妖怪が悪いと誰が決めた   作:エオナ

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僕は人間は嫌いだ。この世の中を変えてみせる。


30話 嫌いな人間

僕達がSAOに入らないと決めてから、半月程経過した。木綿季は学校に行っているが僕はもう通っていない。というのも人間に疲れた。SAO意外にも別のゲームがあるらしいとは聞いていたけれど全くもってゲームなんぞ、やる気はしなかった。

 

「貴方は本当に妖怪なのか?妖怪といえば子供の頃に妖怪ウォッチがあったな。」

 

「で、菊岡さん。僕に何の用、罪なんぞ犯してないよ。」

 

「貴方は本当に妖怪なんだ。自己紹介する前から私の名前を当てた。では、ゴホン、本題です。」

 

「SAOの内部事情ね。」

「貴方は私の言うべきことを言ってしまった。」

はぁ、この菊岡氏は防衛省なんだな。で、兵器に乗せるAIの研究をしていると。

うーむ、この人は僕の苦手なタイプだ。

 

「それは内緒。まだ、何か知りたい事でもあるの?」

 

「RWに入ってほしい。そこで、不審な事件などが多発しているから。」

RFO通称リアル・フィール・オンライン、現実世界そっくりに創られてるらしい。

が、もう一度フルダイブする気は無いので断った。

「僕はフルダイブする気がない。妖怪と人間の趣味は違う。人間には僕のきもちがわからないよね。人間として生活をしているけど人間と話が合わないからあまり、人間は好きではない。それは国の仕事でしょ。わざわざ、妖怪に何故頼む。」

 

僕はあんたみたいな人間が嫌いなんだ。妖怪なら、なんでも出来ると思い込んでいるから。

 

「妖怪にとって妖怪とは何だ。そして、フルダイブをする理由は何だ。」

 

「だ から僕の話を聞け。後、その質問は人間とって人間とは何か聞くようなもんだよ。あんたらみたいな人間がいるから僕達は暮らしにくくなったんだ。後はSAOの生還者に聞いてください。」

僕は喫茶店から外に出て木綿季の家まで走っていった。

人間には僕達、妖怪の気持ちなんてわからないよね。だって、成仏=あの世に逝かせようとするもの。

 

その頃、木綿季は。

 

前世からの知り合いの救火君は僕よりずっと長生きしている。僕はこれから、どうしようか。

前世からの巫女としての使命を果たすなら救火君といたほうがいいのだけど。

 

 

 

この時はまだ誰も知らなかった。一年間、早いという事を

 

もし、君が生きてくれるなら僕は。妖怪として最後の使命を果たす。

もう、妖怪では無くなるから。僕は決意した。この世界を抜け出すことを。

1年間限りだけ、違う世界に行こう。心がどんなに遠くたっていつもどこかで繋がっている。

 

    僕についてきてくれるよね。木綿季さん。僕を認めてくれた大事な友達だから。




次回、救火と木綿季は別の世界へ旅立ちます。
UA7419ありがとうございます。
さて、次の世界はどんな世界なのだろうか?
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