるよ?』
ゼ『マジで? 本当に人間かよ...』
咲『失礼ね...でも、貴方のほうが単純な強さは上よ?』
ゼ『技術では全く及ばねぇっつの...おっ、アレじゃねぇか?』
三人の先に、ひたすらにダーカーと戦っているカノンが見えた。
ピ『カノ~ン!』
カ『ピクト!? 来てくれたのね、さっさと檻を壊そうとは思ってたんけどダーカーの沸く数が尋常じゃなくて...』
咲・ゼ『わかる...その気持ち...』
カ『...早く助けてくれない?』
ピ『まだ少し遠いな...ゼノ、アレ頼める?』
ゼ『アレって...俺はカタパルトかよ...』
咲『ピクトの後で私も頼むわ』
ゼ『わかったよ...行くぜ、オラァ!』
[ビュン!]
ゼ『もういっちょ、オラァ!』
[ヒュンッ!]
ピ・咲『デッド[アサルト]アプローチッ!![バスタァ!!]』
[ドンッ!...ピシピシ...バリィィン!]
二人分のPAを一気に受けたファンジは、砕けるようにして消えてしまった。
カ『後は...ゼロディスタンスッ!!』
エネミーにほぼゼロ距離まで近づき、発破、
衝撃をモロに喰らったダーカー達は、霧のように消えていった...
ゼ『俺が追いつく頃には終わってるって...』
カ『やっぱり私だけじゃないですよね?...二人がオカシイって思うの...』
ゼ『あ~、なんか変な感じがするな...ピクトもやめてるんだから、お前も敬語使わなくていいぞ~』
咲『私もおねがいするわ』
カ『そんな...いいんですか?』
ゼ『いいんだよ』
カ『分かりました...にしても、ゼノはなんで此処にいるのかしら?』
ゼ『うぉ!自分で言っては何だが...早いなぁ...ん?あぁ、俺はここらでダーカーが異常発生してると聞いたんだが、
どうやら此処らへんにはもう居ないみたいだから俺は他の場所を探してくるぜ』
咲『協力ありがとうね』
カ『助けてくれてありがとう』
ゼ『おう、気をつけろよ~』
ゼノは去っていった...
カ『さてと...此処は何処かしらね?』
咲『随分奥まで来たみたいね...』
ピ『ん?アレが今回の討伐目標の[ヴォル・ドラゴン]じゃない?』
そこには、ドラゴンらしいドラゴンが居た。
カ『ってアイツ...私たちに気づいてない? 何か口に炎みたいなのが集まって...』
[ボシュッ!]
カ『火球飛ばしてきた!? 回避が間に合わn『カノンどいて!』...ピクト?』
ピ『エリアル、シューティングッ!!』
カ『え?....えっと...いまのは...』
咲『ソレは私もやったことがないわ...』
カ『おれは今 やつの行動を ほんのちょっぴりだが 体験した
い…いや… 体験したというよりは まったく理解を 超えていたのだが……
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!』
カ『私は ヤツの吐く火球にやられたと思ったら いつのまにか出てきたピクトが火球を蹴って潰した...』
カ『な… 何を言っているのか わからねーと思うが 私も ピクトが何をしたのかわからなかった…』
咲『カノン? カノン!?』
カ『ハッ!』
咲『どうしたのよ?』
カ『わからない...けど...前世の記憶が...』
咲『意味がわからないわ...それより貴方こそ本当に人間なの?』
ピ『いやぁ~まさかできると[ジュゥゥ]暑っつ! 裾燃えてる!』
カ『早く転がって!』
ピ『はぁぁ...死ぬかと思った...』
カ『変なところで馬鹿ね...』
咲『そうね...よほど意外だったのか、ヴォル・ドラゴンも動きを止めていたわよ...』
ピ『本当だ...あっ!地面に潜りだした...うわぁ!何か金ピカになって出てきた!』
カ『どうやったらこんな短時間で身体がこうも変化するのよ...』
咲『それよりも来るわよ! カノンは一度距離を取って!』
カ『了解!』
ヴォル・ドラゴンが地面を叩きだした。
咲『マズイわ...カノン、ピクト!少しの間走り続けなさい!一定の場所に居ないようにして!』
と同時に先ほどまで自分達がいた所に溶岩が拭きでてきた。
ピ『このモンスター火山でもあやつってるのかな...』
カ『やっとおさまった...ってアイツが空を飛び出したわ!』
咲『それは...ピクト!逃げて!』
ピ『え?なんでって....なんでアイツ私の方向いてさっきの数倍はありそうな火球撃ちだそうとしてるわけ?...』
カ『ピクト!』
[ドシュッ!]
