歩いてしばらくするとサイタマがつぶやいた。
「やっぱりなんか背中重い」
「あとで肩もみましょうか?」
「いや、そういう重さじゃねぇんだよ。なんか、こう・・・、人が乗ってる感じなんだよ」
「憑かれてるんですかね?」
「どうだろう」
「おじさ~ん、抱っこ~」
「おう、いいぞ」
「背中に乗っていい?」
「いいぞ」
サイタマは自分の背中をたたこうとする。
すると何か感触を感じた。
「?」
サイタマはその背中にいる何かをつかむと自分から引きはがす。
そこには
「えへへ~~ばれちゃった~~❤」
黒い帽子をかぶったちっさい子がいた。
「え?!いつの間に?!」
鈴仙が叫ぶ。
「え?だれ?」
フランも目を見開いて驚愕する。
「・・・ほんとに誰だ?」
サイタマもいぶかしげに見ていた。
「おろしてもらってもぉ~~いいかなぁ~~?なんて~~」
「おう、すまなかったな」
サイタマはその少女を降ろす。
少女の特徴といえばまず目の焦点が合っていない。左右別々の方向を今見ている。あとは口がずっと笑っていた、大きく開けて。あとは黒い帽子に緑色の髪、そして青い目のようなものだった。サイタマはそれを見て察した。そして言った。
「お前、さとりの妹か?」
「うん、そうだよ~~?」
「さとりが言ってたけどお前、無意識操れんの?」
「うん、あやつれるよ~~?」
「すごいな」
「そっかな~~?」
「ああ、すげぇって思うぞ」
こんな物好きもいるんだな、とこいしは思った。
「いつから俺の背中に?」
「え~~とぉ~~、みずはしさんとはなしてたときかなぁ~~」
「前からいたのか?」
「よくわかったねぇ~~。おねえさまのへやのまえにずっといたよ~~」
「俺を見てたのか」
「なんでわかるの~~?」
「勘だ」
「かん、か~~」
こいしはピョンピョンと嬉しそうに飛び跳ねる。
「で、お前の姉さんとこには帰らねぇの?」
「あのねぇ~~こいしはねぇ~~ほうろうぐせってものがあるからぁ~~いろんなとこぶらぶらするのがぁ~~すきなんだよぉ~~」
「だから俺の背中に?」
「うん、そだよ~~。あるくのつかれちゃったから~~」
「とりあえず事情は分かりました」
と鈴仙がここで割り込んでくる。
「あんたがここまでついてきたことはわかりました。しかし、なぜついてきたんですか?返答次第ですよ」
「おい、鈴仙。もっとわきまえろ。こいつまだガキだぞ」
「サイタマさん、こいつの年齢知らないからそんなこと言えるんですよ」
「は?」
「こいつの年齢100はゆうに超えてますよ?」
「そっか~」
「あれ?思ってたのより反応薄い?」
「だってさ、妖怪だろ?こいつも。妖怪に人間の常識は当てはめてはいけないんだろうな、って。俺はそう思ってるのさ。それに100は人間にとっては長いかもしれないけど妖怪にとってはまだ短い方なんだろ?あまり驚かねぇよ」
「」
鈴仙は再び絶句した。サイタマはここまで考えていたのか、というか思考を張り巡らしていたのか、と。
「で、どうするんだ?お前は」
「どうするって~~?」
「俺たちについてくるのか?それともほかのところ行くのか。どうするんだ?」
「じゃあぁあ~~ついてく~~」
「そうか。じゃあついてこい」
その日、メンバーが四人に増えた。
続く
古明地こいし、参戦です!
白玉楼
命蓮寺
天界
月ノ都(ロケットでGO!!)
博麗神社(半壊中)
魔法の森
どこにしましょうか・・・。