1話 βの体験
僕は狐と人の子供。狐だから、人を化かす事が出来る。人々は僕を九尾の狐と呼ぶ。
狐だから、万能薬の作り方を知っている。でも、他の友達は僕の正体を知らない。
僕は一応、人間の子供であるから中学校に通っている。
「ねぇ、救火君。SAOって知っている?」
「一応、知っているよ。どうかしたの?」
「僕ね、始めたんだけど剣術が得意じゃないから、教えて欲しいなと思ってさ。」
「何故、僕かい?他にも剣道が得意な子がいるはずじゃないか」
僕は
今、目の前にいる女の子はHIVに感染しているみたい。まぁ、僕は妖怪だから、かからないけどね。
「いいけど、SAOのベータ版のをカセットを持っていないよ。どうするの?」
「父のを貸すからさ。お願いね。」
「わかったよ。」
ところでHIVを治す万納薬を作っておこうか。
そして、放課後。
「ねぇ、母さん。」
「なぁに、救火。買って欲しいものでもあるのかい?」
「うん、ナーヴギアを買って欲しいな。」
「うーん、まぁ、一回もねだってないのだし、いいよ。」
「ありがとう、母さん。」
僕は嬉しかった、そしてその日に買った。
けれどそれが後々悲劇の引き金になるなんて思いもしなかった。
ナーヴギアをつけて初期設定を行った後、
「リンク・スタート」
と言った途端、意識はゲームの方に流れていく。
「あれ?この姿は?鏡は何処?」
目線が大分下だ。狐の姿だと、モンスターと勘違いされそう。
あっ鏡があった、・・・狐の姿じゃん・・・さっき作った顔は?。
どうしようか?さっきの女の子は確か、名前は
「待てー、狐め。おとなしく、観念しやがれ。」
うん?ひゃあ、物騒な剣を持った男の人が追いかけてくる。
もう、どうしよう。木綿季と再会出来ないよう。そうだ、あの門を通ってみよう。
門から沢山の人が出ているからね。ところで何で僕を追いかけてくるのだろう?
けっこう、人いるなぁ。なぜだろう?一応、ここは一層だろうから2層へいこう。
へっほへっほ。ジャーンプ。
ドーンと誰かにぶつかった。
痛た、
「ごめん、僕の不注意でした。」
うつむきながら、僕は話している。
「君はモンスターなの?・・・襲ってこない事はモンスターじゃないね。僕は友達を探しているのだけど・・・」
「誰を探しているの?・・・・木綿季かな?僕だよ。」
何と、偶然にもその少女は救が探している木綿季だったのです。
「まさか、救火君なの?」
「うん、何故かこんな姿になってしまった。」
「それじゃあ、まるで妖怪の九尾の狐じゃない?」
「うん、父にそっくりだ。」
「父にそっくりってどういう事なの?誰にも言わないから教えてよ。」
「はっ、今の無し。今の無し。そっそういえば、どうやってストレージを出すの?」
「まず、右手をこう振ってよ。」
狐状態なので、右手で振ると、ストレージが表示された。
スキルを見ると、そこには妖怪と書かれています。
妖怪のとこをタップすると、説明が書かれています。
【妖怪】モンスターの姿になれる。
しかし、他人には見分けがつかないので襲われる可能性もある。
ボス部屋の時は人間の姿になる。
「こりゃあ、モンスターにばれないなら強いなぁ。けど、βテストが終わったらどうなるのだろう?」
「わかんない。ここは今、3層まで越されているらしいからここのボス部屋まで行こう。」
「でも、「待ーてー」ぎゃあ、さっきから男の人が追いかけてくる。」
救火は狐の姿で、木綿季は剣を持って、そのままボス部屋のある迷宮区の方へ逃げていきました。