雷電D×D   作:生麺です

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タイトルでもうお分かりかと思いますが、
今回も
誰かが
壊れます。


斬ノ拾漆 私は久々にネタに走れて満足です

フォースと共にあらん事を、雷電だ。

 

前回同様作者がバトルフロントにハマり過ぎて更新が危うい感じになって来ているようだ。

いい加減にして欲しいものである。

 

それはさておき、屋上から部室へ戻ると話はとっくに終わっていたようで、一誠は入ってきた俺達を見てどういうことだってばよ...とでも言いたそうにこちらを見ている。

 

「ふむ、話はもう終わっている様だな。

何も言わずに途中退席したのは申し訳ないが、こちらにも多少事情があってな」

 

「いえ、いいわ...訳ありなのはその様子を見れば分かるしね。小猫のそんな様子、初めて見たわ......ちゃんと説明はしてもらえるのよね?」

 

グレモリーは”俺の腕に自分の腕を絡める白”を変なものでも見る様に眺めると、頭痛の種が増えたとでも言いたそうな具合にそう言った。

 

「あぁ、まぁ.........家族的な?」

 

空気が固まった様な気がした。

 

「は?」

 

「ええい!こちらにも色々と微妙な事情があってだな!!

誤解の無い様に言うが......」

 

その後、短く纏めても補足やなんやで時間を使い、三十分を超える説明を経てやっとグレモリー以下眷属一同を納得させるに至った。

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

「まさか貴方が小猫の話に出てきた”ご主人様”だったなんてね...」

 

「ああ、それについては俺も驚いたよ。

よもや昔一緒に住んでいた猫が妖怪で、更には悪魔の眷属になっていたとはな」

 

「あぁ、また面倒事がっ!堕天使侵入の件だけでも既に大変なのに!!やってられるかチクショウメェェェェ!!!」

 

グレモリーがなんだか良く分からんが壊れた。

 

「部長!どうしたんですか!!部長ォォォォォォ!!!!」

 

テン、テン、テテテン、テン!テン!テンッ!!(MGS:PWゲームオーバー風)

 

なんだか聞き覚えのあるサウンドが流れた気がするが気のせいだろうか?

 

「あー、大変そうな所悪いが今日は帰らせて貰おう。これでもなかなか忙しい身でね」

 

「...分かったわ。

貴方達が過去繋がっていても、私がどうこう出来ることではないし何も言うことは無いわ」

 

「......ありがとうございます部長」

 

「いいのよ。自分の眷属が幸せになるならこの程度の苦労なんて何の問題もないわ!」

 

...白は随分と愉快な、それでいていい王に巡り会えた様だな。

 

「感謝するグレモリー」

 

「気にしなくていいわ。

小猫の為だもの...ただ、泣かせでもしたら承知しないわよ?」

 

「ありえんな...だが、改めて気を付けよう」

 

「そう、ならいいのよ。

後、私の事はリアスでいいわ。自分の眷属の家族にずっと名字呼びされるのも何だか...ね?」

 

「ふむ、ではこれからはリアスと呼ぶ事にしよう。

俺も雷電で構わん」

 

「ええ、よろしく雷電」

 

「こちらこそだ。では失礼する」

 

一通りの挨拶も済ませた所で帰ろうとするとが......

 

「あー、なんだ。白さんや俺は帰らなければならないのだが?」

 

白は力にものを言わせて俺の腕を離そうとしない。

 

「...もう連れて帰ったらどう?今日位なら多めに見るわよ?」

 

どうしたものかと悩んでいると、リアスはだるそうにくたーっとしながらそう言った。

 

「リアス!?何をっ」

 

何を言っている、言おうとした言葉は白の輝き溢れる期待に満ちた目を見てしまい言葉を詰まらせる。

 

「.........致し方ない。だが、親戚が来ている故、悪魔やらなんやらの話はNGだ」

 

「......大丈夫です。ご主人様に迷惑はかけません!」

 

本人がそう言うのなら大丈夫なのだろう......多分。

 

「では今度こそ失礼する。行くぞ白」

 

「......はい。皆さんお疲れ様です」

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

二人が退出するのを見届け、俺は訳が分からなすぎて飛びかけていた意識を戻す。

 

「あぁ、雷電に小猫取られた〜」

 

「行儀が悪いですよリアス」

 

「だってぇ...」

 

はい?

 

ちょっと待て、今の誰だ。

 

「朱乃だって彼に気付いてもらえなくてイラついてたくせにぃ〜」

 

「そんな事ありませんよリアス?」

 

「ひっ、ごめんなさいぃ...」

 

聞き間違えでなければ、やはり今の声の主は部長...リアス・グレモリーの様だ。

 

「これがキャラ崩壊ってやつね...」

 

夕麻ちゃんが何かを言っているが、目の前で起きている事のインパクトがデカ過ぎて頭に入って来ない。

 

「でも、子供の時の事なんていくら何でも覚えてても分からないと思うんだけど?」

 

「リ・ア・ス?」

 

「うぅ、分かったわよもう言わないわ!

...そうだ、イッセー!私の新しい眷属!!この傷心な私を慰めて頂戴!!」

 

「え?えぇっ!?」

 

部長は急に立ち上がったかと思うと座っていた俺にダイブ。

 

「ちょっ!あなた何をしてるのよ!イッセー君から離れなさい!!」

 

「なによー私は自分の眷属とスキンシップを取ってるだけなんだけどぉ?」

 

俺は部長と夕麻ちゃんの間に挟まれて、腕に伝わる感触は幸せだが雰囲気は地獄というなんなんだこの状況は。

 

「我らが部長VS天野夕麻!兵藤一誠君を巡る世紀の一戦が今始まる!!」

 

唐突に始まる木場の実況みたいな何か。

 

「あの方には自分で気付いてもらいたいんですの、叶わなくてもそれが私の理想...フフフ」

 

何かヤバイ笑いを浮かべている姫島先輩。

 

「雷電、助けてくれぇ...」

 

 

▽▲▽▲▽▲▽

 

 

「ん?」

 

「......どうしたんですかご主人様?」

 

「いや、今一誠の助けを求める声が聞こえた気がしたんだが...気のせいか」

 

今日も世界は一誠という犠牲を得て回っています。




はい、部長崩壊しました。
朱乃さんも謎の設定が適用されておかしい人になりました。
ついでに木場君も片鱗を見せつつありますねぇ。

ま、しょうがないね!
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