「中も真っ赤か・・・」
サイタマは痛そうに眼をぱちぱちしながらつぶやく。
「やっぱ趣味悪いな・・・」
サイタマはしかめっ面しながら廊下を歩いていく。
サイタマは何も考えずに歩き回っていると巨大なドアの前についた。
「なんだ、これ?」
サイタマが軽くドアを開けるとそこには大量の本が置かれていた。
「・・・本気でなんだ、ここ?」
「ここは大図書館です」
と上から声がした。サイタマが上を向くと赤い髪の背中から羽の生えた人がいた。
「ここには外の世界中の魔導書が置かれてるんですよ?」
「・・・( ˙-˙ )」
「信用してませんよね?!!」
実際この時のサイタマの反応は正しいのかもしれない。急に魔導書と言われたら皆さまは納得できるだろうか。
「だったら内容見たらわかりますから!」
その女はそこら辺にある本から一冊引っ張り出すとページを開けてサイタマに見せてきた。
文字は英語で書かれていた。しかし、ここで問題が発生した。
「・・・?(・_・;)」
サイタマの頭では一切内容が理解できなかったのである。
実際普通の人だったら内容は一応程度であるが理解できそうではある。
しかし、サイタマは違う。
肉体は確かにすごいかもしれない。ミサイルをはじき返すシェルターをぶち破るほどの威力を持つ怪人のパンチをまともに食らってもノーダメージだった程である。
しかし、おつむは大したことない。
実際、ヒーロー採用試験では筆記試験のせいでC級ドベになってしまうくらいには大したことない。
「え?理解できませんか?」
「いや、全然」
「困りましたね…」
「あ」
「どうしましたか?」
「そういや俺ここに用事あるんだったわ」
「?」
「これこれ」
サイタマはポケットから例のむかつく招待状を取り出す。
「え?」
「え?」
「あなたがそうなんですか?」
「ああ」
「すいませんでした。どうぞこちらへ」
「おう」
サイタマは女の後ろをついていった。
「ここです」
サイタマは普通よりか少し大きめのドアの前まで案内された。
「おう」
「レミリアお嬢様~、例のお客様ですよ~」
『わかったわ。小悪魔、あなたは下がってなさい』
「わかりました。では、私はここで」
小悪魔と言われた女はそそくさとその場を去った。
「・・・」
サイタマはそこに突っ立ったままだった。
『入ってきたらどうなのかしら?』
「そうか。じゃあ遠慮なく」
サイタマはドアを開けて中に入る。
そこには悪魔の翼を背中にはやしたいかにもプライドが高そうなガキがいた。(byサイタマ)
「・・・あんたか?俺を呼んだのは」
「ええ、私よ。さて、あなたの名前を聞こうかしら?」
「俺?俺の名前はサイタマ。趣味でプロヒーローをやっているものだ」
「ヒーロー?外界にはそんなものがあるのね」
その少女は面白そうに言う。
「で、こんな招待状送り付けてきたんだから俺に何か用でもあんのか?」
「ええ。あなたの実力を見込んで少しお願いしたいことがあるの。」
「お願い?」
「ええ。サイタマ、あなたに妹の遊び相手をしてくれないかしら?」
「え?遊び相手?いいぞ。で、その妹はどこにいんだ?」
この時、レミリアは驚愕した。
ああ、こいつ、バカだ。
と。
続く