「貴様。人間のくせして魔女の仲間かよ。」
赤い髪の少女が言った。
「この世の中をどうする気なのかな?救火君。」
「ああ、決まってる。人を憎む者、人を貶める者、僕は全てを排除する。魔女って実は人間なんだよ。」
そういった処で、無駄なんだろうけどね。
「はぁ、そういったって無駄。どいつもこいつも。・・・・・自分勝手じゃないか。」
ねぇ、救火君。貴方だけは生きて。私は私の奇跡を叶えてもらったのだから。
不意にも、磁石の魔女は言った。
「ねぇ、磁石の魔女、いやいや。裡菜ちゃん、君は本当にそれでいいのかい?」
僕は聞いた。というのも意思の疎通だけどね。
「ねぇ、杏子さん。魔法少女になったのは父を救う為なのでしょ。ならね、人を救う為なら、見逃してくれたっていいじゃないか。」
杏子さんは何かに怯えたようにからだを震わせる。
「てメェ、何様のつもりだ。私に殺されてもいいのか?」
「杏子さん。君は一つ勘違いしている。それは、僕は人間ではない。妖怪なんだ。妖怪なら、人間を…」
そこでいったん話を区切った。
「杏子さん。ソウルシードが濁るのがいやなら僕がキュウべえを騙す。魔法少女にグリフシードを不必要なんだ。貴方だって魔法をつかってないでしょ。」
僕は何のために人間の仲間をしているのかわからない。
ずっと人間の姿をしてきたけれど僕は人間に囚われすぎたのだろう。
磁石の魔女の結界は段々と消えていき、磁石の魔女も薄れていった。
「はぁ、今回のところは無視してやる。だが、次に会ったら」
容赦しない。
しばらく経ち・・・
次の日、僕は木綿季と一緒に正式に学校の生徒となった。
「えっと、この学校に入ってくる転校生を紹介する。各自、自己紹介を。」
「どちらからやる?」
「じゃあ、僕からで。僕は
「僕の名前は
「そんな、緊張しなくても?」
「では、
僕は普段どおりの人間の姿になっているのだが天孤になってからは白い髪と白い眼の少年になってしまった。
休み時間は会話を避けるために姿を消している。
結局のところ、僕は人間を避けていた。周りの人間は気づいていない。
だが、木綿季だけは気づいているが休み時間に話しかけてくることはなかった。
(君がこの世界に来たのは何故?)
「ああ、決まっている。魔女となった友達を救う為さ。)
天狐としてやるべきことをしっかりとやる決意を僕はしたはずだった。
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この話が終わったらオリジナルのストーリーを書こうと考えています。