凜々「自分らでって…こんなのどうするのよぉ!!」
凜々は珍しく尻込みしている。それもそうだ、凜々はオオナズチとは戦ったことがない。
凜々「ぎゃぁぁぁ!!!!」
案の定、凜々は毒液をまともに…
─受けてはいなかった。咄嗟に双剣で毒液を受け流したのだ。
とはいえ、少し毒液をかぶってしまった。オオナズチの毒液は接触毒なので、触れただけで毒が浸透してしまうのだ。
凜々「くっ…ってうわぁ!?」
動きが止まった瞬間、オオナズチが大口を開けて突っ込んできたのである。
ジョーン「オラァッ!」
ジョーンの愛用ハンマー、『THEラグナロク』がオオナズチの頭部を直撃、オオナズチは倒れた。
レイア「霞龍に乗れ!ナイフで刺しまくるんだ!ハッハッハw」
ジョーン「人事みてぇに…ッ!」
言われた通り、霞龍の背中に飛びつき、ナイフを取り出した。
だが、霞龍は暴れ方が他のモンスターとは違い、かなり乗りが成功しにくいのだ。
ジョーン「うお…ッ」
レイア「しょうがないなぁ…っと。」
レイアは崖から飛び降りる途中で抜刀し、オオナズチめがけて大剣を振り下ろしたのである。
ジョーン「おまっ!?あぶねぇよ!」
レイア「ほーら真っ二つになりたくなかったら避けろー!」
その一撃は、オオナズチの脳天を捉え、オオナズチは大きく怯み、倒れた。
レイア「…っ、オラァッ!」
振り下ろした勢いでそのまま横になぎ払った。その一撃が決め手となり、オオナズチの角が砕け散った!
レイア「これで終了!」
ズドンと言う音と共に、オオナズチの頭から鮮血と赤黒い血液が噴き出した。
こうして。いとも簡単に。
霞龍、オオナズチは討伐されたのだった。
─レイア「大丈夫、アリスちゃんの命に別状はないよ。」
凜々「本当!?良かった!」
ジョーン「…なんだこれ」(古龍の大宝玉を剥ぎとる)
レイア「とりあえず、次はどこに向かうの?」
凜々「次は天空山よ。目標はジンオウガ。」
レイア「私、手伝おうか?これから暇なんだ。」
ジョーン「ほんとか?頼むよ。」
アリス「…お腹空いた…」
いつしか4人は、パーティの仲間の様に親しくなっていた。
─お母さん!お母さん!
─なぁに?
─この鳥さん、怪我してるの。治る?
─あら、×××が助けたの?
─うん!
─凄いわね…でも
─お母さんは、助けてくれなかったのね─
レイア「うわぁあ!!!」
時計は2時。
全身汗だくでレイアは悪夢にうなされていた。
レイア「はぁ…はぁ…」
レイア「…ごめん、母さん。」
アリス「レイア?大丈夫?」
レイアの叫び声を聞きつけたアリスが心配して部屋に来た。
レイア「…大丈夫だよ、ちょっとこわーい夢見てただけだよ。あはは…」
アリス「とてもそうとは思えないけど。昔、お母さんに何かあったの?」
レイア「…聞こえてたのか。」
アリスは黙って頷いた。
レイア「…しゃーねぇな。話すよ。」
伝説は、語り始めた。伝説となった経緯や、ハンターを続けている理由を。
…精進します(((