火球が地面へ着弾すると、とんでもない爆発が起こる。
ピ『うひょぉぉぉ!危なぁぁい!』
ピクトが私の方へ飛んできた。
カ『危ないはこっちのセリフよ...』
[べチッ!]
ピ『痛い....酷いじゃないか...受け止めてくれたっt『カノン!』』
カ『咲夜!? 何処まで跳んで...ってさっきの爆風を使って....』
すでにはじめの状態に戻って着地したヴォル・ドラゴンだが、
咲夜はさっきヴォル・ドラゴンが飛んでいたあたりにまで達していた
咲『今なら頭が有効よ!』
カ『ということは...ウィーク、バレットッ!』
瞬時に武器をライフルへと変えたカノンが撃った弾はヴォル・ドラゴンの
頭にある結晶にあたり、もともと弱かった場所が、今は弱点どころじゃないくらい脆くなったようだ。
咲『決めるわっ、ツイスター、フォールッ!!』
咲夜が上空で回転しながら降下と共にヴォル・ドラゴンの頭の結晶へソードを
ぶち当てた。
降下による運動エネルギーと回転による遠心力を合わせ持った一撃は、
弱点をさらに脆くさせれていたヴォル・ドラゴンを屠るのに充分だった。
咲『ここまで跳べたのは初めてだわ』
何事もなかったかのように咲夜が着地する。
ピ『さっきの言葉、そのまま返すよ...本当に人間?』
咲『あらやだ、私は人間よ?』
カ(私からしたら両方化物だわ...)
ピ『ん? どうしたのカノン?』
カ『いや...なんでもないわ...』
咲『何はともあれ、コレで砂漠に行けるようになるわね』
ピ『少しは涼しくなると良いんだけど...』
カ『砂漠って暑そうなイメージあるわよね...』
咲『火山洞窟ほどではないわよ?』
ピ『やったぁ~とりあえず帰還しようか? 今から砂漠が待ち遠しいよ...』
カ『任務は部屋に帰るまでが任務よ?』
咲『それは遠足よ...』
カ『そうだっけ?間違っちゃったわ』
ピ『遠足ねぇ...っていうか私達、アークスになってから遊んでないような気がするんだけど...』
カ『そういえばそうね...』
咲『なら今度一緒に何処かへ行くのもいいかもしれないわね?』
ピ『そうしよう!』
カ『長くなっちゃったわ...帰りましょう?』
ピ・咲『そうだね[ね]』
いつも通り3人はキャンプシップへ帰っていく....
ト『今回僕の出番は?』
作『ないよ?っていうか11話まで君の出番はないよ』
ト『う...嘘でしょう?』
作『本当だよ』
ト『...しょうがない、この機会に特訓でもしてきますよ...』
作『がんばってね~』
そういえば、今回ピクトがやった火球潰し、実は本当にできるんですよねぇ...
なにかのサイトに書いてあったはずなんですが、エリアルシューティング
の蹴りのモーション中に火球に当てるといいらしいですよ?
皆さんも是非試してみてください。
それとヴォル・ドラゴンの決め技、見たことない人多いんじゃないですかねぇ?
そこに行くまでに倒してしまえるから中々見れないですよねぇ~
さて、次回から砂漠です。
お楽しみに~!!