『おーっと!霊夢選手!ここでサイタマ選手に攻勢をしかけるようです!』グビグビ
『これはどうですかね?私には犯人をとっちめる警察のように見えますが』ムシャムシャ
『奇遇ですね、萃香さん。私もそう思います。というよりお札ばっかり使ってますし実際拘束が目的じゃないでしょうか?』ア、ミスティアサン。テバサキクダサイ
『ああ、言われてみれば確かに。拘束が目的ですね。しかも結構強めのお札で』ジャアワタシヤツメウナギデ
『ですがサイタマさん当たっても全然平気そうですね』ムシャムシャ
『あれ本当に人間なの?』ゴクゴク
『ええ、人間ですよ。一応』ゴクゴク
『それであれはすごいねぇ・・・。私でも結構きついお札だろうに』ムシャムシャ
『時々こっちに飛んでくるんですよね、お札が』ウワ、アブネ
『霊夢見境なくなってるねぇ』オットアブナイ
『冷静さを欠いたら痛い目見ると思いますけどねぇ・・・』ムシャムシャ
『見ろよ、あれ。あの男お札だらけだぞ。ところでその手羽先うまいの?』ムシャムシャ
『うわ、見た目赤くなってますね。付箋みたいになってます。あ、美味いですよ?ひとつ食べますか?』ゴクゴク
『このままじゃらちが明かないだろうねぇ。それじゃあいただくわ。モグモグ、あ、すごい美味い』
『おっとぉー!ここで霊夢選手、二重結界を使用した!さあ、サイタマ選手、どうする!?ん?サイタマ選手、なんか上を見ています。いったい何があるのでしょうか?いや、何もないですね。本当に何する気でしょうか』モグモグ
『力を込めているように見えますがね』ムシャムシャ
『あ――――――!!!!!サイタマ選手、跳び上がりました!!!!!そして、そして!!!!殴ったぁ!!!!結界を殴ったぁ!!!そしてわったぁ!!!脱出しました!!脱出しました!!ただ殴っただけで!!!ただ殴っただけで!!!やっぱりすごいぞあの人はぁ――――――!!!!!!』ゴクゴク ア、コノオサケスゴクオイシイ
『やっぱあいつ人間じゃねぇだろ?!!』ゴクゴク ヤッパサケウメー
~☆~
「ねえ、フランちゃん」
「なに?」
「どっちがかつとおもう~?」
「おじさん」
「なんで~?りゆうは~?」
「だって、つよいもん!かっこいいもん!こいしちゃんはどうなの?」
「どうなのって?」
「どっちがかつとおもうの?」
「おにいちゃんかな~?」
「なんで~?」
「だって、みこさんのおふだあたってもぜんぜんへいきそうだし~」
「そっか~~」
「そうだよ~~」
「「あはは~」」
~☆~
俺は霊夢という女の攻撃をただよけていた。
今回は完全に俺が悪いという自覚はある。ただ、ここまで怒ることはないだろう。確かに家を壊されたらむかつくけどここまで怒る必要性はない。
それほどまでに家が大事だったんだろうか?
そんなことを思っていたら俺の服は付箋が大量に張られたみたいになっていた。なんか重くなっている気がするが気のせいだろう。
すると霊夢という女は何かをつぶやいた。すると俺の周りに何かシールド的なものが現れた。
そしてそこから大量の弾幕が飛んでくる。
俺は上を見上げるとちょっと力を込める。これくらいでいいだろう。
そして俺は跳び上がった。更に右の拳を上に突き上げる。これでいけるだろう。
そして叩き割った。案外と丈夫な作りになっていたようだがそこまで壊すのに支障はなかった。
俺は着地して言った。
「落ち着こうぜ」
「うっさい黙れ!お前なんかに神社を壊された人の気持ちがわかるか!!!!」
わかるんだよなぁ、一応。俺も昔家ぶっ壊されたし。
ま、そんなことを今話しても聞いてくれないだろうし、もし聞いてくれたとしても嘘と言われそうだし、今は話すべきではないな。
続く
今のところサイタマのほうが優勢そうですね。