東方船頭録   作:だぴょん

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更新の期間が空いてすみません。博麗社とか勉強で忙しかったです……

はい、では紗理奈視点でどうぞ。


友達作りの方法

私と小町先輩がなぜそんなに仲良しなのか。

 

四季様は普段人付き合いや人間関係とかを築かずに過ごして来たからとてもびっくりした。でもなぜ、そんなことを今更聞いてくるのでしょうか?

 

「何故今なんですか?」

 

「あ、そうでしたね。私がいつも通り説教(物理)を小町にしていた時に彼女が『心を許しあえる友達といると時間がゆっくりに感じるし安心する』と言ったんです。それで思ったんです。私、そんな人いないって。だから友達ってどうやって作るのかなと思いまして」

 

確かに四季様はいつも独りで仕事をしたり、ずっとずっと独りで生活していました。寂しくなったのでしょうか?

 

私は小町先輩との出会いを話すことにします。

 

「私が孤独に耐えながらまだ修行の身だった時、小町先輩が私に話しかけてくれたんです。話は長くなりますが……良いですか?」

 

「……ええ、いいですよ」

 

「そう、あれは5年前……」

ーーーーーーーーーーーーーーー

だいたい今から5年前の話。

 

私は、船神家の跡継ぎのために、毎日必死に修行に励んでいました。

 

時には船を漕ぎ、時には大鎌を振って自分なりに頑張っていました。

 

しかし、悲劇は起こります。

 

私はその時いつも通り練習していました。

 

すると。

 

バシャン!

 

私は鎌を川に落としてしまいました。

 

どうしようとあたふたしていると、私の後ろから笑い声が聞こえてきました。

 

そちらの方を見ると、そこにいたのはこの死神の仕事をして十数年も経つベテランの方たち数人でした。

 

なぜこんなことをしたのか、私は動揺していました。

 

そんなことが数日間も続き、私は心のダメージも食らっていました。

 

しかし後を継ぐと決めたからには修行しなければなりません。私はそんなことでめげてはいけないと頑張りました。

 

しかし、「いじめ」とも取れる行動は更にエスカレートしていきます。

 

見習いながら仕事をしていると、ふと後ろから誰かに押されました。

 

「キャッ!」

 

気付いた時にはバランスを崩し、船から落ちていました。

 

バシャーン!

 

三途の川は水深が3メートルくらいあり、泳ぐのが苦手な私はどうすることも出来なくて迷っていました。

 

「助けてーっ!」

 

大声で叫びますが、誰の反応もありません。

さっき私を落とした人たちはもう遠くに行ってしまったようです。

 

私は絶望しました。

 

私を助けてくれる人はいないんだと。

私なんかに良くしてくれる人はいないんだと。

私と……仲良くなってくれる人はいないんだと。

 

「あんた、大丈夫かい?」

 

その時、一つの声が私に届きました。

 

溺れているので返事も出来ずゴボゴボと音を立てて返事みたいなものをしました。

 

そしてその方はこちらまで泳いできてくれたのです。

 

「あ、ありがとうございます」

 

とりあえず私の船まで上げてもらい、タオルまで貸してもらいました。

 

「無理して風邪引くないようにね。じゃ、これからも修行頑張れよ!」

 

その方は船を漕ぎ始めました。私はその方に叫びます。

 

「あ、あのっ!」

 

その方はこちらに振り返りました。

 

「な、名前は……なんていうんですか?」

 

「あたいは小野塚小町。あんたと同じ死神よ」

 

それが、私と小町先輩との出会いでした。

 

 

 

 

 

その後も私を色々なところへと連れて行ってくれたりしました。そういったことをしている間に小町先輩とは一緒にご飯を食べる仲までになりました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

「という感じですが……まあ四季様も仕事ばかりではなくたまには出かけるのもいいと思いますよ?」

 

「そうですね。最近仕事ばかりしているかもしれません。ありがとうございます、紗理奈」

 

四季様は立とうとした所を私が止める。

 

「四季様、良かったら夜ご飯食べて行きませんか?」

 

「いいんですか?」

 

そんな感じで和んでいると、私の家の扉がバンッ!と開く。

 

………詰んだな。頑張れ、小町先輩。

 

「おーい紗理奈ー、ご飯一緒に食べよう……って四季様ぁぁ!?」

 

「小町?なんでこんなに早く終わったのですか?」

 

「ひぃぃぃぃっ!お許しを〜っ!」

 

その光景を見て私はふふっと笑いながら、私は3人分の鍋の準備を始めるのだった。




久しぶりでしたね。もうちょっと軽い感じで書きたいです。

ではまた次回、お会いしましょう。
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